うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
蔵前のドイツ料理店が都電の冊子に載ってた。
相棒が前から通るたびに気になってたそうだ。
「マイネクライネ」
それって津軽では
「ダメだ、来られない」って意味だったような。
俺が思い出したのは、
昔、ぴあだかフロムエーだかに載ってたネタ。
…俺って根っからアンクル・ギャグ(´Д`)
そういやあ、
蓄電池で動く電車のことを
DENCHA(デンチャ)って言うんだって。
「DUAL ENERGY CHARGE TRAIN」の略。
ちなみにイタリアの登山電車の歌
「フニクリフニクラ」の作曲者の名前は、
デンツァ。
東西問わず、
世の中アンクル・ギャグでできている。
↓写真は夏に行った下関
♪行こう行こう、火の山へ~
それでは今週も、行ってみよう!
↓ ↓ ↓
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
公演の解説です。
第3回
3)ババアの店
C=しなやかしなちゃん
T=てんこ
--------
T:いらっしゃい。
今日はひとりかい?
C:今日もひとりだ。
今日もひとりかい?
T:今はふたりだよ。
待ってね、いつもの。
C:いつもの。
T:はい。
C:おしぼり。
じゃなくて、口がさびしくないやつ。
T:あ、いつものね。
(マイクを渡す)
C:♪
T:はい、サービス。
C:何だこりゃ。
T:ヘタ。
C:歌手じゃないからな。
T:女と二人きりで唄う歌じゃないでしょって。
C:女はお気楽だよな。
T:そうよ。
男もお気楽じゃない。
C:こうやって毎日、出されたものを飲み、食い、
T:交替する?
C:やだね。哀れさが引き立っちゃう。
別に俺が料理出したってちっとも哀れじゃないけど、
でも女はさ、
出されたものを食ったってちっとも哀れじゃない。
男だけさ。
T:言う割にはよく食べるね。
C:しつけがいいからさ。
C:こないだ入った店でさ、
いきなりピチピチした魚を出してきたんだ。
動いてるやつ。
「何だこれは?」って訊いたら、こういうんだ。
「一昨日きな。
おとと生きな」
T:一昨日でも、昨日でもよろしくってよ。
C:後悔しなくなる飲み物をご馳走になったのって、
いつだったっけ?
T:もう、切れちゃった?
C:…また来る。
T:じゃ、また。
♪ ファウル ファウル
気まぐれな 出来事
テクニカルファウル
--------
90年代にシリーズ化した「ババアの店」。
うぃっと新聞に連載してた。
男と女の、甘くて苦くてしょっぱくて煮え切らないお話。
話の設定に追いつけるくらいの実年齢になってきた。
初演の頃と大きく変わったのは、
当時は「イカした台詞をキメるいい男」だったのが、
今は「ギャグかまそうとして滑るオヤジ」になったところ。
いずれにしろ、
ボスにはハードボイルドは無理なようだ。
一生消えないギラつきは隠しようがない。
○こうやって毎日、出されたものを飲み、食い、
初演では男はヘアヌードを見ながらぼやいてる。
台本の内容は全然違うのだが、
この辺のフレーズだけは被ってる。
裸の写真を見てなくても、
哀れさが引き立つ男になったぜ。
○後悔しなくなる飲み物
過去にご馳走になったんですね。
男と女の間に、
これまで何があり、
あるいはなかったのか。
多く語らないから、
いろんな想像ができる。
○♪ファウル ファウル
このジングルは初演の時のものをそのまま使用。
最初この部分だけ曲ができてて、
後で足してできた「テクニカルファウル」は、
ちょっとアイドルっぽい曲だ。
○ボスより。
うちの女優は素晴らしいので、
滅多にNGを出すことはないのだが、
今回ババアの店に関しては、
相当繰り返して練習した。
なぜか。
ババアに常に求めていたのは
「この女には勝てねえ」
って存在だったのかもしれない。
男がカッコよくてもカッコ悪くても、
常に手が届きそうな高さで、かなわない。
永遠に
恋していたい
それだけだ
今日の一句でした。
次回は「シレットクイズ」。
人に伝えるのって、難しい。
でも、伝わらない理由がこっちにあるとは限らない。
お楽しみに!
(つづく)
************
なぜメルマガで作品を惜しげもなく公開し、
解説・ネタバラシするのか。
芝居を観たお客さんに対しては、
作品を愛してほしい、
ずっと憶えててほしいから。
観てない・これから観る人たちに対しては、
「まだまだこれからいっぱい書きまっせ作りまっせ」
予告も兼ねた意思表示。
自身にとっては次へ進むため。
1つ1つの作品は、永遠であり、
作る者・作り続ける者としてはとても愛着が深い。
だが、愛にズブズブに嵌ると次へ行けなくなる。
書き記し、残すことで、一区切りつけることはできる。
芝居やるだけじゃ、
やった芝居自体は消えちゃうから、
作品だけが想いとして残っちゃうんだよね。
次はどうする?
年内はゆっくり考える。
そう言ってる間に終わっちゃいそうだな。
また来襲。
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
蔵前のドイツ料理店が都電の冊子に載ってた。
相棒が前から通るたびに気になってたそうだ。
「マイネクライネ」
それって津軽では
「ダメだ、来られない」って意味だったような。
俺が思い出したのは、
昔、ぴあだかフロムエーだかに載ってたネタ。
…俺って根っからアンクル・ギャグ(´Д`)
そういやあ、
蓄電池で動く電車のことを
DENCHA(デンチャ)って言うんだって。
「DUAL ENERGY CHARGE TRAIN」の略。
ちなみにイタリアの登山電車の歌
「フニクリフニクラ」の作曲者の名前は、
デンツァ。
東西問わず、
世の中アンクル・ギャグでできている。
↓写真は夏に行った下関
♪行こう行こう、火の山へ~
それでは今週も、行ってみよう!
↓ ↓ ↓
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
公演の解説です。
第3回
3)ババアの店
C=しなやかしなちゃん
T=てんこ
--------
T:いらっしゃい。
今日はひとりかい?
C:今日もひとりだ。
今日もひとりかい?
T:今はふたりだよ。
待ってね、いつもの。
C:いつもの。
T:はい。
C:おしぼり。
じゃなくて、口がさびしくないやつ。
T:あ、いつものね。
(マイクを渡す)
C:♪
T:はい、サービス。
C:何だこりゃ。
T:ヘタ。
C:歌手じゃないからな。
T:女と二人きりで唄う歌じゃないでしょって。
C:女はお気楽だよな。
T:そうよ。
男もお気楽じゃない。
C:こうやって毎日、出されたものを飲み、食い、
T:交替する?
C:やだね。哀れさが引き立っちゃう。
別に俺が料理出したってちっとも哀れじゃないけど、
でも女はさ、
出されたものを食ったってちっとも哀れじゃない。
男だけさ。
T:言う割にはよく食べるね。
C:しつけがいいからさ。
C:こないだ入った店でさ、
いきなりピチピチした魚を出してきたんだ。
動いてるやつ。
「何だこれは?」って訊いたら、こういうんだ。
「一昨日きな。
おとと生きな」
T:一昨日でも、昨日でもよろしくってよ。
C:後悔しなくなる飲み物をご馳走になったのって、
いつだったっけ?
T:もう、切れちゃった?
C:…また来る。
T:じゃ、また。
♪ ファウル ファウル
気まぐれな 出来事
テクニカルファウル
--------
90年代にシリーズ化した「ババアの店」。
うぃっと新聞に連載してた。
男と女の、甘くて苦くてしょっぱくて煮え切らないお話。
話の設定に追いつけるくらいの実年齢になってきた。
初演の頃と大きく変わったのは、
当時は「イカした台詞をキメるいい男」だったのが、
今は「ギャグかまそうとして滑るオヤジ」になったところ。
いずれにしろ、
ボスにはハードボイルドは無理なようだ。
一生消えないギラつきは隠しようがない。
○こうやって毎日、出されたものを飲み、食い、
初演では男はヘアヌードを見ながらぼやいてる。
台本の内容は全然違うのだが、
この辺のフレーズだけは被ってる。
裸の写真を見てなくても、
哀れさが引き立つ男になったぜ。
○後悔しなくなる飲み物
過去にご馳走になったんですね。
男と女の間に、
これまで何があり、
あるいはなかったのか。
多く語らないから、
いろんな想像ができる。
○♪ファウル ファウル
このジングルは初演の時のものをそのまま使用。
最初この部分だけ曲ができてて、
後で足してできた「テクニカルファウル」は、
ちょっとアイドルっぽい曲だ。
○ボスより。
うちの女優は素晴らしいので、
滅多にNGを出すことはないのだが、
今回ババアの店に関しては、
相当繰り返して練習した。
なぜか。
ババアに常に求めていたのは
「この女には勝てねえ」
って存在だったのかもしれない。
男がカッコよくてもカッコ悪くても、
常に手が届きそうな高さで、かなわない。
永遠に
恋していたい
それだけだ
今日の一句でした。
次回は「シレットクイズ」。
人に伝えるのって、難しい。
でも、伝わらない理由がこっちにあるとは限らない。
お楽しみに!
(つづく)
************
なぜメルマガで作品を惜しげもなく公開し、
解説・ネタバラシするのか。
芝居を観たお客さんに対しては、
作品を愛してほしい、
ずっと憶えててほしいから。
観てない・これから観る人たちに対しては、
「まだまだこれからいっぱい書きまっせ作りまっせ」
予告も兼ねた意思表示。
自身にとっては次へ進むため。
1つ1つの作品は、永遠であり、
作る者・作り続ける者としてはとても愛着が深い。
だが、愛にズブズブに嵌ると次へ行けなくなる。
書き記し、残すことで、一区切りつけることはできる。
芝居やるだけじゃ、
やった芝居自体は消えちゃうから、
作品だけが想いとして残っちゃうんだよね。
次はどうする?
年内はゆっくり考える。
そう言ってる間に終わっちゃいそうだな。
また来襲。
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おはようございます、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
次の公演予定を決める前に、
衣装や小道具の整理整頓棚卸。
作品や資料なんかも。
そんなモードに入ってると、
家の中のモノの寿命や行く末にも目が行ってしまう。
てか、今まで物持ち良すぎた。
家の中の家具や電化製品に、買った年月を貼っている。
掃除機は2004年。
その前が1991年だったから、そろそろか。
既に根元が壊れてて、吸わせるのにコツがいる。
乾燥機は2009年。
あと2年で壊れる。
急に動かなくなるんだよね。
洗濯機は2008年。
色々ケチがついて気分的にはハズレの機種だが、
来年には買い換えられるぞ♪
粉石けんで使いやすい、
自分で設定できる余地が大きいものが条件。
基本的に、機械には指図されたくない。
終わってアラームでさえ、鬱陶しいくらい。
ガスコンロ、2009年。
もう壊れてる。
グリルが片面焼けて止まると、
次がすぐ点火できない。
調理は毎日なので、新しいのを注文。
今度は両面グリルだぜ!
子どもが小さい頃からあった
「愛着仕様」のタンスも粗大ゴミに出す。
パソコンデスクも、3台処分する。
1台は、調理家電置きになってた。
で、何がしたいかって、
床をできるだけ開けたい。
そして、でかい机がほしい。
広くて奥行きがあって、果てしなく平らで。
「創作するには、目の前が開けてた方がいい」
稽古場にいてそう思った。
机は選ぶのに時間がかかってる。
乗って飛び跳ねても壊れない、
傷つけてもしょぼくならない、
頑丈なものだと高いし重い。
処分もしづらくなる。
逆に消耗品と割り切って、
必要最低限の強度のものにするか。
ドラフト1位が、まだ決まらない。
今更ではあるが、作品を創る環境から、
まずは整えつつあるところだ。
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
公演の解説です。
第2回
2)キュウリ.net
C=しなやかしなちゃん(ニコ先生)
T=てんこ(おくさん)
--------
C こんにちは、ニコ先生の園芸相談です。
T もしもし。
C あ、おくさんですね。
どうしました?
T あのう、
紫蘇が育ったので採って食べてみたんですけど、
紫蘇の香りがしないんです。
もしかして、ただの草なんでしょうか。
C わかりました。
ちょっと調べてみますね。
♪カカカキンキン ~
おかしいですね。
ちゃんと生えてますよ。
紫蘇だと思います。
T ニコ先生、ありがとうございます。
あと、ブロッコリーの芽が食べられてしまうんです。
C おやおや、困りましたね。
T 犯人は誰なんでしょう。
C 誰でしょうね。
鳥とかでしょうかね。
T ネットの隙間をくぐった跡がありました。
犯人は誰なんでしょうか。
C ずいぶん知恵がありますね。
T 虫さんかもしれません。
C いえ、違います。
犯人はキョロちゃんです。
おくさんのベランダにちょくちょく来てるでしょ?
