うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
ライネンキング。
来年こそ十二支に入る!
来年は王になるぞと吠えるネコの話。
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
「明日から本気出す」とも似てる。
だがそもそも、
そんな明日などあるのだろうか?
「お前は俺の若い頃に似てる」
先輩や上司に、そう言われた人がいる。
言われた方は様々な受け取り方をするだろう。
「そうかな?」
「いやいや、僕なんか」
「それって高評価?」
でもある時、気づいてしまった。
あの人はなぜ、
「お前は俺の若い頃に似てる」って言ったのか。
今回はそんなお話。
答は続きを読んでね!
↓ ↓ ↓
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
公演の解説です。
第6回
6)お前は俺の若い頃に似てる
C=しなやかしなちゃん
T=てんこ
--------
T:お便りを紹介します。
「最近先輩から『お前は俺の若い頃に似てる』と言われます。
正直どう受け取ったらいいか、ちょっとわからないところもあります。
先輩は業界の中でも力があり、技術も高く、自分にとっては尊敬できる人の一人です。
ただちょっと通り一遍で、威勢はいいんですが、守りに入ってる感じもします。
自分は堅苦しいのは苦手なので、ちょっとずつ変えようとしてるんですが、
もちろん気を配りながら己を抑えてここまでやってきました。
先輩にはお世話になってるし、人間的にもよくできた人だと思いますが、
ぶっちゃけもう伸びしろはないと思います。
自分は若手のエースとして、次代を担う存在と見られています。
素直に喜んでおくのが正解なのでしょうか」
C:
♪ 明日になれば 明日になれば
明日になればと 言い続け
明日になったと 思ったら
明日は今日だった
約束の時間に 現れず
延ばして延ばして 待ち続け
地球の果てまで 延ばしても
明日はまだ 見えない
T:『お前は俺の若い頃に似てる』
そんな風に言う先輩は、お前のことをどう思ってるか。
こいつだけは認めたくない
甘すぎる
そんなやり方通用しない
躓くと、それ見たことかと内心思う
調子こいて、憎たらしい
世の中なめてる
おいしいとこだけ持ってく
そんな奴を丸めて蓋する魔法の言葉
『お前は俺の若い頃に似てる』
C:
♪ 延びる延びる延びる 影が延びる
延びる延びる延びる 影が延びる
影が延びて 影が延びて
影が延びて 日が落ちる
明日は 永遠に来ない
明日は 永遠に来ない
明日は 永遠に来ない
明日は 永遠に来ない
--------
○なぜそれに気づいたかって?
自分がおじさんになったから。
おじさんのボヤキが、自分の心の中からも聴こえるようになったから。
「こいつは俺のことなんか目標ですらない。
さっさと抜き去れると思ってる。
だが今は勢いやツキがあっても、そうそううまくは行かない。
仕事も組織も人生も、思ったようになんて行かないもんさ。
気づいた時にはガッカリするほど時が経ってる。
心も体も見た目も状況も、すっかりくたびれてる。
柵だらけで動けない。
お前は自分に任せてもらえれば思った通りの仕事はできると言いたいだろうが、
全体の2割も見えてないお前の全力のパフォーマンスは、
掌の上で踊る猿に過ぎない。
対して、年を経た俺たちは、見えてることの2割も動けない。
→結局思ったような仕事なんてできない。
組織でできることなんて限られてる。
人生なんて、借り物の眠ったような場面がほとんどだ。
せいぜい今のうち、ブイブイ言わしとけ」
○そんなおじさんの諦めから導き出される教訓とは
まずそんな前提に縛られないこと。
そこから抜けられない組織は衰えるし人は朽ちてくだけだから、
言ってもわからなかったらとっとと打ち棄てれば良し。
何のために人は人と一緒に仕事を進めるのか。
互いを縛り合い、潰し合い、能力や可能性を抑え込むためではない。
自分も相手も活かす、補い合い、力になる、
一人じゃ見えなかったものまで見え、手の届かなかったところまで届く、
それができなきゃ一緒にやる意味なんかない。
そういう意味のない事業、意味のない組織がうじゃうじゃある。
巻き添え食わないように避けて、枯らしてしまえばいい。
若い人に対して、
世代とか経験とかの括りでくるんで、上手いこと抑え込もうとしちゃいけない。
それは自分たち自身を抑え込んでることでもある。
そんな風に飼い馴らしても、組織も仕事も、枠の中から出られない。
私自身も守りに入るとやってしまうことだから、気をつけたい。
世代や経験の差を越えて、ぶつかり合えばいいし、協働すればいい。
やる気のある奴と、組む。
組んだら明日と言わず始動する。
…最後は強引に前向きな結論にしてしまった(汗
聴いてるか?俺
明日は永遠に来ない。
あるのはどこまでも続く今日だけ。
息絶えるまで、どこまでも。
次回は「様々な類焼」
いつになく勉強熱心な赤ネコが、ネットの炎上にびびる。
お楽しみに。
(つづく)
************
赤っぽいネコは、王になれない。
アキレスが亀に追いつけないように。
来年になると、来年がまた次の年に逃げてしまう。
むしろ己の若い頃に学ぼう。
ろくに物も知らず、全く不器用で、戦いにすらならなかったが、
気構えだけは立っていた。
曰く、
「私はいつも完成品」
常に王者の心持ちでいよう。
それではまた。
来年こそ十二支に入る!
