うぃっと第61回公演うぃっと第61回公演「赤っぽいネコ、或いは幸福な王子」12/26~28あさくさ劇亭にて。来てね! …劇団W.I.T.のメルマガです。基本、斜め上なブラックジョーク満載の文面なので、真に受けて炎上させないでね。
3週間ぶりのメルマガとなりました。
こんばんは、うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
今回は作者モード、ボスモードで行きますね。
○過去へ旅していました。
今回、20数年前の作品を再演するにあたって、
作った当時の空気を感じ取りたくて、
その頃の写真や旅行の記録、
手帳やレシートまで引っ張り出して、
(レシートは現物はほぼ残ってなくてメモかデータだが)
部屋じゅううわーーーっ!て感じに。
「この時こうあったが、あれはどういうことなのか」
「この場所でこの服装でこの人といるってことは、
これはいつの時期の写真か?」
特に写真などは、その時期に限らず、
前後との繋がりや、遠い昔や現在までどんな道を通ってきたか、
なんて考え出すと、結局全部ひっくり返して、
ついには遠く高校生の頃まで遡った。
自分自身に関する物の保管について、
相当な自信とこだわりを持ってた私だが、
「模様替えが大好き」弄り回し過ぎるのが祟ったか、
残存する写真とネガの絶望的なほどのミスマッチに、
「時は流れ、お前も歳を取り、抜け落ちて行ったのだ」
そんな現実を突きつけられた。
○自分の一生は実はもう終わっていて、
今はその体験を振り返っている状態なんじゃないか?
生まれて半世紀を過ぎて、
そういう目線で世の中や人生を視ることが多くなった。
もしかしたら、自分の人生の結末はろくなもんじゃなくて、
崖から落ちるとか、
車に轢かれてグシャグシャとか、
今まさにその瞬間なのかもしれない。
そこで今までの録画がうわーーっと再放送されてるってやつだ。
で、その結末を実は体が知ってるから、
「行くぞ!」と思った時にわけもなく足がすくんだり、
体が固まって拒んだりするのかもしれない。
だってさ、前へ前へズンズン進んだ先は、
落ちるしかない崖なんだぜ。
そう思いつつ、
「でもどうやっても最後が決まってるなら、
何を悩んでもためらってもしょうがない」
そんな風にも思えた。
「人生を、生きることそのものを、楽しまなくちゃ」
だって、もったいないじゃん。
そうやって気を取り直して、
やっと今日の1日を何とか歩くことができるのだが。
○先週芝居を観た。
高校の一つ先輩で、
直接関わったり話したことはほとんどなかったけど、
顔は知ってて姿は見てた人。
ほら、世の中にはいるでしょ。
「顔を見てるだけで面白い人」
わからない?
理屈じゃうまく言えないけど、
見てて面白い人は、何をどうしたって面白いんだよ。
そんな人が同じ東京で、
俺とは全然接点なかったけど、
やっぱり作品をつくり、公演をやっている。
ええのう、長生きはするもんだ。
舞台の内容はヘンチクリンな童話。
味わい深い12人の生き物がとっかえひっかえ、
その世界でガチャガチャ騒ぎながら生きる。
うぃっとの芝居は「小学生のお楽しみ会」に近いが、
ここの出し物も大雑把に言ってこっち側だ。
なので、私にとっては観やすく疲れにくいものだった。
で、いろんなお話見てて、
幸せな結末とか、思い通りになるとか、
道理が通るとかまずないんだけど、
そこで生きてる者たちが、
何と生気に溢れ、潔く、しぶとく、輝いていたことか!
そんでもってふと、
話は戻るけど、
自分の一生とその結末がどうちゃらについて思い出した。
「ああ、それでいいんだな」
遥か遠くの崖に向かってロングスパートってのも、
それはそれでカッコイイじゃないか。
以上が感想であります。
ありがとうございました。
『ラプンツェルたち ~うろ覚えの童話集~ それから』
かもねぎショット
http://kamonegi-shot.net/
*******
あなたの人生も私の人生も、
最後は崖かもしれないし、何も保証はできないが、
「俺について来れば面白いことがある」
願ったような楽園なんて、そうそうないぜ。
だから俺が楽園になる。
うぃっとの次回公演は、
5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭で行います。
それでは、また。
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こんばんは、うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
今回は作者モード、ボスモードで行きますね。
○過去へ旅していました。
今回、20数年前の作品を再演するにあたって、
作った当時の空気を感じ取りたくて、
その頃の写真や旅行の記録、
手帳やレシートまで引っ張り出して、
(レシートは現物はほぼ残ってなくてメモかデータだが)
部屋じゅううわーーーっ!て感じに。
「この時こうあったが、あれはどういうことなのか」
「この場所でこの服装でこの人といるってことは、
これはいつの時期の写真か?」
特に写真などは、その時期に限らず、
前後との繋がりや、遠い昔や現在までどんな道を通ってきたか、
なんて考え出すと、結局全部ひっくり返して、
ついには遠く高校生の頃まで遡った。
自分自身に関する物の保管について、
相当な自信とこだわりを持ってた私だが、
「模様替えが大好き」弄り回し過ぎるのが祟ったか、
残存する写真とネガの絶望的なほどのミスマッチに、
「時は流れ、お前も歳を取り、抜け落ちて行ったのだ」
そんな現実を突きつけられた。
○自分の一生は実はもう終わっていて、
今はその体験を振り返っている状態なんじゃないか?
生まれて半世紀を過ぎて、
そういう目線で世の中や人生を視ることが多くなった。
もしかしたら、自分の人生の結末はろくなもんじゃなくて、
崖から落ちるとか、
車に轢かれてグシャグシャとか、
今まさにその瞬間なのかもしれない。
そこで今までの録画がうわーーっと再放送されてるってやつだ。
で、その結末を実は体が知ってるから、
「行くぞ!」と思った時にわけもなく足がすくんだり、
体が固まって拒んだりするのかもしれない。
だってさ、前へ前へズンズン進んだ先は、
落ちるしかない崖なんだぜ。
そう思いつつ、
「でもどうやっても最後が決まってるなら、
何を悩んでもためらってもしょうがない」
そんな風にも思えた。
「人生を、生きることそのものを、楽しまなくちゃ」
だって、もったいないじゃん。
そうやって気を取り直して、
やっと今日の1日を何とか歩くことができるのだが。
○先週芝居を観た。
高校の一つ先輩で、
直接関わったり話したことはほとんどなかったけど、
顔は知ってて姿は見てた人。
ほら、世の中にはいるでしょ。
「顔を見てるだけで面白い人」
わからない?
理屈じゃうまく言えないけど、
見てて面白い人は、何をどうしたって面白いんだよ。
そんな人が同じ東京で、
俺とは全然接点なかったけど、
やっぱり作品をつくり、公演をやっている。
ええのう、長生きはするもんだ。
舞台の内容はヘンチクリンな童話。
味わい深い12人の生き物がとっかえひっかえ、
その世界でガチャガチャ騒ぎながら生きる。
うぃっとの芝居は「小学生のお楽しみ会」に近いが、
ここの出し物も大雑把に言ってこっち側だ。
なので、私にとっては観やすく疲れにくいものだった。
で、いろんなお話見てて、
幸せな結末とか、思い通りになるとか、
道理が通るとかまずないんだけど、
そこで生きてる者たちが、
何と生気に溢れ、潔く、しぶとく、輝いていたことか!
そんでもってふと、
話は戻るけど、
自分の一生とその結末がどうちゃらについて思い出した。
「ああ、それでいいんだな」
遥か遠くの崖に向かってロングスパートってのも、
それはそれでカッコイイじゃないか。
以上が感想であります。
ありがとうございました。
『ラプンツェルたち ~うろ覚えの童話集~ それから』
かもねぎショット
http://kamonegi-shot.net/
*******
あなたの人生も私の人生も、
最後は崖かもしれないし、何も保証はできないが、
「俺について来れば面白いことがある」
願ったような楽園なんて、そうそうないぜ。
だから俺が楽園になる。
うぃっとの次回公演は、
5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭で行います。
それでは、また。
寒い。
今日の昼間はそれほどでもなかったけど、
一昨日とかはホントに寒かった。
こんばんは、ニコちゃんです。
寒さの極にあると、何もかも進まずに時が経ってしまいますね。
寒いだの暑いだの疲れただの、
何のかんの言ってしょっちゅう止まってる気もしますが。
このままだと棺桶に直行しそうなので、
凍った頭を溶かしつつ、文字を打ってます。
ひとまず、次回公演の日程が決まったので、お知らせします。
○公演日程について。
うぃっとの次回公演は、
5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭で行います。
次回は再演です。
うぃっと名作劇場ですね。
メンバーの事情で、
二人芝居と三人芝居を用意しなければならない現状です。
先日のUG5では、同じ台本をベースに二人用と三人用で構成・演出しました。
「同じ作品でやれば、別に二本やるよりは楽なんじゃないの?」
…たしかに。
ただどうしても、二人でやってる時に
「いないもう一人」を感じてしまう。
意識するなと言われても、無理だ。
この15年、ずっと三人でやってきたのだから。
役者がそうなんだから、お客さんにもそれは伝わるし、
寂しい思いをさせちゃったかなって反省はある。
もちろん「いない一人」を際立たせて作る方法もあるし、
そうやって作ったシーンもあった。
けれども今度は「三人ものは三人でやりたいな」と思った。
じゃあ二人しか出られない時はどうしよう??
