うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
降ったり止んだりが続きますね。
こんにちは、うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
畑が大変忙しく、気をつけないと身も心も全て費やしてしまう。
今月はすっかり野菜の奴隷だ(´Д`)
この時期の小雨は、正直心地よい。
降ってない時の方が、蒸して疲れてしまう。
毎日ちょっとずつ、ぼちぼちね。
私も1日1日、成長してるのだろうか?
すり減って老いてるだけなんじゃないか??
いやいや、滅相もない。
閉じ込められて死を待つに近い心境は、想像したくもない。
だが傍から見れば、意外と楽しそうかもしれない。
今回は、そんな黒ひげのお話です。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
**********
□1
「BEHIND THE CURTAIN」
◆鬼が笑う前に◆
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
シーンの紹介と解説です。
第6回は、黒ひげ。
子どもの頃、友だちの誰かは持ってた「黒ひげ」のゲーム。
ナイフを刺して黒ひげが飛び出た人が勝ちなのか負けなのか、
ホントのところはわからない。
その勝ち負けが刺した側から見たものなのか、
それとも黒ひげ側からなのかも、実はわからない。
黒ひげの心境は、どういったものなのだろうか?
わからないから、樽に入ってみた。
6) 黒ひげ
(1)
C:問題です。
樽から出られないと、助からない。
だが刺されると痛いし、死ぬかもしれない。
樽から脱出し助かるには、どうしたらいいのか?
「飛べ。or not 飛べ。それが問題だ。」
T:問題です。
黒ひげが1匹、直径x、高さyの樽に入ってます。
そこへn本のナイフを刺し、黒ひげが飛び出すまで続けます。
黒ひげが飛び出す軌跡を、グラフに表しなさい。
C:やだ。
(2)
T:どうだい?
カッコイイ樽だろ?
ちょっと俺と交代してみないか?
--------
○飛べ。or not 飛べ。
To be, or not to be, ハムレットだ。
このまま刃を浴び続けるのと、痛みにまかせ飛び出るのと、
どちらに理があるのか、助かるのはどっちか。
黒ひげのゲームのように、バネがきいて脱出に成功するのなら勝ちだが、
「あれはものの例えで、実際には急所に当たって血が噴き出て昇天するってこと
だよ」ってことならゲームオーバーなわけだ。
そもそも刺された他のナイフだって、当たっているのかいないのか。
「かすりもしてない」~「ズッポリ刺さってる」、0から100まである。
「気づいてないだけで、実は結構刺さってる」が、ないとは決して言えない。
いろんなケースを考えて、実験してみるしかない。
○n本のナイフを刺し、
そこで実験だ。
舞台の上で役者にやってもらおう。
数学の問題を解くように、いろんな数値を入れて、状態を見よう。
選択肢も結果も整数なので、回を重ねれば、
未知数が多くても、整数問題のように解けるかもしれない。
倍数と余りに注目だ。
例えば3の倍数の時に変な顔してないか、とか、よく観察しよう。
え?
役者がボイコット??
冗談じゃねえ、生身の人間じゃ命いくつあっても足りないよ。
仕方がないから、改造人間のハンガー猛でも呼ぶか?
○ちょっと俺と交代してみないか?
黒ひげは交代可、なのか?
黒ひげと観衆、あるいは黒ひげと刺し手(蚊?)は交代できるのか?
「x+y」のように対象式なら、xとyを入れ替えても成り立つが。
公演中は役者2名が交替で黒ひげとなったが、
観客席から黒ひげに手を挙げる者はなかった。
やはり相当な美味しい役得がなければ、難しそうだ。
○我々は皆、黒ひげ
実は私たちは皆、既に黒ひげで、
いくつもの樽に縛られ、生死を握られてるのではないか。
基地とか、原発とか、コロナとか、オリンピックとか…
最後の樽は、簡単に蹴飛ばせる気もするが(´Д`)
うぃっとの芝居を寓話として見た場合、
何度となく説いているテーマだが、
やはりここでも、
問われるのは「前提を疑う勇気」ということだ。
この世界を支配する樽の多くは、インチキだ。
うぃっとの樽はフープと布でできていたが、
そんな立派なものですらなかったりもする。
(つづく)
**********
そういえば明日は、私の親の結婚記念日だ。
もう59年も前のことか。
両親はとっくの昔に別れ、父も亡き人なので、
数えても仕方のないものだが(´Д`)
高校の同窓生のSNSに、珍しく当時の教師ネタが上がってる。
例年来月ぐらいに同窓会があったり、パーティで集まったりするが、
当分なさそうだな(´Д`)
反面教師でも、人生において出会った意味はあると、
少しは思えるようになった。
それでもやっぱり、嫌なものは嫌。
やっと眠れるようになったと思ったら、
梅雨時に疼く古傷のように、嫌な夢を連日見る。
夢は夢、過去は過ぎたこと。
このままパッとせず、人生が暮れるとしても、
刺されるナイフぐらいは、自分で選ぶ。
そう思うと、少し元気になってきた。
シャワーが浴びたいな。
それではまた来襲!
