忍者ブログ
うぃっとクリスマス公演「浅草キャンプ!」ご来場ありがとうございました。…劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10]
おはようございます、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

世の中は解散総選挙だ新党だと慌しくなってきたようですが、
ボスの思いは下記の通りです。



戦争って積み上げてきた人の営みを丸ごと否定するよね。
何としてでも止めないと。

という時期に、公演です。

うぃっとの見えるラヂヲショー
「TOKYO WANGAN WIT」
いよいよ明日からです。

******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html

○10/6(金)
18:30 OPEN 19:00 START
○10/7(土)
13:30 OPEN 14:00 START

前半の2日間は、三人です。
前回やった
「ひかり1975ひよこ2005(後編)」の続きがメインです。
ひたすらくだらないお話なので、安心して笑ってください。
(多少はブラックですが)

☆みどころ
2005年の情勢・世界観も楽しめると思います。
(郵政民営化は出てこねえけど)
「あのチームって、そんなに弱くてボロかったの?」的な。

○10/8(日)
13:30 OPEN 14:00 START
○10/9(月)
13:30 OPEN 14:00 START

後半の2日間は、二人芝居です。
うぃっとを作った当初から大切にしてきた
魂とか骨とか、最近のものよりメッセージ性がある作品です。
でも新作なので、今の年齢の自分たちが出てるかな?

☆みどころ
・ちょっと色っぽい。期待しとけコノヤロウ!
・70年代フォークっぽい歌、唄っちゃうかもよ。

会場
あさくさ劇亭
台東区西浅草2-8-2
つくばエクスプレス浅草駅 A2出口より徒歩5分。
東京メトロ銀座線田原町駅 3番出口より徒歩6分。

チケット
2000円。
小中学生は1000円。
チケットの絵柄が選べます。
以下の10文字の中からどうぞ。

鯉、祭、波、肴、彩、走、旅、谷、馬、夢

直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/


番組表です。

※出演者・演目とその順番は、変更となる場合があります。
事前にわかる変更は、随時お知らせします。

○10/6・10/7

出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村


【TOKYO WANGAN WIT】

[オープニング]
・秋の夜長に虫の声

・ボウリングのピン?
・シレットクイズ
・リスクの分さん

[うぃっと名作劇場
「ひかり1975ひよこ2005(後編)」]

・京都(乗務停止)
・舞鶴(からしれんこん殺人事件)
・明石ロボ牛(乗務停止解除)
・山陽道を西へ
・鞆の浦(浦島伝説)
・瀬野八(意地悪ゴードン)
・廣嶋(土龍ケンジロウ2000本達成)
・オーノ練習場(メイドの合宿生活)
・錦帯橋(鵜飼音頭)
・防府天満宮(ミッキーの正体)
・ユダ温泉(最後の婆さん)
・小倉(伝説のひかり号の傾き)
・博多(ひよこは何になる?)

[CM・予告]

・JRと鵜飼
・拭くと新鮮


○10/8・10/9

出演:
しなやかしなちゃん
てんこ

【TOKYO WANGAN WIT
powered by テクニカルファウルver3.0】

[オープニング]
・ボウリングのピン?

・キュウリ.net
・ババアの店(1)
・シレットクイズ(1)
・出歯亀論
・お前は俺の若い頃に似てる
・様々な類焼
・ババアの店(2)
・シレットクイズ(2)
・瓶詰めにされた男
・リスクの分さん
・雨と官憲
・ボロボロな妥協
・凍死ジャーナル
・ともあれ、君は美しい

[エンディング]
・それでも地球は青かった

************

てなわけで、
これから小屋入りです!
明日の初日を前にした、今の心境です。


ボスは今回、板の上で夢を見ます。

35年前の秋、
都の合宿で知り合った子のいる演劇部の公演を観に、
ある高校の文化祭に行った。

たしか夢の話だったが、
よく寝てしまって憶えてない。
芝居はうぃっと以上にグダグダだったし、
彼女は演出だったので出てなかった。

だがそんなことはどうでもいい。
その人とずっと一緒に今も芝居をやれてる
それが驚異であり、大事なことだ。

思えば私たちは皆、
夢と夢の間を渡り歩いてるだけなのかもしれない。
この夢から醒めるには、まだまだ早過ぎる。


それでは、
会えたら劇場で!

拍手[0回]

PR
こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

お待たせしました。
うぃっとの見えるラヂヲショー
「TOKYO WANGAN WIT」
番組表でございます。

******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html



番組表です。

※出演者・演目とその順番は、変更となる場合があります。
日替りメニューは、まだ仕込んでません。
事前にわかる変更は、随時お知らせします。

○10/6(金)
18:30 OPEN 19:00 START
○10/7(土)
13:30 OPEN 14:00 START

出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村

【TOKYO WANGAN WIT】

[オープニング]
・秋の夜長に虫の声

・ボウリングのピン?
・シレットクイズ
・リスクの分さん

[うぃっと名作劇場
「ひかり1975ひよこ2005(後編)」]

・京都(乗務停止)
・舞鶴(からしれんこん殺人事件)
・明石ロボ牛(乗務停止解除)
・山陽道を西へ
・鞆の浦(浦島伝説)
・瀬野八(意地悪ゴードン)
・廣嶋(土龍ケンジロウ2000本達成)
・オーノ練習場(メイドの合宿生活)
・錦帯橋(鵜飼音頭)
・防府天満宮(ミッキーの正体)
・ユダ温泉(最後の婆さん)
・小倉(伝説のひかり号の傾き)
・博多(ひよこは何になる?)

