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うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
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春を彩った花の陰で時を待っていた草たちが、
雨毎に日差し毎に伸び、濃くなる。
黄色が緑に変わる季節。

こんにちは、うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
地震にカミナリ、火事はないけどオヤジが語るメルマガだよ!

野菜は葉っぱや根が育てば終わりではない。
花は咲けば終わりではない。
種ができても、まだ生きている。

人間だって、そう。
若くて注目されやすいうちだけじゃない。
花や実をつけた後も、意外と長い。
余生なんて言ったら失礼なくらい、中身もある。

そういった意味でも、
劇団を始めて37年、
還暦までカウントダウンとなった私が、
舞台に立つこと、新しい作品を創ることは、
とても大事なことだ。
若くて勢いのある者が創るものと比べて、
色褪せた陳腐なものだということもない。

今は稽古場も取れないし、すぐ動けない状況だが、
確信を持って進んで行く。
今できること、今だからやっておける準備を重ねて、
その時に備える。


まだ公演のメドは立ちませんが、
今しばらく、前回公演の写真と解説をお楽しみください♪
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

**********

□1
「BEHIND THE CURTAIN」
◆鬼が笑う前に◆
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html

シーンの紹介と解説です。

第5回は、おじいさんの昼食。
ラーメン1人分作るにも、おじいさんなりの手順がある。
「一人飯を楽しく、合理的に、美味しく作り、食べる」
ラーメンの、そして生活のレシピである。


5) おじいさん(昼)


C:お昼はラーメンです。
小さい鍋に卵が1個浸る量の水を入れて火にかける。
もやしを一掴みして、その脇に入れる。


カブの葉っぱを切る。
沸騰したらタイマーをかけ、もやしを丼ぶりに上げる。
代わりにカブの葉っぱを茹でる。


フライパンで炒める野菜を切る。
また沸騰したら、カブの葉っぱをザルに上げる。
フライパンに点火し、豚バラを薄く敷く。

肉の脂がフライパンに馴染んできたら裏返し、野菜を被せる。

ネギを刻む。
肉と野菜をそーっと混ぜ、空気を入れるように炒める。
必要なようなら蓋をして若干蒸す。
ザルに上げたカブの葉を絞り、丼ぶりに入れる。


肉と野菜が馴染んだあたりで水を入れ、ラーメンスープを加える。
タイマーが4分ぐらいなので、麺を鍋に入れる。
スープが煮立ったら最後にネギを入れ、火を止める。

麺がほぐれるよう、吹きこぼれないよう、鍋をかまう。
フライパンの中身を丼ぶりに注意深く入れる。
残り1分で鍋の火を止め、
シンクに置いたフライパンの上で麺と卵をザルに上げる。


麺はスープと具の入った丼ぶりにそーっと載せる。
卵は鍋に戻し、水で冷やす。
熱湯で脂が溶けたフライパンをさっと洗う。

卵の殻を剥く。
タイマーが鳴ると同時に止め、卵を丼ぶりに入れる。
卵の殻を捨て、鍋をさっと洗う。


丼ぶりを食卓に運び、いただきます。

適度に乾いた上の方の麺と、汁を吸った麺、
2つの食感をまだらに愉しみながら、やがて混じり合う。

麺も具もスープも我も混ざり、戯れる。


--------

○お昼はラーメンです。

小さい鍋で卵ももやしも葉っぱも麺も茹でる。
「卵を茹でる時間で全部やってしまう」
そこがおじいさんのこだわり。


○野菜を切る。ネギを刻む。

鍋やフライパンに仕事をさせてる間に、次投入するものを仕込む。
短い時間でパッパとできる。
フットワークも使えていい運動になる。
「この隙にやってしまえ」というのは単純に楽しい。
間が持たずにビールに手を出さなくても済む。


○豚バラを薄く敷く。

美味しく頂きたいところはじっくり手間をかける。
ギトギトの肉を大事に大事に加熱する。
この過程から既に食事の一部と言ってもいい!


○水を入れ、ラーメンスープを加える。

もちろんフライパンの脂はスープと共に丼ぶりに入れ、腹の中に回収する。
地球にとっても、食べる人にとっても、美味しい答だ。


○タイマー

実はおじいさんは調理の際にタイマーと勝負をしてる。
鳴る前に出来上がると勝利が実感できる。
ピッタリだと己が時間を制御した満足感。
先にタイマーが鳴ったら鳴ったで、それも人生と豊かな気持ちになれる。
どっちに転んでも、おじいさんの勝利に変わりはない。


○フライパンの上で麺と卵をザルに上げる。

卵ともやしと野菜と麺を茹でた鍋のお湯にも、最後までちゃんと役割がある。
「一つ一つのものに仕事をさせてやる」
独りのおじいさんにとっては、小さな達成感が得られる大切なことだ。


○乾いた麺と、汁を吸った麺、2つの食感をまだらに愉しむ。

多様性は、人間社会でとても大切だが、
個人の一つのメニューの中でさえも、あれば潤いをもたらすものだ。
「同じラーメンで、違う食感、味わいが楽しめる」
その豊かさがわかるのは、人生経験の賜物か。

「均一に混ぜないと許せない」?
そんな奴は、一生コンビニとチェーン店だけで食ってやがれ(´Д`)


なお作者は、割った卵の殻を袋に入れて細かく砕き、畑で土に混ぜている。
循環を実感できる生活は、美味しいものだ。

(つづく)

**********

緑萌ゆる頃に、枯れて朽ちる命もある。
なればこそ、命の巡りを慈しむ。
人生の晩年は、キレキレの絶好調で迎えたい。

では、また来襲!