T まあ大変。
でもキョロちゃんは肉しか食べないんですのよ。
ネットの隙間に入るには大き過ぎるし。
C 「肉の付け合わせにちょうどいいわ。
バッサバッサ」
とか言って食べたんじゃないですか?
T キョロちゃんだったら、別にいいんです。
C そうですか。
T 次に何を植えたらいいですか?
C ぜひ私の畑まで、足を運んでみてください。
毎日ガツガツかまってやると、
何でもよく育ちますよ。
T わかりました。
♪カカカキンキン ~
毎日ガツガツしてないんですけど、
何か育てることができますか?
C そうですね。
まずはそこになってる野菜をもいでみてください。
♪カカカキンキン ~
T 冬でも実がなりますか?
C そして私と一緒に踊りましょう!
♪カカカキンキン ~
--------
毒がいっぱい地雷だらけのうぃっとの芝居なので、
たまにはひたすらお気楽なシーンも良いかと。
○ニコ先生の園芸相談
有名なラジオ番組。
ここでニコ先生とおくさんは知り合った。
全ておくさんの妄想という説もあるが。
○ちょっと調べてみますね。
なぜかおくさんのベランダをすぐ調べに行けるニコ先生。
ハエみたいなフットワークだ。
○♪カカカキンキン
「テクニカルファウル」で使われたサンバのリズムが、
ここでこんな形で使われるとは!
○犯人はキョロちゃんです。
ニコ先生は以前酷い目に遭ったので、キョロには厳しい。
一方、おくさんはキョロちゃんには甘い。
色々噛み合わない二人だが、それでもお互い好意を持っている。
○私の畑まで、足を運んでみてください。
それで行っちゃうおくさん。
しまいには二人で踊ってしまう。
ラジオ番組なのに踊ってどうする?
もうわけわからん!
次回は「ババアの店」。
90年代のうぃっとを象徴するようなシリーズが、
四半世紀を越えて、甦った!
(つづく)
************
ここ数年、内省に入って、
再発進の準備をしている。
老後と言うのかわからないが、
「60歳を越えてから、表現活動で生きていく」
そこに照準を合わせて、
色々考え直したり、組み直したり、
鍛えたり整理したりしてる。
最後は時々ステージに立ちながら、
自作の資料館の館長やりながら死ねたらコンプリートだな。
↑そんな平凡な人生に耐えられるか?俺
葬儀はそこのホールで、
1週間本人が語るビデオ流し続ける。
歌と芝居と説教。
仕込んでおいた料理もご馳走するぜ。
死ぬならそれぐらいやれないと納得できないな。
世のため人のためを置いといて自分のことだけで考えてみても、
俺はそれぐらい、タダでは死ねない。
だから誰であれ、
死にたい、消えたいと言って殺されてたまるかよ!
富士山マラソン、走ってきます。
ではまた来襲。
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
次の公演予定を決める前に、
衣装や小道具の整理整頓棚卸。
作品や資料なんかも。
そんなモードに入ってると、
家の中のモノの寿命や行く末にも目が行ってしまう。
てか、今まで物持ち良すぎた。
家の中の家具や電化製品に、買った年月を貼っている。
掃除機は2004年。
その前が1991年だったから、そろそろか。
既に根元が壊れてて、吸わせるのにコツがいる。
乾燥機は2009年。
あと2年で壊れる。
急に動かなくなるんだよね。
洗濯機は2008年。
色々ケチがついて気分的にはハズレの機種だが、
来年には買い換えられるぞ♪
粉石けんで使いやすい、
自分で設定できる余地が大きいものが条件。
基本的に、機械には指図されたくない。
終わってアラームでさえ、鬱陶しいくらい。
ガスコンロ、2009年。
もう壊れてる。
グリルが片面焼けて止まると、
次がすぐ点火できない。
調理は毎日なので、新しいのを注文。
今度は両面グリルだぜ!
子どもが小さい頃からあった
「愛着仕様」のタンスも粗大ゴミに出す。
パソコンデスクも、3台処分する。
1台は、調理家電置きになってた。
で、何がしたいかって、
床をできるだけ開けたい。
そして、でかい机がほしい。
広くて奥行きがあって、果てしなく平らで。
「創作するには、目の前が開けてた方がいい」
稽古場にいてそう思った。
机は選ぶのに時間がかかってる。
乗って飛び跳ねても壊れない、
傷つけてもしょぼくならない、
頑丈なものだと高いし重い。
処分もしづらくなる。
逆に消耗品と割り切って、
必要最低限の強度のものにするか。
ドラフト1位が、まだ決まらない。
今更ではあるが、作品を創る環境から、
まずは整えつつあるところだ。
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
公演の解説です。
第2回
2)キュウリ.net
C=しなやかしなちゃん(ニコ先生)
T=てんこ(おくさん)
--------
C こんにちは、ニコ先生の園芸相談です。
T もしもし。
C あ、おくさんですね。
どうしました?
T あのう、
紫蘇が育ったので採って食べてみたんですけど、
紫蘇の香りがしないんです。
もしかして、ただの草なんでしょうか。
C わかりました。
ちょっと調べてみますね。
♪カカカキンキン ~
おかしいですね。
ちゃんと生えてますよ。
紫蘇だと思います。
T ニコ先生、ありがとうございます。
あと、ブロッコリーの芽が食べられてしまうんです。
C おやおや、困りましたね。
T 犯人は誰なんでしょう。
C 誰でしょうね。
鳥とかでしょうかね。
T ネットの隙間をくぐった跡がありました。
犯人は誰なんでしょうか。
C ずいぶん知恵がありますね。
T 虫さんかもしれません。
C いえ、違います。
犯人はキョロちゃんです。
おくさんのベランダにちょくちょく来てるでしょ?
T まあ大変。
でもキョロちゃんは肉しか食べないんですのよ。
ネットの隙間に入るには大き過ぎるし。
C 「肉の付け合わせにちょうどいいわ。
バッサバッサ」
とか言って食べたんじゃないですか?
T キョロちゃんだったら、別にいいんです。
C そうですか。
T 次に何を植えたらいいですか?
C ぜひ私の畑まで、足を運んでみてください。
毎日ガツガツかまってやると、
何でもよく育ちますよ。
T わかりました。
♪カカカキンキン ~
毎日ガツガツしてないんですけど、
何か育てることができますか?
C そうですね。
まずはそこになってる野菜をもいでみてください。
♪カカカキンキン ~
T 冬でも実がなりますか?
C そして私と一緒に踊りましょう!
♪カカカキンキン ~
--------
毒がいっぱい地雷だらけのうぃっとの芝居なので、
たまにはひたすらお気楽なシーンも良いかと。
○ニコ先生の園芸相談
有名なラジオ番組。
ここでニコ先生とおくさんは知り合った。
全ておくさんの妄想という説もあるが。
○ちょっと調べてみますね。
なぜかおくさんのベランダをすぐ調べに行けるニコ先生。
ハエみたいなフットワークだ。
○♪カカカキンキン
「テクニカルファウル」で使われたサンバのリズムが、
ここでこんな形で使われるとは!
○犯人はキョロちゃんです。
ニコ先生は以前酷い目に遭ったので、キョロには厳しい。
一方、おくさんはキョロちゃんには甘い。
色々噛み合わない二人だが、それでもお互い好意を持っている。
○私の畑まで、足を運んでみてください。
それで行っちゃうおくさん。
しまいには二人で踊ってしまう。
ラジオ番組なのに踊ってどうする?
もうわけわからん!
次回は「ババアの店」。
90年代のうぃっとを象徴するようなシリーズが、
四半世紀を越えて、甦った!
(つづく)
************
ここ数年、内省に入って、
再発進の準備をしている。
老後と言うのかわからないが、
「60歳を越えてから、表現活動で生きていく」
そこに照準を合わせて、
色々考え直したり、組み直したり、
鍛えたり整理したりしてる。
最後は時々ステージに立ちながら、
自作の資料館の館長やりながら死ねたらコンプリートだな。
↑そんな平凡な人生に耐えられるか?俺
葬儀はそこのホールで、
1週間本人が語るビデオ流し続ける。
歌と芝居と説教。
仕込んでおいた料理もご馳走するぜ。
死ぬならそれぐらいやれないと納得できないな。
世のため人のためを置いといて自分のことだけで考えてみても、
俺はそれぐらい、タダでは死ねない。
だから誰であれ、
死にたい、消えたいと言って殺されてたまるかよ!
富士山マラソン、走ってきます。
ではまた来襲。
長らくお待たせしました。
風邪で寝込んでました。
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
まさか1週間も苦しみ続けるとは思わなかった。
10月末に、台風接近の中決行された
「しまだ大井川マラソン」を
元気に完走した時は、
「俺って強い、無敵!」な気分だった。
その後も1週間は全然無事で、
連休は焼津に泊まって
港の周りを元気に走ってたが、
突然やられてしまった。
まあ、急に寒くなったしね。
病魔は慢心を見逃さなかったか。
色々考えさせられる体験でした。
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
公演の解説です。
第1回に入る前に、
まずセットリストの確認からどうぞ。
↓ ↓ ↓
<1・2日目>
【TOKYO WANGAN WIT】
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村
[オープニング]
・秋の夜長に虫の声
・ボウリングのピン?※
・シレットクイズ(1)※
・シレットクイズ(2)※
・リスクの分さん※
[うぃっと名作劇場
「ひかり1975ひよこ2005(後編)」]
・京都(乗務停止)
・舞鶴(からしれんこん殺人事件)
・明石ロボ牛(乗務停止解除)
・山陽道を西へ
・鞆の浦(浦島伝説)
・瀬野八(意地悪ゴードン)
・廣嶋(土龍ケンジロウ2000本達成)
・オーノ練習場(メイドの合宿生活)
・錦帯橋(鵜飼音頭)
・防府天満宮(ミッキーの正体)
・ユダ温泉(最後の婆さん)
・小倉(伝説のひかり号の傾き)
・博多(ひよこは何になる?)
[エンディング]
♪それでも地球は青かった※
<3・4日目>
【TOKYO WANGAN WIT
powered by テクニカルファウルver3.0】
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
[オープニング]
・ボウリングのピン?※
・キュウリ.net
・ババアの店(1)
・シレットクイズ(1)※
・出歯亀論
・お前は俺の若い頃に似てる
・様々な類焼
・ババアの店(2)
・シレットクイズ(2)※
・瓶詰めにされた男
・リスクの分さん※
・雨と官憲
・ボロボロな妥協
・凍死ジャーナル
・ともあれ、君は美しい
[エンディング]
♪それでも地球は青かった※
--------
※のシーンは全回共通でやったものです。
「ひよこ」の話が一番長いので最後にして、
お話の解説は後半2日間のプログラム順に追って行きます。
第1回
TOKYO WANGAN WIT~ボウリングのピン?
C=しなやかしなちゃん
T=てんこ
G=ガーギー木村
後半2日間は不在のガーギーの分は、
二人で分担。
--------
C みなさんこんばんは、
しなやかしなちゃんです。
TOKYO WANGAN WIT、
この番組は、
辰巳東雲枝川豊洲有明台場夢の島の7局と、
ロシアの森下放送局を結んでお送りします。
今日1曲目のナンバー。
朝の連続テレビ小説
「蟹工船」
オープニングテーマ
「地獄のロッカー」
♪ おら、地獄さ行くっぺ
(イントロ)
~
(曲が続く)
T おい! 何だよそれ!!
C うわ。お前、何だよ。
何でそんなとこに置いてあんだよ。
ディレクター!
T お前、早くどかしてこい
G いやですよ。
先輩が行ってくださいよ
C いいから何とかしろ!
G 危ないから離れた方がいいですよ
C お前、爆発とかしたらどうすんだよ
T 落ち着いて、とにかく離れて様子を見よう
G あ、何か光ったぞ
チ、チ、チ、ポーーーン
ピューーーン シューーーーン
チャポ
(各自、離れて頭を伏せている)
「只今の記録、1200km、1200km」
(水色の布を持って)
T ♪ くくくなしり なしり
G ♪ くくくなしり なしり
C ♪ くくくなしり なしり
CTG
♪ くくくなしり なしり
わ、歯舞 納沙布の沖
ロシアの実効支配にある
だけど日本の領土
択捉 大きな島
色丹 あと何だっけ
もう1個 北方領土の名前
くくくなしり なしり
くくくなしり なしり
♪ TOKYO WANGAN ~
T TOKYO WANGAN WIT、
この番組は
アリサンマ悪の引越センター
アリバイク寿司
くすりの再起堂
健緑社
JRと鵜飼
天知る地知る ヒトゲノム
東京〆卜□
ペーパーカンパニー
ボってる質屋 ボルシチ
以上、各社の提供でお送りします。
(CM)
--------
○みなさんこんばんは、
しなやかしなちゃんです。~
最初のこのあいさつは、
あるミュージシャンの番組の影響。
放送局は、ホントにあるのかは不明。
なお、うぃっとの世界観では、
森下はロシアということになっている。
○「地獄のロッカー」
知る人ぞ知る、
うぃっとのオリジナル曲(1995)
オウム事件の頃作られたので、
歌詞はそんな感じだが、
ブラックな内容をアイドルっぽく唄ってる。
で、ここでツボなのは、
それを「蟹工船」のオープニングテーマに使ってるって設定。
そもそも朝の連ドラが蟹工船って重過ぎだろ!
