うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
こんにちは、ニコちゃんです。
台風が西日本を中心に猛威を振るっています。
気をつけてお過ごしください。
******
うぃっと30周年記念公演
「過去は常に新しい。
未来は古くてカビ臭い。」
先日の公演のシーンより。
今回は<土曜日>。
写真はリハーサル中のものです。
3人なので2人ずつしか映ってません。
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sat.html
○未来は何になる
キョロ:
未来が見えるカメラがあるんだって。
俺たちの未来もわかるのかな。
赤ネコ:
サンマを撮ってみた。
キ:サンマは、骨になる。
サンマ:
キョロを撮ってみた。
赤:キョロは、肉になる。
キ:キョロは鳥じゃないのに。
キ:豚を撮ってみた。
赤:豚は、肉になる。
キ:牛を撮ってみた。
赤:牛は、肉になる。
サ:牛は、皮になる。
キ:ネコさんを撮ってみた。
サ:ネコは、皮になる。
赤:ミンチじゃなくてよかった。
キ:時を刻むのって、いい。
サ:ネコ肉を刻むのって、遠慮しとく。
キ:東京を撮ってみた。
サ:東京は、廃墟になる。
キ:俺たちの居場所はあるのかな?
○三味線と三線
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sat.html#sat2
赤ネコ:
そうか、オレの未来は三味線なのか…
キョロ:
それで、ネコさんは本当は一人なんですか?
赤:え!?
いや、実は黙ってたんだけど…
…俺たち11人兄弟なんだ。
ほら。
で、一番下のこいつは長靴を履いている。
十一郎っていうんだ。
キ:じゃあその上は?
赤:その上は結構大変な思いをしてる。
九郎と十郎っていうんだ。
十郎はにがぐつを履いていて、
にがぐつって言うと靴磨きの少年だ。
靴磨きの少年が株の話をすると暴落するんだ。
その上の九郎はぬがぐつで、
これがまた甘くてベトベトしてるんだ。
サンマ:
ネコさんが三味線ひいてます。
赤:その上の八郎はねがぐつで…
キ:ZZZ……
サ:キョロのいとこはイートコドリって言って、
なんかむかつくのよねー
キ:え?キョロが寝てるのに誰かが言ってる!
そんなこと言ってない!
キョロにいとこなんていない!!
赤:イートコドリって小鳥を食べるんだよね。
サ:イートコドリと一緒にいると、
九郎と十郎が私だけにのしかかってくるのよね。
赤:あ、お前たちか。
キ:イートハーブはハーブを食べるのよ。
草食と見せかけてジャンキー
赤:ハーブを食べるマングースか。
マングース:
私はフィギュアのマングース選手です。
羽生を倒すために日本のリンクにやってきました。
赤:羽生選手ならそこの将棋盤にいますよ。
氷の上で、寒そうです。
羽生:
待ってたよ、マングース君。
フフフ、私から三線が取れるかな?
○トリプルサルコー
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sat.html#sat3
赤ネコ:
おっす。
おら、見ざるのウラジマ太郎だ。
おっす。
おら、聞かざるのウラ、シマジロウだ。
おっす。
おら、言わざるのウラジマサブロウだにゃ。
見ざる・聞かざる・言わざるで、トリプルサルコーだにゃ。
コラ、お前たち、氷の上で将棋なんかするんじゃねえ!
マングース(サンマ):
私はフィギュアのマングース選手です。
羽生を倒すために日本のリンクにやってきました。
羽生(キョロ):
ダブルループ。
赤:俺たちの演技を邪魔する奴はただじゃおかない。
羽:トリプルアクセル。
マ:10秒。
赤:みゃああああ!!!!
羽:テレマーク、入ってない。
マ:20秒。
赤:いやぁ、それほどでも。
マ:チ、チ、チ、
赤・マ・羽:ドカーーーン
○物語の崩壊
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sat.html#sat4
サンマ:
これは…何ですか?
キョロ:
私たちのスライドショーです。
サ:おお、すごい!
こんな感じできれいにパッケージされた感動ストーリーって、
いつ頃からあったっけ?
キ:この20年くらいかな。
その時代から、何度もループしてるような気がする。
「子ども」も「親」も「学校」も「街」も、
1つのアトラクションとして、
グルグル回ってる。
サ:似たような色、味、模様の、
しょぼいバラエティのような日常は、
甘くしょっぱく消毒されたぬるま湯のように循環し、
そこから出られない。
キ:こっちは、何ですか?
サ:ドル箱です。
アイドルの缶詰め。
キ:作家も〆切に追われて缶詰めになりますね。
サ:今は可視化が求められているので、
瓶詰めが流行りです。
キ:ああ、ホントに瓶詰めになっちゃってる。
作者:
ああ、神様が、神様が沖の方からやってくる。
…神様サーフィンしてるのか?