拍手[0回]

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雨ごとに野菜も雑草も育つ、
その幅が大きくなってきました。
こんにちは、うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。


清水邦夫が亡くなった。
高校演劇部時代、初めて演出したのがこの人の作品だった。
「青春の砂のなんと早く」
高2の終わりの頃だった。

鬱屈した自己肯定感の低い少年だった私が、
電車で旅をしたりし出した頃。
弾ける間近、夜明け前だ。

後にも先にも、清水邦夫をやったのは、これ1回きり。
先輩の代が別役、1年の文化祭はつか、
2年では横内謙介、そして後輩は竹内純一郎と、
当時高校演劇で人気があった作家の名前が並んだ。

この作品は特段奇をてらったり難解すぎもせず、
登場人物の心情を割合ストレートに出せるものだった。
それだけにごまかしはきかず、分厚い肉のようにずっしりくる。

今読み返すと、かなり大人のドラマで、
高校生が解釈してわかったつもりでも限りがあるなと思う。
もちろん、あの頃にしか見えないもの、できないこともある。

人生を終える時、通ってきた道をどんな風に振り返るのだろう。
あるいは、振り返らないのだろうか。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

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「BEHIND THE CURTAIN」
◆鬼が笑う前に◆
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html

シーンの紹介と解説です。
第4回は、ボルシチ。

「ボッてる質屋ボルシチ」
CMではおなじみだが、
この度初めてキャラクターとして
「ボルシチのボルおじいさん」が登場。
初登場が死んで天国へ向かう※場面とは
(※入れるとは言ってない)
残念過ぎる設定である。


4)ボルシチ

♪ ボッてる質屋

「質屋がボッタクリ」

♪ ボッてる質屋

「廉価買取、高価販売」

♪ ボッてる質屋 ボルシチ



ボル:わしも歳を取って、お迎えがきたようじゃ。

蚊:ブーーーン。 あ、ボルおじいさん。

ボ:なんだ、蚊じゃないか。
ずいぶん弱ってるな。

蚊:天国の門へのバスに並んでるんだ。
一人ずつ隣の国の系統に振り分けるんだって。

ボ:えーと、蚊が隣だから…加賀の隣は能登か。

♪ おじいさん 能登系

蚊:じゃ、お先に。

ボ:ふう、着いた。
わしのように正しい商売をしてると、天国に行けるんだな。

スクル蛆:ちょっと待った!
天国への悪人枠は、毎月1名のみだ。

ボ:貴様は、悪徳商人スクルージ。
世界の強敵と戦うのか…

ス:天国へ行くのは、俺様だ。

ボ:蛆のくせに生意気言ってんじゃねえ(潰す)

ス:ぐぬぬ…

ボ:さあ、天国へ向かうぞ。

恐岩:いらっしゃい!

ボ:何だ?

恐:金か死か?
悪人枠決勝戦へようこそ。

ボ:金貸しシャイロック!
こいつがラスボスでいたか。

恐:シャイロック、日本名で言うと、恐岩だ。
1ポンドずつに切り分けてやる!

ボ:ヤギのお母さん!

恐:う…

ボ:かかったな。
天国へのロープはわしのものだ。

恐:くそぉ!
ロープじゃなくて毛糸だろうが。
俺によこせ…

ボ:残念でした!

♪ 天国への ボルおじいさん

ボ:…ん、毛糸はどこまでつながってるんだ?
わ、切れた!

♪ と毛糸もお別れ~

--------

○おじいさん 能登系

この台詞のためだけに蚊が登場して、
隣のバス停から天国へ向かうのだった。

ちなみに、蚊の行き先は「天国正門」だったが、
ボルおじいさんのバスは「天国駅通り」。
バスの時点で格差があった。
悪人だから仕方ないか(´Д`)


○スクル蛆

強欲で嫌われ者として知られるスクルージだが、
蛆虫だったとは。
悪人の王者となるには小物だった。


ボル爺にあっけなく敗れ、
あの世にも行き場を失くし、
己を知ってこの世に戻って改心した、

…かどうかは知らない(´Д`)

蚊もスクル蛆も恐岩も、
全部おじいさんがやってるので大変だったなあ。
おじいさんの夢の中だからな。

知らんけど。


○恐岩と書いてシャイロック

あの世界的に有名なシャイロックである。
実は恐岩だったとは!

「シャイロックのおくりもの」では、
サンマのアントニオを殺し損ね、
腹いせに口蹄疫の豚を送り付けた
更生のしようのない極悪人だが、
天国に行けると思っているらしい。
地獄には何度も行ってるから飽きたのか?

地獄も苦にしないしぶとい恐岩だが、
唯一敵わない相手がいる。
ヤギのお母さんだ。

声を聞いただけで抵抗できなくなるのは知ってたが、
名前を言っただけでここまで怖がるか?!

ヤギのお母さんの威を借りて、
ボル爺は恐岩をビビらせ、
天国へのロープに手をかける。


ロープじゃなくて毛糸だった(´Д`)


○毛糸もお別れ

勝利の喜びも一瞬。
やはり人を蹴落とす悪人に天国への道は開かなかった。
ここにもあった蜘蛛の糸(´Д`)


○ネタバラシ

このシーンは、
純粋に1点の濁りもなく、

「天国へのボルおじいさん
と毛糸もお別れ」を
やりたかったため「だけ」に作り(できてしまい)、舞台に乗せた。


一字一句、設定の隅々まで、
知識にも教訓にも腹の足しにもならない
くだらないシーンだと自信を持って言える。

このネタの元を考えた本人が、
公演に出られなかったのが残念だ(´Д`)

またどこかでやれるといいな。

(つづく)

**********

あの頃、自校他校で演劇やってた知り合いは、
大体自分が一番で、他人の間違い突っ込みたくて、
知った顔で語る、鼻持ちならない嫌な奴だった。
(みぃつぅー)

演出やってても、
「演出家は一番わかってなくちゃいけない」
「答を教えちゃいけない、あるいは教えなくちゃいけない」
なんてことにガチガチに囚われてた。

「わからない」ことを恐れてた。
「わかった気になってた」場合もあるし、
わからないのがバレるのも怖かった。

だが、そんなのどっちだろうと、
「わからなくても進むしかない」
当時もそうだったし、今の自分でもそう言ってると思う。

今の自分が演出するなら、
「わからなくても、いいんだよ」って
言ってあげることはできる。

同じ進むしかなくても、
わからないって互いに共有して進んだ方が、
道は明るい。

当時の私は、人一倍考え込みやすいくせに、
「役者とスタッフが気持ちよくやれる」
それが一番大事だってのがわかってなかった。


過去はどうにもならないが、
50代には50代の砂が残ってる。
なくなったらすくえばいい。
まだやり直せる。

では、また来襲!

拍手[2回]

確定申告がやっと終わった!

こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

今年なんて1ヶ月延びてるのに、延びたら延びただけ先送りしてしまう。
なんてダメ人間(´Д`)

遅いと問題なのは、「相手がある〆切だから」だけではない。
「確定申告=去年の活動のまとめが一区切り付く」ってことでもあるからだ。
4月にして、実質的にはやっと2021年の活動に入れる、という感じです。

3ヶ月、雪に埋もれて動けなかったんだ、
うん、きっとそうだ。

というわけで、あけましておめでとうございます。
雪解け水のようなメルマガをお送りいたします。

来年こそ、来年こそは、2か月前には始動するぞ!