そう思った時に迷うことはなかった。
うぃっとは90年代は、二人でやってたのだ。
二人用の作品を、やればいい。
というわけで、
≪二人芝居と三人芝居、変則二本立て≫で行きます。
だいぶ昔のものと、少し前のもの。
いつの回にどっちをやるのか、
詳細が確定するのが公演間近になりますが、
大体の線を決めて、準備を進めていきます。
(この辺は33年やってるから、
あれとあれとあれを押さえれば大丈夫!ってのは心得てます)
近々、演目と開演時刻をお知らせしますね。
ひとまず、
5月4・5・6・7、うぃっとの公演です。
予定空けといてくださいね!!
******
「できない」じゃなくて、
「やれるようにやるしかない」
「やってみなきゃ道は開けない」
思えば、うぃっとの歴史はその連続でした。
もう一歩進んで
「これ無理じゃない?」って状況から
悠々とやれたらなと思ってます。
もちろん無理な状況にしないのが基本ですが。
今一番「うわあ、どうしよ」って状況は、
そうだな、
「新入団員が一挙に10人入った!」
これって相当パニックだと思う。
でもそれに立ち向かえればまた強くなれる。
われらに試練を!
↓ ↓ ↓
うぃっとは新メンバーを募集してます。
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/member04.html
それでは、また。
今日の昼間はそれほどでもなかったけど、
一昨日とかはホントに寒かった。
こんばんは、ニコちゃんです。
寒さの極にあると、何もかも進まずに時が経ってしまいますね。
寒いだの暑いだの疲れただの、
何のかんの言ってしょっちゅう止まってる気もしますが。
このままだと棺桶に直行しそうなので、
凍った頭を溶かしつつ、文字を打ってます。
ひとまず、次回公演の日程が決まったので、お知らせします。
○公演日程について。
うぃっとの次回公演は、
5/4(木)~7(日)
あさくさ劇亭で行います。
次回は再演です。
うぃっと名作劇場ですね。
メンバーの事情で、
二人芝居と三人芝居を用意しなければならない現状です。
先日のUG5では、同じ台本をベースに二人用と三人用で構成・演出しました。
「同じ作品でやれば、別に二本やるよりは楽なんじゃないの?」
…たしかに。
ただどうしても、二人でやってる時に
「いないもう一人」を感じてしまう。
意識するなと言われても、無理だ。
この15年、ずっと三人でやってきたのだから。
役者がそうなんだから、お客さんにもそれは伝わるし、
寂しい思いをさせちゃったかなって反省はある。
もちろん「いない一人」を際立たせて作る方法もあるし、
そうやって作ったシーンもあった。
けれども今度は「三人ものは三人でやりたいな」と思った。
じゃあ二人しか出られない時はどうしよう??
そう思った時に迷うことはなかった。
うぃっとは90年代は、二人でやってたのだ。
二人用の作品を、やればいい。
というわけで、
≪二人芝居と三人芝居、変則二本立て≫で行きます。
だいぶ昔のものと、少し前のもの。
いつの回にどっちをやるのか、
詳細が確定するのが公演間近になりますが、
大体の線を決めて、準備を進めていきます。
(この辺は33年やってるから、
あれとあれとあれを押さえれば大丈夫!ってのは心得てます)
近々、演目と開演時刻をお知らせしますね。
ひとまず、
5月4・5・6・7、うぃっとの公演です。
予定空けといてくださいね!!
******
「できない」じゃなくて、
「やれるようにやるしかない」
「やってみなきゃ道は開けない」
思えば、うぃっとの歴史はその連続でした。
もう一歩進んで
「これ無理じゃない?」って状況から
悠々とやれたらなと思ってます。
もちろん無理な状況にしないのが基本ですが。
今一番「うわあ、どうしよ」って状況は、
そうだな、
「新入団員が一挙に10人入った!」
これって相当パニックだと思う。
でもそれに立ち向かえればまた強くなれる。
われらに試練を!
↓ ↓ ↓
うぃっとは新メンバーを募集してます。
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それでは、また。
年が明けてあっと言う間に1週間経ちました。
こんばんは、ニコちゃんです。
今年もよろしくお願いします。
2016クリスマス公演
UG5「アンクル・ギャグの宴」
12/23-25
あさくさ劇亭 にて。
ご来場ありがとうございました。
来られなかった方は、残念、また今度…
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
うぃっと32年の歴史の中でも、
これだけショートコント集っぽくなったのは初めて?
演劇というより、かなりお笑いに近い構成になった。
今回はガーギーがいない回があって、
三人用の台本を二人用に直したり組み替えたり、
直前まで最近にない慌しさ。
いやあ、公演の準備の簡略化がだいぶ進みましたよ!
「少ない人数・時間ではこうやれば」ってのが、だいぶ見えてきた。
Qシートとか、専門の人が見たら怒り狂うような簡潔な表記だし。
引っ込んだ時にどっちかがパッと操作するだけなので、
細かくこだわりようもないから。
音響なんて映像と込みでパワポで済ませちゃったし。
仕込みも二人、日中は一人だったので、
小屋入りしてからも息つく間もなく本番が!
そして、いきなり二人芝居ですよ。
ガーギーが入ってからはずっと三人だが、
20世紀中は二人芝居が基本だった。
が、当時はもっとシリアスで詩的で
娯楽というより芸術寄りの芝居をしてたんで、
笑いの間合いとか絡みとかが、
ずっと二人だとなかなか難しかった。
その分新鮮だったし、勉強にもなったけどね。
「次のシーンもガーギーはいない、
助けてはくれないんだ」
出る人は替わらない。
同じようにやってたら飽きられる。
いろいろ工夫しました。
それこそ小学生でも考えそうなことから、
バカにせずコツコツと。
それでも、お客に笑かされたりもう大変でしたよ!!!
持ってたボールを回しあぐねてるうちに、
観客に蹴られてゴールされちまったようなもの…
いやはやお恥ずかしい。
「これを機にお笑いの道を歩みます」なんて、
畏れ多くてとても言えません。。。
そんでもってガーギーが来て三人揃ったらば、
おいしいとこみんな奴が持ってっちゃうんだ。
ヤギのお母さんなんて出てきた瞬間に大爆笑。
気がつくと、ギーで回ってた舞台だったんだなって、
今回あらためて感じた。
いや、無事に終わって何よりです。
クリスマスに、舞台で、
お客さんと楽しいひとときが過ごせて、
嬉しいことです。
ありがとうございました。
------
≪アンケートより≫
・今回はギャグネタメドレーという感じでした。
ネタを考えるのに時間使ったんではないですか(笑)
笑えたので年の終わりによかったです。
─「練習の9割が雑談」のうぃっとです。
公演が年2回として、5ヶ月はネタ作りに使ってます!
もうね、味噌もできちゃうくらい。
・途中、参加できてよかったです。
─手が足りないならお客さんの手がある。
こわいで監督のランニングとか、タオル回しとか、
持っててもらえるだけでいいんだ!
とても助かりました。
あなたのおかげで、シーンが成り立ちました。
・ありがとう、楽しかったです。
歌がたくさんあって、すばらしい…!!
たくさん笑えた!!
─どちらかと言うと、苦しい時は歌っちゃいます。
以前全編歌だらけの芝居がありましたが、
台本も演技も裏方も、時間がない、間に合わない、
そのくせ長い、うわあ大変だ!って状況でした。
・今回は人生2回目でしたが、ますますはまりそうです。
─3回目の人生は、何歳から始めましょうか(再起堂)
・おひさしぶりです、てんこちゃん。
ずっと続けていたんだね、スゲェ、って思ってます。
パワーがすげぇ!!
─そうなんです、スゲェんですよウチの女優は。
今年は酉年だから、もうバッサバッサ。
○「面白かった」「印象に残った」アンクル・ギャグ
・薬の再起堂
・つるんでる
・ダイヤモンドはきずつかない
・アシカショーのうた
・エビデンスとガバナンス
・雨神宮ingソング
・ボーゲンとパラレル
・モーモーマンとヨーモーマン
・タオル廻し
○あなたが知ってるアンクル・ギャグ
・トナカイと仲いい
○この30年で出会った「すげえこと・もの・人」
・ニコ先生との出会い
○これからの30年の決意
・何か1つのこと続けたいです。
・ウィンブルドンシニア大会に出場する。
○「こんなものをやってほしい」
・ガーギー木村さんと3人芝居を続けてほしい
・3人ラインダンス
・3人で大喜利
ありがとうございました。
今回は公演の写真がほとんどありませんが、
次号から数回で
「あのシーンは何だったの?」
振り返っていきます。
これからも3人揃って舞台に立てるには、どうしたらいいか?
考えながら、今後の公演予定を立てていきます。
******
正月早々、多摩川でフルマラソンを走り、
地元江東区でまちこさんのステージを観て来ました。
色々学べることがありました。
そのあたりは、次回、書けたら。
ではまた来襲。
こんばんは、ニコちゃんです。
今年もよろしくお願いします。
2016クリスマス公演
UG5「アンクル・ギャグの宴」
12/23-25
あさくさ劇亭 にて。
ご来場ありがとうございました。
来られなかった方は、残念、また今度…
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
うぃっと32年の歴史の中でも、
これだけショートコント集っぽくなったのは初めて?
演劇というより、かなりお笑いに近い構成になった。
今回はガーギーがいない回があって、
三人用の台本を二人用に直したり組み替えたり、
直前まで最近にない慌しさ。
いやあ、公演の準備の簡略化がだいぶ進みましたよ!
「少ない人数・時間ではこうやれば」ってのが、だいぶ見えてきた。
Qシートとか、専門の人が見たら怒り狂うような簡潔な表記だし。
引っ込んだ時にどっちかがパッと操作するだけなので、
細かくこだわりようもないから。
音響なんて映像と込みでパワポで済ませちゃったし。
仕込みも二人、日中は一人だったので、
小屋入りしてからも息つく間もなく本番が!
