うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
蔵前のドイツ料理店が都電の冊子に載ってた。
相棒が前から通るたびに気になってたそうだ。
「マイネクライネ」
それって津軽では
「ダメだ、来られない」って意味だったような。
俺が思い出したのは、
昔、ぴあだかフロムエーだかに載ってたネタ。
…俺って根っからアンクル・ギャグ(´Д`)
そういやあ、
蓄電池で動く電車のことを
DENCHA(デンチャ)って言うんだって。
「DUAL ENERGY CHARGE TRAIN」の略。
ちなみにイタリアの登山電車の歌
「フニクリフニクラ」の作曲者の名前は、
デンツァ。
東西問わず、
世の中アンクル・ギャグでできている。
↓写真は夏に行った下関
♪行こう行こう、火の山へ~
それでは今週も、行ってみよう!
↓ ↓ ↓
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
公演の解説です。
第3回
3)ババアの店
C=しなやかしなちゃん
T=てんこ
--------
T:いらっしゃい。
今日はひとりかい?
C:今日もひとりだ。
今日もひとりかい?
T:今はふたりだよ。
待ってね、いつもの。
C:いつもの。
T:はい。
C:おしぼり。
じゃなくて、口がさびしくないやつ。
T:あ、いつものね。
(マイクを渡す)
C:♪
T:はい、サービス。
C:何だこりゃ。
T:ヘタ。
C:歌手じゃないからな。
T:女と二人きりで唄う歌じゃないでしょって。
C:女はお気楽だよな。
T:そうよ。
男もお気楽じゃない。
C:こうやって毎日、出されたものを飲み、食い、
T:交替する?
C:やだね。哀れさが引き立っちゃう。
別に俺が料理出したってちっとも哀れじゃないけど、
でも女はさ、
出されたものを食ったってちっとも哀れじゃない。
男だけさ。
T:言う割にはよく食べるね。
C:しつけがいいからさ。
C:こないだ入った店でさ、
いきなりピチピチした魚を出してきたんだ。
動いてるやつ。
「何だこれは?」って訊いたら、こういうんだ。
「一昨日きな。
おとと生きな」
T:一昨日でも、昨日でもよろしくってよ。
C:後悔しなくなる飲み物をご馳走になったのって、
いつだったっけ?
T:もう、切れちゃった?
C:…また来る。
T:じゃ、また。
♪ ファウル ファウル
気まぐれな 出来事
テクニカルファウル
--------
90年代にシリーズ化した「ババアの店」。
うぃっと新聞に連載してた。
男と女の、甘くて苦くてしょっぱくて煮え切らないお話。
話の設定に追いつけるくらいの実年齢になってきた。
初演の頃と大きく変わったのは、
当時は「イカした台詞をキメるいい男」だったのが、
今は「ギャグかまそうとして滑るオヤジ」になったところ。
いずれにしろ、
ボスにはハードボイルドは無理なようだ。
一生消えないギラつきは隠しようがない。
○こうやって毎日、出されたものを飲み、食い、
初演では男はヘアヌードを見ながらぼやいてる。
台本の内容は全然違うのだが、
この辺のフレーズだけは被ってる。
裸の写真を見てなくても、
哀れさが引き立つ男になったぜ。
○後悔しなくなる飲み物
過去にご馳走になったんですね。
男と女の間に、
これまで何があり、
あるいはなかったのか。
多く語らないから、
いろんな想像ができる。
○♪ファウル ファウル
このジングルは初演の時のものをそのまま使用。
最初この部分だけ曲ができてて、
後で足してできた「テクニカルファウル」は、
ちょっとアイドルっぽい曲だ。
○ボスより。
うちの女優は素晴らしいので、
滅多にNGを出すことはないのだが、
今回ババアの店に関しては、
相当繰り返して練習した。
なぜか。
ババアに常に求めていたのは
「この女には勝てねえ」
って存在だったのかもしれない。
男がカッコよくてもカッコ悪くても、
常に手が届きそうな高さで、かなわない。
永遠に
恋していたい
それだけだ
今日の一句でした。
次回は「シレットクイズ」。
人に伝えるのって、難しい。
でも、伝わらない理由がこっちにあるとは限らない。
お楽しみに!
(つづく)
************
なぜメルマガで作品を惜しげもなく公開し、
解説・ネタバラシするのか。
芝居を観たお客さんに対しては、
作品を愛してほしい、
ずっと憶えててほしいから。
観てない・これから観る人たちに対しては、
「まだまだこれからいっぱい書きまっせ作りまっせ」
予告も兼ねた意思表示。
自身にとっては次へ進むため。
1つ1つの作品は、永遠であり、
作る者・作り続ける者としてはとても愛着が深い。
だが、愛にズブズブに嵌ると次へ行けなくなる。
書き記し、残すことで、一区切りつけることはできる。
芝居やるだけじゃ、
やった芝居自体は消えちゃうから、
作品だけが想いとして残っちゃうんだよね。
次はどうする?