(うぃっとの設定やキャラクターや台詞・小道具等には
甘くさりげなくソフトにブラックが入ってることがある。
気がついたら「これはひどい」と顔を歪めてね)
で、わざわざ冒頭に
「おら、地獄さ行くっぺ」と
新たに録音して追加までした。
蟹工船の書き出しは正確にはちょっと違うのだが、
自分のうろ覚えを優先して入れてみた。
自作のスタンダードナンバーに、名作のパチモンぽい風格がついた。
元々約10年前の蟹工船ブーム以前から、
「いつか舞台化・映画化するなら絶対地獄のロッカーだよな」と思ってた。
北島三郎に「煮るぞ!1貫」を唄わせるのと共に、ボス長年の妄想である。
○おい! 何だよそれ!
舞台上にいつの間にかボウリングのピンが置いてある。
だがそれは、怪しく光る不審物である。
怖くて触れない。
…やがて、何かが光り、飛翔する音がした。
そういうネタ。
ああ、怖い怖い…
何が?
○くなしりの歌は、何回かやってるからいいよね。
わからなかった方は個別にメールください。
○提供とCM
これまでのうぃっとの芝居で出てきたCMのうち、
いくつかを並べてみたもの。
相撲の懸賞みたいに広告がグルグル回る!
それを舞台でやってみたかった。
CMは昔のネットラジオにも入ってるので、
気になった方は探してみてください。
●TOKYO WANGAN WIT●
http://www.geocities.jp/nikochanda4/radio/radio.html
次回は「キュウリ.net」、お楽しみに。
(つづく)
************
そんなわけで、次回公演どころか、
公演の写真さえ、まだ受け取ってません。
年末大掃除よろしく、
小道具・衣装やこれまでの活動の棚卸しをしがてら、
楽しい話をお届けできればと思います。
それではまた。
風邪で寝込んでました。
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
まさか1週間も苦しみ続けるとは思わなかった。
10月末に、台風接近の中決行された
「しまだ大井川マラソン」を
元気に完走した時は、
「俺って強い、無敵!」な気分だった。
その後も1週間は全然無事で、
連休は焼津に泊まって
港の周りを元気に走ってたが、
突然やられてしまった。
まあ、急に寒くなったしね。
病魔は慢心を見逃さなかったか。
色々考えさせられる体験でした。
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
公演の解説です。
第1回に入る前に、
まずセットリストの確認からどうぞ。
↓ ↓ ↓
<1・2日目>
【TOKYO WANGAN WIT】
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村
[オープニング]
・秋の夜長に虫の声
・ボウリングのピン?※
・シレットクイズ(1)※
・シレットクイズ(2)※
・リスクの分さん※
[うぃっと名作劇場
「ひかり1975ひよこ2005(後編)」]
・京都(乗務停止)
・舞鶴(からしれんこん殺人事件)
・明石ロボ牛(乗務停止解除)
・山陽道を西へ
・鞆の浦(浦島伝説)
・瀬野八(意地悪ゴードン)
・廣嶋(土龍ケンジロウ2000本達成)
・オーノ練習場(メイドの合宿生活)
・錦帯橋(鵜飼音頭)
・防府天満宮(ミッキーの正体)
・ユダ温泉(最後の婆さん)
・小倉(伝説のひかり号の傾き)
・博多(ひよこは何になる?)
[エンディング]
♪それでも地球は青かった※
<3・4日目>
【TOKYO WANGAN WIT
powered by テクニカルファウルver3.0】
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
[オープニング]
・ボウリングのピン?※
・キュウリ.net
・ババアの店(1)
・シレットクイズ(1)※
・出歯亀論
・お前は俺の若い頃に似てる
・様々な類焼
・ババアの店(2)
・シレットクイズ(2)※
・瓶詰めにされた男
・リスクの分さん※
・雨と官憲
・ボロボロな妥協
・凍死ジャーナル
・ともあれ、君は美しい
[エンディング]
♪それでも地球は青かった※
--------
※のシーンは全回共通でやったものです。
「ひよこ」の話が一番長いので最後にして、
お話の解説は後半2日間のプログラム順に追って行きます。
第1回
TOKYO WANGAN WIT~ボウリングのピン?
C=しなやかしなちゃん
T=てんこ
G=ガーギー木村
後半2日間は不在のガーギーの分は、
二人で分担。
--------
C みなさんこんばんは、
しなやかしなちゃんです。
TOKYO WANGAN WIT、
この番組は、
辰巳東雲枝川豊洲有明台場夢の島の7局と、
ロシアの森下放送局を結んでお送りします。
今日1曲目のナンバー。
朝の連続テレビ小説
「蟹工船」
オープニングテーマ
「地獄のロッカー」
♪ おら、地獄さ行くっぺ
(イントロ)
~
(曲が続く)
T おい! 何だよそれ!!
C うわ。お前、何だよ。
何でそんなとこに置いてあんだよ。
ディレクター!
T お前、早くどかしてこい
G いやですよ。
先輩が行ってくださいよ
C いいから何とかしろ!
G 危ないから離れた方がいいですよ
C お前、爆発とかしたらどうすんだよ
T 落ち着いて、とにかく離れて様子を見よう
G あ、何か光ったぞ
チ、チ、チ、ポーーーン
ピューーーン シューーーーン
チャポ
(各自、離れて頭を伏せている)
「只今の記録、1200km、1200km」
(水色の布を持って)
T ♪ くくくなしり なしり
G ♪ くくくなしり なしり
C ♪ くくくなしり なしり
CTG
♪ くくくなしり なしり
わ、歯舞 納沙布の沖
ロシアの実効支配にある
だけど日本の領土
択捉 大きな島
色丹 あと何だっけ
もう1個 北方領土の名前
くくくなしり なしり
くくくなしり なしり
♪ TOKYO WANGAN ~
T TOKYO WANGAN WIT、
この番組は
アリサンマ悪の引越センター
アリバイク寿司
くすりの再起堂
健緑社
JRと鵜飼
天知る地知る ヒトゲノム
東京〆卜□
ペーパーカンパニー
ボってる質屋 ボルシチ
以上、各社の提供でお送りします。
(CM)
--------
○みなさんこんばんは、
しなやかしなちゃんです。~
最初のこのあいさつは、
あるミュージシャンの番組の影響。
放送局は、ホントにあるのかは不明。
なお、うぃっとの世界観では、
森下はロシアということになっている。
○「地獄のロッカー」
知る人ぞ知る、
うぃっとのオリジナル曲(1995)
オウム事件の頃作られたので、
歌詞はそんな感じだが、
ブラックな内容をアイドルっぽく唄ってる。
で、ここでツボなのは、
それを「蟹工船」のオープニングテーマに使ってるって設定。
そもそも朝の連ドラが蟹工船って重過ぎだろ!
(うぃっとの設定やキャラクターや台詞・小道具等には
甘くさりげなくソフトにブラックが入ってることがある。
気がついたら「これはひどい」と顔を歪めてね)
で、わざわざ冒頭に
「おら、地獄さ行くっぺ」と
新たに録音して追加までした。
蟹工船の書き出しは正確にはちょっと違うのだが、
自分のうろ覚えを優先して入れてみた。
自作のスタンダードナンバーに、名作のパチモンぽい風格がついた。
元々約10年前の蟹工船ブーム以前から、
「いつか舞台化・映画化するなら絶対地獄のロッカーだよな」と思ってた。
北島三郎に「煮るぞ!1貫」を唄わせるのと共に、ボス長年の妄想である。
○おい! 何だよそれ!
舞台上にいつの間にかボウリングのピンが置いてある。
だがそれは、怪しく光る不審物である。
怖くて触れない。
…やがて、何かが光り、飛翔する音がした。
そういうネタ。
ああ、怖い怖い…
何が?
○くなしりの歌は、何回かやってるからいいよね。
わからなかった方は個別にメールください。
○提供とCM
これまでのうぃっとの芝居で出てきたCMのうち、
いくつかを並べてみたもの。
相撲の懸賞みたいに広告がグルグル回る!
それを舞台でやってみたかった。
CMは昔のネットラジオにも入ってるので、
気になった方は探してみてください。
●TOKYO WANGAN WIT●
http://www.geocities.jp/nikochanda4/radio/radio.html
次回は「キュウリ.net」、お楽しみに。
(つづく)
************
そんなわけで、次回公演どころか、
公演の写真さえ、まだ受け取ってません。
年末大掃除よろしく、
小道具・衣装やこれまでの活動の棚卸しをしがてら、
楽しい話をお届けできればと思います。
それではまた。
公演が終わって、
あっと言う間に半月が経ちました。
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
新たにメルマガ登録された方には、
こちらでははじめまして。
不定期ですが時々送りますので、
これからもよろしくお願いします。
お客さんの感想には、
いつも感謝してます。
私たちが舞台で伝えたものが、
東京で2017年に記したこの公演が、
広い世界や長い歴史の中で、
どんな位置にあり、意味・役割を持ち、
どんな色や模様を描き、音を奏でていたのか、
あらためて確認できました。
月並みですが、今後も歩む糧にします。
○公演の写真データがまだなので、
開演前の舞台の写真をどうぞ。
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
---------
○公演の感想より
・初めてみるお芝居で近さにびっくりしました。
内容は私には少しむずかしかったのですが
迫力が伝わってきました。
・初めて!初めて!観させていただきました。
お二人の“エネルギー”というか“
表現”したいことしようとする姿に圧倒されました。
思うことを日頃深くしていない(?)ので
わずかしか受け取れなかった~と思います。
(最後だけはストレートにわかりましたが)
今回は初めての方も多かった。
ビックリしたんじゃないかな。
これからもよろしく。
・不思議な感覚。
野菜がたくさん出てきて…
育てているものって出るもんだ。
・本当に久しぶりの公演でした。
あっという間でした。
“ウィット”ですね。
また楽しみにしています。
・斬新な舞台だなと感じました。
二人だけですべて進行するのが単純にすごいなと思いました。
今まで見たことがない種類の舞台で新鮮でした。
未来と現在へのメッセージが込められているのが
個人的に良かったです。
舞台って元来
ものすごくローカルなものだと思う。
特に小劇場なんて。
私信に近い表現・表現者がもっとあってもいい!
近年小劇場も、きれいで、わかりやすく、
普段観ない人にも入りやすくなってきた。
ハード面でもソフト面でも。
それはいいことだとは思う。
マニュアル化テンプレート化した部分も多く、
「制作から役者まで」
チェーン店のように当たり外れの少ない品質で
エンターテイメントを堪能できる、
そんな状況がだいぶできてきた。
好き嫌いはともかく。
ただ、ツールの進歩や知識・経験の蓄積も、
≪ここにしかないもの≫
に向けて行かなきゃ勿体無いな。
うちはそういう意味じゃ家庭菜園だから、
育ってみないと上演時間すらわからないけどね。
・これが昔のモノ?びっくりです。
・キャストが多くて楽しかったです。
正確には昔のテキスト・設定・作り方を
今の世界や自分たちの状況を見て再構成したものを軸に、
大部分が新作になりましたね。
当初は昔の作品の手直し程度で考えてたのに
労働量が増えて作者も役者もビックリ!
中の人は二人か三人ってのはナイショ!