[CM・予告]

・JRと鵜飼
・拭くと新鮮

[エンディング]


○10/8(日)
13:30 OPEN 14:00 START
○10/9(月)
13:30 OPEN 14:00 START

出演:
しなやかしなちゃん
てんこ

【TOKYO WANGAN WIT
powered by テクニカルファウルver3.0】

[オープニング]

・ボウリングのピン?
・キュウリ.net
・ババアの店(1)
・お前は俺の若い頃に似てる
・出歯亀論
・様々な類焼
・ババアの店(2)
・シレットクイズ
・瓶詰めにされた男
・リスクの分さん
・雨と官憲
・ボロボロな妥協
・凍死ジャーナル
・ともあれ、君は美しい

[エンディング]

--------

会場
あさくさ劇亭
台東区西浅草2-8-2
つくばエクスプレス浅草駅 A2出口より徒歩5分。
東京メトロ銀座線田原町駅 3番出口より徒歩6分。

チケット
2000円。
小中学生は1000円。

いろんな野菜文字のチケットがあるよ。
好きなものを選んでね♪
↓ ↓ ↓
直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/

************

ひとまず、
今日のところはこれで。

それではまた。

拍手[0回]

公演まであと3週間となりました。
こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

劇亭でダメじゃん小出と加納真実の舞台を観た。
基本のストーリーは、かちかち山。
出演二人なのに、
サスペンス1本並みの満腹感、擬似旅行感。

小出さん、すごかった。
時事・ローカルに即したネタをちぎっては投げ、
全国津々浦々体を張って生き抜く姿そのものが芸だ。

そんな小出さんを使い倒し、
美味しいところを持ってく加納さんはもっとすごかった。

加納さんを女優と呼ぶのが適切かはわからんが、
「女優を大切にしとかんと罰が当たるぞ」
以上、感想のまとめ。

で、おくさんのブログ
↓ ↓ ↓
http://okusannnano.blog42.fc2.com/

さて、ウチはどんな路線で行くかな?

******
□1
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~

http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html

色々吹いちゃったおかげで、
ガラにもなく
「デカメロン」やら
ゲーテやら
小林秀雄までも
読むことになっちまった、
読書嫌いのボスであった。

またまた古典ですか!

小林秀雄なんて、入試以外は死んでも読むか!
それぐらいの認識だったわけだが。

作者や時代の世界観・空気を
ぐにゃぐにゃに捻じ曲げるのは快感でもある。

だが、読書はしんどい。
ランニングの方がラクなので、
走りながら読めたらいいのになと思う。

--------

○開演時刻

10/6金
18:30 OPEN 19:00 START
10/7土~9月
13:30 OPEN 14:00 START

○出演

しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村

○会場
あさくさ劇亭


○チケット
2000円。
小中学生は1000円。

直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/

************
□2
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/

前回公演のシーンの解説、第11回。

-------
「ひかり1975ひよこ2005」

8.箱根関所



C:なになに?

「問題です。
山田と尾崎、どちらかがスパイだ。
スパイは必ず嘘をつく。
スパイでないなら嘘はつかない。
私は尾崎に用がある。
どうする?」

T:どういたしやしょ!

C:「山田はスパイか?」

T:そうだ、スパイだ

C:おまえが尾崎か。
よかった、会えて

T:はずれだ。
私は尾崎じゃない。
(サク)
その上、スパイでもない



G:どれどれ。

「問題です。
 山田と尾崎、どちらかがスパイだ。
スパイは必ず嘘をつく。
スパイでないなら嘘はつかない。
どちらがスパイか見破る必要がある。
さあ、どうする?」

C:どうします?

G:おまえが山田か?

C:はい、そうです。

G:そうか、スパイは尾崎の方か……



T:わぁー、何?ここ。
え? 関所かよ!
なに?問題解けって? しょうがねえな、

「問題です。
 天国と地獄、二つの門がある。
片方の門の前に門番が一人立っている。
正直天使か うそつき天使である。
質問は一つだけ。」

よし。
「うそつきは地獄の門の前にいるか?」

G:いません。

T:そうかそうか。ありがとな
……ギャーーーーッ!!

G:そっちは地獄ですよ

T:「そこで、
『うそつきは地獄の門の前にいるか』
ときいて判断したところ、
地獄へ送られてしまった。
何で? 」
アチ、アチ……
「門番さん、解説して下さい!」

G:では説明します。
もしこちらが地獄の場合、
私がうそつきなら
「うそつきは地獄の門の前にいません」と答える。
私が正直でも
「うそつきは地獄の門の前にいません」と答える。
そこで、
門番がいる方が地獄だなと思ってしまうわけですが、
しかし、

向こうが地獄だった場合、
私がうそつきなら
「うそつきは地獄の前にいます」と言いますが、
私が正直なら
「うそつきは地獄の前にいません」と答えます。

なぜなら、地獄の前には誰もいないからです。

T:その通り。
誰もいないよーん
ご苦労ご苦労!
あと掃除しといてなーー!

G:うそつきが地獄の門をくぐったーー……

T:天国なんか選んでられっかよーー、
うすのろめ!

--------

三列車が順番に問題を解き、関所を通過する。

初演時は単線で擦れ違うのを表すために、
通票を使った。

実物はこんな感じ


今回は通票は使わなかったが、
スイッチバックで登ってきた。

○問題です。

このパズルを解くような問題は、
作者がパズルゲームに凝っていたところから来る。
数独で言えば、「ない数字を当てはめる」ような感じ。

うそはそのキャラクターにふさわしく、
見事、地獄の門を突破する。


小劇場の芝居、
~特にキャストが人数いて、
小屋の規模も動員もそこそこあるもの~
を観てると、

全体のストーリーやテーマから見て
「これ必要?」ってところで、
弁当の詰め物的おかずのように
ダンスや殺陣や瞬間芸等々が入ることがある。

勿論エンターテイメントだから、
ということだろうし、
チケット代分お腹いっぱいになってもらうのに
そういったおかずの構成をするやり方は、
運営側としてはわかる部分もある。

せっかく集めた役者やスタッフを
かまってやる、仕事させちゃる、
やった感与えるってのも大事だし。

※あ、イヤミじゃないからね。

だが、3000円4000円払って観る芝居の中の小さくない比率で、
「付き合いで出る懇親会レセプション周年行事のメニュー」のような、
当たり障りも新鮮味もない、
取り分けられて消化されるおかずを、
今週もまた食ってる何のために?的状況は、
どうにかならんもんかと思う。

隙間のおかずだからこそ、
ちょっと違った一品を。
そう思うし、心掛けてる。
ウチの場合、
全編隙間のおかずの物産展のような気もするが…

(つづく)

******

日々今のネタで舞台に立ってる芸人さんって、
自分のやってきたものを整理整頓、
分析、解説するヒマなんてないだろうな。
そんなのファンに任せればいいか。

われらは芸人とは違うけど、
ウチみたいに終わった作品を
メルマガで細かく解説するとこなんて珍しい。

何でやってるか。
お客さんに、自分自身に、
もっと言えば世界に遺したい。

ただ、いっぺんにいろんなことはできない。
単線にも似てる。
仕事を切り替えるには、通票の交換が必要…

それではまた。

拍手[0回]