年内はゆっくり考える。
そう言ってる間に終わっちゃいそうだな。
また来襲。
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
蔵前のドイツ料理店が都電の冊子に載ってた。
相棒が前から通るたびに気になってたそうだ。
「マイネクライネ」
それって津軽では
「ダメだ、来られない」って意味だったような。
俺が思い出したのは、
昔、ぴあだかフロムエーだかに載ってたネタ。
…俺って根っからアンクル・ギャグ(´Д`)
そういやあ、
蓄電池で動く電車のことを
DENCHA(デンチャ)って言うんだって。
「DUAL ENERGY CHARGE TRAIN」の略。
ちなみにイタリアの登山電車の歌
「フニクリフニクラ」の作曲者の名前は、
デンツァ。
東西問わず、
世の中アンクル・ギャグでできている。
↓写真は夏に行った下関
♪行こう行こう、火の山へ~
それでは今週も、行ってみよう!
↓ ↓ ↓
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
公演の解説です。
第3回
3)ババアの店
C=しなやかしなちゃん
T=てんこ
--------
T:いらっしゃい。
今日はひとりかい?
C:今日もひとりだ。
今日もひとりかい?
T:今はふたりだよ。
待ってね、いつもの。
C:いつもの。
T:はい。
C:おしぼり。
じゃなくて、口がさびしくないやつ。
T:あ、いつものね。
(マイクを渡す)
C:♪
T:はい、サービス。
C:何だこりゃ。
T:ヘタ。
C:歌手じゃないからな。
T:女と二人きりで唄う歌じゃないでしょって。
C:女はお気楽だよな。
T:そうよ。
男もお気楽じゃない。
C:こうやって毎日、出されたものを飲み、食い、
T:交替する?
C:やだね。哀れさが引き立っちゃう。
別に俺が料理出したってちっとも哀れじゃないけど、
でも女はさ、
出されたものを食ったってちっとも哀れじゃない。
男だけさ。
T:言う割にはよく食べるね。
C:しつけがいいからさ。
C:こないだ入った店でさ、
いきなりピチピチした魚を出してきたんだ。
動いてるやつ。
「何だこれは?」って訊いたら、こういうんだ。
「一昨日きな。
おとと生きな」
T:一昨日でも、昨日でもよろしくってよ。
C:後悔しなくなる飲み物をご馳走になったのって、
いつだったっけ?
T:もう、切れちゃった?
C:…また来る。
T:じゃ、また。
♪ ファウル ファウル
気まぐれな 出来事
テクニカルファウル
--------
90年代にシリーズ化した「ババアの店」。
うぃっと新聞に連載してた。
男と女の、甘くて苦くてしょっぱくて煮え切らないお話。
話の設定に追いつけるくらいの実年齢になってきた。
初演の頃と大きく変わったのは、
当時は「イカした台詞をキメるいい男」だったのが、
今は「ギャグかまそうとして滑るオヤジ」になったところ。
いずれにしろ、
ボスにはハードボイルドは無理なようだ。
一生消えないギラつきは隠しようがない。
○こうやって毎日、出されたものを飲み、食い、
初演では男はヘアヌードを見ながらぼやいてる。
台本の内容は全然違うのだが、
この辺のフレーズだけは被ってる。
裸の写真を見てなくても、
哀れさが引き立つ男になったぜ。
○後悔しなくなる飲み物
過去にご馳走になったんですね。
男と女の間に、
これまで何があり、
あるいはなかったのか。
多く語らないから、
いろんな想像ができる。
○♪ファウル ファウル
このジングルは初演の時のものをそのまま使用。
最初この部分だけ曲ができてて、
後で足してできた「テクニカルファウル」は、
ちょっとアイドルっぽい曲だ。
○ボスより。
うちの女優は素晴らしいので、
滅多にNGを出すことはないのだが、
今回ババアの店に関しては、
相当繰り返して練習した。
なぜか。
ババアに常に求めていたのは
「この女には勝てねえ」
って存在だったのかもしれない。
男がカッコよくてもカッコ悪くても、
常に手が届きそうな高さで、かなわない。
永遠に
恋していたい
それだけだ
今日の一句でした。
次回は「シレットクイズ」。
人に伝えるのって、難しい。
でも、伝わらない理由がこっちにあるとは限らない。
お楽しみに!
(つづく)
************
なぜメルマガで作品を惜しげもなく公開し、
解説・ネタバラシするのか。
芝居を観たお客さんに対しては、
作品を愛してほしい、
ずっと憶えててほしいから。
観てない・これから観る人たちに対しては、
「まだまだこれからいっぱい書きまっせ作りまっせ」
予告も兼ねた意思表示。
自身にとっては次へ進むため。
1つ1つの作品は、永遠であり、
作る者・作り続ける者としてはとても愛着が深い。
だが、愛にズブズブに嵌ると次へ行けなくなる。
書き記し、残すことで、一区切りつけることはできる。
芝居やるだけじゃ、
やった芝居自体は消えちゃうから、
作品だけが想いとして残っちゃうんだよね。
次はどうする?
年内はゆっくり考える。
そう言ってる間に終わっちゃいそうだな。
また来襲。
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