うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
こんばんは、ニコちゃんです。
広島がえらいことになってますね。
先週行った時から雨が多かったけど、
まさかあんな大惨事になるとは…
私の知ってる広島は、
ごくわずかな平地の部分で、
後はちょっと行くと、
ほとんどが山、
その合間に川、
地図で見ると緑ばっかり。
他の大都市と比べても、
明らかに平地の割合が少ない。
この街が多くの人口を抱えるのは、
すごく大変なんだなと思った。
広島から関東に出てくる人って結構多くて、
今までそれが感覚的にあまり理解できない部分もあったけど、
今回のことで妙に納得。
自然災害は、
何ともできない部分が大きいし、
あちこち壊れて当面大変かとも思いますが、
何とか生きとってください。
******
□1
うぃっと30周年記念公演
「過去は常に新しい。
未来は古くてカビ臭い。」
先日の公演のシーンより。
<日曜日>まで来ました。
残りあと2回です。
写真はリハーサル中のものです。
3人なので2人ずつしか映ってません。
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sun.html
○うぃっとのソーセー記
作者:
こんな時代にこの歳なので、
毎回遺作のつもりで書きます。
キョロ:
だが、遺作はアブラハムの子であった。
遺作はアブラハムと90歳のサラとの間にやっとできた子。
ところが神は、
遺作を生贄に出せとアブラハムに告げる。
仕方なくアブラハムは、
遺作と共に七輪を持って山に登る。
遺作(サンマ):
父さん、生贄にする羊はどこ?
アブラハム(赤ネコ):
だいぶ歩いて疲れただろう。
いいから黙ってここで横になりなさい。
七輪の火であったまるといい。
遺:父さん、わかってるよ。
神様に遺作を生贄に出せって言われたんだろ?
ア:俺もこんなことはしたくなかったんだが…
ジュル…
遺:ふふふ…父さんは初歩的なミスを犯したな。
僕は遺作ではない。
ア:何だと?
遺:アブラハムには七輪の子って言うだろ?
(稲妻が光る)
ア:そ、そうだったかにゃ?
キ:あんた、自分の子どもぐらいちゃんと憶えなさいよ!
(雷鳴)
神様:アブラハムよ、生贄の用意はできたか?
ア:ダメだ、やっぱり息子は渡せないぞ。
神:お前が神を選んで息子を差し出したら、
ミンチにしてやるところだった。
だがお前は愛する息子を選んだ。正解だ。
ア:ありがとうございます。
おお、愛しい遺作よ、アチ!
早速お祝いだ。
そこにいる息子でも何でもないサンマを焼いて食うぞ。
遺:違う、僕はサンマじゃない…
キ:だから間違ってるって。
たしかにあんたには七輪の子どもがいるけど、
それは召使のあたしとの間の子でしょ?
遺:え? じゃあ、やっぱり…
神:サンマ、お前が遺作なのだ。
お前は遺伝子操作で強くなって、
サンマのくせに陸で暮らせるようになったのだ。
ア:まあ、何はともあれよかった。
誰にでも間違いはあるさ。
作:こうして父と子は、仲良く暮らしました。
ちゃんちゃん。
神:違う!
作者よ、お前も間違っている。
遺作、お前にはオクラが埋め込まれている。
遺:え?あ、いつの間に…
神:遺作というのは本来、
作者の死後発見された作品を指すのだ。
作者が生きている間は日の目を見てはいけない、
オクラ入りなのだ。
遺:じゃそゆことで、海に還ります。
キ:カァ、カァ、カァ…
○オヤジの小言
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sun.html#sun2
キョロ:
おじさんおばさんは、
なぜ手を抜くのか、
ラクをするのか、
全力を出さないのか、
よくわからなかった。
赤ネコ:
なぜその力を少ししか出さないのか。
それが身体でわかる歳に、
どうやらなってしまったよ。
サンマ:
見よ、私の干した洗濯物を!
