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うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
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いつのことだか、思い出してごらん~

こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

あの頃、あなたは何をしてましたか?

思い出すなあ。
無邪気で一途だった頃…
(ウソばっかり)

******

□1
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html

5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭にて。

------
今回は、
「ひかり1975ひよこ2005」
(2005初演)
の見どころを紹介します。

------

電車=
ひよこ、ながら、うそと、
その運転士=
ハンガー猛、メイド、れんこんが、
1975年に消えた幻のひかり号を探しながら、
博多目指して競争する2005年のお話。

今も活躍するキャラクターが続々出てくる作品だが、
2005年当時の設定なので、
今では見られない【覚醒前】のキャラクターを見ることができる。

・メイド【覚醒前】
まだ「ヤギのお母さん」に目覚めていない。
無敵キャラになる前なので、かなり控え目だ。
鵜を可愛がるところに、お母さんの愛情的なものは垣間見える。
犬と組むと最強なのが、この作品で知られることになる。

・れんこん【覚醒前】
大陸から出てきて、苦労を重ねる健気な女性。
というキャラを装っているが、
後に地を曝け出し、政界進出を果たす。
車体の「うそ」が意地悪キャラなので、
本作でれんこんのキャラは見えづらいが、
後の覚醒を考えると、「れんこんあってのうそ」である。

・ハンガー猛【覚醒前】
「時速80km以下だと爆発する」
都市伝説がまだ信じられていた。
本人も確信してた。
純粋に、ただひた走ってた。
ハンガーがひよこに乗っているのではなく、
ハンガーがひよこを持って走ってた。
後に我に帰り、己の存在を問うたり、
やらせに怒るが、気付くの遅過ぎ!

2005年というと、
ちょっと前のようだが、
干支一回りしてる


あの頃のカープは弱くて、
エースの黒田と4番の新井がタイトル獲っても、
貫禄の最下位だった。
市民球場もボロくてガラガラで、
コアなファンが集うネタの宝庫だった。
あれはあれで、いい時代だった。

国内政治は、
小泉新自由主義の嵐が吹き荒れ、
「こいつ最悪だ」と思ったが、
もっと最悪がいるなんて思っても見なかった。
野党も「民主党頼りねえな」と思ったけど、
もっと頼りねえ民進(以下略

時は流れたが、
時を超えて、旅は続くのだ。

------

○出演

【てんこ】

トレーニングの成果あって、
年々パワーアップ。
名古屋ウィメンズマラソンで
自己ベストを更新。
今年は酉年よ!
文句ある?
チョーーー!!!

BEFORE


AFTER
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/photo/20161231.jpg

【しなやかしなちゃん】

ネコは100万回生きる。
大宰府で道座ネコ、
松の廊下で浅野たくみゃーの頭、
漱石を名乗り、
まさおか子規と野球もした。
たみさんは野菊が好きだが
ネコさんは野宿が好きだ。
今年も十二支に入れず残念だ。
みゃあ!

BEFORE


AFTER
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/photo/20170129.jpg

【ガーギー木村】

ヤギのお母さんは最近多忙で、
限られた稽古時間に
搾り尽くさんばかりに
アンクル・ギャグが冴え渡る。
最近度々ボスと
脳内がシンクロする。
タンスも鍋も繋がってる。
ホーホホホ

BEFORE


AFTER
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/photo/20160508.jpg

○開演時刻

5/4(木) 19:00
5/5(金) 14:00
5/6(土) 14:00
5/7(日) 14:00

・詳しいタイムテーブルは、4月15日(土)に発表します。

○チケット
2000円

両方見れて同じ2000円、特別前売券発売中!
とりあえず買っておこう。
うん、そうしよう。

うぃっと直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/


○劇場
あさくさ劇亭
台東区西浅草2-8-2
地図
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/photo/gmap5_.gif

桜も咲き始め、盛り上がってまいりました。
公演まで、あと5週間。

(つづく)

******

地元の中学の校歌に
♪潮の香匂う 朝まだき~ とある。

東雲、曙、有明、
このあたりは夜明けを迎える土地柄なんだな。

また来襲。

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こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

平仮名を忘れてしまった気の毒な作家もいるようですが、
よめない、かんじない話も世の中にはあります。


まさおがやられたぞ。

ヤツは5人目にして完璧な存在。

こうなったら俺たちが。

一番目は俺、いちお(一男)。

曲がり角には気をつけろ、てぃーお(T男)。

げなんじゃない、したお(下男)。

俺たち4人でまさおの仇を…

あれ?4番目はどこ行った?

4番目っていうのやめろよ。
ちゃんと名前で呼んでやれ。

あれ?何て読むんだ?

お前読めないのかよ。

いや、だって、
本人も読めてなかったよあれ。


******

□1
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/

5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭にて。

○開演時刻です。

5/4(木) 19:00
5/5(金) 14:00
5/6(土) 14:00
5/7(日) 14:00

・開場は「概ね」30分前です。

・基本的に各回共どちらか1本の上演となります。
詳しいタイムテーブルは、4月15日(土)に発表します。
運が良ければ「2本続けて」もあるかもしれませんが、神の味噌汁。


○両方見れて同じ2000円、特別前売券発売中!