・後半のところから難しくなってしまいわからなかったです。
どうもありがとう。
昔は「難しい」って言われることがすごく多かった。
良くも悪くも。
それで何も残らなかったら意味がないので、
今世紀に入ってからは相当わかりやすく作ってる。
あえて安直な方法を取ることも覚えたし。
いつも宣伝文句に使ってるけど、
「小学生のお楽しみ会」レベルを極める方向でやってる。
それでもハンバーガーにポテトばかりじゃ飽きる。
たまには分厚い肉を出して、歯応えも感じてほしい。
ただ嚙みづらかったのは反省しないとね。
今回はパンフが簡単なものしか出せなかった分、
物足りなかったお客さんもいるでしょう。
次回はナイフとフォークぐらいは用意します。
・いきなり北方領土から始まり
架空か現実かわからない世界が次々と流れ不思議な感覚でした。
ただ世の中何だかわからない混沌としたworldに突入した感じとよく重なり
最後の歌に集約された感じがします。
そうそう、世の中の狂い方とはいい競争だよね。
「まさかこんなバカなことはしねえだろ」と台本を書くと、
そんな俺たちが口あんぐりするようなバカが現れる。
・公演お疲れさまでした。
ゆっくり休んで、次の公演まで充電してください。
はい、とっても疲れました。
今回はメッチャきつかった。。。
まあ、変則2本立てで、
1本はほぼ新作だったからな。
ラヂヲショーってスタイルとか、
お題を決めて、書き下ろすってのは
いい経験になったし、
構成・演出する力も舞台で出す力も
そこに挑戦できるくらいついたことも確認できた。
あと、
古今の名作が持つ「ことばの力」を
今回は強く感じた。
公演の振り返りと、
今後についてはまた次号で。
************
「人生フルーツ」
月曜にやっと観た。
素直に、
あんな風に生きてみたいなあ。
結構影響させやすい性質なので、
模様替えの神が降りてきて大変だ。
ではまた来襲。
あっと言う間に半月が経ちました。
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
新たにメルマガ登録された方には、
こちらでははじめまして。
不定期ですが時々送りますので、
これからもよろしくお願いします。
お客さんの感想には、
いつも感謝してます。
私たちが舞台で伝えたものが、
東京で2017年に記したこの公演が、
広い世界や長い歴史の中で、
どんな位置にあり、意味・役割を持ち、
どんな色や模様を描き、音を奏でていたのか、
あらためて確認できました。
月並みですが、今後も歩む糧にします。
○公演の写真データがまだなので、
開演前の舞台の写真をどうぞ。
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
---------
○公演の感想より
・初めてみるお芝居で近さにびっくりしました。
内容は私には少しむずかしかったのですが
迫力が伝わってきました。
・初めて!初めて!観させていただきました。
お二人の“エネルギー”というか“
表現”したいことしようとする姿に圧倒されました。
思うことを日頃深くしていない(?)ので
わずかしか受け取れなかった~と思います。
(最後だけはストレートにわかりましたが)
今回は初めての方も多かった。
ビックリしたんじゃないかな。
これからもよろしく。
・不思議な感覚。
野菜がたくさん出てきて…
育てているものって出るもんだ。
・本当に久しぶりの公演でした。
あっという間でした。
“ウィット”ですね。
また楽しみにしています。
・斬新な舞台だなと感じました。
二人だけですべて進行するのが単純にすごいなと思いました。
今まで見たことがない種類の舞台で新鮮でした。
未来と現在へのメッセージが込められているのが
個人的に良かったです。
舞台って元来
ものすごくローカルなものだと思う。
特に小劇場なんて。
私信に近い表現・表現者がもっとあってもいい!
近年小劇場も、きれいで、わかりやすく、
普段観ない人にも入りやすくなってきた。
ハード面でもソフト面でも。
それはいいことだとは思う。
マニュアル化テンプレート化した部分も多く、
「制作から役者まで」
チェーン店のように当たり外れの少ない品質で
エンターテイメントを堪能できる、
そんな状況がだいぶできてきた。
好き嫌いはともかく。
ただ、ツールの進歩や知識・経験の蓄積も、
≪ここにしかないもの≫
に向けて行かなきゃ勿体無いな。
うちはそういう意味じゃ家庭菜園だから、
育ってみないと上演時間すらわからないけどね。
・これが昔のモノ?びっくりです。
・キャストが多くて楽しかったです。
正確には昔のテキスト・設定・作り方を
今の世界や自分たちの状況を見て再構成したものを軸に、
大部分が新作になりましたね。
当初は昔の作品の手直し程度で考えてたのに
労働量が増えて作者も役者もビックリ!
中の人は二人か三人ってのはナイショ!
・後半のところから難しくなってしまいわからなかったです。
どうもありがとう。
昔は「難しい」って言われることがすごく多かった。
良くも悪くも。
それで何も残らなかったら意味がないので、
今世紀に入ってからは相当わかりやすく作ってる。
あえて安直な方法を取ることも覚えたし。
いつも宣伝文句に使ってるけど、
「小学生のお楽しみ会」レベルを極める方向でやってる。
それでもハンバーガーにポテトばかりじゃ飽きる。
たまには分厚い肉を出して、歯応えも感じてほしい。
ただ嚙みづらかったのは反省しないとね。
今回はパンフが簡単なものしか出せなかった分、
物足りなかったお客さんもいるでしょう。
次回はナイフとフォークぐらいは用意します。
・いきなり北方領土から始まり
架空か現実かわからない世界が次々と流れ不思議な感覚でした。
ただ世の中何だかわからない混沌としたworldに突入した感じとよく重なり
最後の歌に集約された感じがします。
そうそう、世の中の狂い方とはいい競争だよね。
「まさかこんなバカなことはしねえだろ」と台本を書くと、
そんな俺たちが口あんぐりするようなバカが現れる。
・公演お疲れさまでした。
ゆっくり休んで、次の公演まで充電してください。
はい、とっても疲れました。
今回はメッチャきつかった。。。
まあ、変則2本立てで、
1本はほぼ新作だったからな。
ラヂヲショーってスタイルとか、
お題を決めて、書き下ろすってのは
いい経験になったし、
構成・演出する力も舞台で出す力も
そこに挑戦できるくらいついたことも確認できた。
あと、
古今の名作が持つ「ことばの力」を
今回は強く感じた。
公演の振り返りと、
今後についてはまた次号で。
************
「人生フルーツ」
月曜にやっと観た。
素直に、
あんな風に生きてみたいなあ。
結構影響させやすい性質なので、
模様替えの神が降りてきて大変だ。
ではまた来襲。
おはようございます、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
世の中は解散総選挙だ新党だと慌しくなってきたようですが、
ボスの思いは下記の通りです。
↓
戦争って積み上げてきた人の営みを丸ごと否定するよね。
何としてでも止めないと。
という時期に、公演です。
うぃっとの見えるラヂヲショー
「TOKYO WANGAN WIT」
いよいよ明日からです。
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
○10/6(金)
18:30 OPEN 19:00 START
○10/7(土)
13:30 OPEN 14:00 START
前半の2日間は、三人です。
前回やった
「ひかり1975ひよこ2005(後編)」の続きがメインです。
ひたすらくだらないお話なので、安心して笑ってください。
(多少はブラックですが)
☆みどころ
2005年の情勢・世界観も楽しめると思います。
(郵政民営化は出てこねえけど)
「あのチームって、そんなに弱くてボロかったの?」的な。
○10/8(日)
13:30 OPEN 14:00 START
○10/9(月)
13:30 OPEN 14:00 START
後半の2日間は、二人芝居です。
うぃっとを作った当初から大切にしてきた
魂とか骨とか、最近のものよりメッセージ性がある作品です。
でも新作なので、今の年齢の自分たちが出てるかな?
☆みどころ
・ちょっと色っぽい。期待しとけコノヤロウ!
・70年代フォークっぽい歌、唄っちゃうかもよ。
会場
あさくさ劇亭
台東区西浅草2-8-2
つくばエクスプレス浅草駅 A2出口より徒歩5分。
東京メトロ銀座線田原町駅 3番出口より徒歩6分。
チケット
2000円。
小中学生は1000円。
チケットの絵柄が選べます。
以下の10文字の中からどうぞ。
鯉、祭、波、肴、彩、走、旅、谷、馬、夢
直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/
番組表です。
※出演者・演目とその順番は、変更となる場合があります。
事前にわかる変更は、随時お知らせします。
○10/6・10/7
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村
【TOKYO WANGAN WIT】
[オープニング]
・秋の夜長に虫の声
・ボウリングのピン?
・シレットクイズ
・リスクの分さん
[うぃっと名作劇場
「ひかり1975ひよこ2005(後編)」]
・京都(乗務停止)
・舞鶴(からしれんこん殺人事件)
・明石ロボ牛(乗務停止解除)
・山陽道を西へ
・鞆の浦(浦島伝説)
・瀬野八(意地悪ゴードン)
・廣嶋(土龍ケンジロウ2000本達成)
・オーノ練習場(メイドの合宿生活)
・錦帯橋(鵜飼音頭)
・防府天満宮(ミッキーの正体)
・ユダ温泉(最後の婆さん)
・小倉(伝説のひかり号の傾き)
・博多(ひよこは何になる?)
[CM・予告]
・JRと鵜飼
・拭くと新鮮
○10/8・10/9
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
【TOKYO WANGAN WIT
powered by テクニカルファウルver3.0】
[オープニング]
・ボウリングのピン?
・キュウリ.net
・ババアの店(1)
・シレットクイズ(1)
・出歯亀論
・お前は俺の若い頃に似てる
・様々な類焼
・ババアの店(2)
・シレットクイズ(2)
・瓶詰めにされた男
・リスクの分さん
・雨と官憲
・ボロボロな妥協
・凍死ジャーナル
・ともあれ、君は美しい
[エンディング]
・それでも地球は青かった
************
てなわけで、
これから小屋入りです!
明日の初日を前にした、今の心境です。
ボスは今回、板の上で夢を見ます。
35年前の秋、
都の合宿で知り合った子のいる演劇部の公演を観に、
ある高校の文化祭に行った。
たしか夢の話だったが、
よく寝てしまって憶えてない。
芝居はうぃっと以上にグダグダだったし、
彼女は演出だったので出てなかった。
だがそんなことはどうでもいい。
その人とずっと一緒に今も芝居をやれてる
それが驚異であり、大事なことだ。
思えば私たちは皆、
夢と夢の間を渡り歩いてるだけなのかもしれない。
この夢から醒めるには、まだまだ早過ぎる。
それでは、
会えたら劇場で!
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
世の中は解散総選挙だ新党だと慌しくなってきたようですが、
ボスの思いは下記の通りです。
↓
戦争って積み上げてきた人の営みを丸ごと否定するよね。
何としてでも止めないと。
という時期に、公演です。
うぃっとの見えるラヂヲショー
「TOKYO WANGAN WIT」
いよいよ明日からです。
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
○10/6(金)
18:30 OPEN 19:00 START
○10/7(土)
13:30 OPEN 14:00 START
前半の2日間は、三人です。
前回やった
「ひかり1975ひよこ2005(後編)」の続きがメインです。
ひたすらくだらないお話なので、安心して笑ってください。
(多少はブラックですが)
☆みどころ
2005年の情勢・世界観も楽しめると思います。
(郵政民営化は出てこねえけど)
「あのチームって、そんなに弱くてボロかったの?」的な。
○10/8(日)
13:30 OPEN 14:00 START
○10/9(月)
13:30 OPEN 14:00 START
後半の2日間は、二人芝居です。
うぃっとを作った当初から大切にしてきた
魂とか骨とか、最近のものよりメッセージ性がある作品です。
でも新作なので、今の年齢の自分たちが出てるかな?
☆みどころ
・ちょっと色っぽい。期待しとけコノヤロウ!
・70年代フォークっぽい歌、唄っちゃうかもよ。
会場
あさくさ劇亭
台東区西浅草2-8-2
つくばエクスプレス浅草駅 A2出口より徒歩5分。
東京メトロ銀座線田原町駅 3番出口より徒歩6分。
チケット
2000円。
小中学生は1000円。
チケットの絵柄が選べます。
以下の10文字の中からどうぞ。
鯉、祭、波、肴、彩、走、旅、谷、馬、夢
直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/
番組表です。
※出演者・演目とその順番は、変更となる場合があります。
事前にわかる変更は、随時お知らせします。
○10/6・10/7
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村
【TOKYO WANGAN WIT】
[オープニング]
・秋の夜長に虫の声
・ボウリングのピン?
・シレットクイズ
・リスクの分さん
[うぃっと名作劇場
「ひかり1975ひよこ2005(後編)」]
・京都(乗務停止)
・舞鶴(からしれんこん殺人事件)
・明石ロボ牛(乗務停止解除)
・山陽道を西へ
・鞆の浦(浦島伝説)
・瀬野八(意地悪ゴードン)
・廣嶋(土龍ケンジロウ2000本達成)
・オーノ練習場(メイドの合宿生活)
・錦帯橋(鵜飼音頭)
・防府天満宮(ミッキーの正体)
・ユダ温泉(最後の婆さん)
・小倉(伝説のひかり号の傾き)
・博多(ひよこは何になる?)
[CM・予告]
・JRと鵜飼
・拭くと新鮮
○10/8・10/9
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
【TOKYO WANGAN WIT
powered by テクニカルファウルver3.0】
[オープニング]
・ボウリングのピン?
・キュウリ.net
・ババアの店(1)
・シレットクイズ(1)
・出歯亀論
・お前は俺の若い頃に似てる
・様々な類焼
・ババアの店(2)
・シレットクイズ(2)
・瓶詰めにされた男
・リスクの分さん
・雨と官憲
・ボロボロな妥協
・凍死ジャーナル
・ともあれ、君は美しい
[エンディング]
・それでも地球は青かった
************
てなわけで、
これから小屋入りです!
明日の初日を前にした、今の心境です。
ボスは今回、板の上で夢を見ます。
35年前の秋、
都の合宿で知り合った子のいる演劇部の公演を観に、
ある高校の文化祭に行った。
たしか夢の話だったが、
よく寝てしまって憶えてない。
芝居はうぃっと以上にグダグダだったし、
彼女は演出だったので出てなかった。
だがそんなことはどうでもいい。
その人とずっと一緒に今も芝居をやれてる
それが驚異であり、大事なことだ。
思えば私たちは皆、
夢と夢の間を渡り歩いてるだけなのかもしれない。
この夢から醒めるには、まだまだ早過ぎる。
それでは、
会えたら劇場で!
こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
お待たせしました。
うぃっとの見えるラヂヲショー
「TOKYO WANGAN WIT」
番組表でございます。
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
番組表です。
※出演者・演目とその順番は、変更となる場合があります。
日替りメニューは、まだ仕込んでません。
事前にわかる変更は、随時お知らせします。
○10/6(金)
18:30 OPEN 19:00 START
○10/7(土)
13:30 OPEN 14:00 START
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村
【TOKYO WANGAN WIT】
[オープニング]
・秋の夜長に虫の声
・ボウリングのピン?
・シレットクイズ
・リスクの分さん
[うぃっと名作劇場
「ひかり1975ひよこ2005(後編)」]
・京都(乗務停止)
・舞鶴(からしれんこん殺人事件)
・明石ロボ牛(乗務停止解除)
・山陽道を西へ
・鞆の浦(浦島伝説)
・瀬野八(意地悪ゴードン)
・廣嶋(土龍ケンジロウ2000本達成)
・オーノ練習場(メイドの合宿生活)
・錦帯橋(鵜飼音頭)
・防府天満宮(ミッキーの正体)
・ユダ温泉(最後の婆さん)
・小倉(伝説のひかり号の傾き)
・博多(ひよこは何になる?)
[CM・予告]
・JRと鵜飼
・拭くと新鮮
[エンディング]
○10/8(日)
13:30 OPEN 14:00 START
○10/9(月)
13:30 OPEN 14:00 START
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
【TOKYO WANGAN WIT
powered by テクニカルファウルver3.0】
[オープニング]
・ボウリングのピン?
・キュウリ.net
・ババアの店(1)
・お前は俺の若い頃に似てる
・出歯亀論
・様々な類焼
・ババアの店(2)
・シレットクイズ
・瓶詰めにされた男
・リスクの分さん
・雨と官憲
・ボロボロな妥協
・凍死ジャーナル
・ともあれ、君は美しい
[エンディング]
--------
会場
あさくさ劇亭
台東区西浅草2-8-2
つくばエクスプレス浅草駅 A2出口より徒歩5分。
東京メトロ銀座線田原町駅 3番出口より徒歩6分。
チケット
2000円。
小中学生は1000円。
いろんな野菜文字のチケットがあるよ。
好きなものを選んでね♪
↓ ↓ ↓
直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/
************
ひとまず、
今日のところはこれで。
それではまた。
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
お待たせしました。
うぃっとの見えるラヂヲショー
「TOKYO WANGAN WIT」
番組表でございます。
******
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
番組表です。
※出演者・演目とその順番は、変更となる場合があります。
日替りメニューは、まだ仕込んでません。
事前にわかる変更は、随時お知らせします。
○10/6(金)
18:30 OPEN 19:00 START
○10/7(土)
13:30 OPEN 14:00 START
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村
【TOKYO WANGAN WIT】
[オープニング]
・秋の夜長に虫の声
・ボウリングのピン?
・シレットクイズ
・リスクの分さん
[うぃっと名作劇場
「ひかり1975ひよこ2005(後編)」]
・京都(乗務停止)
・舞鶴(からしれんこん殺人事件)
・明石ロボ牛(乗務停止解除)
・山陽道を西へ
・鞆の浦(浦島伝説)
・瀬野八(意地悪ゴードン)
・廣嶋(土龍ケンジロウ2000本達成)
・オーノ練習場(メイドの合宿生活)
・錦帯橋(鵜飼音頭)
・防府天満宮(ミッキーの正体)
・ユダ温泉(最後の婆さん)
・小倉(伝説のひかり号の傾き)
・博多(ひよこは何になる?)
[CM・予告]
・JRと鵜飼
・拭くと新鮮
[エンディング]
○10/8(日)
13:30 OPEN 14:00 START
○10/9(月)
13:30 OPEN 14:00 START
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
【TOKYO WANGAN WIT
powered by テクニカルファウルver3.0】
[オープニング]
・ボウリングのピン?
・キュウリ.net
・ババアの店(1)
・お前は俺の若い頃に似てる
・出歯亀論
・様々な類焼
・ババアの店(2)
・シレットクイズ
・瓶詰めにされた男
・リスクの分さん
・雨と官憲
・ボロボロな妥協
・凍死ジャーナル
・ともあれ、君は美しい
[エンディング]
--------
会場
あさくさ劇亭
台東区西浅草2-8-2
つくばエクスプレス浅草駅 A2出口より徒歩5分。
東京メトロ銀座線田原町駅 3番出口より徒歩6分。
チケット
2000円。
小中学生は1000円。
いろんな野菜文字のチケットがあるよ。
好きなものを選んでね♪
↓ ↓ ↓
直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/
************
ひとまず、
今日のところはこれで。
それではまた。
公演まであと3週間となりました。
こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
劇亭でダメじゃん小出と加納真実の舞台を観た。
基本のストーリーは、かちかち山。
出演二人なのに、
サスペンス1本並みの満腹感、擬似旅行感。
小出さん、すごかった。
時事・ローカルに即したネタをちぎっては投げ、
全国津々浦々体を張って生き抜く姿そのものが芸だ。
そんな小出さんを使い倒し、
美味しいところを持ってく加納さんはもっとすごかった。
加納さんを女優と呼ぶのが適切かはわからんが、
「女優を大切にしとかんと罰が当たるぞ」
以上、感想のまとめ。
で、おくさんのブログ
↓ ↓ ↓
http://okusannnano.blog42.fc2.com/
さて、ウチはどんな路線で行くかな?
******
□1
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
色々吹いちゃったおかげで、
ガラにもなく
「デカメロン」やら
ゲーテやら
小林秀雄までも
読むことになっちまった、
読書嫌いのボスであった。
またまた古典ですか!
小林秀雄なんて、入試以外は死んでも読むか!
それぐらいの認識だったわけだが。
作者や時代の世界観・空気を
ぐにゃぐにゃに捻じ曲げるのは快感でもある。
だが、読書はしんどい。
ランニングの方がラクなので、
走りながら読めたらいいのになと思う。
--------
○開演時刻
10/6金
18:30 OPEN 19:00 START
10/7土~9月
13:30 OPEN 14:00 START
○出演
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村
○会場
あさくさ劇亭
○チケット
2000円。
小中学生は1000円。
直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/
************
□2
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/
前回公演のシーンの解説、第11回。
-------
「ひかり1975ひよこ2005」
8.箱根関所
a
C:なになに?
「問題です。
山田と尾崎、どちらかがスパイだ。
スパイは必ず嘘をつく。
スパイでないなら嘘はつかない。
私は尾崎に用がある。
どうする?」
T:どういたしやしょ!
C:「山田はスパイか?」
T:そうだ、スパイだ
C:おまえが尾崎か。
よかった、会えて
T:はずれだ。
私は尾崎じゃない。
(サク)
その上、スパイでもない
b
G:どれどれ。
「問題です。
山田と尾崎、どちらかがスパイだ。
スパイは必ず嘘をつく。
スパイでないなら嘘はつかない。
どちらがスパイか見破る必要がある。
さあ、どうする?」
C:どうします?
G:おまえが山田か?
C:はい、そうです。
G:そうか、スパイは尾崎の方か……
c
T:わぁー、何?ここ。
え? 関所かよ!
なに?問題解けって? しょうがねえな、
「問題です。
天国と地獄、二つの門がある。
片方の門の前に門番が一人立っている。
正直天使か うそつき天使である。
質問は一つだけ。」
よし。
「うそつきは地獄の門の前にいるか?」
G:いません。
T:そうかそうか。ありがとな
……ギャーーーーッ!!
G:そっちは地獄ですよ
T:「そこで、
『うそつきは地獄の門の前にいるか』
ときいて判断したところ、
地獄へ送られてしまった。
何で? 」
アチ、アチ……
「門番さん、解説して下さい!」
G:では説明します。
もしこちらが地獄の場合、
私がうそつきなら
「うそつきは地獄の門の前にいません」と答える。
私が正直でも
「うそつきは地獄の門の前にいません」と答える。
そこで、
門番がいる方が地獄だなと思ってしまうわけですが、
しかし、
向こうが地獄だった場合、
私がうそつきなら
「うそつきは地獄の前にいます」と言いますが、
私が正直なら
「うそつきは地獄の前にいません」と答えます。
なぜなら、地獄の前には誰もいないからです。
T:その通り。
誰もいないよーん
ご苦労ご苦労!
あと掃除しといてなーー!
G:うそつきが地獄の門をくぐったーー……
T:天国なんか選んでられっかよーー、
うすのろめ!
--------
三列車が順番に問題を解き、関所を通過する。
初演時は単線で擦れ違うのを表すために、
通票を使った。
実物はこんな感じ
↓
今回は通票は使わなかったが、
スイッチバックで登ってきた。
○問題です。
このパズルを解くような問題は、
作者がパズルゲームに凝っていたところから来る。
数独で言えば、「ない数字を当てはめる」ような感じ。
うそはそのキャラクターにふさわしく、
見事、地獄の門を突破する。
小劇場の芝居、
~特にキャストが人数いて、
小屋の規模も動員もそこそこあるもの~
を観てると、
全体のストーリーやテーマから見て
「これ必要?」ってところで、
弁当の詰め物的おかずのように
ダンスや殺陣や瞬間芸等々が入ることがある。
勿論エンターテイメントだから、
ということだろうし、
チケット代分お腹いっぱいになってもらうのに
そういったおかずの構成をするやり方は、
運営側としてはわかる部分もある。
せっかく集めた役者やスタッフを
かまってやる、仕事させちゃる、
やった感与えるってのも大事だし。
※あ、イヤミじゃないからね。
だが、3000円4000円払って観る芝居の中の小さくない比率で、
「付き合いで出る懇親会レセプション周年行事のメニュー」のような、
当たり障りも新鮮味もない、
取り分けられて消化されるおかずを、
今週もまた食ってる何のために?的状況は、
どうにかならんもんかと思う。
隙間のおかずだからこそ、
ちょっと違った一品を。
そう思うし、心掛けてる。
ウチの場合、
全編隙間のおかずの物産展のような気もするが…
(つづく)
******
日々今のネタで舞台に立ってる芸人さんって、
自分のやってきたものを整理整頓、
分析、解説するヒマなんてないだろうな。
そんなのファンに任せればいいか。
われらは芸人とは違うけど、
ウチみたいに終わった作品を
メルマガで細かく解説するとこなんて珍しい。
何でやってるか。
お客さんに、自分自身に、
もっと言えば世界に遺したい。
ただ、いっぺんにいろんなことはできない。
単線にも似てる。
仕事を切り替えるには、通票の交換が必要…
それではまた。
こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
劇亭でダメじゃん小出と加納真実の舞台を観た。
基本のストーリーは、かちかち山。
出演二人なのに、
サスペンス1本並みの満腹感、擬似旅行感。
小出さん、すごかった。
時事・ローカルに即したネタをちぎっては投げ、
全国津々浦々体を張って生き抜く姿そのものが芸だ。
そんな小出さんを使い倒し、
美味しいところを持ってく加納さんはもっとすごかった。
加納さんを女優と呼ぶのが適切かはわからんが、
「女優を大切にしとかんと罰が当たるぞ」
以上、感想のまとめ。
で、おくさんのブログ
↓ ↓ ↓
http://okusannnano.blog42.fc2.com/
さて、ウチはどんな路線で行くかな?
******
□1
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
色々吹いちゃったおかげで、
ガラにもなく
「デカメロン」やら
ゲーテやら
小林秀雄までも
読むことになっちまった、
読書嫌いのボスであった。
またまた古典ですか!
小林秀雄なんて、入試以外は死んでも読むか!
それぐらいの認識だったわけだが。
作者や時代の世界観・空気を
ぐにゃぐにゃに捻じ曲げるのは快感でもある。
だが、読書はしんどい。
ランニングの方がラクなので、
走りながら読めたらいいのになと思う。
--------
○開演時刻
10/6金
18:30 OPEN 19:00 START
10/7土~9月
13:30 OPEN 14:00 START
○出演
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村
○会場
あさくさ劇亭
○チケット
2000円。
小中学生は1000円。
直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/
************
□2
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/
前回公演のシーンの解説、第11回。
-------
「ひかり1975ひよこ2005」
8.箱根関所
a
C:なになに?
「問題です。
山田と尾崎、どちらかがスパイだ。
スパイは必ず嘘をつく。
スパイでないなら嘘はつかない。
私は尾崎に用がある。
どうする?」
T:どういたしやしょ!