「来年こそは」と毎年言ってるのは、私だけではありません。
今回は、夢と希望に満ち溢れた?彼のお話です。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

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「BEHIND THE CURTAIN」
◆鬼が笑う前に◆
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シーンの紹介と解説です。
第3回は、来年王。
ちょっと英語っぽく読むと、ミュージカルっぽくなります(´Д`)


3)来年王

♪Bon, de de de bon. Bon, de de de bon.
子丑寅卯 辰巳午 
おいやいちょと待て そうではなくて~


赤ネコ:今年ってネコ年じゃなかったのか?


牛1:やだなあ、ネコさん、今年はネズミ年ですよ。

牛2:もしかして、子はネコさんのネだと思ってたんですか?


ネ:うるさい!
投票に不正があって、ネズミ年になったように見えるが、
ホントはネコ年なんだ。

牛1:トランプみたいなこと言ってるし。

牛2:ネコなのに負け犬の遠吠えですか?

ネ:天命に逆らうから疫病が流行ったんだ。
しかも来年はウシ野郎の年だって?

牛1:よくご存知で。

牛2:来年はのんびりやらせてもらいますよ~ ウシ

牛1:ウシ

ネ:ウシ年だけは、絶対に阻止してやる!
まずは十二支について勉強だ。
なるほど、12年周期でグルグル回ってるのか。

ん?グルグル回るって?!
たしか、虎はグルグル回ってバターになるんだよな。

あれ?バターって牛の油じゃないか。
1つ前の干支の油になるのか?
これは新しい法則の発見かもしれない。

牛はグルグル回ってネズミの油に。
ネズミの油…雑巾の搾り汁か。
鼠はイノシシの油。
ラードみたいなもんか。

猪はイヌの油。
犬はトリの油。
鳥はサルの油。

猿はヒツジの油。 ラノリンか。
羊はウマの油。 肌にいいのが続くな。
馬はヘビの油。 ガマの油と似てるのかな?

蛇は龍の油。 
龍は皇帝だから、エンペラー…ってことは、イカの油かな?
龍はウサギの油。 
卯はウサギだったのか。鵜飼の鵜じゃないのか?
兔はトラの油。

やれやれ、これで1周か。
グルグル回ってこっちがバターになりそうだ。
だがこんなことやって一体何の意味があるんだ??

そうか!
こうやって十二支を遡れるなら、
タイムマシンが作れるかもしれないな。
過去や未来へ行けば、
ネコが十二支に入ってるかもしれないぞ。
ムニャムニャ…

  遠い遠い昔から続いてる。
「ネコは十二支に入ってない」
「ネコは十二支に入ってない」


 未来永劫と続いてる。
「ネコは十二支に入ってない」
「ネコは十二支に入ってない」

ネ:うううううう…
来年こそ、来年こそ十二支に入ってやる!
ウシ年なんて嫌だ、来年はネコ年だ。

--------

○Bon, de de de bon

知る人ぞ知る、劇団W.I.T.の団歌。
そのオープニングのフレーズ。

ちなみに、
元歌の歌詞は「ギンギンギラギラ 青い春」と続く。。
まさに青かった頃に作った歌だ。

さらに、
なぜ Bon, de de de bon なのか?
単に音のリズムで付けたイントロのようなものだ。
強いて訳せば、「よよいのよい」だな(´Д`)

「めでてえな」とは続かない。
終わっちゃうからな。


○今年ってネコ年じゃなかったのか?

2019年末の公演で、
ネコは神様に
「来年の十二支は『ね』で始まる」と聞き、
「来年はネコ年だ」と喜ぶ。

つまり、「今年(2020年)はネコ年だ」って信じてる。

ネズミ年とか言ってるが、
あれは誰かの陰謀で、インチキだ。


○ウシ年だけは、絶対に阻止

「ね」年の帰属を争ってるうちにすっかり忘れてたが、
恐ろしいことに、来年(2021年)はウシ年だと言う。
王の座から地獄の底に落とされる大ピンチ!
これはもう、闘うしかない。


○虎はグルグル回ってバターになる

ネコさんは勉強熱心だ。
「虎が回ってバターになる」話から、
「全ての干支は1つ前の干支の油になる」という法則を導き出す。
ある意味すごい天才だ。
この思い込み力がなければ、奇跡なんて起こせない。

さらに、グルグル回って過去へ遡れることも発見してしまった。
回転毎に、昨日へ帰る。
これがホントのキノウ法。

…身体に悪いんで、ゆっくり休んだ方がいいと思う。


○ネコは十二支に入ってない

こんなに身を削る思いをしても、届かないのか!
十二支の壁は厚かった。

何がいけないんだ?
努力の方向が間違ってるのか??

悔しいのう、悔しいのう(´Д`)

夢にまで出る悔しさに、
より一層、ネコは燃えるのだった。


(つづく)

**********

深淵に睨まれた日々。

昨年の兄のことがあって、
また、自分自身を見つめ直してみて、
至った思い。

≪物事が抜け落ちたり遅れたりするのは、
危機感がなかったりルーズだからとは限らない。≫

心配事が多くて、不安が強くて、
抱えきれなくなって、脳のキャパが塞がって、
抜け落ちたり、固まったりしてしまう。

それが常態化すると、色々支障をきたすし、
自分自身が疲れてくる。

「俺は病気なんじゃないか」
「根本的に間違ってるんじゃないか」
気弱な自分に、支配されそうになる。

「病んでるんだから、病院に行く」とか、
「診断をもらって、特異な性質に名前を付けてもらう」とか、
「気が小さいんだから、身の丈に合った生き方にする」とか、

そういう対処をする人もいる。
だが、それをしない生き方もある。

あっちもこっちも、ぶつけまくって、
傷だらけ、痛みだらけ、煤けて、ポンコツだ。
ダサくて臭くてカッコ悪い。
長く生きてりゃ、そんなの普通だ。

それでも、王者への道は放棄しない。
どんなに滑稽に見えても、旗は下ろさない。
だって、絵になるだろ?

それでは、また来襲!