そして、いきなり二人芝居ですよ。
ガーギーが入ってからはずっと三人だが、
20世紀中は二人芝居が基本だった。
が、当時はもっとシリアスで詩的で
娯楽というより芸術寄りの芝居をしてたんで、
笑いの間合いとか絡みとかが、
ずっと二人だとなかなか難しかった。
その分新鮮だったし、勉強にもなったけどね。
「次のシーンもガーギーはいない、
助けてはくれないんだ」
出る人は替わらない。
同じようにやってたら飽きられる。
いろいろ工夫しました。
それこそ小学生でも考えそうなことから、
バカにせずコツコツと。
それでも、お客に笑かされたりもう大変でしたよ!!!
持ってたボールを回しあぐねてるうちに、
観客に蹴られてゴールされちまったようなもの…
いやはやお恥ずかしい。
「これを機にお笑いの道を歩みます」なんて、
畏れ多くてとても言えません。。。
そんでもってガーギーが来て三人揃ったらば、
おいしいとこみんな奴が持ってっちゃうんだ。
ヤギのお母さんなんて出てきた瞬間に大爆笑。
気がつくと、ギーで回ってた舞台だったんだなって、
今回あらためて感じた。
いや、無事に終わって何よりです。
クリスマスに、舞台で、
お客さんと楽しいひとときが過ごせて、
嬉しいことです。
ありがとうございました。
------
≪アンケートより≫
・今回はギャグネタメドレーという感じでした。
ネタを考えるのに時間使ったんではないですか(笑)
笑えたので年の終わりによかったです。
─「練習の9割が雑談」のうぃっとです。
公演が年2回として、5ヶ月はネタ作りに使ってます!
もうね、味噌もできちゃうくらい。
・途中、参加できてよかったです。
─手が足りないならお客さんの手がある。
こわいで監督のランニングとか、タオル回しとか、
持っててもらえるだけでいいんだ!
とても助かりました。
あなたのおかげで、シーンが成り立ちました。
・ありがとう、楽しかったです。
歌がたくさんあって、すばらしい…!!
たくさん笑えた!!
─どちらかと言うと、苦しい時は歌っちゃいます。
以前全編歌だらけの芝居がありましたが、
台本も演技も裏方も、時間がない、間に合わない、
そのくせ長い、うわあ大変だ!って状況でした。
・今回は人生2回目でしたが、ますますはまりそうです。
─3回目の人生は、何歳から始めましょうか(再起堂)
・おひさしぶりです、てんこちゃん。
ずっと続けていたんだね、スゲェ、って思ってます。
パワーがすげぇ!!
─そうなんです、スゲェんですよウチの女優は。
今年は酉年だから、もうバッサバッサ。
○「面白かった」「印象に残った」アンクル・ギャグ
・薬の再起堂
・つるんでる
・ダイヤモンドはきずつかない
・アシカショーのうた
・エビデンスとガバナンス
・雨神宮ingソング
・ボーゲンとパラレル
・モーモーマンとヨーモーマン
・タオル廻し
○あなたが知ってるアンクル・ギャグ
・トナカイと仲いい
○この30年で出会った「すげえこと・もの・人」
・ニコ先生との出会い
○これからの30年の決意
・何か1つのこと続けたいです。
・ウィンブルドンシニア大会に出場する。
○「こんなものをやってほしい」
・ガーギー木村さんと3人芝居を続けてほしい
・3人ラインダンス
・3人で大喜利
ありがとうございました。
今回は公演の写真がほとんどありませんが、
次号から数回で
「あのシーンは何だったの?」
振り返っていきます。
これからも3人揃って舞台に立てるには、どうしたらいいか?
考えながら、今後の公演予定を立てていきます。
******
正月早々、多摩川でフルマラソンを走り、
地元江東区でまちこさんのステージを観て来ました。
色々学べることがありました。
そのあたりは、次回、書けたら。
ではまた来襲。
おはようございます、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
公演期間中につき、
制作担当のニコちゃんは食っちまって吸収しました。
小屋入り初日、仕込みを終えて布団に入り、
台本を見ずに頭からシーンをおさらい。
あんなことやこんなこともあって、
今回は短いつもりだったけどやっぱり大変だと思いつつ、
妄想モードに。
将来自分が動けなくなって、
寝てばかりで見る夢の中でも、
「明日は本番だ。
あとあれとあれとあれを何とかしないと。
うわあ、とても間に合わねえ」と、
苦しみもがいているのだろうか。
その時が楽しみだなあ。
未来の俺のために、今しっかり頑張ろう。
いっぱいステージやろう。
最近そういう視点にやたらなる。
マイブームってやつか?
そんな軽い言葉で語られたくねえな。
******
□1
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」
本日、初日です!
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
いよいよ今日からです。
いつも少ない人数でやってて、
しかも私はボスで作品も演出も裏のほとんどもやるので、
正直最近台詞を覚える暇がありません。
(時間があれば他に進めることいくらでもあるから)
出番の合間も裏のオペがあるので、
そこで取り返したり一息つくのもできないし、
もう開演したら終演まで走り切るしかない!状態です。
だから逆にその時間丸々ぶっ通しで
「生き抜く」しかなくてわかりやすいけどね。
変に台詞覚えなきゃとかあるより世界に入れるし。
そんな生きてる最中の
触ると火傷しそうな俺たちに
会いに来てください!
劇場で、おでん温めて待ってます。
(寒くないんだな、これが)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
26) ENDING スプレー
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/26.html
------
アリ:ブーーーーン、キキーーーッ。
2015年、ブラック企業大賞に輝いた、
アリサンマ悪の引越センター。
蚊:ブーーーーン、キキーーーッ。
旦那、行きまっせ!
蝿:フ、フ、フフフ。
ア:こないだ、マラソン行ったんですマラソン。
蚊:ほう、どないしたん?
ア:もう筋肉痛が辛くて辛くて、
エイドでスプレーかけちゃいましたよ。
蝿:スプレーはやっぱり欠かせませんな。
ア:これからまた、マラソンなんですよ。
蚊:うわあ、そりゃえらいこった。
蝿:栄養摂って、水分摂って、それから…
ア:…ちゃんと持ってきたんだから、スプレー。
蚊:俺も。
蝿:だよね。
ア:じゃ、行くよ。
蚊・蝿・ア:この虫ケラどもめ!!!!!
End.
------
○誰が出てきたのかと思ったら
虫でした。
しかも3人がそれぞれやってるキャラ。
この揃い踏みは多分初めてだが、強烈だ。
で、いきなりマラソンの話。
筋肉痛が虫にあるのかは知らないが、
どうやらスプレーで対処するのか…
…と思ったところで最後の結末。
スプレーは殺虫剤で、
しかもそれを客席に向ける、
「この虫ケラどもめ」と。
これぞ、正しい寸劇のオチ。
俺たちがアイドルで熱烈なファンがいたら、
前に来て「かけてかけて」になったろう。
(ならねえよ)
※一応心配な方へ。
スプレーでは本物ではなく、
お客さんに浴びせてもいません。
アングラちゃいますから!!
こんなステキな結末が見たい方は、
本日より公演をやってます。
劇場へお越しください。
(また違うお話ですが)
おしまい。
******
ん?
何か言いたげだね、キミ。
うんうんわかった、
話は浅草で聞こう。
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
公演期間中につき、
制作担当のニコちゃんは食っちまって吸収しました。
小屋入り初日、仕込みを終えて布団に入り、
台本を見ずに頭からシーンをおさらい。
あんなことやこんなこともあって、
今回は短いつもりだったけどやっぱり大変だと思いつつ、
妄想モードに。
将来自分が動けなくなって、
寝てばかりで見る夢の中でも、
「明日は本番だ。
あとあれとあれとあれを何とかしないと。
うわあ、とても間に合わねえ」と、
苦しみもがいているのだろうか。
その時が楽しみだなあ。
未来の俺のために、今しっかり頑張ろう。
いっぱいステージやろう。
最近そういう視点にやたらなる。
マイブームってやつか?
そんな軽い言葉で語られたくねえな。
******
□1
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」
本日、初日です!
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
いよいよ今日からです。
いつも少ない人数でやってて、
しかも私はボスで作品も演出も裏のほとんどもやるので、
正直最近台詞を覚える暇がありません。
(時間があれば他に進めることいくらでもあるから)
出番の合間も裏のオペがあるので、
そこで取り返したり一息つくのもできないし、
もう開演したら終演まで走り切るしかない!状態です。
だから逆にその時間丸々ぶっ通しで
「生き抜く」しかなくてわかりやすいけどね。
変に台詞覚えなきゃとかあるより世界に入れるし。
そんな生きてる最中の
触ると火傷しそうな俺たちに
会いに来てください!
劇場で、おでん温めて待ってます。
(寒くないんだな、これが)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
26) ENDING スプレー
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/26.html
------
アリ:ブーーーーン、キキーーーッ。
2015年、ブラック企業大賞に輝いた、
アリサンマ悪の引越センター。
蚊:ブーーーーン、キキーーーッ。
旦那、行きまっせ!
蝿:フ、フ、フフフ。
ア:こないだ、マラソン行ったんですマラソン。
蚊:ほう、どないしたん?