C:「山田はスパイか?」
T:そうだ、スパイだ
C:おまえが尾崎か。
よかった、会えて
T:はずれだ。
私は尾崎じゃない。
(サク)
その上、スパイでもない
b
G:どれどれ。
「問題です。
山田と尾崎、どちらかがスパイだ。
スパイは必ず嘘をつく。
スパイでないなら嘘はつかない。
どちらがスパイか見破る必要がある。
さあ、どうする?」
C:どうします?
G:おまえが山田か?
C:はい、そうです。
G:そうか、スパイは尾崎の方か……
c
T:わぁー、何?ここ。
え? 関所かよ!
なに?問題解けって? しょうがねえな、
「問題です。
天国と地獄、二つの門がある。
片方の門の前に門番が一人立っている。
正直天使か うそつき天使である。
質問は一つだけ。」
よし。
「うそつきは地獄の門の前にいるか?」
G:いません。
T:そうかそうか。ありがとな
……ギャーーーーッ!!
G:そっちは地獄ですよ
T:「そこで、
『うそつきは地獄の門の前にいるか』
ときいて判断したところ、
地獄へ送られてしまった。
何で? 」
アチ、アチ……
「門番さん、解説して下さい!」
G:では説明します。
もしこちらが地獄の場合、
私がうそつきなら
「うそつきは地獄の門の前にいません」と答える。
私が正直でも
「うそつきは地獄の門の前にいません」と答える。
そこで、
門番がいる方が地獄だなと思ってしまうわけですが、
しかし、
向こうが地獄だった場合、
私がうそつきなら
「うそつきは地獄の前にいます」と言いますが、
私が正直なら
「うそつきは地獄の前にいません」と答えます。
なぜなら、地獄の前には誰もいないからです。
T:その通り。
誰もいないよーん
ご苦労ご苦労!
あと掃除しといてなーー!
G:うそつきが地獄の門をくぐったーー……
T:天国なんか選んでられっかよーー、
うすのろめ!
--------
三列車が順番に問題を解き、関所を通過する。
初演時は単線で擦れ違うのを表すために、
通票を使った。
実物はこんな感じ
↓
今回は通票は使わなかったが、
スイッチバックで登ってきた。
○問題です。
このパズルを解くような問題は、
作者がパズルゲームに凝っていたところから来る。
数独で言えば、「ない数字を当てはめる」ような感じ。
うそはそのキャラクターにふさわしく、
見事、地獄の門を突破する。
小劇場の芝居、
~特にキャストが人数いて、
小屋の規模も動員もそこそこあるもの~
を観てると、
全体のストーリーやテーマから見て
「これ必要?」ってところで、
弁当の詰め物的おかずのように
ダンスや殺陣や瞬間芸等々が入ることがある。
勿論エンターテイメントだから、
ということだろうし、
チケット代分お腹いっぱいになってもらうのに
そういったおかずの構成をするやり方は、
運営側としてはわかる部分もある。
せっかく集めた役者やスタッフを
かまってやる、仕事させちゃる、
やった感与えるってのも大事だし。
※あ、イヤミじゃないからね。
だが、3000円4000円払って観る芝居の中の小さくない比率で、
「付き合いで出る懇親会レセプション周年行事のメニュー」のような、
当たり障りも新鮮味もない、
取り分けられて消化されるおかずを、
今週もまた食ってる何のために?的状況は、
どうにかならんもんかと思う。
隙間のおかずだからこそ、
ちょっと違った一品を。
そう思うし、心掛けてる。
ウチの場合、
全編隙間のおかずの物産展のような気もするが…
(つづく)
******
日々今のネタで舞台に立ってる芸人さんって、
自分のやってきたものを整理整頓、
分析、解説するヒマなんてないだろうな。
そんなのファンに任せればいいか。
われらは芸人とは違うけど、
ウチみたいに終わった作品を
メルマガで細かく解説するとこなんて珍しい。
何でやってるか。
お客さんに、自分自身に、
もっと言えば世界に遺したい。
ただ、いっぺんにいろんなことはできない。
単線にも似てる。
仕事を切り替えるには、通票の交換が必要…
それではまた。
「次の風景が見えた!」
と思ったら、もうその中にいた。
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
○先月の旅行の様子が、
おくさんのブログに載ってます。
http://okusannnano.blog42.fc2.com/
結構分量があって、行った気になれる♪
そろそろ公演の話もしなくちゃですね。
↓ ↓ ↓
******
□1
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
☆21世紀初頭、
謎の音源を垂れ流した
伝説のラジオ番組
「TOKYO WANGAN WIT」。
炎上も恐れず、
平成の終わりに再び登場だ。
○公演ページ、できました。
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
○開演時刻
10/6金
18:30 OPEN 19:00 START
10/7土~9月
13:30 OPEN 14:00 START
上演時間ですか。
延々やっててもいいんですが、
腹が減ってくるので、
2時間ぐらいにしときます。
ただ、とことんやりたい性分なんで、
長引いちゃったらごめんなさい。
○出演
しなやかしなちゃん
畑→ラン→畑→ラン。
こればっか。
天候が悪いとキュウリの成長が遅くなる。
オクラは全然平気。
茄子は大きくなったら強い。
てんこ
最近、橋に凝っていて、
旅行に行くと橋を追っかけてます。
ガーギー木村
今回「ひよこ」の後編もやりますが、
そこでついに明かされる!
うぃっと最強キャラ
「ヤギのお母さん」の誕生の秘密。
○会場
あさくさ劇亭
○チケット
2000円。
小中学生は1000円。
直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/
--------
メニュー(予定は未定):
・穴のあいた怨恨
・雨と官憲
・きゅうり.net
・様々な類焼
・人生は旅、お前はクビ
・それしかない
・それでも地球は青かった
・D'asakusa
・テクニカルファウル ver3.0
・出歯亀論
・ドーゴ13
・凍死ジャーナル
・ともあれ、君は美しい
・ひかり1975ひよこ2005(後編)
・拭くと新鮮
・ボロボロな妥協
・湾岸キッド /他
※予定は未定。決定ではない。
番組表は9月20日頃、発表します。
************
□2
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/
前回公演のシーンの解説、第10回。
-------
「ふにゃばし」
8.ぶたかいの王子(5)
王女:何?あれ! いい音色。ガラガラね
ちょっと!
そのガラガラも、ちょうだい!
王子:取扱説明書が まだなんですけどねェ
女:そんなの使えばわかるでしょ!
キス1000コね、ね、早く
子:早くといわれても‥
女:あたしのことが好きなんでしょ!
子:キスは100コでいいですよ
女:まあ うれしい!
何よ、目かくしなんかいらないわ
こうやってたって相撲とってるようにしか見えないワ!
(激しくキスをはじめる。
カウントする王子)
ああ‥‥燃えてきちゃった‥‥
もう、王さまの前でしちゃお!
子:あ … 王様が‥‥
女:「出てゆけ」って…何よ!‥‥
子:ピューっと にげるが勝ち!
♪ふにゃばし またあした
あしたふにゃばし もうないいぇ
しあさってにゃ ふにゃばし いっちぇも
ふりむきゃ だれもしぇん
--------
○ガラガラ
あくまで、オモチャに惹かれる王女。
そのためだったら、ぶたかいとキスだってしちゃう。
おとぎ話の昔に限らず、昭和や平成でもそこらにある話か。
欲しいモノがあって、性を売り物にする。
欲しいモノがあって、男に貢がせる。
欲しいモノがあって、旦那をATMにする。
何なら良くて、何がいけないんだろ?
…いや、そうじゃなくて!
モノはモノでしかないわけで。
今回はぶたかいにカエル君を使った。
初演の時は生身のキス。
時は流れたぜ!
王様に追放されるとこまで、基本的に原作と同じ。
○ふにゃばしの歌
4番の歌詞です。
ふにゃばしは消えてなくなり、忘れ去られると。
未来を予言するような歌詞だが、
1番の「今」よりも、「あした」は過去になる。
--------
「ひかり1975ひよこ2005」
7.小田原
G:すごい声援だなぁ
C:あ、なんか大きいのぼりが立ってますね。
地元の何かのお店かな?
G:あれ?
牛が車で来てる人にレンタン売ってる。
…いけないんだ
C:あれは幇助牛だ。
G:自殺のプロですね。
C:これから山に入るぞ
G:え?いやですよ
C:箱根の山を越えないと、向こうへは行けないぞ
G:逝っちゃうんですか?
C:ああ、仕方のないことだ
はぁ、はぁ、はぁ、
G:はぁ、はぁ、はぁ
……
T:あー、ひもで引っ張ってもらうとラクだなあ……
あれ、もうすぐ箱根ってことは関所か。
まずいな。
偽造パスポートしかないぞ。
…よし、先回りして様子をうかがってみよう
--------
引き続き併走するひよことながら。
てか、新幹線のくせに箱根越えとか、
無理してないかひよこ!
○車で来てる人にレンタン売ってる。
初演当時は、練炭自殺が流行ってた。
幇助牛は、もちろん北条氏。
小田原を語るには欠かせない。
小学生の頃、お城祭りで見たなあ。
ちょうど公演のあった季節ぐらいかな?
○これから山に入るぞ
え?いやですよ
自殺しに行くのと勘違いしてるメイド。
前回のワンコインタクシーに続いて、後半への伏線?
○ひもで引っ張ってもらうとラク
鷽替えから復帰のうそが、
先行するひよことながらに箱根の関所で追いつく。
どんだけ長い紐なんだよ!
(つづく)
******
正直、
公演の準備よりも今は、
道を走ったり、
野菜を育てたり、
飯を作ったりしてる方が楽しい。
そんな自分にビックリ。
暑さで脳がやられちゃったのかな?
野菜で作った文字が食卓を飾るなんて、
半年前の自分でさえ想像もしてなかったよ。
それではまた。
と思ったら、もうその中にいた。
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
○先月の旅行の様子が、
おくさんのブログに載ってます。
http://okusannnano.blog42.fc2.com/
結構分量があって、行った気になれる♪
そろそろ公演の話もしなくちゃですね。
↓ ↓ ↓
******
□1
劇団W.I.T. 第53回公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
☆21世紀初頭、
謎の音源を垂れ流した
伝説のラジオ番組
「TOKYO WANGAN WIT」。
炎上も恐れず、
平成の終わりに再び登場だ。
○公演ページ、できました。
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
○開演時刻
10/6金
18:30 OPEN 19:00 START
10/7土~9月
13:30 OPEN 14:00 START
上演時間ですか。
延々やっててもいいんですが、
腹が減ってくるので、
2時間ぐらいにしときます。
ただ、とことんやりたい性分なんで、
長引いちゃったらごめんなさい。
○出演
しなやかしなちゃん
畑→ラン→畑→ラン。
こればっか。
天候が悪いとキュウリの成長が遅くなる。
オクラは全然平気。
茄子は大きくなったら強い。
てんこ
最近、橋に凝っていて、
旅行に行くと橋を追っかけてます。
ガーギー木村
今回「ひよこ」の後編もやりますが、
そこでついに明かされる!
うぃっと最強キャラ
「ヤギのお母さん」の誕生の秘密。
○会場
あさくさ劇亭
○チケット
2000円。
小中学生は1000円。
直売所
http://wittokyo.cart.fc2.com/
--------
メニュー(予定は未定):
・穴のあいた怨恨
・雨と官憲
・きゅうり.net
・様々な類焼
・人生は旅、お前はクビ
・それしかない
・それでも地球は青かった
・D'asakusa
・テクニカルファウル ver3.0
・出歯亀論
・ドーゴ13
・凍死ジャーナル
・ともあれ、君は美しい
・ひかり1975ひよこ2005(後編)
・拭くと新鮮
・ボロボロな妥協
・湾岸キッド /他
※予定は未定。決定ではない。
番組表は9月20日頃、発表します。
************
□2
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/
前回公演のシーンの解説、第10回。
-------
「ふにゃばし」
8.ぶたかいの王子(5)
王女:何?あれ! いい音色。ガラガラね
ちょっと!
そのガラガラも、ちょうだい!
王子:取扱説明書が まだなんですけどねェ
女:そんなの使えばわかるでしょ!
キス1000コね、ね、早く
子:早くといわれても‥
女:あたしのことが好きなんでしょ!
子:キスは100コでいいですよ
女:まあ うれしい!
何よ、目かくしなんかいらないわ
こうやってたって相撲とってるようにしか見えないワ!
(激しくキスをはじめる。
カウントする王子)
ああ‥‥燃えてきちゃった‥‥
もう、王さまの前でしちゃお!
子:あ … 王様が‥‥
女:「出てゆけ」って…何よ!‥‥
子:ピューっと にげるが勝ち!
♪ふにゃばし またあした
あしたふにゃばし もうないいぇ
しあさってにゃ ふにゃばし いっちぇも
ふりむきゃ だれもしぇん
--------
○ガラガラ
あくまで、オモチャに惹かれる王女。
そのためだったら、ぶたかいとキスだってしちゃう。
おとぎ話の昔に限らず、昭和や平成でもそこらにある話か。
欲しいモノがあって、性を売り物にする。
欲しいモノがあって、男に貢がせる。
欲しいモノがあって、旦那をATMにする。
何なら良くて、何がいけないんだろ?