「次の風景が見えた!」
と思ったら、もうその中にいた。

こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

○先月の旅行の様子が、
おくさんのブログに載ってます。
http://okusannnano.blog42.fc2.com/

結構分量があって、行った気になれる♪


そろそろ公演の話もしなくちゃですね。
↓ ↓ ↓
******
□1
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~

☆21世紀初頭、
謎の音源を垂れ流した
伝説のラジオ番組
「TOKYO WANGAN WIT」。
炎上も恐れず、
平成の終わりに再び登場だ。

○公演ページ、できました。
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html

○開演時刻

10/6金
18:30 OPEN 19:00 START
10/7土~9月
13:30 OPEN 14:00 START

上演時間ですか。
延々やっててもいいんですが、
腹が減ってくるので、
2時間ぐらいにしときます。
ただ、とことんやりたい性分なんで、
長引いちゃったらごめんなさい。


○出演

しなやかしなちゃん

畑→ラン→畑→ラン。
こればっか。
天候が悪いとキュウリの成長が遅くなる。
オクラは全然平気。
茄子は大きくなったら強い。

てんこ

最近、橋に凝っていて、
旅行に行くと橋を追っかけてます。

ガーギー木村

今回「ひよこ」の後編もやりますが、
そこでついに明かされる!
うぃっと最強キャラ
「ヤギのお母さん」の誕生の秘密。

○会場
あさくさ劇亭


○チケット
2000円。
小中学生は1000円。

直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/

--------

メニュー(予定は未定):

・穴のあいた怨恨
・雨と官憲
・きゅうり.net
・様々な類焼
・人生は旅、お前はクビ
・それしかない
・それでも地球は青かった
・D'asakusa
・テクニカルファウル ver3.0
・出歯亀論
・ドーゴ13
・凍死ジャーナル
・ともあれ、君は美しい
・ひかり1975ひよこ2005(後編)
・拭くと新鮮
・ボロボロな妥協
・湾岸キッド /他


※予定は未定。決定ではない。
番組表は9月20日頃、発表します。

************
□2
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/

前回公演のシーンの解説、第10回。

-------

「ふにゃばし」

8.ぶたかいの王子(5)

王女:何?あれ! いい音色。ガラガラね
ちょっと!
そのガラガラも、ちょうだい!

王子:取扱説明書が まだなんですけどねェ

女:そんなの使えばわかるでしょ!
キス1000コね、ね、早く

子:早くといわれても‥

女:あたしのことが好きなんでしょ!

子:キスは100コでいいですよ

女:まあ うれしい!
何よ、目かくしなんかいらないわ
こうやってたって相撲とってるようにしか見えないワ!
(激しくキスをはじめる。
カウントする王子)
ああ‥‥燃えてきちゃった‥‥
もう、王さまの前でしちゃお!

子:あ … 王様が‥‥

女:「出てゆけ」って…何よ!‥‥

子:ピューっと にげるが勝ち!


♪ふにゃばし またあした
あしたふにゃばし もうないいぇ
しあさってにゃ ふにゃばし いっちぇも 
ふりむきゃ だれもしぇん

--------

○ガラガラ
あくまで、オモチャに惹かれる王女。
そのためだったら、ぶたかいとキスだってしちゃう。
おとぎ話の昔に限らず、昭和や平成でもそこらにある話か。

欲しいモノがあって、性を売り物にする。
欲しいモノがあって、男に貢がせる。
欲しいモノがあって、旦那をATMにする。

何なら良くて、何がいけないんだろ?

…いや、そうじゃなくて!
モノはモノでしかないわけで。

今回はぶたかいにカエル君を使った。
初演の時は生身のキス。
時は流れたぜ!

王様に追放されるとこまで、基本的に原作と同じ。

○ふにゃばしの歌

4番の歌詞です。
ふにゃばしは消えてなくなり、忘れ去られると。

未来を予言するような歌詞だが、
1番の「今」よりも、「あした」は過去になる。

--------

「ひかり1975ひよこ2005」

7.小田原

G:すごい声援だなぁ

C:あ、なんか大きいのぼりが立ってますね。
地元の何かのお店かな?

G:あれ?
牛が車で来てる人にレンタン売ってる。
…いけないんだ

C:あれは幇助牛だ。

G:自殺のプロですね。

C:これから山に入るぞ

G:え?いやですよ

C:箱根の山を越えないと、向こうへは行けないぞ

G:逝っちゃうんですか?

C:ああ、仕方のないことだ
はぁ、はぁ、はぁ、

G:はぁ、はぁ、はぁ

……

T:あー、ひもで引っ張ってもらうとラクだなあ……
あれ、もうすぐ箱根ってことは関所か。
まずいな。
偽造パスポートしかないぞ。
…よし、先回りして様子をうかがってみよう

--------

引き続き併走するひよことながら。
てか、新幹線のくせに箱根越えとか、
無理してないかひよこ!

○車で来てる人にレンタン売ってる。

初演当時は、練炭自殺が流行ってた。
幇助牛は、もちろん北条氏。
小田原を語るには欠かせない。

小学生の頃、お城祭りで見たなあ。
ちょうど公演のあった季節ぐらいかな?


○これから山に入るぞ 
え?いやですよ

自殺しに行くのと勘違いしてるメイド。
前回のワンコインタクシーに続いて、後半への伏線?

○ひもで引っ張ってもらうとラク

鷽替えから復帰のうそが、
先行するひよことながらに箱根の関所で追いつく。
どんだけ長い紐なんだよ!

(つづく)

******

正直、
公演の準備よりも今は、
道を走ったり、
野菜を育てたり、
飯を作ったりしてる方が楽しい。


そんな自分にビックリ。
暑さで脳がやられちゃったのかな?


野菜で作った文字が食卓を飾るなんて、
半年前の自分でさえ想像もしてなかったよ。


それではまた。

拍手[0回]

湾岸WITメルマガ
2017/8/22

━┛

こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

夏休みの旅の最終日に防府に寄った。
「ひよこ(後編)」で出てくる
天満宮の見物が目的だったが、
前々日観た
「マイマイ新子と千年の魔法」
の舞台も防府ってことで、
その風景を巡ることに。


小学校の校門も近くを流れる川も、
映画で描かれた昭和30年代の姿と変わらなかった。

そして川を辿って着いたのが周防国衙跡。
国衙(こくが)とは律令制の時代の役所のこと。
近年発掘作業が行われ、その姿を復元しつつある。


で、見渡す限り広がってるそこが、
普通に「国衙三丁目」って地名だ。
周囲の街とも違和感なく繋がってる。
~むしろ今の方が寂れてるかもしれない~

なぁんだ、
千年経ったってそんなに変わらんやん!