拍手[0回]

半年前からスマートウォッチを付けてるが、
最近手首が荒れてしまう。
かぶれるような、削れるような。

みなさんこんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
辰巳の森の桜は、今年も綺麗です。

ランニングウォッチを買い替えた際に、
GARMINにしたら、そんな機能のやつだった。
心拍とか1日通して測ってくれるので、
数字が好きな俺様には楽しいオモチャでいいんだけどね。。。

左右、裏表、時々付け替えてるが、
外した方が治らないうちにもう片方に痕が付き、
手錠かけられたみたいだやめてくれ(´Д`)
左手首なんか、レーザーの穴みたいになってるし…

「観測者がいると実験結果が変わる」というが、
観測者の分の負荷というものを体感してる今日この頃だ。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

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「BEHIND THE CURTAIN」
◆鬼が笑う前に◆
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シーンの紹介と解説です。
第2回は、のうまくさんまんだ。

おくさんの記憶が大変なお話。
思い出そうとしてもぼやけるもどかしさ。
ビニールカーテンがとても似合うシーンですね。


2)のうまくさんまんだ

おくさん:記憶が脳みそのひだひだに入っていて、
牛乳の膜みたいな薄い膜がかかってて、
思い出す時に膜を取り除かないと記憶が取り出せないんです


恐岩:いらっしゃい。

何をお探しですか?

お:記憶を取り出したいんです

恐:牛乳ですね


お:そうじゃないんです。
牛乳の膜を取り除きたいんです


恐:牛乳の膜はカゼインといって、…

お:昔のことを思い出そうとすると、思い出せない部分があって、
見たことはないけれど、きっと脳みそのしわの中に記憶が埋まっていて、
そのしわから、記憶をほじくりだそうとするんだけど、

ほじくりだそうとすると、頭が痛くなって・・・。


最近のことを思い出すのも、たいへん。
脳みそのしわの上に、薄い膜がかかったようになって、
その膜は、牛乳を温めたあとにできるカゼインの膜のようで、
取り除こうとすると、するっと破けてしまって、ぜんぜん取り除けないんです。
何が原因ですか?


恐:ただの脳膜炎ですよ。

G:のうまくさんまんだ
脳膜は3万の価値がある。
脳膜は硬膜、くも膜、軟膜の3つある。
つまり生きてるだけで9万の価値があるんだ。
サンマ君、わが教団に入れば、君の価値は3倍に上がるよ。


--------

○記憶が取り出せない

歳を重ねると、いろんな事情で記憶が取り出しづらくなってくる。
内容はわかってるんだけど、「あれ」の名前が出てこないとか。
細かい字が読めなくて、読めてるつもりが実は全然違う漢字だったり。
考えてる途中でノイズが入って答に辿り着けなかったり。

それでも社会経験を積んだ分、焦ってジタバタしたりはしない。
すました顔して大丈夫に見える。
挙動不審に見られない技術が半分、
ジタバタしてもどうにもならない諦めが半分。

巷のわかったような大人、健康そうな大人も、
実はポンコツなことが多い。
豊富な引き出しも、開けてなかったり壊れてたり。
若いと逆に中がスカスカだったりするから、どっちがどうとはいい難い。

おじさんおばさんになって、そういうことがわかるようになった。
記憶は取り出せないけど、賢くはなったのだ。


○見えない、見せないこと

コロナでマスクな世の中は、
口元や表情が見えないという新たな日常を生み出した。
コミュニケーションを取る上では非常に困ったことだが、
期せずして「隠すこと、見えないこと」による効果を知ることにもなった。
ただでさえ、カーテンでぼやけてる上に、
スクリーン越しで姿が見えない、影絵だったりする。


○おまけに今回はぎーもいなかった。

なので、「脳膜は3万~」も影絵でやりました。
影の中でサンマが泳いだり、パクパクされたり、
やりたい放題でございます(´Д`)
何だかよくわかりません。
うぃっとの芝居なんて、夢の中身みたいなものなんで、
むしろこれが普通かもしれません。


○のうまくさんまんだ

きっと不動明王様が、この脳の曇りも打ち砕いてくれる。
ああでも、脳膜を打ち砕かれたらどうしよう(´Д`)
3つあるから何とかなるか(ならない)


(つづく)

**********

条件付確率のパラドックスをYOUTUBEで見てて、
観測者の有無で結果が変わる話を思い出した。

両者の関連性、あるいは相違点を、掘り下げてみたいのだが、
脳に膜がかかって思考が進まない。

誰かに解説してほしい。
聞いても理解できないかもしれないが。

この数ヶ月、実は私は途方もなく大きく難解なパズルを解いてる気がする。
霧の中で、パズルのピースを探してる。

表現者として、手ぶらで帰ってくるつもりはない。
どこかの時点で、戦利品を手にして、作品に仕立て上げる。

その日を待っててくれ。
長靴だったらごめん(´Д`)


それでは、また来襲!

拍手[0回]

3月も後半なのに、まだ冬眠から抜けられません。

こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。


桜の季節と言われても、卒業式や入学式に呼ばれることもなく、
新たな出会いも別れもない、
マラソン大会もない、花見の予定もない、
そんな世の中の澱みに嵌って、全く実感がわかない。


部屋のカレンダーが2月だったのに気がついた。
毎日替えてたサイコロカレンダーも、1週間気づかなかったりする。
整理する予定の資料は、1ヶ月半経っても机の上で埃を被ってる。


緊急事態宣言が終わるとか終わらないとか言ってるが、
年末の公演の後にあれが出て、
さらに1月終わりにちょっと体調を崩して休んでから、
下がったまんま、なかなか戻らない。


稽古場も20時までに終えるなら取る意味もないのでずっと取ってない。
地域のパトロールもずっとない。
ランニングもこの1週間やってない。
フォームで作れていた「壁」がなくなり、うまく走れない。
10km行く前にへたってしまう。
そうすると楽しくないから行こうとしなくなる。
で、動かないと余計に身体が冷えて、さらに足が重くなる。


日々、作業しかできない。
腹が減るから飯を作り、小松菜が殖えすぎて困るので畑に行く。

腸は相変わらず元気だ。
睡眠は良かったり悪かったり。

寝れなくて困る日もある。
変な夢をたくさん見るほど寝てしまうこともある。
寝足りないと頑張れないので、疲れてるんだろうな。

全体に、精神活動が停滞している。
「病院に行け」って?
病院なんか行ったら、ホントに病気になっちゃうから(´Д`)

大丈夫、週に3日は入浴してる。
しないと痒くなるからな。


友人に誘われて、泊まりで出かけた。
飯を作って食うことぐらいだが、出せる元気は出した。
人といっぱい話せたのはよかった。
気分は高揚したが、身体は躊躇したままだ。


椅子に座ってると、画面の前から動けずに、
ダメ人間になってしまうから、
今年からPCをスタンディングで使うようにした。

こたつもダメ人間製造機だが、
この冬は全然使わなかった。

それでもダメな時はやっぱりダメなもんだ。

YouTubeで数学の問題や乗り鉄やショートストーリーを見てると、
時間も気力も散在してしまう。

ボーッと草取りしながら、気づいたら4時間経ってて足腰に来る。
真面目で働き者なわけじゃない。
惰性でやめられないか、逃げたいことがあるだけだ。


そう、今の俺なら、
いつどこでどんな環境からでも、
ダメ人間になれる自信はある!