日時指定ナシで
「ふにゃばし」「ひかり1975ひよこ2005」
1回ずつ観れる、特別前売券発売中。
※公演期間内有効、1本しか観れなくても払戻しはナシ。

1本分と同額なので、とりあえず買っておこう。
うん、そうしよう。

うぃっと直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/

------

「ふにゃばし」
好きって気持ちだけを信じて‥
(1993初演)



木のベンチ 改札をぬけると
だらだらとつづく坂道
そう 坂道をぬけると
きっと海 海がみえてくる

でもどこまで行っても
あるのは工場ばかり
海は埋め立てられて
ずっとむこう

このむこうにJR線があって
そのまたむこうにJR線があって
おどろいたことに
そのまたむこうに工場と倉庫があって
海はずっとむこうだよ
きっときみが生まれてくるまえから
海は遠かった

そうそう、
このむこうには遊園地がなかった?
海のプールとか観覧車とか
ほんもののヘリコプターがのれる遊園地
私、子供の時に行ったことがある

遊園地はテーマパークしかないよ
あとはショッピングセンターと
人工スキー場と、
どっちにしても
ここには海がないわけだ

でも感じる
海を感じる
気の遠くなるような太古の昔
ここは海だった
海をこの場所に
かえしてやりたい



------

「ひかり1975ひよこ2005」
(2005初演)


運転士=ハンガー猛。
事件現場のレポでいつも活躍している。
車体=ひよこ。
うまれ故郷は博多ときいて、
希望に燃えている。
時速30万kmで走ると言われるが、
乗客を乗せた場合、500km程度。
長良川までひとっとび☆”

運転士兼乗務員=メイド。
犬を連れている。以下略。
車体=ながら。見ての通り。
おや、そちらも長良川ですか?

本日の乗務に際して。
「伝説のひかり号を追え」!!
新幹線が博多開業して今年で30周年。
黒鉄ではお得なキャンペーンを用意してます!!
「闇に消えた幻のひかり号」をみつけて下さい。
じゃ、お先に

運転士=れんこん。
けなげに生きるれんこん。
車体=うそ。鳥のようだ。
ひよこ・ながら・うそ、
これはチキンレースだったのか。
待て、そこの遅いの!

遅いって、牛じゃないんですから。

遅いランナーはね、
「汽笛一斉繰り上げスタート」だよ。
おい、置き石があるぞ、そこ!

うわっ!



う・そ☆
お前どういう運動神経してんだ?

カンベンして下さいよ

------

○演出として、今回の見せどころ。

劇亭は教室みたいに小さい空間だが、
そこを3人で満たすというのは、
エネルギーもいるし工夫も必要だ。

それを今回は「ふにゃばし」は二人でやる。

「ふにゃばし」は島ごと砂に消えてしまった遊園地のお話。
風景そのものを二人の役者でどう出すか。
俺が月だ水だ大地だ太陽だ!ってくらい、
…圧倒的なものを見せられるか。

視覚的にも時間的にも、実物の寸法に合わせて作ることは、
少なくともうぃっとの置かれた環境では不可能だし、
あまり意味もないし、そもそも追求していない。

当然、観る人の想像力に働きかける割合が大きくなる。
空間をねじ曲げたり、縮尺を騙すことだって必要だ。
例えば、狭い空間でも、1mの距離と5mでは全然違う。

それって奇をてらったことではなくて、
演者も観客も、自ずとやってることだ。

とびきり上手いとか、
踊れるとか、本物みたいとか、
仕掛けがすごいとか、
そういうの全然ないけど、
度肝を抜く。

そんな静かに凄みのある芝居です。
もちろん、法螺に決まってます。
いい夢をみに来てください。

(つづく)


******

ハンガー猛は時速80km以下になると爆発する。
「止まらない男」
一男、T男、下男の次は、こいつだったのか??
真相Y蟹。

また来襲。

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再演って言っても、今やれば今の作品になるんだよね。

こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。


○今週の名作劇場

まさお:タミさんは野菊のような人だ

キョロ:ネコさんは野宿のような人だ

赤ネコ:僕は野宿が大好きだ

******

□1
うぃっと第52回公演
5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭にて。

うぃっと名作劇場。
二人芝居と三人芝居、
どっちが観れるかは運次第?

二人芝居は前回紹介した
「ふにゃばし」。
では三人芝居は?

------
T:改造きっぷは違法です。
改造きっぷは違法です。
改造きっぷは、まだいい方です。

黒鉄のお仕事は毎日たいへんでーす。
トイレを掃除してると、
毎日サリンが撒かれていると大騒ぎ。
シャッターを開け閉めすると、
人が挟まれて死んでたり。

でも電車に乗ってれば安心でーす。
ちゃんとマークを見てください。
ヘッドマークのところに
「欲望」って書いてあれば大丈夫。
…ピンポーーン。
ブーーーッ。
そんな電車はありません。
う・そ!

C:本日の乗務に際して。
「伝説のひかり号を追え」
クリックマイルキャンペーン!!
1975年に新幹線が博多開業してから今年で30周年。
黒鉄ではお得なキャンペーンをいっぱい用意してます!!
「闇に消えた幻のひかり号」をみつけて下さい!!

G:ひかり号を追いかけながら、
チェックポイントでクリックすると10マイル、
情報を掲示板に書き込むと50マイル、

C:さらに、ひかりを発見すると800マイル、
一定区間並走すると1000~10000マイル、
勝負に勝てば最高10万マイルがあなたの手に!!

G:鉄道なめてないか?

C:きっと緊張をほぐすための、何とかだよ。
じゃ、お先に
------

「ひかり1975ひよこ2005」
(2005初演)

「幻のひかり号を探せ」
ひよこ、ながら、うそ、
3台の電車が東海道を駆け抜ける!!

君には電車の気持ちがわかるか?

チラシ、来週には仕上がります。
しばし待たれ!

------

○作者として、何を追うか?