来年は王になるぞと吠えるネコの話。
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
「明日から本気出す」とも似てる。
だがそもそも、
そんな明日などあるのだろうか?
「お前は俺の若い頃に似てる」
先輩や上司に、そう言われた人がいる。
言われた方は様々な受け取り方をするだろう。
「そうかな?」
「いやいや、僕なんか」
「それって高評価?」
でもある時、気づいてしまった。
あの人はなぜ、
「お前は俺の若い頃に似てる」って言ったのか。
今回はそんなお話。
答は続きを読んでね!
↓ ↓ ↓
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
公演の解説です。
第6回
6)お前は俺の若い頃に似てる
C=しなやかしなちゃん
T=てんこ
--------
T:お便りを紹介します。
「最近先輩から『お前は俺の若い頃に似てる』と言われます。
正直どう受け取ったらいいか、ちょっとわからないところもあります。
先輩は業界の中でも力があり、技術も高く、自分にとっては尊敬できる人の一人です。
ただちょっと通り一遍で、威勢はいいんですが、守りに入ってる感じもします。
自分は堅苦しいのは苦手なので、ちょっとずつ変えようとしてるんですが、
もちろん気を配りながら己を抑えてここまでやってきました。
先輩にはお世話になってるし、人間的にもよくできた人だと思いますが、
ぶっちゃけもう伸びしろはないと思います。
自分は若手のエースとして、次代を担う存在と見られています。
素直に喜んでおくのが正解なのでしょうか」
C:
♪ 明日になれば 明日になれば
明日になればと 言い続け
明日になったと 思ったら
明日は今日だった
約束の時間に 現れず
延ばして延ばして 待ち続け
地球の果てまで 延ばしても
明日はまだ 見えない
T:『お前は俺の若い頃に似てる』
そんな風に言う先輩は、お前のことをどう思ってるか。
こいつだけは認めたくない
甘すぎる
そんなやり方通用しない
躓くと、それ見たことかと内心思う
調子こいて、憎たらしい
世の中なめてる
おいしいとこだけ持ってく
そんな奴を丸めて蓋する魔法の言葉
『お前は俺の若い頃に似てる』
C:
♪ 延びる延びる延びる 影が延びる
延びる延びる延びる 影が延びる
影が延びて 影が延びて
影が延びて 日が落ちる
明日は 永遠に来ない
明日は 永遠に来ない
明日は 永遠に来ない
明日は 永遠に来ない
--------
○なぜそれに気づいたかって?
自分がおじさんになったから。
おじさんのボヤキが、自分の心の中からも聴こえるようになったから。
「こいつは俺のことなんか目標ですらない。
さっさと抜き去れると思ってる。
だが今は勢いやツキがあっても、そうそううまくは行かない。
仕事も組織も人生も、思ったようになんて行かないもんさ。
気づいた時にはガッカリするほど時が経ってる。
心も体も見た目も状況も、すっかりくたびれてる。
柵だらけで動けない。
お前は自分に任せてもらえれば思った通りの仕事はできると言いたいだろうが、
全体の2割も見えてないお前の全力のパフォーマンスは、
掌の上で踊る猿に過ぎない。
対して、年を経た俺たちは、見えてることの2割も動けない。
→結局思ったような仕事なんてできない。
組織でできることなんて限られてる。
人生なんて、借り物の眠ったような場面がほとんどだ。
せいぜい今のうち、ブイブイ言わしとけ」
○そんなおじさんの諦めから導き出される教訓とは
まずそんな前提に縛られないこと。
そこから抜けられない組織は衰えるし人は朽ちてくだけだから、
言ってもわからなかったらとっとと打ち棄てれば良し。
何のために人は人と一緒に仕事を進めるのか。
互いを縛り合い、潰し合い、能力や可能性を抑え込むためではない。
自分も相手も活かす、補い合い、力になる、
一人じゃ見えなかったものまで見え、手の届かなかったところまで届く、
それができなきゃ一緒にやる意味なんかない。
そういう意味のない事業、意味のない組織がうじゃうじゃある。
巻き添え食わないように避けて、枯らしてしまえばいい。
若い人に対して、
世代とか経験とかの括りでくるんで、上手いこと抑え込もうとしちゃいけない。
それは自分たち自身を抑え込んでることでもある。
そんな風に飼い馴らしても、組織も仕事も、枠の中から出られない。
私自身も守りに入るとやってしまうことだから、気をつけたい。
世代や経験の差を越えて、ぶつかり合えばいいし、協働すればいい。
やる気のある奴と、組む。
組んだら明日と言わず始動する。
…最後は強引に前向きな結論にしてしまった(汗
聴いてるか?俺
明日は永遠に来ない。
あるのはどこまでも続く今日だけ。
息絶えるまで、どこまでも。
次回は「様々な類焼」
いつになく勉強熱心な赤ネコが、ネットの炎上にびびる。
お楽しみに。
(つづく)
************
赤っぽいネコは、王になれない。
アキレスが亀に追いつけないように。
来年になると、来年がまた次の年に逃げてしまう。
むしろ己の若い頃に学ぼう。
ろくに物も知らず、全く不器用で、戦いにすらならなかったが、
気構えだけは立っていた。
曰く、
「私はいつも完成品」
常に王者の心持ちでいよう。
それではまた。
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