甘いものをやめてもコーヒーに依存するように、
何が何でも、荒野の果てでも、寄り掛かるものを探し出す。
ラクをするための苦労は厭わない。


…と、地べたに寝そべって、世の中のニュースを斜め下から見る。
何だ、俺と同じじゃないか。

勤勉で意欲的な顔をして、やってる感だけ出して、

「ちゃんと対策してます」
「必要な手当てはします」
「必ず開催します」

ダメ人間と言われないだけタチ悪くないか?

「○○は責任取れ」
「○○は中止だ」
「○○は自粛せよ」

で、それからどうする?

「老害は去れ」
「今は時代が違う」
「新しい組織を」

お前がその椅子に座りたいからか?


「自分の近くであれ遠くであれ、
世の中の出来事に怒り、悲しみ、落胆のあまり、
歩き回って眠れなくなる、
イライラしたまま何もできない」

それってすごく消耗する。
この半世紀、ずっとそんな感じで、
いい加減思い知ったさ。

精神が摩耗して、グリップが効かん。
抑えなきゃ暴れるパワーもなくなってきたから、ちょうどいいか。

だからとりあえず、
腹減ったから飯食って、クソして寝る。
すまんの、普通のダメ人間で。


というわけで、
ダメ人間がいざなうダメ人間への世界。
最高にお似合いじゃないか!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

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「BEHIND THE CURTAIN」
◆鬼が笑う前に◆
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シーンの紹介と解説です。
今回はオープニング。
ビニールカーテン越しに、おじいさんの朝が始まります。


1)おじいさん(朝)

a)

C:
今朝はとても綺麗にベーコンエッグが焼けました。
ベーコンはプリプリで、固すぎず柔らかすぎず。
目玉焼きは、ギリギリ垂れずに留まるくらい。
焼き上がったかたちがトーストにピッタリ収まって、
コーヒーカップに載せると完成だ。
余分な皿も要らない。



b)

♪ ダメ人間



T:椅子に座ってると、ズリ落ちてしまうことってありませんか?

♪ ダメ人間


○おじいさんは、毎朝一人で食事を作って食べている。

ベーコンエッグにコーヒーが、彼のルーティンである。
己の追求する合理性に仕上がりがピタッとはまると、上機嫌だ。
素晴らしい1日のスタートが切れそうだ。

今なら畑でも大工仕事でも、作業に限らず創造的なことでも、
ガンガン行けそうだ。

だが、とり急ぎすることもないおじいさんであった。
椅子に深く座ると、もう起き上がる気もなく、
そのままずり落ちて、床に寝てしまうのだ。


○おくさんは、おじいさんの隣に住んでいる。

正確に言うと、隣の部屋なのかもしれない。

「おくさん」と言うものの、誰のおくさんかはわからない。
おじいさんのおくさんではないようだ。

だが、そんなことはどうでもいい。
おくさんというのは、おくさんというキャラクターなのだ。
相手がいようといまいと、歳がいくつだろうと、おくさんはおくさんなのだ。

おくさんは、何かの理由があって、おじいさんの隣室に住み、
介護というほどではないが、生活を見守っている。
おじいさんにとっては、うるさい存在である。

おくさんをどうにか出し抜いて、好き勝手に過ごしたい。
おじいさんには大人しく過ごしてほしい。
都会の片隅の平穏で単調な日常は、互いの存在をかけた闘いでもあった。

なーんてな。

そんなおくさんでも、椅子に座るとあら不思議。
ダメ人間に早変わりだ(´Д`)

冬の日差しを浴びながら、おじいさんは夢を見る。
おくさんも夢を見る。
どこからどこまでが、どっちの夢なのか、はっきりわからない。
混じってるような気もする。
カーテンに隠れてわからない。

一瞬の中に、一生が見えることがある。
そんなことを思い出させる、ある1日の話である。

(つづく)

**********

「目標なんてなくていい」
「何のために生きるとかどうでもいい」
世の中にはそんな人もいる。

だが私には、生きる意味も目標も必要なようだ。
それを追い求める場と仲間も。

舞台に立つ。
後も先もない。
生きるんだ。


それでは、また来襲!

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2021年が明けて、早くも1ヶ月余が過ぎました。
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

メルマガも1ヶ月以上サボってしまいました。
年末年始、公演の片付けをしていて、
そのまま家の片付け、己の半生の棚卸へと進み、
今日までドップリハマっております(´Д`)

遅くなりましたが、まずは公演の報告をします。
今後の活動については、また次号でお話しします。

**********
劇団W.I.T.第59回公演
「BEHIND THE CURTAIN」
◆鬼が笑う前に◆
12月26日(土)~28日(月)
於:あさくさ劇亭
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html


3日間、3ステージ、無事終了しました。
ご来場の皆さん、ありがとうございました。

緊急事態宣言が出る前という、すごいタイミングでの公演でした。
劇亭に感謝!

うぃっとのメンバー、関係者、お客さんからは、
公演から本日までの間で、
特に具合が悪くなったという連絡はございません。


コロナで世の中が通常と違うやり方になってる中で、
うぃっとの公演も異例づくしでした。

・今回は、全公演二人でやることになりました。
これまでも三人全員出られない回もあり、
台本も二通り用意していたので、対応としては慣れていましたが、
まあ…大変でした。

「その日舞台に立てる者が、
その場にいなくても、共に物語を紡いできた人の分も、語り伝えていく」
やってる時は夢中で、そんなこと考えずしれっとやってしまうのですが、
すごく重みのあることです。

・BEHIND THE CURTAIN …舞台と客席をビニールで仕切るのは、
予告してあったのもあり、想定も覚悟もできてたので、
仕込みもそれほど大変でなく、収まりのいい舞台になりました。
縛りがある分、落ち着いた空間が作れたところもあり、勉強になりました。

ビニール越しだから出せる効果などは、まだまだ工夫の余地がありますが、
社会情勢的に、もう1回ぐらいはこの形でやりそうな感じなので、
ちょっと考えます。
アイディア、助言など、ください!