過去の作品を完璧に再現したとしても、
「2005年の作品を再現した2017年の作品」だったり
「1993年に1970年代を描いた作品を2017年に再現」してることに他ならない。

やってるのは今だもん。
いくら舞台作って、
設定ギチギチに守って、
携帯の電源切ったって、
観てるお客さんの年齢や経験値まで戻すことはできない。

だからそこで悩まない。
書き直したり順番変えたりもするし、
そのまま使ったりもする。

まして初演を観た人なんてほとんどいないわけで、
「新作です」って言ってもバレないし、
今慌てて書いてる台本を
「実は何十年前の作品で」
…わかりゃあしねえ。

じゃあ「昔の作品です」って言っても意味なくない?

いや、そんなこともないさ。

芝居なんて、夢見てるみたいなもんだから。

現在と過去が同居してて当たり前なんだよ。
「あの時代にこんなこと言いそう」な台詞が出てくる。
だが厳密に言うと
「その時代にはそんな言い方しなかった」。

だから何だ?
そんなリアリズムを追ってどうする?

夢見てる最中に、寝言で起きたりする。
それも夢のうち。
見てしまえば一緒くた。

劇場で赤ん坊が泣いたって、それだって込み込み。
うちの芝居はそういうとこ。
ガキは連れてくるなとか苦情言われても困る。
それならよそ行ってくださいと言うしかない。

ズレとか誤用とか、
あるようでない表現が面白かったりする。
時代が違えば正解になっちゃったりもするしね。

それを確固たる信念を持って、やる。
走り出したランナーを、確信を持ってタオルでくるむ。

再度、言う。
芝居なんて、夢見てるみたいなもん。

ウソやデタラメ、ノイズだらけの中に、
見えてくる、つかめるものがある。


つづく。
次回は「演出として」。
お楽しみに。

□2
UG5「アンクル・ギャグの宴」より、
「あれって結局、何?」

第2回は、スクリーンの裏でゴニョゴニョ動いてた
「今年の豊富」

------

T:今年の豊富。
今年もいっぱい獲れました。

(C、裏で着替え)

G:恐岩農場では、おじいさんを牛にして育てている。

T:甘いあまーい 牛になれ
大きな大きな 牛になれ

G:畑で寝かせておけば獲れるから、ラクなのよね

T:でも雨で流れちゃうかもしれないし

C:今日、雨で流れたのは、
甲子園球場の阪神vs巨人戦と、恐岩農場のおじいさん

------

恐岩農場ではおじいさんを牛に改造して出荷していた。
(UG3「三ドブミュージック」より)
牛なのに植物扱いだし。
恐ろしい話だが、フィクションだから許してくれ。

畑で一生懸命育てていても、
野球の試合みたいに大雨で流されちゃうこともある。

え?
何で阪神巨人かって?
金満球団が目立つの嫌いじゃなかったっけ??

いや、そこは、
勝者の余裕ですよ、ハッハッハ…


マツダスタジアムの試合も雨で流れまくらないかな?
そしたらチケット買えるぞ(不謹慎)


******

うちの女優は名古屋ウィメンズマラソン走ってます。
ボスは珍しくお留守番。

ではまた。。

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持ち上げられて、落とされて。
埋め戻されたゴミがぼやいてる。

「急に冷たくするなよ。
僕たちしんゆうじゃないか。
漢字で書くと森友だ」

こんばんは、
うぃっとのボスの
しなやかしなちゃんです。

あっという間に3月ですね。
チラシと台本上げるまでは、ボスモードです。


○箸棒カルタ

「つ」 土の下にもベンゼン
「お」 溺れる者はwaterをもつかむ

東も西も、
都合の悪いものはアンダーコントロール。
だが水なんてつかめない。

※箸棒カルタ
=箸にも棒にもかからないものを集めたカルタ。


□1
ピーナッツの殻のつづき

歴史に残らない、ほとんどの俺たちは、
ピーナッツの殻のように棄てられ、
忘れ去られる。
そして東京の土地になるのさ。

------
C:はい、それでは今日は環境の観点から日本の都市をみていきましょう。
ある街ではコーヒーのくずを固めて、道路の舗装に使っています。

T:先生!
会社のくずはどうするんですか?

G:うちのクラスのくずは?

C:はい、いい質問です。
会社のくずは、固体にして かみなりおこしにします。
そうです。
そのかみなりおこしが、東京を形づくっているんです。

T:じゃあ東京はくずでできてるんだ。

(「愛地急迫」
初演=2005.5「ひかり1975ひよこ2005」)
------

相当有名でも、歴史に残るに至らない。
石原だって見る影もない。
青島なんてもう忘れられてる。

みんな地面に埋められる。
東京トチジって言うくらいだ。

かみなりおこしなら、
そんなに悪くもないだろう。
いい奴も悪い奴も、
土になったらみなごっちゃ。


用があるのは中身だけ。
殻を棄てるだって?

お前がゴミだと思って棄てたのは、
ピーナッツにとっては本体だ。

殻「ボクは中身を詰めればまた使えるよ」

ピーナッツの中身は売ってても、
殻だけは売ってないだろ?


□2
前回の作品より

今更忘れちゃった?
UG5「アンクル・ギャグの宴」より、
「あれって結局、何?」

第1回は、スライドで流したオープニング。
「ホームルーム」
(初演=2004.5「海神L。」)

------
C:おそれながら申し上げます。
戦場において、目的を達成するためには
手段など選んではいられないのが現実でありまして、
そういった人道だか牛道だか知らないけど生ぬるいことを言っていると、
おまえが煮て食われてしまうぞと教えてくださったのは先生でしたよね。

T:毒ガス、落ち着け。時代は変わったんだ。

G:そうだよ、誰もお前のことなんか怖くて食ったりはしないって。

C:たしかに時代は変わった。
もう平和だの愛だの花だの武器を捨てるだの眠たい話はどこでも通用しない。
お前だってそういう場になれば人をメッタ刺しにするのは見えてるし、
先生だってそうですよね。
覇気のない生徒の5人や10人、撲殺したところで誰も咎めやしない。
本校でも軍事教練を復活させるべきだと……あ゛……