俺らが個人の一生をスケールに、
時は流れただの
取り返しがつかないだの
時代の隔たりだの
言ったり思ったりするけど、

60年前も千年前も、
昨日とどれだけの違いがあるんだと。

******

うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/

前回公演のシーンの解説、第9回。

-------

「ふにゃばし」

7.砂に消えた…(後半)

C:そんな日々が続くうちに
俺の体はこわれていった
ガタガタになっても
求められれば発情してしまったけど
それでもいいと思った
こうしていればいつか許してもらえるだろう
ただ自分を楽しませてくれた彼女たちに
腐敗して死んでゆく己の姿は
見せたくなかったから
自分の足で歩けるうちに
誰もいないさびれた路上で
しずかに息をひきとりたいと

なぜか今日は砂あらしのようだ
外を歩く者など見あたらない
みんな避難してしまったのか
ちょうどいいさ
どうやらやっと 俺も‥‥

T:私が ここに いてあげる

C:いくらでも吹くがいいさ

T:私は あなたを 許さないでいてあげる
すっぽり包まれて、おやすみ

C:かわいてるだろ、俺のからだ
このまま崩れてゆけば
もう砂と区別がつかなくなりそうだ
誰にも見つけられることなく、
消えてゆくことができる
残ったわずかな潤いを 君にあげよう、
吸いとっておくれ

T:きのう、死んだよ

C:……

T:あなたが一緒にこの街を出ようって
大ボラ吹いて とり残してきた彼女が

C:いつのきのうだ‥

T:見捨てられた遊園地もろとも、
海に沈んでいった

C:俺がいた時は、
まだつぶれてなかったはずだ
逃げおくれたのか?

T:わかってないのね

C:何が?

T:あなたがいなくなって、
彼女が海に入っていけば、
そのまま遊園地ごと
ひきずられて沈んでゆくに
きまってるじゃない !!

C:俺は、ただの‥

--------

○なぜか今日は砂あらし

とても荒れているのに、なぜか静か。
周りに人がいないから。

人間的には孤独だが、
地球と向き合えて滅ぶなら、
悪くはない終わり方だ。

○いつのきのうだ

男がその島から逃げたのは、
だいぶ昔のような気がしてた。
だが実は、ほんの昨日のなのかもしれない。
いや、何日何年経とうと、
男にとっては、永遠に昨日なのか。
いくつもの過去から逃げながら、
たくさんの昨日を引きずり、
ついに力尽きる。

○遊園地ごとひきずられて沈んでゆく

男の足には布のようなものがついていて、
海を渡ると、布の上にあった島の遊園地ごと沈む、
そんな感じ。

運命から逃げ続けたつもりが、
自分が運命の鍵だったとは知らなかった。


あちこちから労働者が
海辺の工場地帯へ集まり、
日本の戦後を築いた。

油と煙と
金と歓楽を散らかして、
線香花火みたいな命を燃やした。

ある者は次の街へと渡り歩き、
残った者はその街の盛衰と共に枯れて行く。

地方都市を旅して回ると、
どこへ行っても、
寂れた風景の中に、
あの時代の繁栄の名残を見ることができる。

--------

「ひかり1975ひよこ2005」

6.湘南海岸


C:どうした?
泣くな泣くな。
ほら、一緒に夕陽に向かって走ろう

G:夜なんですけど…

C:ある日 タクシーに乗ろうとしたら、
中に犬が座ってました。
これぞまさしく、
「ワンコインタクシー」

G:知ってる。
こっちがワンコの席で、
田七おじさんは運転手の隣ね。
あれ?

C:メイドさんも犬を飼ってるんですか
ずいぶんにぎやかですね

G:今 どの辺走ってますか?

C:優勝旅行から帰って、
病名を告知された赤松君が一言、
「しょーなんか、胃ガン」
湘南海岸。

G:お上手お上手

C:男は黙ってサッポロビーム。

G:寒さ爆発です。
ハンガーさんは、ビームも使えるんですか。

C:正義の味方ですから。
ハハハハハ、

G:ハハハハハ、

C:TVの前のみんな、いい子にしてたかい?


--------

ハンガー猛の寒いギャグが炸裂。

○ワンコインタクシー

わんこがタクシーの中にいる。

○こっちがワンコの席で、
田七おじさんは運転手の隣ね。

突然「田七おじさん」という知らない名前が出てきた。
メイドは何かを知っているらしい。
謎解きは、後編で見られるようだ。

○優勝旅行から帰って、
病名を告知された赤松君

ここだけ今回書き換え。
初演では単に
「病名を告知された男」だった。
回復と再起を願って!!

○男は黙ってサッポロビーム

だがこの台詞を言う度に、
札幌ドームまで行って1つも勝てなかった
去年の秋を思い出してしまった。
ヒーローは、それでも微笑むしかない。

(つづく)

******

人類は弱い生き物で、
自然の脅威や
他の生物から身を守るために
力を合わせ、頭を使い、
それはそれは大変な思いをして、
そこそこ安心して過ごせる今日の社会を築いてきた。

それが壊されれば、脆いもんだ。
飢えや病気や災害の前にひとたまりもない。

なのになぜ、
愚かな者たちは、
戦争や破壊を煽り、繰り返すのか。
収奪や排除をやめないのか。

煽らず動じなければ、
そのままで千年だって過ぎるのに。

それではまた。

拍手[0回]

こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

皆さんの呪いが効いたのか、
東京は雨続きで涼しくなりました。

「37℃とか体温かよ」
とか言ってたのは
ほんの先週のことなのに。

広島→松山→呉→北九州→防府 と回った楽しい6日間。
書こうと思ってたらメルマガが遅くなってしまった。
またの機会にします。

気持ちを入れ替えて、
芝居の話に戻ります!
↓ ↓ ↓
******
□1
劇団W.I.T. 2017秋公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
10/6金
18:30 OPEN 19:00 START
10/7土~9月
13:30 OPEN 14:00 START