今回、初めて「おじいさん」がメインのキャラクターで舞台に立ちました。
私自身の舞台歴としても、うぃっとの公演の主役としても、初めてです。
あと20年、30年、おじいさんをやるんだぞ、やってみろ、
そんな覚悟を己に迫る回だったなと思います。

まだまだ、おじいさんとしてはペーペーであります。
いつでも若くたくましく、燃えるジジイの道を進むぞ!


○公演パンフより

パンフの文章が、ちょうどあらすじみたいになってたので、
そのまま載せます。
いつもストーリーがあるようなないような芝居なので、
こんな風にまとめると、不思議な気もします。


「パートナーや大切な存在が先に逝ってしまったら、
どんな風に振舞い、暮らしていくのだろう?
 何を支えに、生きていくのだろう?」

疫病の蔓延と、それ以上におかしくなってる世界各国や日本社会、
その影響を避けられないわが街、職場、家庭。
そんな状況で、来る日も来る日も頭の中を巡った。

じいさんは勝手気ままに見えるが、ばあさんを喪って、心掛けてることがある。
おくさんは長年共演したニコ先生とキムラ教授が去った後、番組を続けている。
ネコさんは活躍の場を失って、捲土重来を期すが、崖っぷちに追い込まれた。
空海も不遇の日々を送る。

質屋で財を成したボルおじいさんもお迎えの時が来て、一本の糸に望みを託す。
旅行に行っても、お約束がうるさい上にコロコロ変わって落ち着けない。
樽の中の黒ひげのように、閉じ込められたまま生涯を終えるのか、
刺されてでも脱出するのか。

僕らの日常はもはや、
道を歩いてても倒されるボウリングのピンなのかもしれない。
秘密裏に、僕らも住む街も、何もかもが狙われている。
何とかしようにも、脳が薄い膜に覆われたみたいで、思考するのが難しい。

今日、あなたが観測に来てくれたことで、私たちの存在は確認されました。
ありがとうございます。
あなたが来てくれたことも忘れません。
何かあったら連絡します。
感染のお知らせでありませんように。

2020師走




○セットリスト

1 おじいさん(朝)
2 のうまくさんまんだ
3 来年王
4 リモート賛歌 
5 黒ひげ(1)
6 ボルシチ
7 おじいさん(昼)
8 黒ひげ(2)
9 ボウリングのピン
10 ぎょう虫トラベル
11 おじいさん(午後)
12 ステイホーム
13 兄さん号泣
14 おじいさん(夜)



○アンケートより

<感想などをお願いします>

・おじいさんがいとおしくなりました。
壮大な哲学と日常の交錯がなんとも不思議で。

・お二人の表情が豊かでつい笑ってしまいました。
ブラックユーモアも笑ってしまいました。
言葉あそび?も笑ってしまいました。

・ビニール越しだとスケッチブックの文字が見えなかったので、
太マジックを使った方がよいかと。

・初めてみにきたのは3~4年前で、よくわからないうちに終わり、
その後(私には)わかり易いお話がつづき、
きょう久々に考えが及ばないうちに次にいくという展開になり、
干支のようにぐるっと一周して戻ってきた感じ。

・ビニールシート越しでしたが、たのしめました。
2年ぶり?ぐらいだけど、すごく励まされた気がします。
今だからwit。ありがとう

<面白かった、気に入った、印象に残ったシーン>

・のうまくさんまんだ
・“のうまくさんまんだ”のフレーズが面白い、耳にここち良い

・Emperor=イカ!?

・てんこちゃんの声が七変化でステキ!

・ボッテルシチヤ ボルシチ

・ボウリングのピン、好きです!
・ボウリング場はなつかしかったなー!みんななくなっちゃった。

・テレマーク(笑)ウケた!

・2020東京も好きです!
・ニレニレ東京が気になるんですが出典がわからない。 ※

※全くのオリジナルです。
正しくは「煮れ煮れ東京」です。
某オ●ンピックパラリ■ピックとは関係なかとです。
めめ滅相もございません(´Д`)

・土にかえった教授 ※

※正確には、土に還ったのはニコ先生で、教授は家に帰りました(´Д`)

・ちくのうしょう? ※

※地区の鵜匠です。

・ミサイルの音は小さいのになんだかザワザワしました。

・ラスト ※

※おじいさんがおでんを食べながらばあさんに語りかけるシーン かな?


<こんなものをやってほしい>

・ハンガー猛毎回出して!!

・WITオリジナル音楽劇。たのしそう!

・コロナの自虐ネタ


ありがとうございました。
公演写真、シーンの解説などは、次号以降に続きます。


それでは、また来襲!

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豊洲のビバホームの
透明テーブルクロスが
軒並み在庫切れになってたら、
俺たちのせいだ(´Д`)

こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

公演が迫ってくると、
なぜかいろんなことが起きる。

チャリがパンクするなんて当たり前。
転ばぬ先ばかり手を打ちまくり、
気づけば明日が小屋入りだって。

コロナな地球のせいで、
やりたくてもできないことや、
やりたくなくてもやらないかんことが増えて、
いつまで経っても慣れない。

もう限界!こりごりとも思ったけど、
この緊迫感は、他に代えがたい。

いよいよ今週土曜日から、公演でございます!