G:発作とは上手く付き合わないとね。

T:あまり頼りすぎるのはよくありませんが、本人のためにも薬は必要ですね。

G:そうそう、くすり・くすり、

♪ラララ 人生に疲れたら くすり くすりの再起堂

あ゛――――――っ

♪ツボにしっかりポチっとな たちまちあなたもリフレッシュ
ま~た1から やり直そ くすりの再起堂 

C:再起堂は、学園の平和にも貢献しています。

G:軍隊は自由と民主主義のために利用しないとね。

T:では、今日のホームルームを終わります。
------

「70歳で高校生」
軍国主義の毒ガスが発作を起こすので、
ポチッと押して再起動して事なきを得た。
他愛のないコント。

ホントのツボは、その後。
「平和に貢献する」
「自由と民主主義のための軍隊」

来年、道徳が教科化されるそうだが、
何が湧いてくるか楽しみだ。


□3
次回公演について。

うぃっとの次回公演は、
5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭で行います。

次回は再演です。
うぃっと名作劇場。

二人芝居と三人芝居、
どっちが観れるかは運次第?

今回は、二人芝居の演目の発表です。
パンパカパーン♪

------
やみのなか
いくつもの川をこえて
いつかきたまち
にたどりつく

やみのなか
いくつもの川をこえて
いつかきたまち
海のプールがあり
観覧車があり
ヘリコプターに乗れる
といううわさのあった遊園地
------

1993初演
「ふにゃばし」
好きって気持ちだけを信じて‥
(※正式表記は漢字で舟へんに2八)

------
この街はあまりに美しすぎて‥‥
はげ落ちた彩色、
割れたコンクリート、
うす水色のプール、
汚れたガーデンテーブル、
コーラの看板、
夏のサウンド、
壊れて乗りすてられたカート、
捨てられない想いの数々、
切り落とせないわが身の一部、
------

今世紀のうぃっとでは
あまり見られなかった
詩的な作品です。

20代の目に映った廃墟を
廃墟に片足突っ込んだ
50代の俺たちが
いかに調理するか。

あと2ヶ月、
楽しみにお待ちください。

ではまた来襲。

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○今週のオヤジの小言

「一文字違いのもったいない
かたじけないは ありがとう
かたづけないは ごみやしき」

こんばんは、うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
先週に引き続き、ボスモードで行きますね。

書くまでに5日かかりましたが、1時間で書き上げました。
一気に読むと、空気が伝わりやすいかも。
↓ ↓ ↓

******

○ピーナッツの殻

前回チョロっと書いたけど、
昔の写真を引っ張り出して、整理整頓してる。
具体的には、データ化したり、検索しやすいようにタグ付けしたり。

昔のことに囚われて、前に進むのが重たい人がいる。
物が溜まって身動きの取れない人がいる。
そんな人に、こういう言い方する人もいる。

「そんな後生大事にとっといてるけど、
あんたの集めてるもの、
それってピーナッツの殻だよ。
ピーナッツの殻に名前付けて、
これはいついつの何の時のって。
意味なくない?」

過去はサッパリさせて、いい加減前に進め!と、
重い布団を剥ぐようにキツめの一言。
それはそれでわかる。

だが、人生の反省期に物や歩みや思い出の棚卸しをしていて、
根本的な落とし穴がそこにあることに気づいた。

私たちもまた、
ピーナッツの殻として棄てられる運命だと。


○地元の地域活動に少し関わってる。

私の住む江東区の辰巳は新しい街で、
団地と小学校の歴史がほぼ街の歴史と言える。
大体50年。

辰巳団地や辰巳に古くからある集合住宅の自治会=住民の人たちが、
この地域を築いてきた。
住みよい街にしてきた。

何百年続く大地主も居ないし神輿もない。
先輩方がどれだけ大変な思いでここまで築いてきたか、
私は途中からしか見てないが、想像することはできる。

今、団地は建替え時期に入っている。
建替えそのものは必要なものだし、やっと実現したとも言えるもので、
そこに異を唱えるつもりは全くない。
そもそも当事者でもないし。

だが50年近くかけて熟成されてきたこの街の風景、
その場で築かれてきたコミュニティ、
それらは目に見える形としては消えてしまう。
大きく変わってしまう。

「人がいるじゃないか。
人さえいれば繋がる」

それは間違いではない。
だが都営住宅を中心とした集合住宅ばかりの街は、
人の入れ替わりの激しさ、流失の多さが宿命だ。
団地で育っても、大人になったらほとんど出て行く。

世帯を持ち子どもができると帰ってくる場合も多いが、
人の繋がりが保ちにくい、切れやすい地域だということは、
20数年住んできて身を刺すように実感できる。

結果、何代も続く家も寺も神社もなく、
形も残らず歴史も記され引き継がれない。

この街も、そしてそこに住む多くの貧乏人の俺たちも、
ピーナッツの殻のように棄てられ、忘れ去られる。

布団の上で死のうと、
車にはねられて死のうと、
11階の崖から落ちて死のうと、
「歴史として語り継がれない存在だ」ということは、
ほぼ予測できる。
結末がわかった上で、何も知らない顔して生きている。


そんな思いを巡らせてると、
相棒が千葉・八街の落花生を土産に買って帰ってきた。
なんてタイムリーなんだ!!!


