うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
持ち上げられて、落とされて。
埋め戻されたゴミがぼやいてる。
「急に冷たくするなよ。
僕たちしんゆうじゃないか。
漢字で書くと森友だ」
こんばんは、
うぃっとのボスの
しなやかしなちゃんです。
あっという間に3月ですね。
チラシと台本上げるまでは、ボスモードです。
○箸棒カルタ
「つ」 土の下にもベンゼン
「お」 溺れる者はwaterをもつかむ
東も西も、
都合の悪いものはアンダーコントロール。
だが水なんてつかめない。
※箸棒カルタ
=箸にも棒にもかからないものを集めたカルタ。
□1
ピーナッツの殻のつづき
歴史に残らない、ほとんどの俺たちは、
ピーナッツの殻のように棄てられ、
忘れ去られる。
そして東京の土地になるのさ。
------
C:はい、それでは今日は環境の観点から日本の都市をみていきましょう。
ある街ではコーヒーのくずを固めて、道路の舗装に使っています。
T:先生!
会社のくずはどうするんですか?
G:うちのクラスのくずは?
C:はい、いい質問です。
会社のくずは、固体にして かみなりおこしにします。
そうです。
そのかみなりおこしが、東京を形づくっているんです。
T:じゃあ東京はくずでできてるんだ。
(「愛地急迫」
初演=2005.5「ひかり1975ひよこ2005」)
------
相当有名でも、歴史に残るに至らない。
石原だって見る影もない。
青島なんてもう忘れられてる。
みんな地面に埋められる。
東京トチジって言うくらいだ。
かみなりおこしなら、
そんなに悪くもないだろう。
いい奴も悪い奴も、
土になったらみなごっちゃ。
用があるのは中身だけ。
殻を棄てるだって?
お前がゴミだと思って棄てたのは、
ピーナッツにとっては本体だ。
殻「ボクは中身を詰めればまた使えるよ」
ピーナッツの中身は売ってても、
殻だけは売ってないだろ?
□2
前回の作品より
今更忘れちゃった?
UG5「アンクル・ギャグの宴」より、
「あれって結局、何?」
第1回は、スライドで流したオープニング。
「ホームルーム」
(初演=2004.5「海神L。」)
------
C:おそれながら申し上げます。
戦場において、目的を達成するためには
手段など選んではいられないのが現実でありまして、
そういった人道だか牛道だか知らないけど生ぬるいことを言っていると、
おまえが煮て食われてしまうぞと教えてくださったのは先生でしたよね。
T:毒ガス、落ち着け。時代は変わったんだ。
G:そうだよ、誰もお前のことなんか怖くて食ったりはしないって。
C:たしかに時代は変わった。
もう平和だの愛だの花だの武器を捨てるだの眠たい話はどこでも通用しない。
お前だってそういう場になれば人をメッタ刺しにするのは見えてるし、
先生だってそうですよね。
覇気のない生徒の5人や10人、撲殺したところで誰も咎めやしない。
本校でも軍事教練を復活させるべきだと……あ゛……
G:発作とは上手く付き合わないとね。
T:あまり頼りすぎるのはよくありませんが、本人のためにも薬は必要ですね。
G:そうそう、くすり・くすり、
♪ラララ 人生に疲れたら くすり くすりの再起堂
あ゛――――――っ
♪ツボにしっかりポチっとな たちまちあなたもリフレッシュ
ま~た1から やり直そ くすりの再起堂
C:再起堂は、学園の平和にも貢献しています。
G:軍隊は自由と民主主義のために利用しないとね。
T:では、今日のホームルームを終わります。
------
「70歳で高校生」
軍国主義の毒ガスが発作を起こすので、
ポチッと押して再起動して事なきを得た。
他愛のないコント。
ホントのツボは、その後。
「平和に貢献する」
「自由と民主主義のための軍隊」
来年、道徳が教科化されるそうだが、
何が湧いてくるか楽しみだ。
□3
次回公演について。
うぃっとの次回公演は、
5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭で行います。
次回は再演です。
うぃっと名作劇場。
二人芝居と三人芝居、
どっちが観れるかは運次第?
今回は、二人芝居の演目の発表です。
パンパカパーン♪
------
やみのなか
いくつもの川をこえて
いつかきたまち
にたどりつく
やみのなか
いくつもの川をこえて
いつかきたまち
海のプールがあり
観覧車があり
ヘリコプターに乗れる
といううわさのあった遊園地
------
1993初演
「ふにゃばし」
好きって気持ちだけを信じて‥
(※正式表記は漢字で舟へんに2八)
------
この街はあまりに美しすぎて‥‥
はげ落ちた彩色、
割れたコンクリート、
うす水色のプール、
汚れたガーデンテーブル、
コーラの看板、
夏のサウンド、
壊れて乗りすてられたカート、
捨てられない想いの数々、
切り落とせないわが身の一部、
------
今世紀のうぃっとでは
あまり見られなかった
詩的な作品です。
20代の目に映った廃墟を
廃墟に片足突っ込んだ
50代の俺たちが
いかに調理するか。
あと2ヶ月、
楽しみにお待ちください。
ではまた来襲。
埋め戻されたゴミがぼやいてる。
「急に冷たくするなよ。
僕たちしんゆうじゃないか。
漢字で書くと森友だ」
こんばんは、
うぃっとのボスの
しなやかしなちゃんです。
あっという間に3月ですね。
チラシと台本上げるまでは、ボスモードです。
○箸棒カルタ
「つ」 土の下にもベンゼン
「お」 溺れる者はwaterをもつかむ
東も西も、
都合の悪いものはアンダーコントロール。
だが水なんてつかめない。
※箸棒カルタ
=箸にも棒にもかからないものを集めたカルタ。
□1
ピーナッツの殻のつづき
歴史に残らない、ほとんどの俺たちは、
ピーナッツの殻のように棄てられ、
忘れ去られる。
そして東京の土地になるのさ。
------
C:はい、それでは今日は環境の観点から日本の都市をみていきましょう。
ある街ではコーヒーのくずを固めて、道路の舗装に使っています。
T:先生!
