うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
【今回はちょっと、重い文章になります。】←芸風
今年も残り2週間余となりました。
こんばんは、ニコちゃんです。
この先は、創作者しなやかしなちゃんのボヤキです。
内省的になりがちな1年でした。
最後の最後までそんな調子。
私にはいつか書きたい、伝えたい、
深く追求したいテーマがいくつかあって、
それが書けてない、出せてない思いが常にある。
慢性的にインプット過剰感、
アウトプットへの強迫観念がある。
その圧で押し出されたものが作品や文章として出るので、
役に立ってないとも言えないが、
飽食で便秘のたけぞう君みたいでカッコ悪い。
もう少し何とかしたい。
ところが、
今回の舞台で使えるものを探そうと、
過去の作品、ネタ帳、
メルマガ、公演パンフの文章を漁ってたら、
もうビックリ、愕然とした。
自分が語れてない、追求できてない、
と思ってることの多くは、
既にどこかの機会で語られていたり、
何とか説明しよう、解き明かそうと
途中まで手掛けられていたのだ。
その時々の流行りものや社会情勢で、
挙げられる例は変わっても、
追いかけてるテーマ自体はあまり変わってない、
良く言えばぶれてない、
悪く言えば決着がつけられないのだろう。
「途中まで書いてあるなら、
続きをやればいいからラッキーじゃん」
そう思えればいいのだが、
それらの多くは作品の一部として加工されているので、
バラして使いづらい。
労力を思い浮かべただけで疲れてしまう。
結局、一つの思想、体系としての自分自身という樹と、
ガップリ向き合うことから逃れられないわけで、
そんなことはわかりきってるが、
ここまで52年もかかって大して進めてないし、
しんどいわ。
******
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
世を余りにバカバカしい笑いに包んだ古今東西の天才奇才は、
周りが引くどころではない苦悩や果て無き探求を経て、
そのバカを産み育て、愛されてきた。
悩み苦しんだからと言って、巨匠になれるとは限らないが、
バカの深淵には手をかけた。
老いも若きも劇場に集い給へ。
あまりのくだらなさに口あんぐりさせた際には、
その口に底無しの闇をひと振りスパイスして進ぜよう。
公演まであと9日。
(つづく)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
24) おくさんの庭
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/24.html
------
おくさん:おかげさまで、
トマトの苗も大きくなってきました。
それから、頼んでもいないのに、
かぼちゃがどんどん伸びて、
花が咲いちゃいました。
ニコ先生:よかったですね。
やはりいい土を使っていると、
植物もすくすく育ちますね。
その上 いろんなおまけもついてきます。
それがまた、楽しいんですね。
お:ニコ先生のご指導のお蔭です。
ニ:いえいえ、奥さんの愛情が、
ゴミを資源に変えて、
生きものたちを輝かせている…
素晴らしいことです
お:それでまた、相談なんですけど…
ニ:はい、何でもどうぞ
お:花は咲いたんですけど
実がつかないんです
ニ:おやおや。
でも大丈夫ですよ。
自然にまかせておけば、
生きもの同士で何とかしてくれます。
お:生きもの同士で
食べるとこまでやられちゃうと
さびしいんですけど…
朝起きてみてみると、
丸ハゲになった苗と、
そのそばでケプーとお腹が膨らんだ
シャクトリ虫を見つけることが多くて、
ついついロケットパンチを出してしまうんです
ニ:さわやかな朝のあいさつですね
お:蜜蜂さんが飛んで来てくれればいいんだけど…
ニ:ぶんぶん飛んでいませんか?
お:ハエさんなら
ぶんぶん飛んでるんですけど…
ニ:ハエさんでもいいじゃないですか
お:イヤですわ、ニコ先生。
悪い冗談がお好きで
ニ:ハエさんがお手手すりすり
ふっふっってやってる間に
花粉がついて、
実がなったりしませんかね?
お:……想像しちゃったじゃないですか!!