○私は大河ドラマは見ない。

その作り手やファンの人を嫌ったりケチを付けるつもりは全くない。
歴史を伝えることや歴史上の人物が嫌いというわけでもない。

だが私はあの手のドラマが無理だ。
見るのはキツイし見たくもない。
あの独特の重い空気が苦手なのもあるが、
それ以上に言えるのは、

作り手の意図がどうであれ、
そこに現れる歴史は、
名を残した、勝者の、支配者のそれになってしまう、
少なくとも視聴者にはそう伝わってしまう。

「ああ、何々将軍や何々家、何々様の時代だったんだ」と。

そんなのが家の襖の向こうから流れるや、
私はピーナッツの殻にもう少し拘りたくなる。

偉い何様よりも、
日々通り過ぎてしまうわれらの日常の方が、
もっと目を向けて、大事にしなきゃいけないだろ。
笑って、泣いて、食って寝て働いて、
ケンカしたり、バカやったり、愛し合ったり…

もちろん形や外側よりも、実の部分の美味しさが一番なんだけど、
実はいつまでも残らないし、本人たちが食べてしまう。

だが、人間には想像力がある。
香りや味が思い起こせるくらいの殻は取っておきたいなと。


○で、結論は?

…だからよぉ、
生だよ、今だよ、ライブだよ。
生身の舞台を観ようぜ!


うぃっと次回公演
5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭にて。


失礼、最後は宣伝になっちまった。
マインドだけじゃなく、
興行って意味でもボスの役目は果たさなくちゃな。

ふたり芝居と三人芝居。
公演タイトル、開演時刻などは、
また今度のお楽しみだ。
(つづく)

*******

明日は青梅マラソン走ってきます。

それでは、また。

拍手[0回]

3週間ぶりのメルマガとなりました。
こんばんは、うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
今回は作者モード、ボスモードで行きますね。


○過去へ旅していました。

今回、20数年前の作品を再演するにあたって、
作った当時の空気を感じ取りたくて、
その頃の写真や旅行の記録、
手帳やレシートまで引っ張り出して、
(レシートは現物はほぼ残ってなくてメモかデータだが)
部屋じゅううわーーーっ!て感じに。

「この時こうあったが、あれはどういうことなのか」
「この場所でこの服装でこの人といるってことは、
これはいつの時期の写真か?」

特に写真などは、その時期に限らず、
前後との繋がりや、遠い昔や現在までどんな道を通ってきたか、
なんて考え出すと、結局全部ひっくり返して、
ついには遠く高校生の頃まで遡った。

自分自身に関する物の保管について、
相当な自信とこだわりを持ってた私だが、
「模様替えが大好き」弄り回し過ぎるのが祟ったか、
残存する写真とネガの絶望的なほどのミスマッチに、

「時は流れ、お前も歳を取り、抜け落ちて行ったのだ」

そんな現実を突きつけられた。


○自分の一生は実はもう終わっていて、
今はその体験を振り返っている状態なんじゃないか?

生まれて半世紀を過ぎて、
そういう目線で世の中や人生を視ることが多くなった。

もしかしたら、自分の人生の結末はろくなもんじゃなくて、
崖から落ちるとか、
車に轢かれてグシャグシャとか、
今まさにその瞬間なのかもしれない。
そこで今までの録画がうわーーっと再放送されてるってやつだ。

で、その結末を実は体が知ってるから、
「行くぞ!」と思った時にわけもなく足がすくんだり、
体が固まって拒んだりするのかもしれない。

だってさ、前へ前へズンズン進んだ先は、
落ちるしかない崖なんだぜ。


そう思いつつ、
「でもどうやっても最後が決まってるなら、
何を悩んでもためらってもしょうがない」
そんな風にも思えた。

「人生を、生きることそのものを、楽しまなくちゃ」
だって、もったいないじゃん。

そうやって気を取り直して、
やっと今日の1日を何とか歩くことができるのだが。


○先週芝居を観た。

高校の一つ先輩で、
直接関わったり話したことはほとんどなかったけど、
顔は知ってて姿は見てた人。

ほら、世の中にはいるでしょ。
「顔を見てるだけで面白い人」
わからない?
理屈じゃうまく言えないけど、
見てて面白い人は、何をどうしたって面白いんだよ。

そんな人が同じ東京で、
俺とは全然接点なかったけど、
やっぱり作品をつくり、公演をやっている。
ええのう、長生きはするもんだ。

舞台の内容はヘンチクリンな童話。
味わい深い12人の生き物がとっかえひっかえ、
その世界でガチャガチャ騒ぎながら生きる。

うぃっとの芝居は「小学生のお楽しみ会」に近いが、
ここの出し物も大雑把に言ってこっち側だ。
なので、私にとっては観やすく疲れにくいものだった。

で、いろんなお話見てて、
幸せな結末とか、思い通りになるとか、
道理が通るとかまずないんだけど、
そこで生きてる者たちが、
何と生気に溢れ、潔く、しぶとく、輝いていたことか!

そんでもってふと、
話は戻るけど、
自分の一生とその結末がどうちゃらについて思い出した。

「ああ、それでいいんだな」

遥か遠くの崖に向かってロングスパートってのも、
それはそれでカッコイイじゃないか。


以上が感想であります。
ありがとうございました。

『ラプンツェルたち ~うろ覚えの童話集~ それから』
かもねぎショット
http://kamonegi-shot.net/


*******

あなたの人生も私の人生も、
最後は崖かもしれないし、何も保証はできないが、

「俺について来れば面白いことがある」

願ったような楽園なんて、そうそうないぜ。
だから俺が楽園になる。


うぃっとの次回公演は、
5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭で行います。

それでは、また。

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寒い。
今日の昼間はそれほどでもなかったけど、
一昨日とかはホントに寒かった。