完璧だろうが。
○いつか、恋する時
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sat.html#sun3
赤ネコ:
朝帰りして、マンションのロビーに戻ったら、
階段から降りてきた小柄な女性とすれ違った。
朝早くから仕事かな。
60ぐらい、
50代でも通りそうなその人は、
慎ましやかな佇まいの中に、
すごくきれいな眼を隠し持ってた。
一瞬だけど、俺はそれを見逃さなかった。
…そう、まるで恋をしてるみたいな。
あの時と同じだ。
俺には昔、ツレがいた。
ある日俺は、そんな眼をした彼女を見てしまった。
「世話になったな」
終わったことだから、過去の話だ。
「世話になったな」
またいつか、
どこかで逢えるかもな。
******
□2
稽古場情報
8/27水
9/3水
詳しく知りたい方は、メルマガ登録してください♪
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/maga.html
******
広島とうどん国に行って、
帰ってきてあっと言う間に4日。
書きたいことばかり溜まってます。
いっぺんには無理なので、
まずアウトプットを習慣づけて、
いいものを出していけたらと思います。
脳がゴミ屋敷じゃ、
ゴミしか出せないしね。
うぃっとの本公演は12/24-28。
あと4ヶ月。
ではまた来襲。
広島がえらいことになってますね。
先週行った時から雨が多かったけど、
まさかあんな大惨事になるとは…
私の知ってる広島は、
ごくわずかな平地の部分で、
後はちょっと行くと、
ほとんどが山、
その合間に川、
地図で見ると緑ばっかり。
他の大都市と比べても、
明らかに平地の割合が少ない。
この街が多くの人口を抱えるのは、
すごく大変なんだなと思った。
広島から関東に出てくる人って結構多くて、
今までそれが感覚的にあまり理解できない部分もあったけど、
今回のことで妙に納得。
自然災害は、
何ともできない部分が大きいし、
あちこち壊れて当面大変かとも思いますが、
何とか生きとってください。
******
□1
うぃっと30周年記念公演
「過去は常に新しい。
未来は古くてカビ臭い。」
先日の公演のシーンより。
<日曜日>まで来ました。
残りあと2回です。
写真はリハーサル中のものです。
3人なので2人ずつしか映ってません。
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sun.html
○うぃっとのソーセー記
作者:
こんな時代にこの歳なので、
毎回遺作のつもりで書きます。
キョロ:
だが、遺作はアブラハムの子であった。
遺作はアブラハムと90歳のサラとの間にやっとできた子。
ところが神は、
遺作を生贄に出せとアブラハムに告げる。
仕方なくアブラハムは、
遺作と共に七輪を持って山に登る。
遺作(サンマ):
父さん、生贄にする羊はどこ?
アブラハム(赤ネコ):
だいぶ歩いて疲れただろう。
いいから黙ってここで横になりなさい。
七輪の火であったまるといい。
遺:父さん、わかってるよ。
神様に遺作を生贄に出せって言われたんだろ?
ア:俺もこんなことはしたくなかったんだが…
ジュル…
遺:ふふふ…父さんは初歩的なミスを犯したな。
僕は遺作ではない。
ア:何だと?
遺:アブラハムには七輪の子って言うだろ?
(稲妻が光る)
ア:そ、そうだったかにゃ?
キ:あんた、自分の子どもぐらいちゃんと憶えなさいよ!
(雷鳴)
神様:アブラハムよ、生贄の用意はできたか?
ア:ダメだ、やっぱり息子は渡せないぞ。
神:お前が神を選んで息子を差し出したら、
ミンチにしてやるところだった。
だがお前は愛する息子を選んだ。正解だ。
ア:ありがとうございます。
おお、愛しい遺作よ、アチ!
早速お祝いだ。
そこにいる息子でも何でもないサンマを焼いて食うぞ。
遺:違う、僕はサンマじゃない…
キ:だから間違ってるって。
たしかにあんたには七輪の子どもがいるけど、
それは召使のあたしとの間の子でしょ?
遺:え? じゃあ、やっぱり…
神:サンマ、お前が遺作なのだ。
お前は遺伝子操作で強くなって、
サンマのくせに陸で暮らせるようになったのだ。
ア:まあ、何はともあれよかった。
誰にでも間違いはあるさ。
作:こうして父と子は、仲良く暮らしました。
ちゃんちゃん。
神:違う!
作者よ、お前も間違っている。
遺作、お前にはオクラが埋め込まれている。
遺:え?あ、いつの間に…
神:遺作というのは本来、
作者の死後発見された作品を指すのだ。
作者が生きている間は日の目を見てはいけない、
オクラ入りなのだ。
遺:じゃそゆことで、海に還ります。
キ:カァ、カァ、カァ…
○オヤジの小言
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sun.html#sun2
キョロ:
おじさんおばさんは、
なぜ手を抜くのか、
ラクをするのか、
全力を出さないのか、
よくわからなかった。
赤ネコ:
なぜその力を少ししか出さないのか。
それが身体でわかる歳に、
どうやらなってしまったよ。
サンマ:
見よ、私の干した洗濯物を!
完璧だろうが。
○いつか、恋する時
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sat.html#sun3
赤ネコ:
朝帰りして、マンションのロビーに戻ったら、
階段から降りてきた小柄な女性とすれ違った。
朝早くから仕事かな。
60ぐらい、
50代でも通りそうなその人は、
慎ましやかな佇まいの中に、
すごくきれいな眼を隠し持ってた。
一瞬だけど、俺はそれを見逃さなかった。
…そう、まるで恋をしてるみたいな。
あの時と同じだ。
俺には昔、ツレがいた。
ある日俺は、そんな眼をした彼女を見てしまった。
「世話になったな」
終わったことだから、過去の話だ。
「世話になったな」
またいつか、
どこかで逢えるかもな。
******
□2
稽古場情報
8/27水
9/3水
詳しく知りたい方は、メルマガ登録してください♪
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/maga.html
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広島とうどん国に行って、
帰ってきてあっと言う間に4日。
書きたいことばかり溜まってます。
いっぺんには無理なので、
まずアウトプットを習慣づけて、
いいものを出していけたらと思います。
脳がゴミ屋敷じゃ、
ゴミしか出せないしね。
うぃっとの本公演は12/24-28。
あと4ヶ月。
ではまた来襲。
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