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うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
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こんにちは、うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
気候の変化に体調を崩しやすいこの頃ですが、
元気にお過ごしですか。

何だか冷えやすくなってる。
お腹にきたり、トイレが近かったりもする。
まさかこの時期に、室内で長袖長ズボン、靴下を履くとは思わなかった。
この前まで暑くてランニングを躊躇してたのに、
今は外に出る前に身構えるように。

加齢のせい?
ふふ、悪かったね。


自分の存在や
これまでとこれからの人生を
俯瞰して見ることが多くなった。
その結果、いろんなことがわかるが、
それで何ができるわけじゃなくて、
深淵と睨めっこして固まってしまう。

強いて良い部分を挙げれば、
年齢自認が実年齢に近づいてきた。

さすがに20代とは思ってないが、
素の自分の感覚として、
これまで35ぐらいの感じでやってきた。

だがここしばらくで、
老いて終わりを迎える己の姿がリアルに見えてきた。


**********
次回公演
GRANDSLUM 2022
うぃっとの 幸福と王子・うたのじかん

12月26日(月)~28日(水) あさくさ劇亭にて。


◎なぜ「GRANDSLUM」

昭和の頃から見てきた
各界で活躍する人たちの訃報が多く聞かれるようになってきた。
それだけ年が経ったということだが、やはり寂しいものだ。

小劇場界で言えば、
大島信久さんが亡くなったのを、夏にFBで知った。
同じ舞台に立ったことはないが、劇団を主宰し、脚本演出出演をする者としては
自分と同じ立場で、少し先を行く先輩だった。

大島さんは、長年神楽坂にアトリエを持ち、「吹きだまり」という劇団をやって
きただけでなく、青年芸術家協会を作り、フェスティバルをやったり、とにかく
常に何か仕掛けて動いていた。

そのせわしなさが私にはちょっときつくて、誘いを断ったこともあったが、
すごく聞きたいこと、聞けずに終わってしまったことがある。

大島さんとの直接の関わりは、
神楽坂のアトリエを借りてうぃっとが他の劇団と合同で公演をやった時からだ。
その後、年末のイベントを何回かそこでやった。
主にオリジナルの歌を歌ったり、合間に短い芝居やラジオドラマを入れたり。
一緒にやってたもう1つの劇団も歌のステージをやった。
他に出演者がある時もあった。

ステージの合間に鍋をしたり、お客さんと一緒に飲み食い、話をした。
コロナの時代の今は、前世紀の夢物語みたいで、
できない世の中になってしまったが。


そのクリスマスイベントの名前が「GRANDSLUM」。
場所や細かい構成は回により変わったが
1985年から2009年まで、毎年12月にうたのステージをやっていた。

ワークショップや歌詠み会などに「GRANDSLUM」の名を付けることはあるが、
元々はうぃっとオリジナルの歌をファンと一緒に楽しむ企画から来ている。

20代の頃の私たちの歌を、大島さんは隣の事務所で聴いてたんだろうな。
いつも忙しくしてたけど。


劇団を主宰して数十年、公演を何十本もやると、
台本や原稿はもとより、公演資料や衣装、小道具などが、
増殖して積もり積もって、生活空間を圧迫する。
子ども部屋の押し入れを侵食するくらい。

私はそれでもこまめに整理してきたので、
だいぶ減ったとは思うが、まだまだ底は見えない。
模様替えを頻繁にするのは、好きなのもあるが、
必要に迫られてというのが大きい。


で、大島さんに聞きたかったのは、
溜まりに溜まった自分たちの作品、足跡、
それらのものといかに折り合いを付けたか、あるいは付けなかったか。
アトリエがあるうちは、家庭に持ち込まずに済んだのだろうが、
晩年引き払ってると思うので、その時に何とかしたのか?

彼の仕事、作品は、今どれだけ残っているのか?
その苦労に見合った形で残されてるのか?
生であってこその舞台、泡と消えるのが良しと、キレイさっぱり片付いたのか?

本人の口から聞かないうちに逝かれてしまった。
残念でならない。


じゃあ俺はどうするのか。
これまでの作品、積み重ねとどう向き合い、進んで行くのか?
咀嚼しながら、アウトプットしていきたい。
(下品ですまん)
なに、創作なんてそもそも、ブルセラみたいなものなんだし。
(重ね重ね下品ですまん)

…どうか、天国から見ていてください。


そんな思いを「GRANDSLUM 2022」のタイトルに込めた。
歌も歌うが、メインは芝居である。


(次号、
なぜ「うたのじかん」なのか、に続く)

**********

9月の稽古場より。

・「遠い」「月夜」「鵜飼」…どこがツボ?
困った時は壺を買え。

・台風の名前にデブとかキモオタとか。
レッテル貼り、いくない!

・台風アナウンサー
台風になると出てくるアナウンサーっているよね。

・1.2.3の次で世代とか宗派とかわかる。
「1.2.3、ダー」
「1.2.3ガリア」
「1.2.3、サンポール」
…全部昭和(´Д`)

・そうわさ線
そうわい間を結ぶ。

・リスクの分さんの友だち
文明のリキ。
ドンキで殴られる。

・思考が盗聴されてるからアルミホイルを巻く。

・デイサービスから帰ってきたおじいちゃんが入れ替わってた。

・電動おじいちゃんに抜かれた話。
自走するおじいちゃん。
児相は18歳まで。
駅前におじいちゃんステーションがあって、
スマホでピッとやっておじいちゃんに乗る。

・歌詞をシレッと入れ替えるシリーズ。
→どこかで出すから期待しててね♪

(つづく)

**********

ずっと昔から、
目の前のお客さんや一緒にいる仲間だけじゃなくて、
もっと違うところに意識を向けて、舞台に立ってた。
世間の評判とか、業界とか、そっちではない。
もっと大きい、世界を見ていた。

世界と言っても、遠い国の人とかじゃなくて、
地球を形造る巨大な意識の集合体みたいなものに対して、
言葉と身体をぶつけていた。

空を打ち抜く大アーチ。

新井さんも監督で戻ってきたし、
でかいのかっ飛ばしてやるかな。

夜空に咲かすぜ、大輪のバカの花!


ではまた来襲。

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