ア:もう筋肉痛が辛くて辛くて、
エイドでスプレーかけちゃいましたよ。
蝿:スプレーはやっぱり欠かせませんな。
ア:これからまた、マラソンなんですよ。
蚊:うわあ、そりゃえらいこった。
蝿:栄養摂って、水分摂って、それから…
ア:…ちゃんと持ってきたんだから、スプレー。
蚊:俺も。
蝿:だよね。
ア:じゃ、行くよ。
蚊・蝿・ア:この虫ケラどもめ!!!!!
End.
------
○誰が出てきたのかと思ったら
虫でした。
しかも3人がそれぞれやってるキャラ。
この揃い踏みは多分初めてだが、強烈だ。
で、いきなりマラソンの話。
筋肉痛が虫にあるのかは知らないが、
どうやらスプレーで対処するのか…
…と思ったところで最後の結末。
スプレーは殺虫剤で、
しかもそれを客席に向ける、
「この虫ケラどもめ」と。
これぞ、正しい寸劇のオチ。
俺たちがアイドルで熱烈なファンがいたら、
前に来て「かけてかけて」になったろう。
(ならねえよ)
※一応心配な方へ。
スプレーでは本物ではなく、
お客さんに浴びせてもいません。
アングラちゃいますから!!
こんなステキな結末が見たい方は、
本日より公演をやってます。
劇場へお越しください。
(また違うお話ですが)
おしまい。
******
ん?
何か言いたげだね、キミ。
うんうんわかった、
話は浅草で聞こう。
人はなぜ年齢を重ねると、
疲れ、痛むのか。
こんにちは、ニコちゃんです。
加齢による故障や衰え?
それだけではない。
長年積もってきた人生の凝りと澱。
それが疲労感や痛みとしてうっすら覆い、
シクシクと疼き出す。
思考や視野を狭め、
顔や性格まで歪めてしまう。
まさに時の流れと人の営み
=地球の自転による凝り澱の力
以前、シーンの解説でも紹介しました。
http://wanganwit.or-hell.com/Entry/160/
今回の芝居は、
「苦くてしょっぱい」お話です。
クリスマスとしては微妙ですが、
年の瀬にはピッタリです。
↓ ↓ ↓
******
□1
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
------
例えばうぃっとのボスは、
洗濯機の風呂水ポンプの音に疲れを感じる。
元々モーター音は苦手な上に、
今の洗濯機を買った時に手違いが何回かあって、
結局先端のフィルターがない状態で、
文句言う気力もなくして数年間使い続けてる、
そういう経緯も影響してる。
もっと昔には、ポンプが外れて水浸しになったこともあったしな。
「こうすれば良かったじゃない」とか
外からは何でも言えるし、
言った人にとっては正解なのだろう。
だが、そんなこといくら言われても、
積もってしまった凝りと澱は和らがない。
解消されない。
人間とは、厄介な生き物である。
俺はネコだけどな。
今回のUG5は、苦くてしょっぱい、
理不尽で不条理なテイストに満ちてる。
疲れてると甘いものが欲しくなるし、
寒ければぬくぬくしたい。
それはわかるし、寒風の中に立てとは言わないさ。
だが、苦みに触れ、
これまで歩んできた
人生の凝りと澱を思い起こし、
飲み干すことで、
その疲れを消化し、
人間の厚みや深み、
味わいにするのもいいぞ。
今度の金曜日から。
劇場で待ってるぜ。
(つづく)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
25) おくさんの庭 2
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/25.html
------
ニコ先生:もしもし
おくさん:
あのー 今日はニコ先生にお礼が言いたくて
ニコ先生のおかげで、きれいな花が咲いて、
おいしい実がなって、よかったです。
それと、最近やっと虫が出なくなってきたので、
それで、お礼を言おうと思ったんですが、
ニコ先生、何かあったんですか?
ニ:実は私は寒いのが苦手で、
ちょっと体調を崩したようです
お:まあ! 心配だわ!!
寒いのが苦手って…ニコ先生って、
まるで虫みたいですね。
ニ:ああ、よく言われるんですよ。
暑い夏の間は調子がよくて、
あっちの庭こっちの庭と
ぶんぶん飛び回って活躍するんですが、
寒くなると、静かになってしまうんです。
お:ニコ先生って…もしかして、
実はハエ なんですか?
ニ:…おもしろいこと言いますね…
お:ニコ先生って、
本当はハエさんなんじゃないですか??
ニ:ああ、そうですね。
そう言われてみればよく似てますね。
本当はハエさんなのかもしれませんね。
ちょっと私には、本当のところはわかりませんが…
本当にそうだったら、週刊誌には内緒ですよ
お:あ、イヤですわ!
冗談ですよ。
ニコ先生が本当はハエだなんて、
あるわけないですよね。
ニ:おくさん、私のこと、好きですか?
お:ニコ先生?
ニコ先生ですよね?
今、何て言いましたの?
ニ:いえ、何でもありません。
お:ニコ先生、大丈夫かしら。
心配です。
お見舞いに行きたいので、
行き方を教えてください
ニ:え?いや、ウチに来るんですか?
そんな、急に言われても…
お:あたしが心配してるのに、
きいてくれないの??
ニ:や、急に来られても
お:いいえ。
ニコ先生ならきっと、
私に来てほしいと思ってる
それにもう、おうちに向かってます!!
ニ:え?!?
わかりました。
お:ニコ先生のおうちは、
地図で見るとこの辺なんだけど…
なんか、私のうちの庭とよく似たつくりに見えるんだけど…
ニコ先生大丈夫かしら?
ニ:おくさん、来てくれたんですね
お:ニコ先生!!どこにいるんですか?
ニ:あなたのすぐそばですよ、おくさん
お:かくれんぼですか?お体、大丈夫ですか?
ニ:心配してくれるんですね
お:ニコ先生のために、
かぼちゃのスープを作ろうと思って…
ニ:おくさん 私のこと好きですか?
お:ニコ先生…
もう!
からかわないでくださいよ
ニ:いえ、ホントにきいてみたかったんです。
お:それってもしかして…
やだ…先生…恥ずかしがって…
ニコ先生、別に怒りませんから、
かくれてないで出てきてくださいよ
ニ:ホントですか?
お:ニコ先生、どこですか?
(ハエがぶんぶん飛んでいる)
ニ:ここです
お:ニコ先生
ニ:私のこと好きですか?
お:意地悪しないで出てきてください
ニ:私はここにいます。
私がどんな姿をしていても、
受け入れてくれますか?
お:誰もいない…ハエが飛んでるだけです…
まさか…
ニ:気づいてくれましたか?
私が実はハエだったとしても、
好きでいてくれますか??
お:いやーーーーっ!!!
ハエさん、きらーーーい!!!!!
赤ネコ:あ、ぶった。
サンマ:♪ぶったら豚によく似てる
キョロ:♪そういうお前もよく似てる
ネ:♪3年前から豚でした
ニ:あれ?
またループしてる。
分岐キー分岐キー…
------
○ニコ先生に会いたくて会いに来たくせに、
勝手にハエだと思い込んで叩いてしまうおくさん。
叩かれたところで話のループに気づくニコ先生。
何度も見る悪い夢のような話だ。
夢は途中で夢だって気づくこともあるし、
そこで若干の方向ぐらいは修正することもできる。
この寝覚めの悪い悪夢に、どんな決着を付けるのか?
次回、最終回
「スプレー」。
お楽しみに。
(つづく)
******
寒い。
何をしてても寒い。
こたつに入ると眠くなる。
公演まであと6日。
また来襲。
疲れ、痛むのか。
こんにちは、ニコちゃんです。
加齢による故障や衰え?
それだけではない。
長年積もってきた人生の凝りと澱。
それが疲労感や痛みとしてうっすら覆い、
シクシクと疼き出す。
思考や視野を狭め、
顔や性格まで歪めてしまう。
まさに時の流れと人の営み
=地球の自転による凝り澱の力
以前、シーンの解説でも紹介しました。
http://wanganwit.or-hell.com/Entry/160/
今回の芝居は、
「苦くてしょっぱい」お話です。
クリスマスとしては微妙ですが、
年の瀬にはピッタリです。
↓ ↓ ↓
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□1
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
------
例えばうぃっとのボスは、
洗濯機の風呂水ポンプの音に疲れを感じる。
元々モーター音は苦手な上に、
今の洗濯機を買った時に手違いが何回かあって、
結局先端のフィルターがない状態で、
文句言う気力もなくして数年間使い続けてる、
そういう経緯も影響してる。
もっと昔には、ポンプが外れて水浸しになったこともあったしな。
「こうすれば良かったじゃない」とか
外からは何でも言えるし、
言った人にとっては正解なのだろう。
だが、そんなこといくら言われても、
積もってしまった凝りと澱は和らがない。
解消されない。
人間とは、厄介な生き物である。
俺はネコだけどな。
今回のUG5は、苦くてしょっぱい、
理不尽で不条理なテイストに満ちてる。
疲れてると甘いものが欲しくなるし、
寒ければぬくぬくしたい。
それはわかるし、寒風の中に立てとは言わないさ。
だが、苦みに触れ、
これまで歩んできた
人生の凝りと澱を思い起こし、
飲み干すことで、
その疲れを消化し、
人間の厚みや深み、
味わいにするのもいいぞ。
今度の金曜日から。
劇場で待ってるぜ。
(つづく)
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□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
25) おくさんの庭 2
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/25.html
------
ニコ先生:もしもし
おくさん:
あのー 今日はニコ先生にお礼が言いたくて
ニコ先生のおかげで、きれいな花が咲いて、
おいしい実がなって、よかったです。
それと、最近やっと虫が出なくなってきたので、
それで、お礼を言おうと思ったんですが、
ニコ先生、何かあったんですか?
ニ:実は私は寒いのが苦手で、
ちょっと体調を崩したようです
お:まあ! 心配だわ!!
