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うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
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人間には三つの欲がある。
食欲と性欲と、
あと一つ、何だっけ?

こんばんは、ニコちゃんです。
久しぶりのメルマガですが、お元気でしたか?

******
□1
UG5
「アンクル・ギャグの宴」
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
「彼我差」
******

□1
うぃっと第51回公演
UG5「アンクル・ギャグの宴」
12/23-25 
あさくさ劇亭にて。

------

○自分の好きなことがわかってるって、大事。

前号でも書いたが、
小学生の頃から、
お話や歌作ったりマンガ描いたり、
それを人前でやるのが好きだった。

そしてステキな恋愛にも憧れていた。
いや、ドロドロの愛欲か?
年齢的にも、世代的にも、
それが普通でいられた時代だった。
「えっち=善」みたいな。

そしてもう一つ。

子どもの頃教会に通ってたのだが、
神父様の説教を聞いて、
「こんな風に立派な説教をしてみたい」
すごく思った。
今に至るまで、ずっとその思いはある。

説教したい。

腹減ったら困るように、
レスには堪えられないように、
説教できないのは、辛い。

三大欲求とは、「食欲、性欲、説教欲」である。

俺の説教欲は、ガキの頃からの筋金入りだ。
そこいらの親父が憂さ晴らしに
若いもん捕まえてしたがる説教なんかと
比べてもらっちゃ困るね。
(ドヤ顔)

よし、「アンクルギャグの宴」だし、
舞台で説教でもしてみるか?

(つづく)


そういえばうぃっとの芝居にも、
ありがたいお話ってあった。
そんなシーンの紹介です。
↓ ↓ ↓
******

□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編・第17回

16)彼我差
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/16.html

------

キムラ教授:
すべてのものは我に返るんです。

ニコ先生:
我に返ろうとしても、
自分がどこで何をしてきたか、
思い出そうとするんだけど、
なんかもう、
いっぱいあり過ぎて、
面倒臭くなって我に返れないんですよ。

教:面倒臭くなってる時点で、
我に返ってるじゃないですか。

ニ:生きていて、喋っている、
我というものが、何者で、なんぼのもんなのか。



おくさん:
おおかみさん、おばあさん食べたでしょ?

ばあさん:
たけぞう、たけぞうかい?

ニ:世界は実は、昨日できたばかりなんですよ。

教:我に返れないなら、家に帰ればいいんですよ。

ニ:おくさんは日傘を差してるから、
彼我の差を計ることができるんですね。



教:彼我のステージが上がると、コリオリになります。
「うちは江戸時代から続く、老舗のコリオリ屋だよ」

ハンガー猛:
赤道が自転のスピードが一番あって、
北側と南側がスピードが下がる。
コリオリの力はどこに働くんだ?



お:彼我の差を突き止めるために、
赤道へ行くんですの?

ニ:赤道上では横に回転しないから、
コリオリの力は働きません。
ハンガーさんは我を忘れてずっとまっすぐ走るだけですよ。

教:彼我の差がわかる前に、
長い人生で積もった凝りとがわかるんです。
そこで我に返って家に帰るのです。

ニ:凝りと澱が嫌になって、サンマは海に逃げる。

お:京都のコリオリ屋で凝りと澱をほぐしてもらい、骨だけになった。

------

○日傘=彼我差 彼我の差。

土に還れば、彼も我もないわけで。

生きてきて、もうぐちゃぐちゃになって、振り返ろうとみると、
あれもこれもあったし、
自分だったり他人だったりで、
本当にもうわからない、我に返りようがない。
生きながらにして、徐々に土に還ってるのかもしれない。

…坊さんの説法みたいな話だ。


○おおかみさん、おばあさん食べたでしょ?

2010「あなたが好きです」より。
http://wittokyo.web.fc2.com/42_ass/kowaiwa.html

ある世のある生の中で、
オオカミとなってばあさんを食った男がいたという話。
ばあさんはたけぞうの話をしてオオカミを油断させ、
退治しようとしたが食われてしまった。

…聖書の一節からの引用みたいになってきたな。

過去生を辿れば、いろんなキャラになって、
いろんなとこでいろいろやらかしてる。
彼も我も、ごちゃ混ぜである。

その嘆き、お手上げバンザイ状態が、
「世界は実は、昨日できたばかりなんですよ」という
ニコ先生の言葉にあらわれている。


○彼我とコリオリ

おくさんは日傘で彼と我の差を計るが、
地球の自転によって曲がるのが、コリオリの力だ。
ハンガー猛はそれを体感するために、
速度が最大の赤道上を疾走するが、
まっすぐ走り続けてしまう。

「我を忘れる」=ハンガー猛の特殊能力と言っていい。
ヒーローには不可欠だ。


○コリオリ屋

だが普通の人は、ふらと曲がって小料理屋に寄ってしまう。
そこで彼と我で語り、人生で溜まった凝りと澱を自覚する。
そして我に返って、家に帰るのだ。

だが、サンマのように凝りと澱をほぐしに行って、
骨だけにされてしまう奴もいるので気をつけたい。

(つづく)


次回は「バカを見る」
お楽しみに。

******

ニコ先生とキムラ教授、
世界で人気を二分する説教師の対決は、
聞きごたえがありますね。

また来襲。

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