こんばんは、ニコちゃんです。
寒さの極にあると、何もかも進まずに時が経ってしまいますね。

寒いだの暑いだの疲れただの、
何のかんの言ってしょっちゅう止まってる気もしますが。

このままだと棺桶に直行しそうなので、
凍った頭を溶かしつつ、文字を打ってます。


ひとまず、次回公演の日程が決まったので、お知らせします。


○公演日程について。

うぃっとの次回公演は、
5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭で行います。

次回は再演です。
うぃっと名作劇場ですね。

メンバーの事情で、
二人芝居と三人芝居を用意しなければならない現状です。

先日のUG5では、同じ台本をベースに二人用と三人用で構成・演出しました。

「同じ作品でやれば、別に二本やるよりは楽なんじゃないの?」

…たしかに。
ただどうしても、二人でやってる時に
「いないもう一人」を感じてしまう。
意識するなと言われても、無理だ。
この15年、ずっと三人でやってきたのだから。

役者がそうなんだから、お客さんにもそれは伝わるし、
寂しい思いをさせちゃったかなって反省はある。

もちろん「いない一人」を際立たせて作る方法もあるし、
そうやって作ったシーンもあった。

けれども今度は「三人ものは三人でやりたいな」と思った。
じゃあ二人しか出られない時はどうしよう??

そう思った時に迷うことはなかった。
うぃっとは90年代は、二人でやってたのだ。
二人用の作品を、やればいい。

というわけで、
≪二人芝居と三人芝居、変則二本立て≫で行きます。
だいぶ昔のものと、少し前のもの。

いつの回にどっちをやるのか、
詳細が確定するのが公演間近になりますが、
大体の線を決めて、準備を進めていきます。
(この辺は33年やってるから、
あれとあれとあれを押さえれば大丈夫!ってのは心得てます)

近々、演目と開演時刻をお知らせしますね。

ひとまず、
5月4・5・6・7、うぃっとの公演です。
予定空けといてくださいね!!

******

「できない」じゃなくて、
「やれるようにやるしかない」
「やってみなきゃ道は開けない」
思えば、うぃっとの歴史はその連続でした。

もう一歩進んで
「これ無理じゃない?」って状況から
悠々とやれたらなと思ってます。
もちろん無理な状況にしないのが基本ですが。

今一番「うわあ、どうしよ」って状況は、
そうだな、
「新入団員が一挙に10人入った!」
これって相当パニックだと思う。

でもそれに立ち向かえればまた強くなれる。
われらに試練を!
↓ ↓ ↓

うぃっとは新メンバーを募集してます。
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/member04.html


それでは、また。

拍手[0回]

年が明けてあっと言う間に1週間経ちました。
こんばんは、ニコちゃんです。
今年もよろしくお願いします。


2016クリスマス公演
UG5「アンクル・ギャグの宴」
12/23-25
あさくさ劇亭 にて。


ご来場ありがとうございました。
来られなかった方は、残念、また今度…


うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

うぃっと32年の歴史の中でも、
これだけショートコント集っぽくなったのは初めて?
演劇というより、かなりお笑いに近い構成になった。


今回はガーギーがいない回があって、
三人用の台本を二人用に直したり組み替えたり、
直前まで最近にない慌しさ。

いやあ、公演の準備の簡略化がだいぶ進みましたよ!
「少ない人数・時間ではこうやれば」ってのが、だいぶ見えてきた。

Qシートとか、専門の人が見たら怒り狂うような簡潔な表記だし。
引っ込んだ時にどっちかがパッと操作するだけなので、
細かくこだわりようもないから。
音響なんて映像と込みでパワポで済ませちゃったし。

仕込みも二人、日中は一人だったので、
小屋入りしてからも息つく間もなく本番が!


そして、いきなり二人芝居ですよ。
ガーギーが入ってからはずっと三人だが、
20世紀中は二人芝居が基本だった。

が、当時はもっとシリアスで詩的で
娯楽というより芸術寄りの芝居をしてたんで、
笑いの間合いとか絡みとかが、
ずっと二人だとなかなか難しかった。
その分新鮮だったし、勉強にもなったけどね。

「次のシーンもガーギーはいない、
助けてはくれないんだ」

出る人は替わらない。
同じようにやってたら飽きられる。
いろいろ工夫しました。
それこそ小学生でも考えそうなことから、
バカにせずコツコツと。


それでも、お客に笑かされたりもう大変でしたよ!!!

持ってたボールを回しあぐねてるうちに、
観客に蹴られてゴールされちまったようなもの…
いやはやお恥ずかしい。

「これを機にお笑いの道を歩みます」なんて、
畏れ多くてとても言えません。。。


そんでもってガーギーが来て三人揃ったらば、
おいしいとこみんな奴が持ってっちゃうんだ。
ヤギのお母さんなんて出てきた瞬間に大爆笑。

気がつくと、ギーで回ってた舞台だったんだなって、
今回あらためて感じた。


いや、無事に終わって何よりです。
クリスマスに、舞台で、
お客さんと楽しいひとときが過ごせて、
嬉しいことです。
ありがとうございました。

------

≪アンケートより≫

・今回はギャグネタメドレーという感じでした。
ネタを考えるのに時間使ったんではないですか(笑)
笑えたので年の終わりによかったです。

─「練習の9割が雑談」のうぃっとです。
公演が年2回として、5ヶ月はネタ作りに使ってます!
もうね、味噌もできちゃうくらい。


・途中、参加できてよかったです。

─手が足りないならお客さんの手がある。
こわいで監督のランニングとか、タオル回しとか、
持っててもらえるだけでいいんだ!
とても助かりました。
あなたのおかげで、シーンが成り立ちました。


・ありがとう、楽しかったです。
歌がたくさんあって、すばらしい…!!
たくさん笑えた!!