出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村

会場:
あさくさ劇亭

--------
うぃっとの芝居は、
高級レストランや
チェーン店とは違います。
街の片隅の、
吹けば飛んじゃう小さい店。
材料も自家調達。
曲がったキュウリや
でか過ぎるオクラ
みたいな役者が
「召し上がれ」
どんな裏飯屋だか。
楽しみじゃの。
--------

主な演目(予定は未定):

・穴のあいた怨恨
・人生は旅、お前はクビ
・それしかない
・D'asakusa
・ドーゴ13
・凍死ジャーナル
・ひかり1975ひよこ2005(後編)
・拭くと新鮮/他

※日替りメニュー有り。
全部やるとは限りません。

******

□2
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/

前回公演のシーンの解説、第8回。

-------

「ふにゃばし」

7.砂に消えた…

C:
ごらんの通り、
俺はもうすぐ消えてゆく身だが、
誰もいなくなった今になって
おそらくは楽しかったであろう
俺の人生の後半を 断片的に語りたくなった
つき合って くれるよな?

俺はあいつのもとを去った
後悔はしたかもしれない 1度ぐらいは
あいつが初めて俺を許してくれたとき
すげえ うれしかったぜ
世の中にこんなよろこびがあったなんて
今まで知らなかった!
夜も朝も、来る日も来る日も あいつを抱いた
仕事なんかまわりなんかどうでもよかった
どうにでもなると思っていた
ただ1日じゅう抱き合っていたかった

ある日 外に出た
あいつがちょうど眠っているときにタバコを切らしちまって

からだの感じが、ちがう
全身に腕にも脚にも全然力がはいらない
「太陽が黄色くみえた」わけでもなかった
部屋に戻ってもう1回 ってことなら 平気でできそうだった
けど 外で働くことは できないような気がした
そういう体になってしまったような気が

俺はいつしか、ホントに働かなくなった
酒とタバコの量が増え、
キライだったギャンブルもいつの間にか覚え、
たまに仕事を見つけても 3日と続きはしなかった
自信がなかった 自分の体に

あいつは許してはくれなかった
黙ってほほ笑んで抱きしめ合って
俺は怒りっほくなった
いつもイライラしていた
外で人と目が合うたびに だから
ぶん殴られた

それでもあいつは許してはくれなかった
痛みも感じずに帰ってきて無言の俺に、
あいつは…

許してもらえない俺は
何も問われない俺は
もう逃げ去るしかなかった
まともに物を見て、考え、行動できる自分を
とり戻したかった
それができなければ 死ぬしかないと思った

だけど女たちは許してはくれなかった
行く街行く街で俺はつかまってしまった
そういう臭いがしみついてしまったのかもしれない
逃げても逃げても 彼女たちは俺に尽くし、
俺にハンパに多い金を渡し、
俺の生きようとする眼を吸い取った
楽しい日々だったよ

(次回、後半へ続く)

--------

逃げ続けるという運命と向き合った男の末路。


○羨ましい?

そんな思いをしてみたい?

そこまでいい男だったら会ってみたい?

やめとけ。

この設定に、
エロゲみたいな甘い世界を想像した奴は、
甘い。

しょっぱ過ぎて、
泣けて泣けて、
塩の柱になるぞ。


○作者の想い

うぃっと初期の頃の作者は、
人生の展開を予言するように作品を書き、舞台に立った。

ならば、この設定は望んだものなのか?
そして、現実はどうだったのか??

ふにゃばしを書いた当時は、
トンネルの入口の方に近かった。
枯れ果てるまで溺れる人生があるというなら、
皿まで飲んでやるさ!
根拠のない自信が、あったのかもしれない。

関門トンネル入口(写真は文章とは関係ありません)


出口がだいぶ近づいた今、
答え合わせをすると、

予言は半分当たりで、
なるほどだいぶくたびれた。
世の中うまく渡れないし、
やる気もあんまりない。

けれども決定的に違うのは、
逃げるのも簡単ではないということ。
人であれ、組織であれ、
逃げるにはエネルギーも勇気も知恵も必要だ。

では逃げられなかった者は、
産業廃棄物のように、
ゴミ屋敷の一部と化して、
朽ちていくしかないのか?

否、
自らが背負ったものと共にありながら、
己が風化することから逃げ続ける、
カードを切り、更新し続ける、
そんな生き方もある。

来るべき、その時に備えて、
爪を研ぎ、牙を磨く。

関門トンネル出口(写真は文章とは関係ありません)


無理が効き、無謀が許される若さはない。
頼れるような財産も学歴も資格もない。
何度も言うけどやる気もあんまりない。

それでも、
人間、そう簡単にはくたばらない。

この作品を書いた頃にはわからなかったことだが、
この作品を遺したからこそ、見ることのできる風景だ。

--------

8月。
東京で、広島で、松山で、呉で、関門海峡で、防府で、
戦争の痕を振り返り、昔の日本を新たに発見した。

人は瓦礫の上に立ち、
作者は自作を踏み越える。

ではまた。

拍手[0回]

こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
お元気でしたか?



明日から西へ旅立ちます。
広島、松山、呉、小倉と、
公演の取材も兼ねて、回ってきます。

******
□1
劇団W.I.T. 2017秋公演

公演タイトルは、
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~ です。

10/6金
18:30 OPEN 19:00 START
10/7土~9日
13:30 OPEN 14:00 START

出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村

会場:
あさくさ劇亭

--------

内容的にはいつものように、
細かいシーンがお楽しみ会のように連なります。
全体を1つのラジオ番組的に括ってしまえ!って魂胆です。

当初は
「ひかり1975ひよこ2005(後編)」と
二人芝居の2本立ての予定でした。

劇団員のスケジュールの都合で、
演目確定が本番3週前になるのと、
直前の変更に対応する必要が生じてきました。

劇団の歴史として、
そういうライフステージにあるのでしょう。

その中で、何ができるか、
どうやってお客さんに楽しんでもらえるか、

…なんて言うのもおこがましい、
まずどうやって俺たちが楽しめるか、

そう考えて、今回の番組を組むことにしました。

--------

主な演目(予定):

・雨と官憲
・きゅうり.net
・様々な類焼
・それでも地球は青かった
・テクニカルファウル ver3.0
・出歯亀論
・ともあれ、君は美しい
・ひかり1975ひよこ2005(後編)
・ボロボロな妥協
・湾岸キッド /他

※日替りメニュー有り。
全部やるとは限りません。

◎チラシや詳細については、
来週帰ってきてから!
お楽しみに。

******

□2
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/

前回公演のシーンの解説、第7回。

-------

「ふにゃばし」

6.ぶたかいの王子(4)

f)

王女:その鍋を あたしにおよこし!