…いや、そうじゃなくて!
モノはモノでしかないわけで。
今回はぶたかいにカエル君を使った。
初演の時は生身のキス。
時は流れたぜ!
王様に追放されるとこまで、基本的に原作と同じ。
○ふにゃばしの歌
4番の歌詞です。
ふにゃばしは消えてなくなり、忘れ去られると。
未来を予言するような歌詞だが、
1番の「今」よりも、「あした」は過去になる。
--------
「ひかり1975ひよこ2005」
7.小田原
G:すごい声援だなぁ
C:あ、なんか大きいのぼりが立ってますね。
地元の何かのお店かな?
G:あれ?
牛が車で来てる人にレンタン売ってる。
…いけないんだ
C:あれは幇助牛だ。
G:自殺のプロですね。
C:これから山に入るぞ
G:え?いやですよ
C:箱根の山を越えないと、向こうへは行けないぞ
G:逝っちゃうんですか?
C:ああ、仕方のないことだ
はぁ、はぁ、はぁ、
G:はぁ、はぁ、はぁ
……
T:あー、ひもで引っ張ってもらうとラクだなあ……
あれ、もうすぐ箱根ってことは関所か。
まずいな。
偽造パスポートしかないぞ。
…よし、先回りして様子をうかがってみよう
--------
引き続き併走するひよことながら。
てか、新幹線のくせに箱根越えとか、
無理してないかひよこ!
○車で来てる人にレンタン売ってる。
初演当時は、練炭自殺が流行ってた。
幇助牛は、もちろん北条氏。
小田原を語るには欠かせない。
小学生の頃、お城祭りで見たなあ。
ちょうど公演のあった季節ぐらいかな?
○これから山に入るぞ
え?いやですよ
自殺しに行くのと勘違いしてるメイド。
前回のワンコインタクシーに続いて、後半への伏線?
○ひもで引っ張ってもらうとラク
鷽替えから復帰のうそが、
先行するひよことながらに箱根の関所で追いつく。
どんだけ長い紐なんだよ!
(つづく)
******
正直、
公演の準備よりも今は、
道を走ったり、
野菜を育てたり、
飯を作ったりしてる方が楽しい。
そんな自分にビックリ。
暑さで脳がやられちゃったのかな?
野菜で作った文字が食卓を飾るなんて、
半年前の自分でさえ想像もしてなかったよ。
それではまた。
湾岸WITメルマガ
2017/8/22
━┛
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
夏休みの旅の最終日に防府に寄った。
「ひよこ(後編)」で出てくる
天満宮の見物が目的だったが、
前々日観た
「マイマイ新子と千年の魔法」
の舞台も防府ってことで、
その風景を巡ることに。
小学校の校門も近くを流れる川も、
映画で描かれた昭和30年代の姿と変わらなかった。
そして川を辿って着いたのが周防国衙跡。
国衙(こくが)とは律令制の時代の役所のこと。
近年発掘作業が行われ、その姿を復元しつつある。
で、見渡す限り広がってるそこが、
普通に「国衙三丁目」って地名だ。
周囲の街とも違和感なく繋がってる。
~むしろ今の方が寂れてるかもしれない~
なぁんだ、
千年経ったってそんなに変わらんやん!
俺らが個人の一生をスケールに、
時は流れただの
取り返しがつかないだの
時代の隔たりだの
言ったり思ったりするけど、
60年前も千年前も、
昨日とどれだけの違いがあるんだと。
******
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/
前回公演のシーンの解説、第9回。
-------
「ふにゃばし」
7.砂に消えた…(後半)
C:そんな日々が続くうちに
俺の体はこわれていった
ガタガタになっても
求められれば発情してしまったけど
それでもいいと思った
こうしていればいつか許してもらえるだろう
ただ自分を楽しませてくれた彼女たちに
腐敗して死んでゆく己の姿は
見せたくなかったから
自分の足で歩けるうちに
誰もいないさびれた路上で
しずかに息をひきとりたいと
なぜか今日は砂あらしのようだ
外を歩く者など見あたらない
みんな避難してしまったのか
ちょうどいいさ
どうやらやっと 俺も‥‥
T:私が ここに いてあげる
C:いくらでも吹くがいいさ
T:私は あなたを 許さないでいてあげる
すっぽり包まれて、おやすみ
C:かわいてるだろ、俺のからだ
このまま崩れてゆけば
もう砂と区別がつかなくなりそうだ
誰にも見つけられることなく、
消えてゆくことができる
残ったわずかな潤いを 君にあげよう、
吸いとっておくれ
T:きのう、死んだよ
C:……
T:あなたが一緒にこの街を出ようって
大ボラ吹いて とり残してきた彼女が
C:いつのきのうだ‥
T:見捨てられた遊園地もろとも、
海に沈んでいった
C:俺がいた時は、
まだつぶれてなかったはずだ
逃げおくれたのか?
T:わかってないのね
C:何が?
T:あなたがいなくなって、
彼女が海に入っていけば、
そのまま遊園地ごと
ひきずられて沈んでゆくに
きまってるじゃない !!
C:俺は、ただの‥
--------
○なぜか今日は砂あらし
とても荒れているのに、なぜか静か。
周りに人がいないから。
人間的には孤独だが、
地球と向き合えて滅ぶなら、
悪くはない終わり方だ。
○いつのきのうだ
男がその島から逃げたのは、
だいぶ昔のような気がしてた。
だが実は、ほんの昨日のなのかもしれない。
いや、何日何年経とうと、
男にとっては、永遠に昨日なのか。
いくつもの過去から逃げながら、
たくさんの昨日を引きずり、
ついに力尽きる。
○遊園地ごとひきずられて沈んでゆく
男の足には布のようなものがついていて、
海を渡ると、布の上にあった島の遊園地ごと沈む、
そんな感じ。
運命から逃げ続けたつもりが、
自分が運命の鍵だったとは知らなかった。
あちこちから労働者が
海辺の工場地帯へ集まり、
日本の戦後を築いた。
油と煙と
金と歓楽を散らかして、
線香花火みたいな命を燃やした。
ある者は次の街へと渡り歩き、
残った者はその街の盛衰と共に枯れて行く。
地方都市を旅して回ると、
どこへ行っても、
寂れた風景の中に、
あの時代の繁栄の名残を見ることができる。
--------
「ひかり1975ひよこ2005」
6.湘南海岸
C:どうした?
泣くな泣くな。
ほら、一緒に夕陽に向かって走ろう
G:夜なんですけど…
C:ある日 タクシーに乗ろうとしたら、
中に犬が座ってました。
これぞまさしく、
「ワンコインタクシー」
G:知ってる。
こっちがワンコの席で、
田七おじさんは運転手の隣ね。
あれ?
C:メイドさんも犬を飼ってるんですか
ずいぶんにぎやかですね
G:今 どの辺走ってますか?
C:優勝旅行から帰って、
病名を告知された赤松君が一言、
「しょーなんか、胃ガン」
湘南海岸。
G:お上手お上手
C:男は黙ってサッポロビーム。
G:寒さ爆発です。
ハンガーさんは、ビームも使えるんですか。
C:正義の味方ですから。
ハハハハハ、
G:ハハハハハ、
C:TVの前のみんな、いい子にしてたかい?
--------
ハンガー猛の寒いギャグが炸裂。
○ワンコインタクシー
わんこがタクシーの中にいる。
○こっちがワンコの席で、
田七おじさんは運転手の隣ね。
突然「田七おじさん」という知らない名前が出てきた。
メイドは何かを知っているらしい。
謎解きは、後編で見られるようだ。
○優勝旅行から帰って、
病名を告知された赤松君
ここだけ今回書き換え。
初演では単に
「病名を告知された男」だった。
回復と再起を願って!!
○男は黙ってサッポロビーム
だがこの台詞を言う度に、
札幌ドームまで行って1つも勝てなかった
去年の秋を思い出してしまった。
ヒーローは、それでも微笑むしかない。
(つづく)
******
人類は弱い生き物で、
自然の脅威や
他の生物から身を守るために
力を合わせ、頭を使い、
それはそれは大変な思いをして、
そこそこ安心して過ごせる今日の社会を築いてきた。
それが壊されれば、脆いもんだ。
飢えや病気や災害の前にひとたまりもない。
なのになぜ、
愚かな者たちは、
戦争や破壊を煽り、繰り返すのか。
収奪や排除をやめないのか。
煽らず動じなければ、
そのままで千年だって過ぎるのに。
それではまた。
2017/8/22
━┛
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
夏休みの旅の最終日に防府に寄った。
「ひよこ(後編)」で出てくる
天満宮の見物が目的だったが、
前々日観た
「マイマイ新子と千年の魔法」
の舞台も防府ってことで、
その風景を巡ることに。
小学校の校門も近くを流れる川も、
映画で描かれた昭和30年代の姿と変わらなかった。
そして川を辿って着いたのが周防国衙跡。
国衙(こくが)とは律令制の時代の役所のこと。
近年発掘作業が行われ、その姿を復元しつつある。
で、見渡す限り広がってるそこが、
普通に「国衙三丁目」って地名だ。
周囲の街とも違和感なく繋がってる。
~むしろ今の方が寂れてるかもしれない~
なぁんだ、
千年経ったってそんなに変わらんやん!
俺らが個人の一生をスケールに、
時は流れただの
取り返しがつかないだの
時代の隔たりだの
言ったり思ったりするけど、
60年前も千年前も、
昨日とどれだけの違いがあるんだと。
******
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/
前回公演のシーンの解説、第9回。
-------
「ふにゃばし」
7.砂に消えた…(後半)
C:そんな日々が続くうちに
俺の体はこわれていった
ガタガタになっても
求められれば発情してしまったけど
それでもいいと思った
こうしていればいつか許してもらえるだろう
ただ自分を楽しませてくれた彼女たちに
腐敗して死んでゆく己の姿は
見せたくなかったから
自分の足で歩けるうちに
誰もいないさびれた路上で
しずかに息をひきとりたいと
なぜか今日は砂あらしのようだ
外を歩く者など見あたらない
みんな避難してしまったのか
ちょうどいいさ
どうやらやっと 俺も‥‥
T:私が ここに いてあげる
C:いくらでも吹くがいいさ
T:私は あなたを 許さないでいてあげる
すっぽり包まれて、おやすみ
C:かわいてるだろ、俺のからだ
このまま崩れてゆけば
もう砂と区別がつかなくなりそうだ
誰にも見つけられることなく、
消えてゆくことができる
残ったわずかな潤いを 君にあげよう、
吸いとっておくれ
T:きのう、死んだよ
C:……
T:あなたが一緒にこの街を出ようって
大ボラ吹いて とり残してきた彼女が
C:いつのきのうだ‥
T:見捨てられた遊園地もろとも、
海に沈んでいった
C:俺がいた時は、
まだつぶれてなかったはずだ
逃げおくれたのか?
T:わかってないのね
C:何が?
T:あなたがいなくなって、
彼女が海に入っていけば、
そのまま遊園地ごと
ひきずられて沈んでゆくに
きまってるじゃない !!
C:俺は、ただの‥
--------
○なぜか今日は砂あらし
とても荒れているのに、なぜか静か。
周りに人がいないから。
人間的には孤独だが、
地球と向き合えて滅ぶなら、
悪くはない終わり方だ。
○いつのきのうだ
男がその島から逃げたのは、
だいぶ昔のような気がしてた。
だが実は、ほんの昨日のなのかもしれない。
いや、何日何年経とうと、
男にとっては、永遠に昨日なのか。
いくつもの過去から逃げながら、
たくさんの昨日を引きずり、
ついに力尽きる。
○遊園地ごとひきずられて沈んでゆく
男の足には布のようなものがついていて、
海を渡ると、布の上にあった島の遊園地ごと沈む、
そんな感じ。
運命から逃げ続けたつもりが、
自分が運命の鍵だったとは知らなかった。
あちこちから労働者が
海辺の工場地帯へ集まり、
日本の戦後を築いた。
油と煙と
金と歓楽を散らかして、
線香花火みたいな命を燃やした。
ある者は次の街へと渡り歩き、
残った者はその街の盛衰と共に枯れて行く。
地方都市を旅して回ると、
どこへ行っても、
寂れた風景の中に、
あの時代の繁栄の名残を見ることができる。
--------
「ひかり1975ひよこ2005」
6.湘南海岸
C:どうした?
泣くな泣くな。
ほら、一緒に夕陽に向かって走ろう
G:夜なんですけど…
C:ある日 タクシーに乗ろうとしたら、
中に犬が座ってました。
これぞまさしく、
「ワンコインタクシー」
G:知ってる。
こっちがワンコの席で、
田七おじさんは運転手の隣ね。
あれ?
