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うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
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「電車の中は汚いから、よく手を洗いなさい」
「お金は汚いから、あんまり触るもんじゃありません」
子どもの頃、親にそう教わった。

近年、
「清潔で安全(そうに見える)」な日常に慣れ過ぎて、
緊張感がなくなってたのかもしれない。

みなさんこんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

半世紀前は、今ほど公衆衛生も整ってなかった。
下水道をやっと作ってるくらい。

風呂なんか毎日入るもんじゃなかった。
地下街やガード下にはしょんべん臭い一帯があった。
そこに住んでる人もいた。
全体的に不潔だった。

うちは都営住宅だから、やや貧しい階層だった。
それほど品のいい家でもなかっただろう。
それでも、気をつけるところは気をつけていた。

買い食いはしなかった。
買い食いしてるのは、もっと貧しい感じの子だった。


≪てかさ、思い出せよ。
昔から、外の世界は怖いところだったって≫

自然の中ばっかりじゃない。
街中は街中で、怖いとこなんだよ。
危険な場所や、悪い奴が、どこに潜んでるかわかりゃしない。

「人が大勢いるから安心」だって?
そうやって、弱い者ほど群れたがる。
群れたところで餌食になるのは見えてるし。

週末のショッピングモールに家族で行くなんて、
台風の河原にキャンプに行くのとあんまり変わらんだろ(´Д`)

子どもの頃、クイズやパズルのコーナーに、
間違い探しみたいな絵があって、
人混みの中で「まごつかないように」という表記があって、
よく意味がわからなかった。

正確に何て書いてあったかは思い出せないが、
「人混みの中でまごつく」ことは命取りになりかねないことだった。
それはわかる。
今風に言えば「キョドる」が近いかな。

悪い奴から見れば、「隙あり」「カモ発見」だ。
スリ、引ったくり、恐喝、詐欺、痴漢に誘拐、何でもありだ。

監視する側から見れば、「不審者発見」だ。
難癖つけて、公務執行妨害一丁上がりだ。

そういう恐怖、そういう緊張感は、忘れ去られているが、
今でも厳然と存在する。
むしろ、昔以上に存在する。

今なんて、公設私設問わず、監視カメラだらけだぜ(´Д`)
油断してたら世界中に拡散されちゃうし(´Д`)


人混みや、人と接触する怖さ、人そのものの怖さ、
コロナで一気にクローズアップされて、みんな意識しだしたけど、
実はそれ以前から、元々、怖いもの、怖いところだったんだよね。

そのセンサーが鋭い上に、そこから逃れられない日常にいた人は、
引きこもりになるのも無理ないと思う。
社会やコミュニティの空気が、殴ってくるから。
同調圧力ってやつ?


一歩外に出れば敵だらけさ。
七人の敵どころじゃないね。

だから、できるだけ人目につきづらいところを通り、
人の少ないところで活動するようにしてる。

人と顔を合わせた場合は逆に、素早く挨拶するといい。
「こんにちは」は、「さようなら」だからな(´Д`)

敢えて目立つ恰好をする場合もある。
「この人は、そういう存在」
ランドマークと化してしまえば、予測しづらいツッコミは受けにくくなる。

そんな風に気をつけて生きてきたので、
今までの人生で突然殴られたり詐欺に遭ったりしたことはない。

しかしながら、表現活動をする上ではいいことばかりでもない。
うちの劇団は、常に人が少ない。
メンバーも少なければ、お客も少ない。

どんなに面白いことやっても、あったかいこと言っても、
基本的に突き放してるからな。
結果的に、群れない奴が残ってるような気がする。


[結論]
あ、でも、今だからこそ、
その緊張感と、そこをベースにしたひとりひとりの尊重が、
大切にされる時だと思う。
(いつでもそうなんだけどな)

それがわかる人は、うぃっとの公演に来るといい。
安心して。
お客さんがいっぱいで密集することはないから。

友人知人、一族郎党誘い合わせなくっていいから。
独り、又は近しい人と、そーっとお越しください。
↓ ↓ ↓ ↓

********
□1
次回公演は、7月10日(金)~12日(日)。
場所はいつものあさくさ劇亭です。

≪やるのか?
ホントにやるのか?
やれるのか???≫

先のことは、わかりません。
劇亭でも5月までの公演は中止・延期になったようです。
https://sites.google.com/site/asageki/

6月も中止ってことになったら、
さすがに電話して相談しようと思いますが、
今のところは、やります!!