キ:だいぶ困ってるみたい。
サ:ループから抜けられないくせに、
物語まで崩壊してきてますから。
キ:モノが行き渡り、
価格や品質で競争できなくなった今世紀、
「物語で売る」マーケティングがもてはやされた。
それが今、あちらこちらで破綻している。
作:神様…あ、神様、行かないで…
サ:耳が聞こえないとか、
目が見えないとか言って騙しても、
誰もついてきません。
キ:逆に本人が出演しても、
常連に愛想振りまくだけで子どもたちには冷たい。
作:偽物にも本物にも酔えない。
だとすると不本意ながら、
もうこれしかないじゃないか。
******
私はこれから吉祥寺でクラス会です。
楽しい夏休みをお過ごしください。
台風が西日本を中心に猛威を振るっています。
気をつけてお過ごしください。
******
うぃっと30周年記念公演
「過去は常に新しい。
未来は古くてカビ臭い。」
先日の公演のシーンより。
今回は<土曜日>。
写真はリハーサル中のものです。
3人なので2人ずつしか映ってません。
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sat.html
○未来は何になる
キョロ:
未来が見えるカメラがあるんだって。
俺たちの未来もわかるのかな。
赤ネコ:
サンマを撮ってみた。
キ:サンマは、骨になる。
サンマ:
キョロを撮ってみた。
赤:キョロは、肉になる。
キ:キョロは鳥じゃないのに。
キ:豚を撮ってみた。
赤:豚は、肉になる。
キ:牛を撮ってみた。
赤:牛は、肉になる。
サ:牛は、皮になる。
キ:ネコさんを撮ってみた。
サ:ネコは、皮になる。
赤:ミンチじゃなくてよかった。
キ:時を刻むのって、いい。
サ:ネコ肉を刻むのって、遠慮しとく。
キ:東京を撮ってみた。
サ:東京は、廃墟になる。
キ:俺たちの居場所はあるのかな?
○三味線と三線
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sat.html#sat2
赤ネコ:
そうか、オレの未来は三味線なのか…
キョロ:
それで、ネコさんは本当は一人なんですか?
赤:え!?
いや、実は黙ってたんだけど…
…俺たち11人兄弟なんだ。
ほら。
で、一番下のこいつは長靴を履いている。
十一郎っていうんだ。
キ:じゃあその上は?
赤:その上は結構大変な思いをしてる。
九郎と十郎っていうんだ。
十郎はにがぐつを履いていて、
にがぐつって言うと靴磨きの少年だ。
靴磨きの少年が株の話をすると暴落するんだ。
その上の九郎はぬがぐつで、
これがまた甘くてベトベトしてるんだ。
サンマ:
ネコさんが三味線ひいてます。
赤:その上の八郎はねがぐつで…
キ:ZZZ……
サ:キョロのいとこはイートコドリって言って、
なんかむかつくのよねー
キ:え?キョロが寝てるのに誰かが言ってる!
そんなこと言ってない!
キョロにいとこなんていない!!
赤:イートコドリって小鳥を食べるんだよね。
サ:イートコドリと一緒にいると、
九郎と十郎が私だけにのしかかってくるのよね。
赤:あ、お前たちか。
キ:イートハーブはハーブを食べるのよ。
草食と見せかけてジャンキー
赤:ハーブを食べるマングースか。
マングース:
私はフィギュアのマングース選手です。
羽生を倒すために日本のリンクにやってきました。
赤:羽生選手ならそこの将棋盤にいますよ。
氷の上で、寒そうです。
羽生:
待ってたよ、マングース君。
フフフ、私から三線が取れるかな?
○トリプルサルコー
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sat.html#sat3
赤ネコ:
おっす。
おら、見ざるのウラジマ太郎だ。
おっす。
おら、聞かざるのウラ、シマジロウだ。
おっす。
おら、言わざるのウラジマサブロウだにゃ。
見ざる・聞かざる・言わざるで、トリプルサルコーだにゃ。
コラ、お前たち、氷の上で将棋なんかするんじゃねえ!
マングース(サンマ):
私はフィギュアのマングース選手です。
羽生を倒すために日本のリンクにやってきました。
羽生(キョロ):
ダブルループ。
赤:俺たちの演技を邪魔する奴はただじゃおかない。
羽:トリプルアクセル。
マ:10秒。
赤:みゃああああ!!!!
羽:テレマーク、入ってない。
マ:20秒。
赤:いやぁ、それほどでも。
マ:チ、チ、チ、
赤・マ・羽:ドカーーーン
○物語の崩壊
http://wittokyo.web.fc2.com/46_kta/sat.html#sat4
サンマ:
これは…何ですか?
キョロ:
私たちのスライドショーです。
サ:おお、すごい!
こんな感じできれいにパッケージされた感動ストーリーって、
いつ頃からあったっけ?
キ:この20年くらいかな。
その時代から、何度もループしてるような気がする。
「子ども」も「親」も「学校」も「街」も、
1つのアトラクションとして、
グルグル回ってる。
サ:似たような色、味、模様の、
しょぼいバラエティのような日常は、
甘くしょっぱく消毒されたぬるま湯のように循環し、
そこから出られない。
キ:こっちは、何ですか?
サ:ドル箱です。
アイドルの缶詰め。
キ:作家も〆切に追われて缶詰めになりますね。
サ:今は可視化が求められているので、
瓶詰めが流行りです。
キ:ああ、ホントに瓶詰めになっちゃってる。
作者:
ああ、神様が、神様が沖の方からやってくる。
…神様サーフィンしてるのか?
キ:だいぶ困ってるみたい。
サ:ループから抜けられないくせに、
物語まで崩壊してきてますから。
キ:モノが行き渡り、
価格や品質で競争できなくなった今世紀、
「物語で売る」マーケティングがもてはやされた。
それが今、あちらこちらで破綻している。
作:神様…あ、神様、行かないで…
サ:耳が聞こえないとか、
目が見えないとか言って騙しても、
誰もついてきません。
キ:逆に本人が出演しても、
常連に愛想振りまくだけで子どもたちには冷たい。
作:偽物にも本物にも酔えない。
だとすると不本意ながら、
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******
私はこれから吉祥寺でクラス会です。
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