王子:ひとりで持てますか?

女:うーーー、いいから早く!

子:配送込みで 姫さまのキス10コになります

女:侍女のキス10コにまけといてよ

子:姫さまのでなきゃダメです

女:おめえ、だろ?

子:いいえ、ぶたかいです

女:給料払わないわよ

子:もともとくれないじゃないですか

女:もういい!わかった 
侍女や! 
はやくまわりを囲って

子:(濃厚なキスを10コ) まいど、おおきに!

女:重い‥‥手伝ってよ

子:キスがハードだったんで、配送サービスはナシです

g)

女:きこえるきこえる‥

召使:姫さま、あたしにもあたしにも

女:‥‥

召:こういうのって下品なご趣味だと思いません?
姫さま

女:そ、そうね。
まわりの人にバレたりしたら…
内緒よ、ゼッタイ

--------

○急転回

健気な遊園地の女が、タカビな王女に。
前シーン(幻の1日)とぶたかいのシーンは、
別世界、別の時空で進行するが、
舞台上ではそれが一瞬で替わる。

○その鍋

第3回(6/18号)でぶたかい(王子)が作った
「人のうわさ話がきこえる鍋」

○キス10コ

原作通り。
最初は嫌々だったくせに、
始めるとノリノリに。
ぶたかいも大負けに負けて、
配送サービスはナシに。

○きこえるきこえる

うわさ話って、そんなに楽しいもんですかね。
自分が陰で嫌なこと言われないかは気になるけど、
だったら自分も同じことしなきゃいい。
身分に関係なく、懲りない奴は懲りない。
人って生き物に付ける薬はないね。

--------

「ひかり1975ひよこ2005」

5)横浜

T:はいお兄さんお姉さん、うまいものあるよあるよ。
世界を支えているのは誰だか知ってるかい?
世界は象三頭が支えてるんだよ。
勉強になったねぇ…

そこの賢そうなボク、
数学の問題はどうだい?
X軸上の点AからY軸上の点Bに向かって、
1塁ランナーPが走っている。
え?むずかしい?
そうかい、残念だねぇ。
わかんないことがあったら おじさんにきくんだよ。
おやまぁ、そこのお嬢さん!

G:!?

T:ちょっとお待ちなさいな、お嬢さん。
エプロン姿がよく似合うね

G:ええ、まあ、それほどでも

T:爪なんか染めたりしないでおくれよ

G:じっと手をみる…

T:う・そ☆
ケッ! そうやってずっと手相でも見てろってんだ。
吸いがら始末しとけやーー!!

G:あ、日付が変わった。

「本日 1月24日、うそ替えの日でござる!!」

T:なんだよ、亀戸まで戻んのかよ
しけしけしけ、しけしけしけ、

--------

うそ=れんこん のターンは続く。

○うまいものあるよあるよ。

後編で明らかにされるが、れんこんは大陸育ち。
先日辞任した某党首をパクったキャラではない。
たまたま似てただけ。

○世界は象三頭が支えてる

これも後編で出てくる。
ウラジミール三兄弟の初登場もその時だ。

○エプロン姿がよく似合う

「うそ」って曲を思い出した人は、おじさんおばさん。
平尾昌晃の作曲なんだってね。
亡くなって初めて知った。

○そうやってずっと手相でも見てろ

うそにこういう悪態吐かれると笑ってしまう。

○吸いがら始末しとけや

「折れたタバコの吸い殻」を棄てて去るうそ。
初演時は本物使ってたと思う。

○なんだよ、亀戸まで戻んのかよ

鷽替えになると、うそは近くの天神・天満宮に戻る仕様。

○しけしけしけ

電車が東へ戻る際の落胆を示す音。
インバーター音という説もある。

(つづく)

--------------

色々悩んだ7月でしたが、もう真夏。
台風のようにパワーアップして戻ってきます!

ではまた来襲。

拍手[0回]

こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

この前、小樽に行ってきた。
ずーっと東京の人間にとっては、
あまりなじみはなかったが、
昔から栄えてた街で、
その時代の建造物が
今も何らかの形で使われていて、
まるで遺跡の中に生きてるみたいな3泊4日だった。

で、全然知らなかったけど、
小樽にも「ふにゃばし」はあった!
それも戦後どころか戦前から!!

小樽の北の方にある
断崖絶壁のオタモイ海岸に
昭和の初期に作られた
オタモイ遊園地。

「その規模は当代一を誇り、
特に京都の清水寺を凌ぐといわれた龍宮閣は、
切り立った岩と紺碧の海に囲まれ、
まるで龍宮城のお伽の世界のようだった」

ところが戦後、昭和27年に焼失してしまい、
現在残っているのは移築された唐門ぐらいで、
跡地へ向かう遊歩道も崖崩れで閉鎖され、
今では海から眺めることしかできない。


青の洞窟クルーズの途中で撮った写真。
気さくなロシア人船長さんが、
オヤジギャグ全開でガイドしてくれた。

今見るかぎりでは、
こんなところに遊園地なんて
相当無理があるように思えるが、
そんなとこも含めて、
ロマンよのう…

******

うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/

前回公演のシーンの解説、第6回。

廃墟になる1つ前って、
どんなだったんだろ。

目をつぶって観てほしいくらいのシーンです。

-------

「ふにゃばし」

5.幻の1日(3)

T:どんなに美味しいものでも
おなかがいっぱいになって
それでも出されれば
じき うんざりするよ
といいながら はめこんだ わな

悪夢のように心地よく
わたしはそこから 脱けられずにいた

はめたのは あなた。
はめたのは あなた?

そして 今
こわれかけた街に たたずむ

どこまでも つれていってくれるんじゃなかったの?
ここまで つれてきてくれたの?
ここから先 つれていってくれるの?