─どちらかと言うと、苦しい時は歌っちゃいます。
以前全編歌だらけの芝居がありましたが、
台本も演技も裏方も、時間がない、間に合わない、
そのくせ長い、うわあ大変だ!って状況でした。


・今回は人生2回目でしたが、ますますはまりそうです。

─3回目の人生は、何歳から始めましょうか(再起堂)


・おひさしぶりです、てんこちゃん。
ずっと続けていたんだね、スゲェ、って思ってます。
パワーがすげぇ!!

─そうなんです、スゲェんですよウチの女優は。
今年は酉年だから、もうバッサバッサ。




○「面白かった」「印象に残った」アンクル・ギャグ

・薬の再起堂
・つるんでる
・ダイヤモンドはきずつかない
・アシカショーのうた
・エビデンスとガバナンス
・雨神宮ingソング
・ボーゲンとパラレル
・モーモーマンとヨーモーマン
・タオル廻し


○あなたが知ってるアンクル・ギャグ

・トナカイと仲いい


○この30年で出会った「すげえこと・もの・人」

・ニコ先生との出会い


○これからの30年の決意

・何か1つのこと続けたいです。

・ウィンブルドンシニア大会に出場する。


○「こんなものをやってほしい」

・ガーギー木村さんと3人芝居を続けてほしい

・3人ラインダンス

・3人で大喜利


ありがとうございました。



今回は公演の写真がほとんどありませんが、
次号から数回で
「あのシーンは何だったの?」
振り返っていきます。

これからも3人揃って舞台に立てるには、どうしたらいいか?
考えながら、今後の公演予定を立てていきます。

******

正月早々、多摩川でフルマラソンを走り、
地元江東区でまちこさんのステージを観て来ました。

色々学べることがありました。

そのあたりは、次回、書けたら。


ではまた来襲。

拍手[0回]

おはようございます、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
公演期間中につき、
制作担当のニコちゃんは食っちまって吸収しました。

小屋入り初日、仕込みを終えて布団に入り、
台本を見ずに頭からシーンをおさらい。

あんなことやこんなこともあって、
今回は短いつもりだったけどやっぱり大変だと思いつつ、
妄想モードに。

将来自分が動けなくなって、
寝てばかりで見る夢の中でも、
「明日は本番だ。
あとあれとあれとあれを何とかしないと。
うわあ、とても間に合わねえ」と、
苦しみもがいているのだろうか。

その時が楽しみだなあ。
未来の俺のために、今しっかり頑張ろう。
いっぱいステージやろう。

最近そういう視点にやたらなる。
マイブームってやつか?
そんな軽い言葉で語られたくねえな。

******

□1
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」

本日、初日です!
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。

公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/

いよいよ今日からです。
いつも少ない人数でやってて、
しかも私はボスで作品も演出も裏のほとんどもやるので、
正直最近台詞を覚える暇がありません。
(時間があれば他に進めることいくらでもあるから)

出番の合間も裏のオペがあるので、
そこで取り返したり一息つくのもできないし、
もう開演したら終演まで走り切るしかない!状態です。

だから逆にその時間丸々ぶっ通しで
「生き抜く」しかなくてわかりやすいけどね。
変に台詞覚えなきゃとかあるより世界に入れるし。

そんな生きてる最中の
触ると火傷しそうな俺たちに
会いに来てください!

劇場で、おでん温めて待ってます。
(寒くないんだな、これが)

******

□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編

26) ENDING スプレー
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/26.html

------

アリ:ブーーーーン、キキーーーッ。
2015年、ブラック企業大賞に輝いた、
アリサンマ悪の引越センター。

蚊:ブーーーーン、キキーーーッ。
旦那、行きまっせ!



蝿:フ、フ、フフフ。

ア:こないだ、マラソン行ったんですマラソン。

蚊:ほう、どないしたん?

ア:もう筋肉痛が辛くて辛くて、
エイドでスプレーかけちゃいましたよ。

蝿:スプレーはやっぱり欠かせませんな。

ア:これからまた、マラソンなんですよ。

蚊:うわあ、そりゃえらいこった。

蝿:栄養摂って、水分摂って、それから…



ア:…ちゃんと持ってきたんだから、スプレー。

蚊:俺も。

蝿:だよね。

ア:じゃ、行くよ。

蚊・蝿・ア:この虫ケラどもめ!!!!!



End.

------

○誰が出てきたのかと思ったら

虫でした。
しかも3人がそれぞれやってるキャラ。
この揃い踏みは多分初めてだが、強烈だ。

で、いきなりマラソンの話。
筋肉痛が虫にあるのかは知らないが、
どうやらスプレーで対処するのか…

…と思ったところで最後の結末。

スプレーは殺虫剤で、
しかもそれを客席に向ける、
「この虫ケラどもめ」と。

これぞ、正しい寸劇のオチ。
俺たちがアイドルで熱烈なファンがいたら、
前に来て「かけてかけて」になったろう。
(ならねえよ)

※一応心配な方へ。
スプレーでは本物ではなく、
お客さんに浴びせてもいません。
アングラちゃいますから!!