こんにちは、うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
畑が大変忙しく、気をつけないと身も心も全て費やしてしまう。
今月はすっかり野菜の奴隷だ(´Д`)
この時期の小雨は、正直心地よい。
降ってない時の方が、蒸して疲れてしまう。
毎日ちょっとずつ、ぼちぼちね。
私も1日1日、成長してるのだろうか?
すり減って老いてるだけなんじゃないか??
いやいや、滅相もない。
閉じ込められて死を待つに近い心境は、想像したくもない。
だが傍から見れば、意外と楽しそうかもしれない。
今回は、そんな黒ひげのお話です。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
**********
□1
「BEHIND THE CURTAIN」
◆鬼が笑う前に◆
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
シーンの紹介と解説です。
第6回は、黒ひげ。
子どもの頃、友だちの誰かは持ってた「黒ひげ」のゲーム。
ナイフを刺して黒ひげが飛び出た人が勝ちなのか負けなのか、
ホントのところはわからない。
その勝ち負けが刺した側から見たものなのか、
それとも黒ひげ側からなのかも、実はわからない。
黒ひげの心境は、どういったものなのだろうか?
わからないから、樽に入ってみた。
6) 黒ひげ
(1)
C:問題です。
樽から出られないと、助からない。
だが刺されると痛いし、死ぬかもしれない。
樽から脱出し助かるには、どうしたらいいのか?
「飛べ。or not 飛べ。それが問題だ。」
T:問題です。
黒ひげが1匹、直径x、高さyの樽に入ってます。
そこへn本のナイフを刺し、黒ひげが飛び出すまで続けます。
黒ひげが飛び出す軌跡を、グラフに表しなさい。
C:やだ。
(2)
T:どうだい?
カッコイイ樽だろ?
ちょっと俺と交代してみないか?
--------
○飛べ。or not 飛べ。
To be, or not to be, ハムレットだ。
このまま刃を浴び続けるのと、痛みにまかせ飛び出るのと、
どちらに理があるのか、助かるのはどっちか。
黒ひげのゲームのように、バネがきいて脱出に成功するのなら勝ちだが、
「あれはものの例えで、実際には急所に当たって血が噴き出て昇天するってこと
だよ」ってことならゲームオーバーなわけだ。
そもそも刺された他のナイフだって、当たっているのかいないのか。
「かすりもしてない」~「ズッポリ刺さってる」、0から100まである。
「気づいてないだけで、実は結構刺さってる」が、ないとは決して言えない。
いろんなケースを考えて、実験してみるしかない。
○n本のナイフを刺し、
そこで実験だ。
舞台の上で役者にやってもらおう。
数学の問題を解くように、いろんな数値を入れて、状態を見よう。
選択肢も結果も整数なので、回を重ねれば、
未知数が多くても、整数問題のように解けるかもしれない。
倍数と余りに注目だ。
例えば3の倍数の時に変な顔してないか、とか、よく観察しよう。
え?
役者がボイコット??
冗談じゃねえ、生身の人間じゃ命いくつあっても足りないよ。
仕方がないから、改造人間のハンガー猛でも呼ぶか?
○ちょっと俺と交代してみないか?
黒ひげは交代可、なのか?
黒ひげと観衆、あるいは黒ひげと刺し手(蚊?)は交代できるのか?
「x+y」のように対象式なら、xとyを入れ替えても成り立つが。
公演中は役者2名が交替で黒ひげとなったが、
観客席から黒ひげに手を挙げる者はなかった。
やはり相当な美味しい役得がなければ、難しそうだ。
○我々は皆、黒ひげ
実は私たちは皆、既に黒ひげで、
いくつもの樽に縛られ、生死を握られてるのではないか。
基地とか、原発とか、コロナとか、オリンピックとか…
最後の樽は、簡単に蹴飛ばせる気もするが(´Д`)
うぃっとの芝居を寓話として見た場合、
何度となく説いているテーマだが、
やはりここでも、
問われるのは「前提を疑う勇気」ということだ。
この世界を支配する樽の多くは、インチキだ。
うぃっとの樽はフープと布でできていたが、
そんな立派なものですらなかったりもする。
(つづく)
**********
そういえば明日は、私の親の結婚記念日だ。
もう59年も前のことか。
両親はとっくの昔に別れ、父も亡き人なので、
数えても仕方のないものだが(´Д`)
高校の同窓生のSNSに、珍しく当時の教師ネタが上がってる。
例年来月ぐらいに同窓会があったり、パーティで集まったりするが、
当分なさそうだな(´Д`)
反面教師でも、人生において出会った意味はあると、
少しは思えるようになった。
それでもやっぱり、嫌なものは嫌。
やっと眠れるようになったと思ったら、
梅雨時に疼く古傷のように、嫌な夢を連日見る。
夢は夢、過去は過ぎたこと。
このままパッとせず、人生が暮れるとしても、
刺されるナイフぐらいは、自分で選ぶ。
そう思うと、少し元気になってきた。
シャワーが浴びたいな。
それではまた来襲!
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