この街はあまりに美しすぎて‥‥
はげ落ちた彩色、
割れたコンクリート、
うす水色のプール、
汚れたガーデンテーブル、
コーラの看板、
夏のサウンド、
壊れて乗りすてられたカート、
捨てられない想いの数々、
切り落とせないわが身の一部、

まばらな従業員が
陽射しを避けるように
時折、チョロチョロと現われては消える

でも もう ここはダメ!
出てゆかなければならない
埋もれた足を すっぽり抜いて

今度はどこへつれていってくれるの?
海は見える?
花は咲いてる?
パラソルがきれいなカフェは?
イカした男の子や女の子は?

ほんとにそこへ行けるの?
ほんとにそんなとこなの?
そんなとこ、本当にあるの?

--------

このシーンで出てくるのは、
一緒に島を出る約束をしたのに
(※前々回のシーン)
結局男に逃げられて
(※前回のシーン)
待ちぼうけを食らった女、
ではない。

そんな前提など全く語らず、
対岸へ逃げた男に引きずられるように、
海へ海へと入ってゆく女。

まるで、
滅び行く島、あるいは遊園地の
「精」であるかのように。

そういや昔、
「私は嵐」って歌があったけど、
嵐の中心は、
平然と、
静かに壊れてく。

作品の書き手としては、
あの時代の空気、風景へのオマージュ
そういう意味合いが強かったが、
あらためて今、舞台に載せてみると、
災害とか、
風化とか、
メルトダウンとか、
いろんなものにも例えられるかもしれない。

(つづく)

--------------

日本の中でも、
いろんな地方に出かけると、
知らない歴史や
忘れられた、隠された大切なものが
たくさんあることに気づかされる。

そして思うことは2つ。

・私はこの国が大好きだ。

・戦争は歴史を分断する。

この国が壊されてゆくのを、
何とか止めたい。


それではまた。

拍手[0回]

こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

美しい風景や、いい香り、
感動的な場面、映像、音楽…
そういったものが、
気がつけば苦手な自分がいる。
アンテナが拾い過ぎてしまうのだ。

実は自分には、
淡々とした変化のない日々が、
仕事も生活もそんな方が向いてるのかもしれない。
↑今頃気づくなよ!

ニコ先生の区民農園 2017

俺が泣こうが笑おうが、こいつら勝手に育ってくれる。


ああ、でも、
刺激が欲しい!!
サプライズ仕掛けたい。
出し抜きたい。

だから観る側じゃなくて、
創る側でいるしかないのだが、
すぐ段差にはまってしまう。
自分が書いて演った作品の毒にまで中るくらい!!

そんな自分は大概だと思う。
お前がグズグズしてるから、今日も雨だし。

で、そんな俺みたいな大概な奴が、
やっちまったシーンを
今日は紹介します。
↓ ↓ ↓

******

うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/

前回公演のシーンの解説、第5回。

寂れた島の遊園地からの逃避行。
だが、男は意外な行動に出た!

-------

「ふにゃばし」

5.幻の1日(2)


C:雨はパラパラと降りはじめていた
フェリーを降りて 本土に上がった俺は、
どうしようかと迷いはじめていた。

1万円あれば、半月は生きていける。
最後にいい思い出もできたし、
島が沈んでゆくのを見ずに
遠くへ行ってしまおうか

それとも もう一度 船に乗り 
「真実」にかけてみようか
一度は捨てた人生の海に 
再びくり出してゆくための切符を持って

雨はどしゃぶりに変わっていった
船便はきっと 欠航になるだろう
またしても俺は
自ら選択することを放棄してしまったのだ
逃げよう 夜汽車に乗って
ちょっと待ってくれ
タバコがあと5本 残ってるんだ

駅に着くと 電車は不通になっていた
島の方は もっとひどい降りらしい
まさか この雨じゃ
どんなお人よしでも 
待ってるわけはないよな
ただ プレハブの寮だから
雨風の音で会話もききとれないだろうな

本社には行かなかった
ユニフォームは 海に捨てた
やれやれパチンコ屋も閉まっちまった
どこへも行くところがねえや

待合室は混みはじめていた
どうやら ここでも眠れそうにない


♪ふにゃばし 行ってみしゃ
 海ば はじめて 荒れてんしゃ
 砂あらしょ 街ぃ出てきて 
 どうにも 通りゃしぇん

--------

○フェリーを降りて 本土に上がった俺は、

一人になった途端に、
よからぬことを思いつく男
「このまま逃げてしまえ」

運命から逃げ続けてきた。
今までと同じこと。
ある意味、生き方貫いてる。

そう、そんな男も、世の中にはいる。
時代に関わらず、いると思うが、

この時代の色が付くと、また味わいがある。
…しょっぱい味だ。

○それとも もう一度 船に乗り 
「真実」にかけてみようか

グズグズ迷ってる。
自分に言い訳してるのか。
そりゃあロマンは追いたいさ。
だが正確に言えば、そういう気分に浸りたいだけ。

○自ら選択することを放棄

一つしか選べない。
でもどっちにも浸りたい。
ならばいっそ、どちらも選ばぬ道はないのか。
…そして状況に依存することになる。

だがここはお話の世界だ。
だから男が大雨を呼んだとも言える。
この場はパスと言って流した。
実にわかりやすいじゃないか。

○ここでも眠れそうにない

当たり前だ。
お前の眠れる場所などない。
何言ってんだ。
どこでも眠れるくせに。

誰と出逢って別れても、
お前の隙間は埋まらない。

そこで逢ったその人と、
たとえ鍵穴が合ったとしても、
魂は彷徨い続ける…

…ああ、書いてるこっちまで
しょぼくれた気持ちになってくらぁ!