寒いのが苦手って…ニコ先生って、
まるで虫みたいですね。
ニ:ああ、よく言われるんですよ。
暑い夏の間は調子がよくて、
あっちの庭こっちの庭と
ぶんぶん飛び回って活躍するんですが、
寒くなると、静かになってしまうんです。
お:ニコ先生って…もしかして、
実はハエ なんですか?
ニ:…おもしろいこと言いますね…
お:ニコ先生って、
本当はハエさんなんじゃないですか??
ニ:ああ、そうですね。
そう言われてみればよく似てますね。
本当はハエさんなのかもしれませんね。
ちょっと私には、本当のところはわかりませんが…
本当にそうだったら、週刊誌には内緒ですよ
お:あ、イヤですわ!
冗談ですよ。
ニコ先生が本当はハエだなんて、
あるわけないですよね。
ニ:おくさん、私のこと、好きですか?
お:ニコ先生?
ニコ先生ですよね?
今、何て言いましたの?
ニ:いえ、何でもありません。
お:ニコ先生、大丈夫かしら。
心配です。
お見舞いに行きたいので、
行き方を教えてください
ニ:え?いや、ウチに来るんですか?
そんな、急に言われても…
お:あたしが心配してるのに、
きいてくれないの??
ニ:や、急に来られても
お:いいえ。
ニコ先生ならきっと、
私に来てほしいと思ってる
それにもう、おうちに向かってます!!
ニ:え?!?
わかりました。
お:ニコ先生のおうちは、
地図で見るとこの辺なんだけど…
なんか、私のうちの庭とよく似たつくりに見えるんだけど…
ニコ先生大丈夫かしら?
ニ:おくさん、来てくれたんですね
お:ニコ先生!!どこにいるんですか?
ニ:あなたのすぐそばですよ、おくさん
お:かくれんぼですか?お体、大丈夫ですか?
ニ:心配してくれるんですね
お:ニコ先生のために、
かぼちゃのスープを作ろうと思って…
ニ:おくさん 私のこと好きですか?
お:ニコ先生…
もう!
からかわないでくださいよ
ニ:いえ、ホントにきいてみたかったんです。
お:それってもしかして…
やだ…先生…恥ずかしがって…
ニコ先生、別に怒りませんから、
かくれてないで出てきてくださいよ
ニ:ホントですか?
お:ニコ先生、どこですか?
(ハエがぶんぶん飛んでいる)
ニ:ここです
お:ニコ先生
ニ:私のこと好きですか?
お:意地悪しないで出てきてください
ニ:私はここにいます。
私がどんな姿をしていても、
受け入れてくれますか?
お:誰もいない…ハエが飛んでるだけです…
まさか…
ニ:気づいてくれましたか?
私が実はハエだったとしても、
好きでいてくれますか??
お:いやーーーーっ!!!
ハエさん、きらーーーい!!!!!
赤ネコ:あ、ぶった。
サンマ:♪ぶったら豚によく似てる
キョロ:♪そういうお前もよく似てる
ネ:♪3年前から豚でした
ニ:あれ?
またループしてる。
分岐キー分岐キー…
------
○ニコ先生に会いたくて会いに来たくせに、
勝手にハエだと思い込んで叩いてしまうおくさん。
叩かれたところで話のループに気づくニコ先生。
何度も見る悪い夢のような話だ。
夢は途中で夢だって気づくこともあるし、
そこで若干の方向ぐらいは修正することもできる。
この寝覚めの悪い悪夢に、どんな決着を付けるのか?
次回、最終回
「スプレー」。
お楽しみに。
(つづく)
******
寒い。
何をしてても寒い。
こたつに入ると眠くなる。
公演まであと6日。
また来襲。
【今回はちょっと、重い文章になります。】←芸風
今年も残り2週間余となりました。
こんばんは、ニコちゃんです。
この先は、創作者しなやかしなちゃんのボヤキです。
内省的になりがちな1年でした。
最後の最後までそんな調子。
私にはいつか書きたい、伝えたい、
深く追求したいテーマがいくつかあって、
それが書けてない、出せてない思いが常にある。
慢性的にインプット過剰感、
アウトプットへの強迫観念がある。
その圧で押し出されたものが作品や文章として出るので、
役に立ってないとも言えないが、
飽食で便秘のたけぞう君みたいでカッコ悪い。
もう少し何とかしたい。
ところが、
今回の舞台で使えるものを探そうと、
過去の作品、ネタ帳、
メルマガ、公演パンフの文章を漁ってたら、
もうビックリ、愕然とした。
自分が語れてない、追求できてない、
と思ってることの多くは、
既にどこかの機会で語られていたり、
何とか説明しよう、解き明かそうと
途中まで手掛けられていたのだ。
その時々の流行りものや社会情勢で、
挙げられる例は変わっても、
追いかけてるテーマ自体はあまり変わってない、
良く言えばぶれてない、
悪く言えば決着がつけられないのだろう。
「途中まで書いてあるなら、
続きをやればいいからラッキーじゃん」
そう思えればいいのだが、
それらの多くは作品の一部として加工されているので、
バラして使いづらい。
労力を思い浮かべただけで疲れてしまう。
結局、一つの思想、体系としての自分自身という樹と、
ガップリ向き合うことから逃れられないわけで、
そんなことはわかりきってるが、
ここまで52年もかかって大して進めてないし、
しんどいわ。
******
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
世を余りにバカバカしい笑いに包んだ古今東西の天才奇才は、
周りが引くどころではない苦悩や果て無き探求を経て、
そのバカを産み育て、愛されてきた。
悩み苦しんだからと言って、巨匠になれるとは限らないが、
バカの深淵には手をかけた。
老いも若きも劇場に集い給へ。
あまりのくだらなさに口あんぐりさせた際には、
その口に底無しの闇をひと振りスパイスして進ぜよう。
公演まであと9日。
(つづく)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
24) おくさんの庭
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/24.html
------
おくさん:おかげさまで、
トマトの苗も大きくなってきました。
それから、頼んでもいないのに、
かぼちゃがどんどん伸びて、
花が咲いちゃいました。
ニコ先生:よかったですね。
やはりいい土を使っていると、
植物もすくすく育ちますね。
その上 いろんなおまけもついてきます。
それがまた、楽しいんですね。
お:ニコ先生のご指導のお蔭です。
ニ:いえいえ、奥さんの愛情が、
ゴミを資源に変えて、
生きものたちを輝かせている…
素晴らしいことです
お:それでまた、相談なんですけど…
ニ:はい、何でもどうぞ
お:花は咲いたんですけど
実がつかないんです
ニ:おやおや。
でも大丈夫ですよ。
自然にまかせておけば、
生きもの同士で何とかしてくれます。
お:生きもの同士で
食べるとこまでやられちゃうと
さびしいんですけど…
朝起きてみてみると、
丸ハゲになった苗と、
そのそばでケプーとお腹が膨らんだ
シャクトリ虫を見つけることが多くて、
ついついロケットパンチを出してしまうんです
ニ:さわやかな朝のあいさつですね
お:蜜蜂さんが飛んで来てくれればいいんだけど…
ニ:ぶんぶん飛んでいませんか?
お:ハエさんなら
ぶんぶん飛んでるんですけど…
ニ:ハエさんでもいいじゃないですか
お:イヤですわ、ニコ先生。
悪い冗談がお好きで
ニ:ハエさんがお手手すりすり
ふっふっってやってる間に
花粉がついて、
実がなったりしませんかね?
お:……想像しちゃったじゃないですか!!