タイトルは、


浅草キャンプ!


あの「浅草キャンプ」が、1年半ぶりに再び登場。
火のないところに煙も立たない西浅草に、
うぃっとのキャラが集結する大スタンツ大会!!
※但し、中の人は3人と思われる。

今回は2020バージョン。
幻の東京●リンピックが、此処で開催されるのか???

過去にも3回転ジャンプや箱根駅伝を見せたうぃっとだから、
これはもう、期待するしかないだろう♪

まずは、開催できることを願って、お祈りだ。

(次号につづく)

□2
うぃっと 2019師走公演
「僕らの近未来」より

前回公演のシーンの紹介と解説です。

第3回は、

(T=てんこ
G=ガーギー木村
C=しなやかしなちゃん)

--------

3) 老後2000万年問題

C:金融庁の市場ワーキンググループが公表した
「老後2000万円問題」について、
重大な誤りが発見されました。

T:えー、「老後には2000万円足りない」
という言葉が独り歩きした感もありますが、
正しくは2000万円ではなく2000万年。
老後は2000万年あって大変だなあ、という意味です。


G:お前たち年金だけで生きて行けると思ってるのか。
2000万年だぞ。貯蓄はしっかりしてるのか?

T:そもそも年金制度が2000万年続くのか?

G:こんなはずじゃなかったよな。
俺たちが子どもの頃思ってた近未来はこんなんじゃなかった。
まさか老後が2000万年も続くなんて。
人生せいぜい100年かそこいらかと思ってたよ。

C:もう70歳とか赤ちゃん。

T:西暦2000年とかしょぼっちい。

G:そういや先週キリスト見たよ。

T:あ、俺も磔見た。

G:俺なんてザクロの木枯らしてるとこ見たぜ。

C:2000万年か。 
そりゃ政府も否定したくなるわ。

T:小指が黒いのは土なんですか?

C:2000万年も生きてると、身体が土になってくんです。
本人は生きてるつもりでも、土になってます。

T:老後が2000万年あると、
100万回死んだネコは20年ずつ生きられますね。

C:100万回焼かれたサンマは、
20年毎に焼かれることになります。

T:サンマが焼かれる年は、20年に一度のお祭りだ。

C:赤っぽい赤り運転です。

T:黒っぽい黒り運転です。

G:青っぽいけど、煽り運転じゃないよ。

C:今年はサンマが不良だな。
青り運転とかしてる。
冷凍を解凍して焼くしかない。

T:サンマ、もっと強くなりたいか。

G:はい、師匠。

T:それには鍛錬が必要だぞ。

G:それ、練炭なんですけど。

T:体を休めることも必要だぞ。
そこに横になれ。
塩は体にいいから塗っておくぞ。

G:なんか体がヒリヒリする…

--------

○老後は2000万年もある。

年金がどうとか言ってる場合じゃない。
第二第三の人生どころか、100万回焼かれる覚悟が必要だ。

世間の人が「地獄」と言ってる世界は、
実はこの長い老後のことを指してるのかもしれない。

キリストなんて、洟垂れ小僧。
磔なんて、鍛錬のうち。

近年の相次ぐ大災害や疫病、
これまでの社会システムの崩壊、等々は、
人間社会全体が、2000万年の老後に入った、ということなのか。


○テレビ画面

舞台で使うとすごく映える。
飛び出したりはみ出したりするのも楽しい。




会議もバラバラで、各自自宅から画面に映ってやるような世の中になってきた。
飲み会なんかも。

近未来がこんなに早く来るなんて、ビックリ(´Д`)

(つづく)

********

さて、と。
あまりに室内に居すぎると身体もなまるし、
明るいうちに外で運動してくるかな?

行き先?
内緒だよ。
人大勢来たら困るし(´Д`)

ではまた来襲!

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