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うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
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こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。


君は10年後の未来を知りたくないか?
知りたい奴は地下鉄に乗るといい。

窓の向こうに映るシワクチャのジジイが、
君の10年後の顔だ。

そして気がついた。
あの頃映ってた顔に、今なってることに。

「そうか、
俺は10年後の未来に辿り着いたんだ。
おめでとう!」


この10年、
走り始めて、運動量も増やした。
食生活も改善した。
ストレスの原因も、だいぶ整理した。

なんのなんの。
だからどうした。


ガッカリするほど時が経ち、
すっかりくたびれてるのを自覚した
年の瀬ですが、
いかがお過ごしですか?

前号のメルマガの文面に、
自ら励まされて、
今年最後の力を振り絞り、
書いてます。
↓ ↓ ↓
******

劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html

公演の解説です。

第7回
7)様々な類焼

C=しなやかしなちゃん
T=てんこ
※今回参考にした名作
小林秀雄「様々なる意匠」
--------

森の中。

C:「吾々にとって幸福な事か不幸な事か知らないが、世に一つとして簡単に片付く問題はない。
(中略)
而も、若し言葉がその人心眩惑の魔術を捨てたら恐らく影に過ぎまい。」

うーん、小林秀雄は難しいだにゃ。

「私は、ここで問題を提出したり解決したりしようとは思わぬ。
(中略)
このような私にも、やっぱり軍略は必要だとするなら、「搦手から」、
これが私には最も人性論的法則に適った軍略に見えるのだ。 」

「批評家の芸風を愉しむ俺ってすごいだろ」って知らしめるために、
ずいぶん回りくどい苦労をしたんだな。
その努力は認めよう。
今はネットの時代だから、何か目立つことやれば注目されるだにゃ。


T:牛を肉鍋で煮たネコ店長、炎上中。

水銀入りのサンマ、炎上中。

ショーケースに入った高校生、炎上中。

線路に入ったアイドル、炎上中。

国際試合であの旗を出したサポーター、炎上中。

守備妨害で優勝を逃した最後のバッター、炎上中。

逆送老人、炎上中。

このハゲ!炎上中。

W不倫子持ち議員全部乗せで炎上中。

叩く奴も、
叩く奴を叩く奴も、
叩く奴を叩く奴を叩く奴も、
火が燃え移って炎上中。


C:(何とか逃げ延びて)
はぁ…ネットは怖いだにゃ…

T:続いて大相撲、
8日目を終わって全焼は、

・段ボール工場
・隅田川沿いの木造密集地
・異常気象の森林
・すき家

以上、各社の提供です。

--------

○シーンタイトル=様々な類焼

もちろん、「様々なる意匠」から派生したアンクル・ギャグである。


○読書の秋?

ガラにもなく真面目に本を読んでる(ように見える)赤っぽいネコ。
小林秀雄に感化され、行動に移そうとする。

赤ネコの結論=「目立って注目される」
難しい本を読んでも、結局のところ、
本人の知的レベルに近い程度の理解や実践に留まるようだ。


○炎上中。

目立つために思いつくことも、
アホなポーズで自撮りしてネットに上げる、ぐらいで、
たちまち炎上してビビリまくり、
あちこちに上がる火の手を見て呆然とするのであった。

みゃあ。
ネットは怖いだにゃ。
SNSは怖いだにゃ。
そこらのガキでも店1軒ぐらい簡単に潰せる。
そいつの未来も同時に潰すけどな。


○続いて大相撲、

…炎上してますね。
公演やってる当時は、想像もしなかったし、
ここまでグダグダ長引くとも。

市場問題、大相撲、富岡八幡、
東京の東の名物にケチがつくことが最近多い。

光が強ければ、闇も深い。
オリンピックが来る分は、何が来るのだろう?

葛西橋の向こうへ逃げれば助かったみたいだ
(東京大空襲)


次回は「ババアの店(2)」
どうしてもお洒落な会話にならない男と女。
お楽しみに。

(つづく)

************

♪訪れてしまった 僕らの近未来
ふちが欠けた切手みたいな 僕らの近未来 ~
(「悪い奴がモーモーマンをやっつける」2001.10 より)


気がつけば、
「限界を受け入れる」体験を多く持った1年だった。

今月だけでも、
先々週のクリスマスパーティと、
先週のリレーマラソンは、正しくそうだった。
どっちも素直に受け入れられたのは、
一緒にいたのが高校の同窓生だったからかもしれない。

自分の知ってる自分の力の
2割でしか歌えない、
5割でしか走れない、
それでもその2割の、5割の100%を、
しっかり準備して、やる。

「もっとできるのに」とは思うが、
できない内外の諸事情を含めて、
これが今の限界、自己ベスト。

「向上することを諦める」のとは違う。
向上したけりゃ、体作るとこから、
息して立って歩くとこから、
積み上げる、それしかない。
1年365日、大晦日でも元旦でも。


2号続けて説教っぽくなってしまった。
おじさんだからな。

では、よいお年を。

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