会社のくずはどうするんですか?
G:うちのクラスのくずは?
C:はい、いい質問です。
会社のくずは、固体にして かみなりおこしにします。
そうです。
そのかみなりおこしが、東京を形づくっているんです。
T:じゃあ東京はくずでできてるんだ。
(「愛地急迫」
初演=2005.5「ひかり1975ひよこ2005」)
------
相当有名でも、歴史に残るに至らない。
石原だって見る影もない。
青島なんてもう忘れられてる。
みんな地面に埋められる。
東京トチジって言うくらいだ。
かみなりおこしなら、
そんなに悪くもないだろう。
いい奴も悪い奴も、
土になったらみなごっちゃ。
用があるのは中身だけ。
殻を棄てるだって?
お前がゴミだと思って棄てたのは、
ピーナッツにとっては本体だ。
殻「ボクは中身を詰めればまた使えるよ」
ピーナッツの中身は売ってても、
殻だけは売ってないだろ?
□2
前回の作品より
今更忘れちゃった?
UG5「アンクル・ギャグの宴」より、
「あれって結局、何?」
第1回は、スライドで流したオープニング。
「ホームルーム」
(初演=2004.5「海神L。」)
------
C:おそれながら申し上げます。
戦場において、目的を達成するためには
手段など選んではいられないのが現実でありまして、
そういった人道だか牛道だか知らないけど生ぬるいことを言っていると、
おまえが煮て食われてしまうぞと教えてくださったのは先生でしたよね。
T:毒ガス、落ち着け。時代は変わったんだ。
G:そうだよ、誰もお前のことなんか怖くて食ったりはしないって。
C:たしかに時代は変わった。
もう平和だの愛だの花だの武器を捨てるだの眠たい話はどこでも通用しない。
お前だってそういう場になれば人をメッタ刺しにするのは見えてるし、
先生だってそうですよね。
覇気のない生徒の5人や10人、撲殺したところで誰も咎めやしない。
本校でも軍事教練を復活させるべきだと……あ゛……
G:発作とは上手く付き合わないとね。
T:あまり頼りすぎるのはよくありませんが、本人のためにも薬は必要ですね。
G:そうそう、くすり・くすり、
♪ラララ 人生に疲れたら くすり くすりの再起堂
あ゛――――――っ
♪ツボにしっかりポチっとな たちまちあなたもリフレッシュ
ま~た1から やり直そ くすりの再起堂
C:再起堂は、学園の平和にも貢献しています。
G:軍隊は自由と民主主義のために利用しないとね。
T:では、今日のホームルームを終わります。
------
「70歳で高校生」
軍国主義の毒ガスが発作を起こすので、
ポチッと押して再起動して事なきを得た。
他愛のないコント。
ホントのツボは、その後。
「平和に貢献する」
「自由と民主主義のための軍隊」
来年、道徳が教科化されるそうだが、
何が湧いてくるか楽しみだ。
□3
次回公演について。
うぃっとの次回公演は、
5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭で行います。
次回は再演です。
うぃっと名作劇場。
二人芝居と三人芝居、
どっちが観れるかは運次第?
今回は、二人芝居の演目の発表です。
パンパカパーン♪
------
やみのなか
いくつもの川をこえて
いつかきたまち
にたどりつく
やみのなか
いくつもの川をこえて
いつかきたまち
海のプールがあり
観覧車があり
ヘリコプターに乗れる
といううわさのあった遊園地
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1993初演
「ふにゃばし」
好きって気持ちだけを信じて‥
(※正式表記は漢字で舟へんに2八)
------
この街はあまりに美しすぎて‥‥
はげ落ちた彩色、
割れたコンクリート、
うす水色のプール、
汚れたガーデンテーブル、
コーラの看板、
夏のサウンド、
壊れて乗りすてられたカート、
捨てられない想いの数々、
切り落とせないわが身の一部、
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今世紀のうぃっとでは
あまり見られなかった
詩的な作品です。
20代の目に映った廃墟を
廃墟に片足突っ込んだ
50代の俺たちが
いかに調理するか。
あと2ヶ月、
楽しみにお待ちください。
ではまた来襲。
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