C:メイドさんも犬を飼ってるんですか
ずいぶんにぎやかですね
G:今 どの辺走ってますか?
C:優勝旅行から帰って、
病名を告知された赤松君が一言、
「しょーなんか、胃ガン」
湘南海岸。
G:お上手お上手
C:男は黙ってサッポロビーム。
G:寒さ爆発です。
ハンガーさんは、ビームも使えるんですか。
C:正義の味方ですから。
ハハハハハ、
G:ハハハハハ、
C:TVの前のみんな、いい子にしてたかい?
--------
ハンガー猛の寒いギャグが炸裂。
○ワンコインタクシー
わんこがタクシーの中にいる。
○こっちがワンコの席で、
田七おじさんは運転手の隣ね。
突然「田七おじさん」という知らない名前が出てきた。
メイドは何かを知っているらしい。
謎解きは、後編で見られるようだ。
○優勝旅行から帰って、
病名を告知された赤松君
ここだけ今回書き換え。
初演では単に
「病名を告知された男」だった。
回復と再起を願って!!
○男は黙ってサッポロビーム
だがこの台詞を言う度に、
札幌ドームまで行って1つも勝てなかった
去年の秋を思い出してしまった。
ヒーローは、それでも微笑むしかない。
(つづく)
******
人類は弱い生き物で、
自然の脅威や
他の生物から身を守るために
力を合わせ、頭を使い、
それはそれは大変な思いをして、
そこそこ安心して過ごせる今日の社会を築いてきた。
それが壊されれば、脆いもんだ。
飢えや病気や災害の前にひとたまりもない。
なのになぜ、
愚かな者たちは、
戦争や破壊を煽り、繰り返すのか。
収奪や排除をやめないのか。
煽らず動じなければ、
そのままで千年だって過ぎるのに。
それではまた。
こんにちは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
皆さんの呪いが効いたのか、
東京は雨続きで涼しくなりました。
「37℃とか体温かよ」
とか言ってたのは
ほんの先週のことなのに。
広島→松山→呉→北九州→防府 と回った楽しい6日間。
書こうと思ってたらメルマガが遅くなってしまった。
またの機会にします。
気持ちを入れ替えて、
芝居の話に戻ります!
↓ ↓ ↓
******
□1
劇団W.I.T. 2017秋公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
10/6金
18:30 OPEN 19:00 START
10/7土~9月
13:30 OPEN 14:00 START
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村
会場:
あさくさ劇亭
--------
うぃっとの芝居は、
高級レストランや
チェーン店とは違います。
街の片隅の、
吹けば飛んじゃう小さい店。
材料も自家調達。
曲がったキュウリや
でか過ぎるオクラ
みたいな役者が
「召し上がれ」
どんな裏飯屋だか。
楽しみじゃの。
--------
主な演目(予定は未定):
・穴のあいた怨恨
・人生は旅、お前はクビ
・それしかない
・D'asakusa
・ドーゴ13
・凍死ジャーナル
・ひかり1975ひよこ2005(後編)
・拭くと新鮮/他
※日替りメニュー有り。
全部やるとは限りません。
******
□2
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/
前回公演のシーンの解説、第8回。
-------
「ふにゃばし」
7.砂に消えた…
C:
ごらんの通り、
俺はもうすぐ消えてゆく身だが、
誰もいなくなった今になって
おそらくは楽しかったであろう
俺の人生の後半を 断片的に語りたくなった
つき合って くれるよな?
俺はあいつのもとを去った
後悔はしたかもしれない 1度ぐらいは
あいつが初めて俺を許してくれたとき
すげえ うれしかったぜ
世の中にこんなよろこびがあったなんて
今まで知らなかった!
夜も朝も、来る日も来る日も あいつを抱いた
仕事なんかまわりなんかどうでもよかった
どうにでもなると思っていた
ただ1日じゅう抱き合っていたかった
ある日 外に出た
あいつがちょうど眠っているときにタバコを切らしちまって
からだの感じが、ちがう
全身に腕にも脚にも全然力がはいらない
「太陽が黄色くみえた」わけでもなかった
部屋に戻ってもう1回 ってことなら 平気でできそうだった
けど 外で働くことは できないような気がした
そういう体になってしまったような気が
俺はいつしか、ホントに働かなくなった
酒とタバコの量が増え、
キライだったギャンブルもいつの間にか覚え、
たまに仕事を見つけても 3日と続きはしなかった
自信がなかった 自分の体に
あいつは許してはくれなかった
黙ってほほ笑んで抱きしめ合って
俺は怒りっほくなった
いつもイライラしていた
外で人と目が合うたびに だから
ぶん殴られた
それでもあいつは許してはくれなかった
痛みも感じずに帰ってきて無言の俺に、
あいつは…
許してもらえない俺は
何も問われない俺は
もう逃げ去るしかなかった
まともに物を見て、考え、行動できる自分を
とり戻したかった
それができなければ 死ぬしかないと思った
だけど女たちは許してはくれなかった
行く街行く街で俺はつかまってしまった
そういう臭いがしみついてしまったのかもしれない
逃げても逃げても 彼女たちは俺に尽くし、
俺にハンパに多い金を渡し、
俺の生きようとする眼を吸い取った
楽しい日々だったよ
(次回、後半へ続く)
--------
逃げ続けるという運命と向き合った男の末路。
○羨ましい?
そんな思いをしてみたい?
そこまでいい男だったら会ってみたい?
やめとけ。
この設定に、
エロゲみたいな甘い世界を想像した奴は、
甘い。
しょっぱ過ぎて、
泣けて泣けて、
塩の柱になるぞ。
○作者の想い
うぃっと初期の頃の作者は、
人生の展開を予言するように作品を書き、舞台に立った。
ならば、この設定は望んだものなのか?
そして、現実はどうだったのか??
ふにゃばしを書いた当時は、
トンネルの入口の方に近かった。
枯れ果てるまで溺れる人生があるというなら、
皿まで飲んでやるさ!
根拠のない自信が、あったのかもしれない。
関門トンネル入口(写真は文章とは関係ありません)
出口がだいぶ近づいた今、
答え合わせをすると、
予言は半分当たりで、
なるほどだいぶくたびれた。
世の中うまく渡れないし、
やる気もあんまりない。
けれども決定的に違うのは、
逃げるのも簡単ではないということ。
人であれ、組織であれ、
逃げるにはエネルギーも勇気も知恵も必要だ。
では逃げられなかった者は、
産業廃棄物のように、
ゴミ屋敷の一部と化して、
朽ちていくしかないのか?
否、
自らが背負ったものと共にありながら、
己が風化することから逃げ続ける、
カードを切り、更新し続ける、
そんな生き方もある。
来るべき、その時に備えて、
爪を研ぎ、牙を磨く。
関門トンネル出口(写真は文章とは関係ありません)
無理が効き、無謀が許される若さはない。
頼れるような財産も学歴も資格もない。
何度も言うけどやる気もあんまりない。
それでも、
人間、そう簡単にはくたばらない。
この作品を書いた頃にはわからなかったことだが、
この作品を遺したからこそ、見ることのできる風景だ。
--------
8月。
東京で、広島で、松山で、呉で、関門海峡で、防府で、
戦争の痕を振り返り、昔の日本を新たに発見した。
人は瓦礫の上に立ち、
作者は自作を踏み越える。
ではまた。
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
皆さんの呪いが効いたのか、
東京は雨続きで涼しくなりました。
「37℃とか体温かよ」
とか言ってたのは
ほんの先週のことなのに。
広島→松山→呉→北九州→防府 と回った楽しい6日間。
書こうと思ってたらメルマガが遅くなってしまった。
またの機会にします。
気持ちを入れ替えて、
芝居の話に戻ります!
↓ ↓ ↓
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□1
劇団W.I.T. 2017秋公演
「TOKYO WANGAN WIT」
~うぃっとの見えるラヂヲショー~
10/6金
18:30 OPEN 19:00 START
10/7土~9月
13:30 OPEN 14:00 START
出演:
しなやかしなちゃん
てんこ
ガーギー木村
会場:
あさくさ劇亭
--------
うぃっとの芝居は、
高級レストランや
チェーン店とは違います。
街の片隅の、
吹けば飛んじゃう小さい店。
材料も自家調達。
曲がったキュウリや
でか過ぎるオクラ
みたいな役者が
「召し上がれ」
どんな裏飯屋だか。
楽しみじゃの。
--------
主な演目(予定は未定):
・穴のあいた怨恨
・人生は旅、お前はクビ
・それしかない
・D'asakusa
・ドーゴ13
・凍死ジャーナル
・ひかり1975ひよこ2005(後編)
・拭くと新鮮/他
※日替りメニュー有り。
全部やるとは限りません。
******
□2
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/
前回公演のシーンの解説、第8回。
-------
「ふにゃばし」
7.砂に消えた…
C:
ごらんの通り、
俺はもうすぐ消えてゆく身だが、
誰もいなくなった今になって
おそらくは楽しかったであろう
俺の人生の後半を 断片的に語りたくなった
つき合って くれるよな?
俺はあいつのもとを去った
後悔はしたかもしれない 1度ぐらいは
あいつが初めて俺を許してくれたとき
すげえ うれしかったぜ
世の中にこんなよろこびがあったなんて
今まで知らなかった!
夜も朝も、来る日も来る日も あいつを抱いた
仕事なんかまわりなんかどうでもよかった
どうにでもなると思っていた
ただ1日じゅう抱き合っていたかった
ある日 外に出た
あいつがちょうど眠っているときにタバコを切らしちまって
からだの感じが、ちがう
全身に腕にも脚にも全然力がはいらない
「太陽が黄色くみえた」わけでもなかった
部屋に戻ってもう1回 ってことなら 平気でできそうだった
けど 外で働くことは できないような気がした
そういう体になってしまったような気が
俺はいつしか、ホントに働かなくなった
酒とタバコの量が増え、
キライだったギャンブルもいつの間にか覚え、
たまに仕事を見つけても 3日と続きはしなかった
自信がなかった 自分の体に
あいつは許してはくれなかった
黙ってほほ笑んで抱きしめ合って
俺は怒りっほくなった
いつもイライラしていた
外で人と目が合うたびに だから
ぶん殴られた
それでもあいつは許してはくれなかった
痛みも感じずに帰ってきて無言の俺に、
あいつは…
許してもらえない俺は
何も問われない俺は
もう逃げ去るしかなかった
まともに物を見て、考え、行動できる自分を
とり戻したかった
それができなければ 死ぬしかないと思った
だけど女たちは許してはくれなかった
行く街行く街で俺はつかまってしまった
そういう臭いがしみついてしまったのかもしれない
逃げても逃げても 彼女たちは俺に尽くし、
俺にハンパに多い金を渡し、
俺の生きようとする眼を吸い取った
楽しい日々だったよ
(次回、後半へ続く)
--------
逃げ続けるという運命と向き合った男の末路。
○羨ましい?
そんな思いをしてみたい?
そこまでいい男だったら会ってみたい?
やめとけ。
この設定に、
エロゲみたいな甘い世界を想像した奴は、
甘い。
しょっぱ過ぎて、
泣けて泣けて、
塩の柱になるぞ。
○作者の想い
うぃっと初期の頃の作者は、
人生の展開を予言するように作品を書き、舞台に立った。
ならば、この設定は望んだものなのか?
そして、現実はどうだったのか??
ふにゃばしを書いた当時は、
トンネルの入口の方に近かった。
枯れ果てるまで溺れる人生があるというなら、
皿まで飲んでやるさ!
根拠のない自信が、あったのかもしれない。
関門トンネル入口(写真は文章とは関係ありません)
出口がだいぶ近づいた今、
答え合わせをすると、
予言は半分当たりで、
なるほどだいぶくたびれた。
世の中うまく渡れないし、
やる気もあんまりない。
けれども決定的に違うのは、
逃げるのも簡単ではないということ。
人であれ、組織であれ、
逃げるにはエネルギーも勇気も知恵も必要だ。
では逃げられなかった者は、
産業廃棄物のように、
ゴミ屋敷の一部と化して、
朽ちていくしかないのか?
否、
自らが背負ったものと共にありながら、
己が風化することから逃げ続ける、
カードを切り、更新し続ける、
そんな生き方もある。
来るべき、その時に備えて、
爪を研ぎ、牙を磨く。
関門トンネル出口(写真は文章とは関係ありません)
無理が効き、無謀が許される若さはない。
頼れるような財産も学歴も資格もない。
何度も言うけどやる気もあんまりない。
それでも、
人間、そう簡単にはくたばらない。
この作品を書いた頃にはわからなかったことだが、
この作品を遺したからこそ、見ることのできる風景だ。
--------
8月。
東京で、広島で、松山で、呉で、関門海峡で、防府で、
戦争の痕を振り返り、昔の日本を新たに発見した。
人は瓦礫の上に立ち、
作者は自作を踏み越える。
ではまた。
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