○♪ふにゃばし 行ってみしゃ

ふにゃばしの3番。
海が荒れて砂嵐が街に出てくると
唄われている。

この後島は遊園地ごと沈んで行く。
液状化して地滑りを起こして、
海に沈んだのかもしれない。


次回はGirl's side。
女の行動がもたらしたものとは?
(つづく)

--------------

今年も半分終わり。
グズグズしてる間に、
暑い夏がやってくる…

その前にちょっと、
小樽に行ってきます♪

ではまた来襲。

拍手[0回]

こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

半世紀を過ぎた私は、
今風に言えば昭和の人間。

近年一括りに「昭和」で語られる時代ですが、
昭和の後半と末期では、全然違う時代でした。
平成の人たちには伝わりづらいかな。

******

うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/

前回公演のシーンの解説、第4回。


私が思春期を過ごした昭和50年代。
「大きいことはいいことだ」から「軽薄短小」へ、
激変した時代でした。

5年生の頃(1975)、
友達の間で「ダサい」という言葉が使われだした。
後に「だって埼玉が語源説」が流れた時、
「それって後付けだよな」と思ったもんだ。

その世代が発情期に突入する80年代の空気。
→理屈を熱く語るのは暑苦しい、ダサい。
まして理詰めで女を口説くなんぞ、ダサさの極致…

けれども実は知っていた。
その少し前の時代・世代に、
情熱的で理屈っぽく、長々と、
愛を語った者たちがいたことを。

今回はそんな時代の臭いのするシーンです。
ダサくてウザくて暑苦しい、
あの時代のそんな空気への憧れが、
作者に書かせたものです。

軽薄短小からバブルへ、
その先で新自由主義が鎌首もたげた
1993年の作品です。

-------

「ふにゃばし」

5.幻の1日


C:いっしょにこの島を出てゆくだ

T:なんでじゃ

C:この島はもうおしまいだだだ

T:そういう噂ば、流れちょるこた たしかじゃきィ

C:噂じゃねえだ

T:あてをさそうのんはどうしてだだだ?

C:だだだだだ

T:だだだだだ

C:もうおしまいだだだ
経営者ば変って 首切りさ始まる
組合はテロリストに占拠され
遊具はさびついて
従業員は 馬だ舟だと ちぃとも働かず
食堂じゃ メシも炊かずにオイチョカブだ

T:じゃけんど 今日かて
食うもん食うたし 給料ももろたし
友だちだって みんなまだいる


C:明日は どうなるだ

T:知らん。
けど 卒業試験ば残っちょるし
今ここを離れても
生きてる目なんぞ よう見えんわ

C:おめえのことが好きだ

T:それは知っちょる

C:シンキチや野上や他の若い衆とはちがう
ハンケチが白いだとか 気ィきくおなごだとか
そんな理由で好きなんじゃない
そんなもん なくたってええ

T:そんなん 元々 ちゃうて

C:おめえはいい味持ってるだ
おめえにしかねぇ このォ……
絵になるっつーか、
ウソでねえカッコよさみたいなもん

T:そりゃそうじゃのう、
わしらは「奥羽」じゃき

C:おみゃあんこと
変えちゃいげね 変えちゃいげねと
ずっと思って黙ってきた。
映画に行ってもハイキングに行っても
どうしてほしいとか
どうなってほしいとか
一切いわねがっだし、
若えもんとどっか出かけても
手ェ振って見送っただ、

T:うれしかっただだ
何でもはなしきいてくれて
イヤリングはごっつうデカかったけど
でも 好みやったし

C:だども‥…

T:だだだ‥‥

C:変わらねえ変わらねえって
100年たったって変わらねえだよ!!
変わらねえ変わらねえいって
誰かに何かに変えられちまうだよ!!!
ドルだっていつまでも360円じゃねがったし、
変わらね変わらねと
変わらねえこと願って
毎年慰霊碑に花ささげちょるけど、
20年30年したら
この国も軍隊持ってるかもしれねえだ、


T:あんたはいいヒトじゃ
いいヒトでいてほしいんじゃ

C:おらに‥
‥わしに罪ば犯させてくれんかのォ、
手ェ下させてくれんかのォ、
黙って見てられないんじゃ、
黙ってやりすごすなどできねえだ、
この島は崩れ落ちる
いっしょに逃げるんだ
逃げてくれ、おらといっしょに

T:故郷(くに)に残してきた嫁はんや家族はどうする !!!

C:嘘じゃ!みんな作り話や !!
そう思ってくれ、そう信じてくれ、
もう時間がないんじゃ!!

T:だだだだだ‥

C:だだだだだ。

7時半に、港の公衆電話の前で。
誰にもないしょだ。
おらは本社に辞表さ 出してくる。
できたら オニギリ10コぐらい
にぎってきてくれんか。

あと、ついでに夜行の切符もとってくるだ。
すまねえだども、
聖徳太子1枚、貸してほしいだ。
明日 銀行が開いたら
知らない街で 返すことになるけど

--------

○デタラメです。

落ち着いて読めば、
かなり強引で無茶な理屈だとわかる。
ネットの時代じゃ絶対ボロが出る(笑)

○どこの方言よ?

そこも含めてデタラメ。
特定の地方を印象づけたくなかった。
でも決して標準語では出せないし、すべきでもない。
東京人だから持てる、出せる感覚かもしれない。

○卒業試験ば残っちょるし

女は働きながら学校に通っている設定のようだ。

○わしらは「奥羽」じゃき

初演では「奥羽アイランド」という遊園地の名前を設定してた。
当時のうぃっとでは、「奥羽組織」というキャラクターが、
今のサンバカぐらい頻繁に出てきてた。

ふにゃばしは、船橋とは限らない。
瀬戸内だし、奥羽だし、あの地方のあの町だ。

○変わらねえ変わらねえって

この決め台詞、
CM並みの強引な論理展開だが、
こういう台詞がかっこよく言える男に憧れる。
そんな役者でありたい。

舞台写真見たら愕然としたけど。
「どこのジジイだ」って。


○故郷(くに)に残してきた嫁はんや家族はどうする

そんなワケアリの男なのか!?

これは女の設定でも言えることだが、
地方→地方という人の流れも、さほど珍しくはなかった。
むしろそれが、日本を支え、回していた。
地方→東京という流ればかり強調されやすいが、
その目線だけじゃ、日本は語れない。

○この島、本社に辞表、夜行の切符…

遊園地は島にあって、本社はフェリーで結ばれた本土にあるようだ。
夜行列車が停まる→人口10万規模の中都市か。


次回はこの続き。
大見得切った男はその後どうしたか。
(つづく)

--------------

バブルへ向かったあの頃、
山手線の右側の街の色は灰色だった。
東京の西側が新しい。
浅草なんてダサクサ。

…今思えば、田舎者の僻み。
ダサくてクサくて何が悪い。

そんな時代に東側に移った。
渋谷が嫌いだったしな。


次回公演の詳細、
まだまだ詰めてます。
もう少し時間をください。

ではまた。

拍手[0回]

メルマガ登録はこちら
カレンダー
12 2019/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
[12/01 ニコちゃん]
プロフィール
HN:
丹胡茅庵(ニコちゃん)
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) 湾岸WITメルマガ All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]