うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
この国の当事者に私たちがなれるのは、
いつのことなのか。
こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
権力に気を許してはいかんのだよ。
結局のところ、
われらの世代はそれを十分に学習してこなかったし、
次に伝えることも全然できなかった。
それでも俺たちは生きている。
まだ終わってない。
これからだ。
******
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/
前回公演のシーンの解説、第3回です。
-------
「ふにゃばし」
4.ぶたかいの王子(3)
d)
王子:おい、ブタ
豚:ブー
子:今から精魂込めて
とっておきのニセモノってやつを作っちゃるから
よぉく見とけ!
豚:ブ?
子:この鍋で煮ると鈴の音色がして、
指をつっこむと あつい
豚:ブーブーブーブー
子:あついんじゃ
ほんものになっちゃうから、
よし、こうしよう!
e)
王女:何?あの音色は
使:ぶたかいが鍋で肉を煮てるんです
この鍋に手をかざすと、
人のうわさ話がよくきこえるそうです
女:ほしい!
ぶん捕っておいで
使:ひとりじゃ重いんで
ついてきて下さいまし
♪闇に煙る お月さんは
キライ キライ
味噌汁に 浮かぶ
玉子のよう
まん丸い お月さんは
こわい こわい
それはまるで
可愛いあの子に
誘われた夜みたい
--------
○鍋で肉を煮ると音色
原作では湯を沸かす鍋だったと思うが、
肉鍋にしたのは、当時作者が牛丼屋だったから。
○闇に煙る お月さんは
「奥羽組織のうた」より。
こわいこわい 饅頭こわい
キライキライも何とやら…
欲しいものを手に入れたい王女と
うまいこと誘い出したい王子。
そんなギトギトの欲望に合う曲を入れてみた。
--------
「ひかり1975ひよこ2005」
4)品川
T:おや、ひよこさん。
いつもお速いですね
C:はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、
どうも、運転士のハンガー猛です。
ひよこの気持ちになって、しゃべります。
T:何をそんなに急いでるんですか?
C:速く疾走るのが電車の使命、
電車の性でございます。
T:どこまで行くんですか?
C:東海道を通って京へ、
京から西国を駆け抜けて博多まで。
T:あ、知ってるそれ。
「トーカイ」 「ドーゴ13」 「次」
東海道53次ってやつだよね。
C:そんなもののような、
何か違うような…
T:実は私もそっちへ行くんですよ。
ご一緒しましょう
C:東海道中ひざくりげですか。
T:ひざくりげ。
あ、マラソンランナーにいましたね、そういうの。
女子でオリンピックで途中でキケンしましたね
C:ああ、あの「あるよあるよ」に止められた?
T:あれは男子ですね。
C:よく見てますね。
マラソン、くわしいですか?
T:はい、マラソンと言ったら、
いつも江戸と京都の往復してるあるね
あれは飛脚の佐川、あるね
肉喰いながら走ってる、あるね
C:さて、そろそろ急がないと。
T:え?とっとと行っちゃうの?
C:われら電車は、疾走るのが仕事。
T:そんなぁ……。
あ!そっちじゃないよ、右のレール、右!!
C:あ、そうか、ありがと。 あれ?!
T:「う・そ」!!
そうやって1日じゅう山手線ぐるぐる回ってて下さいーーっ!
--------------
メイドに続いてハンガー猛も騙すうそ。
○トーカイ+ドーゴ13+次=東海道53次
ドーゴ13は、道後温泉にいるスナイパー。
作者が行ったことないので、湯の中の絵は描けなかった。
○ひざくりげ
女子マラソンの世界記録保持者。
→いや、ラドクリフだからそれ。
○「あるよあるよ」に止められた
アテネで抱きつかれて金獲り損ねたのは、
男子のデリマ。
○飛脚の佐川、肉喰いながら走ってる
佐川が肉食うとか、平成の人は知らないって!
○山手線ぐるぐる
そもそもハンガー猛が車両を持って走ってるので、
線路は簡単に移れると思うが、
単純な前しか見えない性格のせいで
ぐるぐると…
(つづく)
--------------
美人の転校生の誕生会に行かなかった話のつづき。
その数日後、
何と!
違う女の子の誕生会に行ってた俺。
その子は前からいた子だし、
マンションじゃなくて
小さい戸建てに住んでた。
美人というより怪しい存在。
…まあ、
大人っぽい雰囲気の子だったね。
家にステレオなんかあった。
ラジオから流れてきたのは
小坂明子の「あなた」。
なぜ憶えてるかと言うと、
彼女が詞を替えて唄ったから。
♪あなたが いーてほしくない~
(じゃあ呼ぶなよ)
そう言えば、何で誘われたんだろう。
母親が何か凄味のある人だった。
俺のことを気に入ってたのか、
「これからも大学まで一緒だよ」って言ってくれた。
いや、でも、
全然何にもなかった。
中学になる頃には、
いなくなってた気がする。
私立に行ったのか、
引っ越したのか。
全然憶えてない。
そんなもんだよね。
(つづく)
いつのことなのか。
こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
権力に気を許してはいかんのだよ。
結局のところ、
われらの世代はそれを十分に学習してこなかったし、
次に伝えることも全然できなかった。
それでも俺たちは生きている。
まだ終わってない。
これからだ。
******
うぃっと第52回公演
「うぃっと名作劇場」
ふにゃばし/
ひかり1975ひよこ2005
http://wittokyo.web.fc2.com/52_funyahikari/
前回公演のシーンの解説、第3回です。
-------
「ふにゃばし」
4.ぶたかいの王子(3)
d)
王子:おい、ブタ
豚:ブー
子:今から精魂込めて
とっておきのニセモノってやつを作っちゃるから
よぉく見とけ!