------
すぐ近くにいるのに、
電話で相談してる設定のおくさんとニコ先生。
○頼んでもいないのに、
かぼちゃがどんどん伸びて、
ニコ先生は生ゴミを堆肥にして土を作る。
ところがおくさんは虫が苦手。
そこでこのようなすれ違いが生じる。
○ハエさんがお手手すりすり
すりすりしてるニコ先生は、
ホントにハエさんみたいに見える。
おくさんが妄想してしまうのもわかる。
…いやいや、ラジオ番組だから、姿は見えないはず。
これも定番シーンですね。
次回「おくさんの庭 2」
衝撃の結末へ。
******
「教育は人格の完成を目指し、」
その途上にあることを、この身に感じている。
夜風が温度通りに冷たく当たるように。
こんな風に悩めて、人間らしく生きれて光栄だ。
大きな樹を遺して死ねるよう、精進するわ。
願わくは、こんな話をして通じる人と、もっと話したい。
それではまた。
今年も残り2週間余となりました。
こんばんは、ニコちゃんです。
この先は、創作者しなやかしなちゃんのボヤキです。
内省的になりがちな1年でした。
最後の最後までそんな調子。
私にはいつか書きたい、伝えたい、
深く追求したいテーマがいくつかあって、
それが書けてない、出せてない思いが常にある。
慢性的にインプット過剰感、
アウトプットへの強迫観念がある。
その圧で押し出されたものが作品や文章として出るので、
役に立ってないとも言えないが、
飽食で便秘のたけぞう君みたいでカッコ悪い。
もう少し何とかしたい。
ところが、
今回の舞台で使えるものを探そうと、
過去の作品、ネタ帳、
メルマガ、公演パンフの文章を漁ってたら、
もうビックリ、愕然とした。
自分が語れてない、追求できてない、
と思ってることの多くは、
既にどこかの機会で語られていたり、
何とか説明しよう、解き明かそうと
途中まで手掛けられていたのだ。
その時々の流行りものや社会情勢で、
挙げられる例は変わっても、
追いかけてるテーマ自体はあまり変わってない、
良く言えばぶれてない、
悪く言えば決着がつけられないのだろう。
「途中まで書いてあるなら、
続きをやればいいからラッキーじゃん」
そう思えればいいのだが、
それらの多くは作品の一部として加工されているので、
バラして使いづらい。
労力を思い浮かべただけで疲れてしまう。
結局、一つの思想、体系としての自分自身という樹と、
ガップリ向き合うことから逃れられないわけで、
そんなことはわかりきってるが、
ここまで52年もかかって大して進めてないし、
しんどいわ。
******
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
世を余りにバカバカしい笑いに包んだ古今東西の天才奇才は、
周りが引くどころではない苦悩や果て無き探求を経て、
そのバカを産み育て、愛されてきた。
悩み苦しんだからと言って、巨匠になれるとは限らないが、
バカの深淵には手をかけた。
老いも若きも劇場に集い給へ。
あまりのくだらなさに口あんぐりさせた際には、
その口に底無しの闇をひと振りスパイスして進ぜよう。
公演まであと9日。
(つづく)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
24) おくさんの庭
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/24.html
------
おくさん:おかげさまで、
トマトの苗も大きくなってきました。
それから、頼んでもいないのに、
かぼちゃがどんどん伸びて、
花が咲いちゃいました。
ニコ先生:よかったですね。
やはりいい土を使っていると、
植物もすくすく育ちますね。
その上 いろんなおまけもついてきます。
それがまた、楽しいんですね。
お:ニコ先生のご指導のお蔭です。
ニ:いえいえ、奥さんの愛情が、
ゴミを資源に変えて、
生きものたちを輝かせている…
素晴らしいことです
お:それでまた、相談なんですけど…
ニ:はい、何でもどうぞ
お:花は咲いたんですけど
実がつかないんです
ニ:おやおや。
でも大丈夫ですよ。
自然にまかせておけば、
生きもの同士で何とかしてくれます。
お:生きもの同士で
食べるとこまでやられちゃうと
さびしいんですけど…
朝起きてみてみると、
丸ハゲになった苗と、
そのそばでケプーとお腹が膨らんだ
シャクトリ虫を見つけることが多くて、
ついついロケットパンチを出してしまうんです
ニ:さわやかな朝のあいさつですね
お:蜜蜂さんが飛んで来てくれればいいんだけど…
ニ:ぶんぶん飛んでいませんか?
お:ハエさんなら
ぶんぶん飛んでるんですけど…
ニ:ハエさんでもいいじゃないですか
お:イヤですわ、ニコ先生。
悪い冗談がお好きで
ニ:ハエさんがお手手すりすり
ふっふっってやってる間に
花粉がついて、
実がなったりしませんかね?
お:……想像しちゃったじゃないですか!!
------
すぐ近くにいるのに、
電話で相談してる設定のおくさんとニコ先生。
○頼んでもいないのに、
かぼちゃがどんどん伸びて、
ニコ先生は生ゴミを堆肥にして土を作る。
ところがおくさんは虫が苦手。
そこでこのようなすれ違いが生じる。
○ハエさんがお手手すりすり
すりすりしてるニコ先生は、
ホントにハエさんみたいに見える。
おくさんが妄想してしまうのもわかる。
…いやいや、ラジオ番組だから、姿は見えないはず。
これも定番シーンですね。
次回「おくさんの庭 2」
衝撃の結末へ。
******
「教育は人格の完成を目指し、」
その途上にあることを、この身に感じている。
夜風が温度通りに冷たく当たるように。
こんな風に悩めて、人間らしく生きれて光栄だ。
大きな樹を遺して死ねるよう、精進するわ。
願わくは、こんな話をして通じる人と、もっと話したい。
それではまた。
巷では「神ってる」が流行語大賞とか。
だが「神様は牛なんじゃないか」と
うぃっとでは疑われてる。
こんばんは、ニコちゃんです。
食べて寝たら神様になれるのだろうか?
反芻して考えてるうちに時が過ぎ、
もうすぐ52年。
******
□1
うぃっと第51回公演
UG5「アンクル・ギャグの宴」
12/23-25
あさくさ劇亭にて。
------
トナカイがサンタのそりの猛特訓中。
実は犬ぞりの方がずっと上手。
サンタさん、犬ぞりで登場ですよ!
神様「ネコよ、
犬ぞりの犬になるのとネコぞりのネコと
どっちがいい?」
赤ネコ「赤っぽいからサンタだにゃ」
神「お前なんかプレゼントの箱に詰まって
生きてるか死んでるかわからなくなれ」
(「シュレーディンガーの猫」でぐぐれ)
ネ「どっからどう見てもサンタだにゃ」
神「サンタはプレゼントを箱に詰めるでしょ。
だから早く箱に詰まってくださいよ」
ネ「工場の工員が車になったりしないだにゃ」
「宅配便の兄ちゃんが荷物になったりしないだにゃ」
神「缶詰工場の従業員の指が缶詰に入ったりはするでしょ」
ネ「そんなことになったら事件だにゃ」
「生きてるか死んでるかわからないネコも事件だにゃ」
神「そんなに詰めるのが好きなら、
そりになったらいいでしょ」
ネ「そりだって詰められる方だにゃ」
神「そんなに詰めるのが好きなら、
そりを引く側になればいい。
犬ぞりの犬と犬ぞりのそり、
どっちがいい?」
ネ「サンタがいいだにゃ!!!」
------
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
------
いつの世も、
君の行いを神は見ている。
そしていつの世も、
神は無慈悲で理不尽で不公平。
(つづく)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
23)本日のメーンイベント
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/23.html
------
ヤギのお母さん:
おはよう、坊やたち。
ヤギのお母さんが帰ってきましたよ
おくさん:
おはようございま…
…キャーー、何ですの?これ
ヤ:あ、予備のお母さんね。
お:おくさんですけど…
ヤ:子どもたちをありがとう。
でもヤギのお母さんが帰ってきたから、
あなたは予備のお母さん。
隣で休んでていいわよ
お:家の中に……人が…
ヤ:あれはオオカミよ!
まあ、お腹を膨らまして。
子どもたちの声がしないわ。
そうよ、オオカミが食べちゃったのよ。
お腹の中にいるわ。
今助けてあげますからね。
ジョリジョリジョリ…
恐岩:
いてェ! やめろ… この野郎!!
子ヤギなんてウソばっかり。
年寄りばっか食わせやがって
ヤ:おだまり。
こんなかわいい子どもたちに何てこというの?
さあ、もう大丈夫よ。
あとはオオカミに石を詰めて、
川に流すだけよ。
予備のお母さん、手伝って。
お:はい…
ヤ:ふぅ、大変ね。
オオカミは強くて大きいから、
かよわい女手じゃ骨が折れるわ…
さあて、これでよし!
(流す)
めでたしめでたし。
ホーホホホホ
お:ニコ先生。
どこにいるんですの?
ニコ先生?
会いたいです。
ニコ先生。
念じれば会えると言いますわ。
ニコ先生。
いるんでしょ?
土ばっかりかき混ぜてないで、
たまには私のことも見てください
ハンガー猛:
はぁ はぁ はぁ はぁ …
お:あ、ニコ先生!
ニコ先生ですよね
ハ:私は正義のヒーロー、
ハンガー猛。
お:からかうのはやめてください、
ニコ先生。
ハンガーさんだったら、
動きが速くて見えないはず。
ハ:あ …
止まっている…
爆発しない。
私はハンガー猛だと思っていたのに、
実はそうではなかったのか?
お:庭にまたお花が咲きましたの
ハ:私は本当はニコ先生なのか?
ヤ:ハンガーさん、乗り鉄よ。
男は走らなくっちゃ
ハ:あ、ヤギのお母さん
ヤ:たまには肉食だってイケるでしょ?
男はオオカミでなくちゃ
ハ:肉食、ですか?
お:ニコ先生!
ハ:おくさん
ヤ:ハンガーさんには冒険が似合うわ
ハ:ヤギのお母さん。
うぅ、どっちなんだ。
私はハンガー猛なのか?
それともニコ先生なのか?
お:ニコ先生!
ヤ:ハンガーさん!!
(引っ張り合う)
ハ:あーーーーー、
手を放した方が本物!
お:先生……
(手を放す)
ヤ:ホー、ホホホホ
(連れて行く)
------
○おくさんが目覚めると、
オオカミが寝ている。
そこへヤギのお母さんが現れる。
オオカミ=恐岩は、お腹を切られ、
石を詰められ流されてしまう。
現実逃避したいおくさんは、妄想にふける。
そこへハンガー猛が通り過ぎる。
おくさんにはニコ先生に見える。
自分が本当はハンガーなのか、ニコ先生なのか?
わからなくなってしまった。
おくさんとヤギのお母さんで奪い合い。
手を離したおくさんは、より深い妄想へ…
(つづく)
******
うむ、神様にだいぶ近づいたかもしれない。
電話してみよう!
なるほど、
神様との電話=「神ってる」か。
…世界にはまだまだ、
私たちの知らないことがあるようで。
だが「神様は牛なんじゃないか」と
うぃっとでは疑われてる。
こんばんは、ニコちゃんです。
食べて寝たら神様になれるのだろうか?
反芻して考えてるうちに時が過ぎ、
もうすぐ52年。
******
□1
うぃっと第51回公演
UG5「アンクル・ギャグの宴」
12/23-25
あさくさ劇亭にて。
------
トナカイがサンタのそりの猛特訓中。
実は犬ぞりの方がずっと上手。
サンタさん、犬ぞりで登場ですよ!
