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うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
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やっと来た酷暑の中休み。
風の匂いに日本の夏の情緒を感じていたら、
今度は台風ですか。

こんにちは、しなやかしなちゃんです。
既に憂いっぱなしですが、
できる備えをしましょう!

********
□1
次回公演
「浅草キャンプ」
への道
□2
「ニコ先生と説教の森」より
男は問題を解き続ける
********

□1
うぃっと第55回公演
「浅草キャンプ」

真夏に冬を思う。
12月の浅草キャンプへの道は、
「今、ここ」から始まっている。

------

「ちょっと待ってよ!
公演期間中の、
仕込みからバラシまでの流れを、
キャンプに例えてみた、
それだけなんじゃないの?」

「え? まさか、
ホントにキャンプの定番イベントや芸とか
やるつもりなの?」


…それも面白そうだな。

飯盒炊さんとか。
ファイヤーとか。

川遊びはやっぱり隅田川に飛び込むのか?
水面から無数の手が出てくるぞ(´Д`)

ナイトハイク。
きもだめしはビックリハウスだよな。

火とか水とかはエアに決まってるけど、
いらんとこだけ本物使うってのも、しゃれとる。


キャンプって言ったら、
野球とかのシーズン前のあれもキャンプだ。

ひたすら練習漬け。
時々紅白戦とかやって、
新戦力がアピールしたり。

鬼の千本ノックを
舞台で披露する日がついに来たか?

「サンマ君、
君は高度プロフェッショナルな人材だ」
とか言ってしごく(´Д`)


…そう、芸としての練度を上げていく
という目下の課題とも
キャンプというのは共通している。

次回はそっちの方の話をするか。

------

うぃっと第55回公演
「浅草キャンプ」
2018年12月21日(金)~24日(月)
於:あさくさ劇亭

≪もっと見てみたいな。
よし、中へ入ってみるか≫


※火は使いません。
※宿泊もしません。
※何かやってみたい人は、
スタッフで参加してみましょう!


というわけで、
スタッフの募集
【仕込みからバラシまで】

期間:12月20日(木)~24日(月) 10時~22時
の中で、可能な日・時間。

※他に事前の打ち合わせ、練習、準備などあり。

内容:
舞台の設営から撤収までの様々な営み。
何が必要、何ができる、何がしたい、
詳しくは、相談!

参加費等:
ギャラは出ません。ボランティアです。
若干の参加費がかかります。

参加希望の方は、コメント欄からメッセージください。
詳細お知らせします。

◎9月9日(日)18:30~
説明会&ちょっとやってみようWS


********

□2
劇団W.I.T.第54回公演
「ニコ先生と説教の森」より
今週の説教

公演のシーンから一話ずつお届けします。

7)黄昏に息絶えて

男はついに、美女の謎を解き明かした。
美女のメンタルを、この手にできるのか。
あと少し…

--------

「美女は勇者である。
だが、勇者でも美女でない者もいる。
美女とは、
勇者の中で、
美女のメンタルを持つ、
女性である。
美女のメンタルとは…」

この世の中の 
いろんな謎や矛盾や突き当たり、
うまく行かないこと、
思い悩んだあれこれが、
ふと、
数式を解くように、
すっと解ける時がある。
解き方が一筋の道のように見えてくる 
ことがある。 
あったりする。

追いかけて、
追いかけて、
どこまでもその道を追って、
追って、
ついに繋がった、
出口が見えたってところで、
眠りに落ちてしまう。

コテッと行っちゃう時もあれば、
眠るまい、落ちるまいとしながら、
数式が、
波に、
波に洗われて、
消えていって、
それと共にフェイドアウトすることもある。

待てよ。
俺は解いてた奴じゃなくて、
描かれた数式そのものだったんじゃないか!

--------

○勇者でも美女でない者もいる。

決して悲観することはない。
美女でなくても、
勇者であることに変わらないのだから。


○すっと解ける

人生の中で滅多にないけどたまにある。
ストンと落ちる。
あの渋滞がウソのように流れる。
ほとんどビクトリーラン。

こんなんだからやめられない。
更に懲りずに入れ込んでく…


○出口が見えたってところで、眠りに

違った意味でストンと落ちる(´Д`)
俺はぼったくりゲームの中を泳がされてるだけかよ!
これも長く生きてると時々見かける風景であり、
踏んでしまう糞でもある。


○俺は解いてた奴じゃなくて、
描かれた数式そのものだったんじゃないか!

「俺は実は線路だったのか」ってシーンが前にあった。
電車に乗って楽しく旅する気でいたのに、
実は電車に通られる側だった…

思い描いた通りのドラマの筋書きになっても、
まだ楽観してはいけない。
その中での自分は、
思ってもみなかった役だったりする。

昔の歌で、あったじゃないか。

♪男は誰も皆 無口な精子~

多くの場合、
勝者どころか敗者ですらない。
主人公を祝福する余裕が
あるかないかは知らないが、
線路ならば動くことなく痛みに耐え続け、
数式ならば問題の解決と共に消えてゆく…

それも人生(´Д`)


…という説教でした。

(つづく)

************

先週、ちひろ美術館・東京へ行ってきた。
先月の安曇野に続いて2ヵ月連続で。
今年は生誕100年で、Life展をやっている。
https://chihiro.jp/tokyo/exhibitions/

この時は「着るをたのしむ」
というテーマで展示してた。
作品の中の女の子は、
颯爽としていて、
身に着けてるものや
着こなしのセンスもあるが、
まさに
「美女は勇者である」。

没後相当な年数が経つのに、
2つの会場で何度も展示入れ替えて…
どんだけ作品描きまくったんだよ。

本人の写真もいろんな時期のがあるけど、
実にカッコイイ。
実物に会えなくて残念だが、
きれいな人だと思う。

もうすぐ私も、
ちひろの亡くなった歳になる。
彼女が命を燃やして残したものに比べたら、
私はまだ全然だが、
その先の世界を見ることはできる。
その先の世界を描いていきたい。


ではまた来襲。

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