------
すぐ近くにいるのに、
電話で相談してる設定のおくさんとニコ先生。
○頼んでもいないのに、
かぼちゃがどんどん伸びて、
ニコ先生は生ゴミを堆肥にして土を作る。
ところがおくさんは虫が苦手。
そこでこのようなすれ違いが生じる。
○ハエさんがお手手すりすり
すりすりしてるニコ先生は、
ホントにハエさんみたいに見える。
おくさんが妄想してしまうのもわかる。
…いやいや、ラジオ番組だから、姿は見えないはず。
これも定番シーンですね。
次回「おくさんの庭 2」
衝撃の結末へ。
******
「教育は人格の完成を目指し、」
その途上にあることを、この身に感じている。
夜風が温度通りに冷たく当たるように。
こんな風に悩めて、人間らしく生きれて光栄だ。
大きな樹を遺して死ねるよう、精進するわ。
願わくは、こんな話をして通じる人と、もっと話したい。
それではまた。
今年も残り2週間余となりました。
こんばんは、ニコちゃんです。
この先は、創作者しなやかしなちゃんのボヤキです。
内省的になりがちな1年でした。
最後の最後までそんな調子。
私にはいつか書きたい、伝えたい、
深く追求したいテーマがいくつかあって、
それが書けてない、出せてない思いが常にある。
慢性的にインプット過剰感、
アウトプットへの強迫観念がある。
その圧で押し出されたものが作品や文章として出るので、
役に立ってないとも言えないが、
飽食で便秘のたけぞう君みたいでカッコ悪い。
もう少し何とかしたい。
ところが、
今回の舞台で使えるものを探そうと、
過去の作品、ネタ帳、
メルマガ、公演パンフの文章を漁ってたら、
もうビックリ、愕然とした。
自分が語れてない、追求できてない、
と思ってることの多くは、
既にどこかの機会で語られていたり、
何とか説明しよう、解き明かそうと
途中まで手掛けられていたのだ。
その時々の流行りものや社会情勢で、
挙げられる例は変わっても、
追いかけてるテーマ自体はあまり変わってない、
良く言えばぶれてない、
悪く言えば決着がつけられないのだろう。
「途中まで書いてあるなら、
続きをやればいいからラッキーじゃん」
そう思えればいいのだが、
それらの多くは作品の一部として加工されているので、
バラして使いづらい。
労力を思い浮かべただけで疲れてしまう。
結局、一つの思想、体系としての自分自身という樹と、
ガップリ向き合うことから逃れられないわけで、
そんなことはわかりきってるが、
ここまで52年もかかって大して進めてないし、
しんどいわ。
******
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
世を余りにバカバカしい笑いに包んだ古今東西の天才奇才は、
周りが引くどころではない苦悩や果て無き探求を経て、
そのバカを産み育て、愛されてきた。
悩み苦しんだからと言って、巨匠になれるとは限らないが、
バカの深淵には手をかけた。
老いも若きも劇場に集い給へ。
あまりのくだらなさに口あんぐりさせた際には、
その口に底無しの闇をひと振りスパイスして進ぜよう。
公演まであと9日。
(つづく)
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□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
24) おくさんの庭
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/24.html
------
おくさん:おかげさまで、
トマトの苗も大きくなってきました。
それから、頼んでもいないのに、
かぼちゃがどんどん伸びて、
花が咲いちゃいました。
ニコ先生:よかったですね。
やはりいい土を使っていると、
植物もすくすく育ちますね。
その上 いろんなおまけもついてきます。
それがまた、楽しいんですね。
お:ニコ先生のご指導のお蔭です。
ニ:いえいえ、奥さんの愛情が、
ゴミを資源に変えて、
生きものたちを輝かせている…
素晴らしいことです
お:それでまた、相談なんですけど…
ニ:はい、何でもどうぞ
お:花は咲いたんですけど
実がつかないんです
ニ:おやおや。
でも大丈夫ですよ。
自然にまかせておけば、
生きもの同士で何とかしてくれます。
お:生きもの同士で
食べるとこまでやられちゃうと
さびしいんですけど…
朝起きてみてみると、
丸ハゲになった苗と、
そのそばでケプーとお腹が膨らんだ
シャクトリ虫を見つけることが多くて、
ついついロケットパンチを出してしまうんです
ニ:さわやかな朝のあいさつですね
お:蜜蜂さんが飛んで来てくれればいいんだけど…
ニ:ぶんぶん飛んでいませんか?
お:ハエさんなら
ぶんぶん飛んでるんですけど…
ニ:ハエさんでもいいじゃないですか
お:イヤですわ、ニコ先生。
悪い冗談がお好きで
ニ:ハエさんがお手手すりすり
ふっふっってやってる間に
花粉がついて、
実がなったりしませんかね?
お:……想像しちゃったじゃないですか!!
------
すぐ近くにいるのに、
電話で相談してる設定のおくさんとニコ先生。
○頼んでもいないのに、
かぼちゃがどんどん伸びて、
ニコ先生は生ゴミを堆肥にして土を作る。
ところがおくさんは虫が苦手。
そこでこのようなすれ違いが生じる。
○ハエさんがお手手すりすり
すりすりしてるニコ先生は、
ホントにハエさんみたいに見える。
おくさんが妄想してしまうのもわかる。
…いやいや、ラジオ番組だから、姿は見えないはず。
これも定番シーンですね。
次回「おくさんの庭 2」
衝撃の結末へ。
******
「教育は人格の完成を目指し、」
その途上にあることを、この身に感じている。
夜風が温度通りに冷たく当たるように。
こんな風に悩めて、人間らしく生きれて光栄だ。
大きな樹を遺して死ねるよう、精進するわ。
願わくは、こんな話をして通じる人と、もっと話したい。
それではまた。
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