豚:ブ?
子:この鍋で煮ると鈴の音色がして、
指をつっこむと あつい
豚:ブーブーブーブー
子:あついんじゃ
ほんものになっちゃうから、
よし、こうしよう!
e)
王女:何?あの音色は
使:ぶたかいが鍋で肉を煮てるんです
この鍋に手をかざすと、
人のうわさ話がよくきこえるそうです
女:ほしい!
ぶん捕っておいで
使:ひとりじゃ重いんで
ついてきて下さいまし
♪闇に煙る お月さんは
キライ キライ
味噌汁に 浮かぶ
玉子のよう
まん丸い お月さんは
こわい こわい
それはまるで
可愛いあの子に
誘われた夜みたい
--------
○鍋で肉を煮ると音色
原作では湯を沸かす鍋だったと思うが、
肉鍋にしたのは、当時作者が牛丼屋だったから。
○闇に煙る お月さんは
「奥羽組織のうた」より。
こわいこわい 饅頭こわい
キライキライも何とやら…
欲しいものを手に入れたい王女と
うまいこと誘い出したい王子。
そんなギトギトの欲望に合う曲を入れてみた。
--------
「ひかり1975ひよこ2005」
4)品川
T:おや、ひよこさん。
いつもお速いですね
C:はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、
どうも、運転士のハンガー猛です。
ひよこの気持ちになって、しゃべります。
T:何をそんなに急いでるんですか?
C:速く疾走るのが電車の使命、
電車の性でございます。
T:どこまで行くんですか?
C:東海道を通って京へ、
京から西国を駆け抜けて博多まで。
T:あ、知ってるそれ。
「トーカイ」 「ドーゴ13」 「次」
東海道53次ってやつだよね。
C:そんなもののような、
何か違うような…
T:実は私もそっちへ行くんですよ。
ご一緒しましょう
C:東海道中ひざくりげですか。
T:ひざくりげ。
あ、マラソンランナーにいましたね、そういうの。
女子でオリンピックで途中でキケンしましたね
C:ああ、あの「あるよあるよ」に止められた?
T:あれは男子ですね。
C:よく見てますね。
マラソン、くわしいですか?
T:はい、マラソンと言ったら、
いつも江戸と京都の往復してるあるね
あれは飛脚の佐川、あるね
肉喰いながら走ってる、あるね
C:さて、そろそろ急がないと。
T:え?とっとと行っちゃうの?
C:われら電車は、疾走るのが仕事。
T:そんなぁ……。
あ!そっちじゃないよ、右のレール、右!!
C:あ、そうか、ありがと。 あれ?!
T:「う・そ」!!
そうやって1日じゅう山手線ぐるぐる回ってて下さいーーっ!
--------------
メイドに続いてハンガー猛も騙すうそ。
○トーカイ+ドーゴ13+次=東海道53次
ドーゴ13は、道後温泉にいるスナイパー。
作者が行ったことないので、湯の中の絵は描けなかった。
○ひざくりげ
女子マラソンの世界記録保持者。
→いや、ラドクリフだからそれ。
○「あるよあるよ」に止められた
アテネで抱きつかれて金獲り損ねたのは、
男子のデリマ。
○飛脚の佐川、肉喰いながら走ってる
佐川が肉食うとか、平成の人は知らないって!
○山手線ぐるぐる
そもそもハンガー猛が車両を持って走ってるので、
線路は簡単に移れると思うが、
単純な前しか見えない性格のせいで
ぐるぐると…
(つづく)
--------------
美人の転校生の誕生会に行かなかった話のつづき。
その数日後、
何と!
違う女の子の誕生会に行ってた俺。
その子は前からいた子だし、
マンションじゃなくて
小さい戸建てに住んでた。
美人というより怪しい存在。
…まあ、
大人っぽい雰囲気の子だったね。
家にステレオなんかあった。
ラジオから流れてきたのは
小坂明子の「あなた」。
なぜ憶えてるかと言うと、
彼女が詞を替えて唄ったから。
♪あなたが いーてほしくない~
(じゃあ呼ぶなよ)
そう言えば、何で誘われたんだろう。
母親が何か凄味のある人だった。
俺のことを気に入ってたのか、
「これからも大学まで一緒だよ」って言ってくれた。
いや、でも、
全然何にもなかった。
中学になる頃には、
いなくなってた気がする。
私立に行ったのか、
引っ越したのか。
全然憶えてない。
そんなもんだよね。
(つづく)
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