今回は初めての
メインキャラがじいさん役です。

いつものバカバカしさに加え、
ちょっぴり寂しさも加わった舞台です。

寒い方があったかくなるし、
乾いた方が味が染みやすくなるからね。

ご来場お待ちしてます。

↓ ↓ ↓ ↓

劇団W.I.T.第59回公演
「BEHIND THE CURTAIN」
◆鬼が笑う前に◆
12月26日(土)~28日(月)
於:あさくさ劇亭
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html

開演時刻:
12/26(土) 18:00(開場 17:30)
12/27(日) 14:00(開場 13:30)
12/28(月) 14:00(開場 13:30)

※開場は30分前です。
受付の密を避けるため、
入場に時間がかかる場合があります。
開演ギリギリよりもお早めにお越しください。

チケット: 
2000円(小中学生1000円)
※子~亥まで、限定12席。
直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/

☆メール、メッセージでも予約受け付けてます!
28日(ド平日)ガラガラです。
おすすめでございます。


・劇場内は限定12席で密にならず。

・舞台と客席の間をビニールカーテンで仕切り、
役者が吠えても飛沫は飛んできません。

・ビニールカーテン結構綺麗だ!
幻想的な世界が見れるかも(ないない)


○ご来場の方へのお願い

必ずお読みください。
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/onegai.html
※必要に応じて内容を追加、更新します。


「BEHIND THE CURTAIN」

カーテンの陰で、こっそり、ナイショで、
悪だくみも、陰謀も、秘め事も、何でもアリだ。


実際、今の人たちは疲れてる。
あなたもそうでしょ?

仕事や予定が続いてるから、
元気そうに見えるけど、
食べ物やツールでごまかしてるだけ。

家に帰って一人になったら、
身体を起こしてられなくなる。

どこに行っても
「買って買って買って」
「食べて食べて食べて」
外に出ずにステイホームで画面を見ても同じこと。
溢れる広告、情報の濁流が、
われらを休ませず、消耗させる。

落ち着いて考えられない。
ホントの意味での思考ができない。

自分では考えてるつもりでも、
「これは面倒くさいから
こういうことにしましょう」という
「お約束」をなぞってるだけ。

あっちを見てもこっちを見てもおままごと。
もうウンザリだ。
もうたくさんだ。

だからもう、
椅子から落ちて起きられない。

それでいい。
あなたも私もダメ人間。

(続きは劇場で)

********

来た道を振り返ったり、
若い頃を思い出したり、
そんな年頃。

「芝居ってのはこうなんだ」って、
ヘンな厳しさ、殺伐感、
わかったようなお約束を押し付けてくる奴。

昔からいたけど、
「そうじゃないのもありだし、
俺はこっちがいい」

それでやれるってのを示そうと、
ここまでやってきたところもある。

なぁ兄弟、
今回も行こうじゃないか!


一足早く、
メリー・クリスマス。

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世間の事情的に、
遠くへGO TOしづらくなった皆さん、
近場で楽しいひとときを過ごしませんか?

こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。

来週土曜日、12月26日から28日まで、
うぃっとは浅草で公演を行います。

・近年は外国人観光客で混み合っていた浅草も、
今は割合空いてます。

・劇場内は限定12席で密にならず、
それ以前にうぃっとの芝居はいつでも空いてます。

・舞台と客席の間をビニールカーテンで仕切り、
役者が吠えても飛沫は飛んできません。

↓ ↓ ↓ ↓

劇団W.I.T.第59回公演
「BEHIND THE CURTAIN」
◆鬼が笑う前に◆
12月26日(土)~28日(月)
於:あさくさ劇亭
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html

開演時刻:
12/26(土) 18:00(開場 17:30)
12/27(日) 14:00(開場 13:30)
12/28(月) 14:00(開場 13:30)

※開場は30分前です。
受付の密を避けるため、
入場に時間がかかる場合があります。
開演ギリギリよりもお早めにお越しください。

構成・演出:
しなやかしなちゃん

出演:
しなやかしなちゃん/てんこ/ガーギー木村

チケット: 
2000円(小中学生1000円)
※子~亥まで、限定12席。
直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/

☆メール、メッセージでも予約受け付けてます!
初日(夜だしね)と楽日(ド平日だから)がより空いてます。


○ご来場の方へのお願い

必ずお読みください。
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/onegai.html
※必要に応じて内容を追加、更新します。


「BEHIND THE CURTAIN」

カーテンの陰で、こっそり、ナイショで、
悪だくみも、陰謀も、秘め事も、何でもアリだ。


○最近僕らの世代のスターたちが、
1つ消え2つ消えする中で、
いつでもくたばっていいようにと思ってか、
活動のまとめよろしくメディアに出てるように思えてならない。
ユーミンとか竹内まりやとか、あとは、何だっけ?

先日TVで見た元春は、すっかりいいお爺ちゃんになってた。
おいおい、まだ64だべ?
人格完成しちゃってるし(´Д`)


○自分がくたばるのと、相棒がくたばるのと、
どっちが先かわからない。
2発に1発のロシアンルーレット。

この数ヶ月、やたらとそんなことを考えてた。
寝汗かきまくりで二度ほど体調崩した。
コロナっぽい症状はないのでまあいいか。

くたばる間際に、
人生がもう一度脳内でリピート再生されるとしたら、

うわー、見たくない!!
目を塞ぎたくなることばかり多かったけど、

今からでも遅くない。
再生して「これで良かった、天晴」と言えるように生きよう。

ギブアップしないかぎり、負けてない。

「お前はたった1つのお前の人生を生きてるつもりだろうが、
無数の世界に、いろんな選択、いろんな運命の俺がそれぞれいて、
その代表として、俺は今、この人生を歩んでいるんだ」

∴ 来年は、ネコ年だ。 □


○新型コロナの人数ばかりがどんどん増えてる。
数字に踊らされるのはやめましょう。

テレビや新聞で言われてることが全部ウソとは言わないが、
一様に決めつけたり、針小棒大に語られているところはある。

不確かなことの方が全然多いのに。
去年まで全くなかったわけでもないだろうに。

毎年毎年新型なんて生まれてるんじゃないか?
去年までは風邪とかインフルエンザとか、
急に体調を崩してとか元々弱かったところをやられてとか、
そういうカウントまで一括りにコロナでまとめられてないか?

わざわざGO TOに乗せられて遠くに旅行に行くこともないけど、
日常の範囲の外出や外食、活動を控えることもあるまい。

行こうと思ったら行く。
○○で特集してたからとか関係ない。
疲れたらゆっくり休む。
しっかり栄養を摂る。
食べ物も付き合いも、身体に悪いものは摂らない。


…というわけで、
身体によくて美味しい芝居をするので、
是非劇場へお越しください!