神様「ネコよ、
犬ぞりの犬になるのとネコぞりのネコと
どっちがいい?」
赤ネコ「赤っぽいからサンタだにゃ」
神「お前なんかプレゼントの箱に詰まって
生きてるか死んでるかわからなくなれ」
(「シュレーディンガーの猫」でぐぐれ)
ネ「どっからどう見てもサンタだにゃ」
神「サンタはプレゼントを箱に詰めるでしょ。
だから早く箱に詰まってくださいよ」
ネ「工場の工員が車になったりしないだにゃ」
「宅配便の兄ちゃんが荷物になったりしないだにゃ」
神「缶詰工場の従業員の指が缶詰に入ったりはするでしょ」
ネ「そんなことになったら事件だにゃ」
「生きてるか死んでるかわからないネコも事件だにゃ」
神「そんなに詰めるのが好きなら、
そりになったらいいでしょ」
ネ「そりだって詰められる方だにゃ」
神「そんなに詰めるのが好きなら、
そりを引く側になればいい。
犬ぞりの犬と犬ぞりのそり、
どっちがいい?」
ネ「サンタがいいだにゃ!!!」
------
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
------
いつの世も、
君の行いを神は見ている。
そしていつの世も、
神は無慈悲で理不尽で不公平。
(つづく)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
23)本日のメーンイベント
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/23.html
------
ヤギのお母さん:
おはよう、坊やたち。
ヤギのお母さんが帰ってきましたよ
おくさん:
おはようございま…
…キャーー、何ですの?これ
ヤ:あ、予備のお母さんね。
お:おくさんですけど…
ヤ:子どもたちをありがとう。
でもヤギのお母さんが帰ってきたから、
あなたは予備のお母さん。
隣で休んでていいわよ
お:家の中に……人が…
ヤ:あれはオオカミよ!
まあ、お腹を膨らまして。
子どもたちの声がしないわ。
そうよ、オオカミが食べちゃったのよ。
お腹の中にいるわ。
今助けてあげますからね。
ジョリジョリジョリ…
恐岩:
いてェ! やめろ… この野郎!!
子ヤギなんてウソばっかり。
年寄りばっか食わせやがって
ヤ:おだまり。
こんなかわいい子どもたちに何てこというの?
さあ、もう大丈夫よ。
あとはオオカミに石を詰めて、
川に流すだけよ。
予備のお母さん、手伝って。
お:はい…
ヤ:ふぅ、大変ね。
オオカミは強くて大きいから、
かよわい女手じゃ骨が折れるわ…
さあて、これでよし!
(流す)
めでたしめでたし。
ホーホホホホ
お:ニコ先生。
どこにいるんですの?
ニコ先生?
会いたいです。
ニコ先生。
念じれば会えると言いますわ。
ニコ先生。
いるんでしょ?
土ばっかりかき混ぜてないで、
たまには私のことも見てください
ハンガー猛:
はぁ はぁ はぁ はぁ …
お:あ、ニコ先生!
ニコ先生ですよね
ハ:私は正義のヒーロー、
ハンガー猛。
お:からかうのはやめてください、
ニコ先生。
ハンガーさんだったら、
動きが速くて見えないはず。
ハ:あ …
止まっている…
爆発しない。
私はハンガー猛だと思っていたのに、
実はそうではなかったのか?
お:庭にまたお花が咲きましたの
ハ:私は本当はニコ先生なのか?
ヤ:ハンガーさん、乗り鉄よ。
男は走らなくっちゃ
ハ:あ、ヤギのお母さん
ヤ:たまには肉食だってイケるでしょ?
男はオオカミでなくちゃ
ハ:肉食、ですか?
お:ニコ先生!
ハ:おくさん
ヤ:ハンガーさんには冒険が似合うわ
ハ:ヤギのお母さん。
うぅ、どっちなんだ。
私はハンガー猛なのか?
それともニコ先生なのか?
お:ニコ先生!
ヤ:ハンガーさん!!
(引っ張り合う)
ハ:あーーーーー、
手を放した方が本物!
お:先生……
(手を放す)
ヤ:ホー、ホホホホ
(連れて行く)
------
○おくさんが目覚めると、
オオカミが寝ている。
そこへヤギのお母さんが現れる。
オオカミ=恐岩は、お腹を切られ、
石を詰められ流されてしまう。
現実逃避したいおくさんは、妄想にふける。
そこへハンガー猛が通り過ぎる。
おくさんにはニコ先生に見える。
自分が本当はハンガーなのか、ニコ先生なのか?
わからなくなってしまった。
おくさんとヤギのお母さんで奪い合い。
手を離したおくさんは、より深い妄想へ…
(つづく)
******
うむ、神様にだいぶ近づいたかもしれない。
電話してみよう!
なるほど、
神様との電話=「神ってる」か。
…世界にはまだまだ、
私たちの知らないことがあるようで。
富士山マラソンから帰って、
風邪引いた。
こんばんは、ニコちゃんです。
人生は、魂を浄化する過程。
風邪は、体を浄化する過程。
公演前で時間が惜しいからこそ、
薬に頼らず、通り過ぎるのを待つ。
おじさんの知恵。
○ニコ先生の区民農園
・カブに続いて大根も食べ頃
******
□1
うぃっと第51回公演
UG5「アンクル・ギャグの宴」
12/23-25
あさくさ劇亭にて。
------
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
有明アリーナとは特に関係はありません(苦笑)
------
レースを走ってると、
奇跡のように美女と遭遇することがある。
日曜日の富士山マラソンでも、
突然やってきた。
体がうまく動かず、
残りの距離どうすんべ?と思った30km近辺で、
美女は現れた。
距離をおいてしばし並走。
勿論それっきり。
モチベーションに換えられるほどの意欲もなかった。
美女は、若くなくてもいい。
痩せてなくてもいい。
胸の大きさも関係ない。
運動が得意でなくても
不得意でなくてもいい。
商品用のモノサシで測る必要は全くない。
美女は美女だ。
化粧していようがいまいが、
美女は美女なのだ。
そんな私が出会った、
ドラフト1位、
新人王MVP全部獲った
とびきりの美女と逢えるのは、
うぃっとの舞台だけ♪
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
デートコースにピッタリだ。
あまりの寒さに、
ギュッと抱きしめてくれるかもしれない。
今夜決めるぜなカップル歓迎だ。
つまんなかったら
キッパリ別れるってのはどうだ?
無論、言った以上は全力でサポート
しないし、責任も一切負わない。
どうだいこの潔さ?
そうと決まれば相手を探そう。
クリスマスまで時間はあるようで、
あっと言う間だぞ。
公演まであと3週間。
(つづく)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
22)ニコ先生
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/22.html
------
ニコ先生:おくさん。
きこえますか、おくさん。
私ですよ、
おくさん:ニコ先生ですか。
ニ:月がきれいですよ、おくさん。
お:まあ。
でも私は眠っているから、
見ることができないわ
ニ:時々、夢をみるんです。
不思議と何度も同じような夢。
夢の中で私は、赤っぽいネコになって、
美味い肉を腹いっぱい食うんです。
お:まあ、ニコ先生でも、そんな夢、みるんですね
ニ:あ、でも、おくさんはぐっすり眠ってるから、
こんな風に喋っても、聞いてはくれないんですね
お:きこえてますよ、ニコ先生。
ニ:あなたが好きです。
お:まあ、そうですの?
ニ:こんな風につぶやいても、
それが伝わらなかったら、
伝わってるかどうかわからなかったら、
言ったつもりが夢だったりしたら…
…困ってしまいますね。
お:いいえ、私にはきこえています。
ああ、でも、
どうやったらそれを知ってもらうことができるんでしょう?
まして、私の気持ちが伝わるなんて…
なんだか、ラジオのリスナーみたいですね。
ニ:ではせめて、おくさんへの思いを込めて…
お:そうだ、リクエストハガキ書きますね。
ニ:…今夜は土をかき混ぜます…
------
○きこえますか、おくさん。
おくさんは眠ってるから、
ニコ先生の声はきこえない。
…と、ニコ先生は思ってる。
でも実はおくさんにはきこえている。
おくさんの声がきこえてないのはニコ先生の方。
ニコ先生の声はきこえていても、姿は見えないので、
おくさんはどうすることもできない。
おくさんの姿は見えていても、声がきこえず、
自分の声がきこえてるとは思いもしないニコ先生は、
やはりどうすることもできない。
○夢の中で私は、赤っぽいネコになって
元々赤っぽいネコ(とキョロとサンマ)というキャラクターは、
おくさんの妄想の中でハエとなって現れたニコ先生が、
叩かれて瀕死の状態で、
「赤っぽいネコになってサンマを腹一杯喰ってみたい」
と想像して現れたものである。
誰も知らない(2002.6)より
http://wittokyo.web.fc2.com/24_samba/mono3.html
http://wittokyo.web.fc2.com/24_samba/photo.html
○ラジオのリスナーみたい
おくさんは元々ニコ先生のラジオ番組のリスナーだった。
おくさんも番組を持つようになり、
ニコ先生に会いに行くがやはり会えなかった。
…というのが初演の設定。
実は全部妄想で、ただのリスナーだった?
本当はすぐ側にいるのに、わからなくなってる?
わからない。
この世も、目に見える世界も、幻なのかもしれないし。
まして、舞台の上の世界だし。
ならば、想いのままに、情熱のままに、
生きてみれば、ぶつかってみればいいじゃないか!