こんなステキな結末が見たい方は、
本日より公演をやってます。
劇場へお越しください。
(また違うお話ですが)

おしまい。

******

ん?
何か言いたげだね、キミ。

うんうんわかった、
話は浅草で聞こう。

拍手[0回]

人はなぜ年齢を重ねると、
疲れ、痛むのか。
こんにちは、ニコちゃんです。

加齢による故障や衰え?
それだけではない。

長年積もってきた人生の凝りと澱。
それが疲労感や痛みとしてうっすら覆い、
シクシクと疼き出す。
思考や視野を狭め、
顔や性格まで歪めてしまう。

まさに時の流れと人の営み
=地球の自転による凝り澱の力

以前、シーンの解説でも紹介しました。
http://wanganwit.or-hell.com/Entry/160/

今回の芝居は、
「苦くてしょっぱい」お話です。

クリスマスとしては微妙ですが、
年の瀬にはピッタリです。
↓ ↓ ↓

******

□1
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」

12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。

公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/

------

例えばうぃっとのボスは、
洗濯機の風呂水ポンプの音に疲れを感じる。

元々モーター音は苦手な上に、
今の洗濯機を買った時に手違いが何回かあって、
結局先端のフィルターがない状態で、
文句言う気力もなくして数年間使い続けてる、
そういう経緯も影響してる。
もっと昔には、ポンプが外れて水浸しになったこともあったしな。

「こうすれば良かったじゃない」とか
外からは何でも言えるし、
言った人にとっては正解なのだろう。

だが、そんなこといくら言われても、
積もってしまった凝りと澱は和らがない。
解消されない。

人間とは、厄介な生き物である。
俺はネコだけどな。


今回のUG5は、苦くてしょっぱい、
理不尽で不条理なテイストに満ちてる。

疲れてると甘いものが欲しくなるし、
寒ければぬくぬくしたい。
それはわかるし、寒風の中に立てとは言わないさ。

だが、苦みに触れ、
これまで歩んできた
人生の凝りと澱を思い起こし、
飲み干すことで、
その疲れを消化し、
人間の厚みや深み、
味わいにするのもいいぞ。

今度の金曜日から。
劇場で待ってるぜ。

(つづく)

******

□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編

25) おくさんの庭 2
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/25.html

------

ニコ先生:もしもし

おくさん:
あのー 今日はニコ先生にお礼が言いたくて
ニコ先生のおかげで、きれいな花が咲いて、
おいしい実がなって、よかったです。
それと、最近やっと虫が出なくなってきたので、
それで、お礼を言おうと思ったんですが、
ニコ先生、何かあったんですか?

ニ:実は私は寒いのが苦手で、
ちょっと体調を崩したようです

お:まあ! 心配だわ!!
寒いのが苦手って…ニコ先生って、
まるで虫みたいですね。

ニ:ああ、よく言われるんですよ。
暑い夏の間は調子がよくて、
あっちの庭こっちの庭と
ぶんぶん飛び回って活躍するんですが、
寒くなると、静かになってしまうんです。

お:ニコ先生って…もしかして、
実はハエ なんですか?

ニ:…おもしろいこと言いますね…

お:ニコ先生って、
本当はハエさんなんじゃないですか??

ニ:ああ、そうですね。
そう言われてみればよく似てますね。
本当はハエさんなのかもしれませんね。
ちょっと私には、本当のところはわかりませんが…
本当にそうだったら、週刊誌には内緒ですよ

お:あ、イヤですわ! 
冗談ですよ。
ニコ先生が本当はハエだなんて、
あるわけないですよね。

ニ:おくさん、私のこと、好きですか?



お:ニコ先生? 
ニコ先生ですよね?
今、何て言いましたの?

ニ:いえ、何でもありません。

お:ニコ先生、大丈夫かしら。
心配です。
お見舞いに行きたいので、
行き方を教えてください

ニ:え?いや、ウチに来るんですか?
そんな、急に言われても…

お:あたしが心配してるのに、
きいてくれないの??

ニ:や、急に来られても

お:いいえ。
ニコ先生ならきっと、
私に来てほしいと思ってる
それにもう、おうちに向かってます!!

ニ:え?!?
わかりました。

お:ニコ先生のおうちは、
地図で見るとこの辺なんだけど…
なんか、私のうちの庭とよく似たつくりに見えるんだけど…
ニコ先生大丈夫かしら?

ニ:おくさん、来てくれたんですね

お:ニコ先生!!どこにいるんですか?

ニ:あなたのすぐそばですよ、おくさん

お:かくれんぼですか?お体、大丈夫ですか?

ニ:心配してくれるんですね



お:ニコ先生のために、
かぼちゃのスープを作ろうと思って…

ニ:おくさん 私のこと好きですか?

お:ニコ先生…
もう!
からかわないでくださいよ

ニ:いえ、ホントにきいてみたかったんです。

お:それってもしかして…
やだ…先生…恥ずかしがって…
ニコ先生、別に怒りませんから、
かくれてないで出てきてくださいよ

ニ:ホントですか?

お:ニコ先生、どこですか?
(ハエがぶんぶん飛んでいる)

ニ:ここです

お:ニコ先生

ニ:私のこと好きですか?

お:意地悪しないで出てきてください

ニ:私はここにいます。
私がどんな姿をしていても、
受け入れてくれますか?

お:誰もいない…ハエが飛んでるだけです…
まさか…

ニ:気づいてくれましたか?
私が実はハエだったとしても、
好きでいてくれますか??

お:いやーーーーっ!!!



ハエさん、きらーーーい!!!!!


赤ネコ:あ、ぶった。

サンマ:♪ぶったら豚によく似てる

キョロ:♪そういうお前もよく似てる

ネ:♪3年前から豚でした

ニ:あれ?
またループしてる。
分岐キー分岐キー…

------

○ニコ先生に会いたくて会いに来たくせに、
勝手にハエだと思い込んで叩いてしまうおくさん。

叩かれたところで話のループに気づくニコ先生。
何度も見る悪い夢のような話だ。

夢は途中で夢だって気づくこともあるし、
そこで若干の方向ぐらいは修正することもできる。

この寝覚めの悪い悪夢に、どんな決着を付けるのか?

次回、最終回
「スプレー」。
お楽しみに。
(つづく)

******

寒い。
何をしてても寒い。
こたつに入ると眠くなる。

公演まであと6日。
また来襲。

拍手[0回]

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