(つづく)

********

小松政夫が亡くなった。
私はお笑いの人間ではないが、
喜劇の温かみ、尊さを、寒空の下、あらためて感じる。
だからと言って、変わったことをするわけではないが。

浅香光代が亡くなった。
浅草は寂しさに暮れていると思う。
「キョロちゃんの斬って斬って斬りまくる」でもやっちゃおうかと思ったが、
思っただけにしておく。

偉大な先輩方には、どう足掻いたって追いつけない。
私たちには、私たちにしかない、花の咲かせ方がある。
その仕掛けを作ることに集中します。
今年は今年で、見たこともない花が咲きます。

また来襲。

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1年で最も日没が早い季節となりました。
こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。


晩秋のこの頃は、真冬以上に暗く、黒い印象があります。
街も人も植物も、闇に落ち、枯れて往く…

なぁんて言いつつ、
畑ではバジルがまだ元気に花を咲かせ、
大玉トマトは今頃いっぱい実をつけ始めてますが。

そして人は、冬ごもりに向けて、
あれこれ買い漁る、
黒い季節、ブラックフライデー。

GOTOキャンペーンって、何だったんでしょうね?
また引きこもりJAPANに戻りそうな感じ。
やれやれ(´Д`)

あ、公演はやりますよ!
国や都がやめろって言わないかぎり。

↓ ↓ ↓ ↓

劇団W.I.T.第59回公演
「BEHIND THE CURTAIN」
◆鬼が笑う前に◆
12月26日(土)~28日(月)
於:あさくさ劇亭
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html


○公演チラシ、できました。



何だこれは?
モノトーンでシックで空白が多い…
うぃっとのチラシらしくないぞ!


開演時刻:
12/26(土) 18:00(開場 17:30)
12/27(日) 14:00(開場 13:30)
12/28(月) 14:00(開場 13:30)

※開場は30分前です。
受付の密を避けるため、入場に時間がかかる場合がありますので
お早めにお越しください。

構成・演出:
しなやかしなちゃん

出演:
しなやかしなちゃん/てんこ/ガーギー木村

チケット: 
2000円(小中学生1000円)
※子~亥まで、限定12席。
直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/


○ご来場の方へのお願い

必ずお読みください。
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/onegai.html
※必要に応じて内容を追加、更新します。


「BEHIND THE CURTAIN」

カーテンの陰で、こっそり、ナイショで、
悪だくみも、陰謀も、秘め事も、何でもアリだ。


人って大体途中で終わる。
手がけた仕事も、仲間との交流も、そしてもちろん人生も。

卒業とか退職とか節目はあるけど、
それは予め決まった横並びの期限で、
ホントのところは、途中のまんまが多い。

モヤモヤが残る。
嫌な関係から逃げられてラッキー!な場合もあるが、
志半ばで強制終了、って残念なことも多い。

俺の人生も、そんなんばっかだったな。

ああ、自分の歩みや仕事、
やり切るどころか、まとまってすらいないや。

突然終わったら後悔しまくりだし、
受け取る相手も受け取りようもない。
即ち、消えてなくなるってことだよな。

せめてまとまらなくても、
残った人に引き継げるようにはしておきたいな。

ところが自分だけ生き永らえて、
取り残されてしまったおじいさん。
周りはもう違う時代、世代に替わってしまった。

パートナーを喪い、
話をちゃんと聴いてくれる相手もなく、
誰に引き継ぐあてもないおじいさんは、
今日を何のために、どう生きるのか?

そんなテーマもちょっぴり入ったお話も見れそうです。

おっと!
この先は、カーテンの向こうにあります。
お楽しみに。
(つづく)

********

まだ子どもの頃、
「この世の終わりなんじゃないか」ってくらいすごい雲を見たのも、
この季節だった。

1年で1周で、同じ季節になると、何十年も前のことを思い出したりする。
もう何年の、自分がいくつの時だったかも特定できない昔なのに。

「1年」だけじゃない。
4年や、10年や、12年。
いろんな環の上を、ぐるぐる回って、
私たちは歩んでる、生きている。

1周して同じ地点に立った時、
その厚み、年輪の幅を実感できる。

さらに人には想像力があるから、
離れた季節の風物や記憶に、
想いを馳せることもできる。

今年の桜は、一人で、歩きながらだったな。
来年はせめて、二人で座って見たい。
もちろん自前でね。
誰かの招待なんていらない(´Д`)


…さてと、
鬼が笑う前に、今日はこんなところで。

また来襲。

拍手[0回]

みなさんこんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
1ヶ月も待たせてごめんなさい。

昨日、台本がもうできてる夢を見た。
トラック勝負上等!のうぃっとにしては吉兆か?

台本の言い回しが回りくどくて、
何か手直ししてるんだけど、どうも落ち着かない。
焦ってるのか?

そういえば、小屋入りしたとかするとか言ってたな。

なんだ、やっぱりダメじゃん(´Д`)

「大学受験まで、『まだ1ヶ月』なのか『もう1ヶ月』なのか?
なんてフレーズあったな。

次回公演は、12/26~28。
あと1ヶ月半ですね。

そろそろタイトルでも発表しましょうか。
↓ ↓ ↓ ↓

うぃっと第59回公演

タイトルは、

「BEHIND THE CURTAIN」

カーテンの陰で、
こっそり、
ナイショで、

悪だくみも、
陰謀も、
秘め事も、
何でもアリだ。

アリ? 
アリリリリ?

中の人のボヤキはもちろんだ。

テステス、
はい、運営はクソです。


年も押し詰まった12月下旬。
2020年って、何か終戦っぽいドン詰まり。
コロナだ何だで世の中シケシケ。

うぃっともちょうど59回公演だし。
まさに押し詰まったドン詰まり。
還暦前、時報前、
もはやこれまで叩き切れ!

年末だしね。
人類の歴史なんて、地球から見たら大晦日の23時59分。
Eテレだって2355なのに、
2359なんてもう棺桶で寝てるようなもんだ。

2359。
兄さん号泣。
人類の歴史がこれっぽっちで兄さん号泣。
世界の終末時計が1分前で兄さん号泣。


そんなわけで、
次回公演「BEHIND THE CURTAIN」は、
12月26日(土)~28日(月)まで、
いつものあさくさ劇亭にて、
目立たぬようにそーっと…
執り行われることとなりました。

26(土) 18時開演
27(日) 14時開演
28(月) 14時開演 でございます。

いつもとちょっと違うのは、

・「子」から「亥」まで、限定12席。

・舞台と客席を隔てる透明なカーテン

…泣けてくるぜ。
感動の名作の予感だな(´Д`)

まずは、お知らせまで。
続きは次号で。

********

最後に、今日の1枚。


収穫の秋だにゃ!

ではまた来襲。

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