○今夜は土をかき混ぜます
で、想いのままに、
土をかき混ぜてしまうニコ先生だった。
(つづく)
******
「面白い芝居があるんだ」
「へえ、どんなの?」
「オヤジギャグじゃなくて
アンクルギャグで…(説明不能)」
「(´Д`) 」
「観ればわかる。
あたしと観たいでしょ?」
諸君の健闘を祈る。
また来襲。
風邪引いた。
こんばんは、ニコちゃんです。
人生は、魂を浄化する過程。
風邪は、体を浄化する過程。
公演前で時間が惜しいからこそ、
薬に頼らず、通り過ぎるのを待つ。
おじさんの知恵。
○ニコ先生の区民農園
・カブに続いて大根も食べ頃
******
□1
うぃっと第51回公演
UG5「アンクル・ギャグの宴」
12/23-25
あさくさ劇亭にて。
------
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
有明アリーナとは特に関係はありません(苦笑)
------
レースを走ってると、
奇跡のように美女と遭遇することがある。
日曜日の富士山マラソンでも、
突然やってきた。
体がうまく動かず、
残りの距離どうすんべ?と思った30km近辺で、
美女は現れた。
距離をおいてしばし並走。
勿論それっきり。
モチベーションに換えられるほどの意欲もなかった。
美女は、若くなくてもいい。
痩せてなくてもいい。
胸の大きさも関係ない。
運動が得意でなくても
不得意でなくてもいい。
商品用のモノサシで測る必要は全くない。
美女は美女だ。
化粧していようがいまいが、
美女は美女なのだ。
そんな私が出会った、
ドラフト1位、
新人王MVP全部獲った
とびきりの美女と逢えるのは、
うぃっとの舞台だけ♪
うぃっと2016クリスマス公演
「アンクル・ギャグの宴」
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
デートコースにピッタリだ。
あまりの寒さに、
ギュッと抱きしめてくれるかもしれない。
今夜決めるぜなカップル歓迎だ。
つまんなかったら
キッパリ別れるってのはどうだ?
無論、言った以上は全力でサポート
しないし、責任も一切負わない。
どうだいこの潔さ?
そうと決まれば相手を探そう。
クリスマスまで時間はあるようで、
あっと言う間だぞ。
公演まであと3週間。
(つづく)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
22)ニコ先生
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/22.html
------
ニコ先生:おくさん。
きこえますか、おくさん。
私ですよ、
おくさん:ニコ先生ですか。
ニ:月がきれいですよ、おくさん。
お:まあ。
でも私は眠っているから、
見ることができないわ
ニ:時々、夢をみるんです。
不思議と何度も同じような夢。
夢の中で私は、赤っぽいネコになって、
美味い肉を腹いっぱい食うんです。
お:まあ、ニコ先生でも、そんな夢、みるんですね
ニ:あ、でも、おくさんはぐっすり眠ってるから、
こんな風に喋っても、聞いてはくれないんですね
お:きこえてますよ、ニコ先生。
ニ:あなたが好きです。
お:まあ、そうですの?
ニ:こんな風につぶやいても、
それが伝わらなかったら、
伝わってるかどうかわからなかったら、
言ったつもりが夢だったりしたら…
…困ってしまいますね。
お:いいえ、私にはきこえています。
ああ、でも、
どうやったらそれを知ってもらうことができるんでしょう?
まして、私の気持ちが伝わるなんて…
なんだか、ラジオのリスナーみたいですね。
ニ:ではせめて、おくさんへの思いを込めて…
お:そうだ、リクエストハガキ書きますね。
ニ:…今夜は土をかき混ぜます…
------
○きこえますか、おくさん。
おくさんは眠ってるから、
ニコ先生の声はきこえない。
…と、ニコ先生は思ってる。
でも実はおくさんにはきこえている。
おくさんの声がきこえてないのはニコ先生の方。
ニコ先生の声はきこえていても、姿は見えないので、
おくさんはどうすることもできない。
おくさんの姿は見えていても、声がきこえず、
自分の声がきこえてるとは思いもしないニコ先生は、
やはりどうすることもできない。
○夢の中で私は、赤っぽいネコになって
元々赤っぽいネコ(とキョロとサンマ)というキャラクターは、
おくさんの妄想の中でハエとなって現れたニコ先生が、
叩かれて瀕死の状態で、
「赤っぽいネコになってサンマを腹一杯喰ってみたい」
と想像して現れたものである。
誰も知らない(2002.6)より
http://wittokyo.web.fc2.com/24_samba/mono3.html
http://wittokyo.web.fc2.com/24_samba/photo.html
○ラジオのリスナーみたい
おくさんは元々ニコ先生のラジオ番組のリスナーだった。
おくさんも番組を持つようになり、
ニコ先生に会いに行くがやはり会えなかった。
…というのが初演の設定。
実は全部妄想で、ただのリスナーだった?
本当はすぐ側にいるのに、わからなくなってる?
わからない。
この世も、目に見える世界も、幻なのかもしれないし。
まして、舞台の上の世界だし。
ならば、想いのままに、情熱のままに、
生きてみれば、ぶつかってみればいいじゃないか!
○今夜は土をかき混ぜます
で、想いのままに、
土をかき混ぜてしまうニコ先生だった。
(つづく)
******
「面白い芝居があるんだ」
「へえ、どんなの?」
「オヤジギャグじゃなくて
アンクルギャグで…(説明不能)」
「(´Д`) 」
「観ればわかる。
あたしと観たいでしょ?」
諸君の健闘を祈る。
また来襲。
今日はブラックフライデーよ。
買い物行くわよ。
バッサバッサ。
こんにちは、黒っぽいキョロです。
ウソです、ニコちゃんです。
寒いですね。
雪なんか降っちゃったし。
******
□1
UG5
「アンクル・ギャグの宴」
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
「赤っぽいネコ」
******
□1
うぃっと第51回公演
UG5「アンクル・ギャグの宴」
12/23-25
あさくさ劇亭にて。
------
昨日雪がやんだ浅草から上野へ歩いた。
空気がもう冬だね。
こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
32年前、劇団を旗揚げした。
路上でキスするカップルだった。
背中に世界を感じて立っていた。
その緊張感の中で育った。
アングラがまだ現役の時代で、
暗くて狭い饐えた臭いの小屋で
すし詰めになって観るのが
東京の小劇場の芝居だった。
奇怪で難解で超人的に猥雑で
理解や共感を求めて媚びない
先輩方に憧れと敬意を感じつつ、
自らは、生活感を持ちながら、
足の裏臭くない芝居を目指した。
≪ビンボーでカッコイイ≫
≪都会的で野生的で家庭的≫
時流の真ん中と逆張り、
両極端が交わるエッジに乗って、
わなを張る。
「ようこそ、わなへ」
日常もそうだった。
真面目でバランスがいい、
悪く言えば中途半端。
「クリスマスは教会に行こう」
そう言って誘っときながら、
ベッドの中でアーメンだ。
成人式もそんな感じ。
人の歩いた道は踏まないが、
外すこともなかった。
しばらくして、結婚した。
人の親になった。
あれから無事に30年。
どうだい、堅実だろ?
ギャンブルもせず、
社畜にもならず、
車や海外旅行に金も使わず、
特にモテたりもせず、
つつましく生きてきた。
というわけで、
アンクルギャグシリーズ第5弾。
UG5「アンクル・ギャグの宴」
MG5でもマンダムでもない。
結婚30周年パーティの余興に、
いろんな人や、牛や、ネコや、
サンマや鳥やヤギが来ました!
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
寒いし夜は早めにとか言わない。
夜はキッパリ19時。
潔く、19時。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
公演まであと4週間。
(つづく)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
21)赤っぽいネコ
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/21.html
------
赤ネコ:ドンドンドン。
やいやい、店開けろ
うし:なんですかぁ?
ネ:ここは焼肉屋か? 肉を食わせろ
う:すみません。 仕入れがまだなんですよー
ネ:なんだとーー、
店をかまえてるのに、肉を仕入れてないのかにゃーー
うーーん、腹が減った。
おまえが肉になれ
う:かんべんしてくださいよ
ネ:かんべんしてほしいのは、俺の方だがにゃー
お前が肉になれ
ネ:美味い肉を求めて、日本中を、世界中を食べ歩いた。
奪い合い、拝み倒し、時には騙したりもしながら。
腹いっぱい食って満たされた夜、
争いに負けて空腹で泣き寝入りした日、
食って食って食い続けて、時は流れた。
ある日、いつものように美味い肉にありついて、頬張っていた。
そこで突然 気がついた。
~俺が一番欲しかったのは、美味い肉ではなくて、
「この肉美味いね」と言い合える奴だった…~
ミャーー
俺には「美味いね」と共感できる友がいるのか?
ああ、なんか眠れなくなってきた。
ん? 何だこりゃ… 「旅行の友」
…おお、そうだよ。旅行の友だよ。
俺にはそいつが欲しかった。
よし、気に入った。 食うぞ。
(ふりかけをかけて食う)
------
○肉を食わせろ
なぜか焼肉屋の店員が牛である。
牛丼屋の時も牛だったりする。
実はこれらは赤ネコの妄想なのではないか。
肉が食いたいのと、牛への憎しみによる。
○お前が肉になれ
ストレートな表現だ。
だが、牛にそのままかぶりついても、
美味くはないと思う。
無理だろ。
○ネコには友達がいないのか?
キョロとサンマじゃ不足なのか?
肉への執着といい、欠乏感の強い奴だ。
十二支への執着といい、ないものねだりする奴だ。
○旅行の友
「旅行の友」という美味しい言葉に
単純に引っ掛かった赤ネコは、
友達に出会えたと思ってしまう。
旅行の友はふりかけである。
もっと言えば田中のふりかけである。
せっかく出会った友なのに、
ネコは食ってしまう。
ちなみに初演ではこの後、
「ネコさんは営業の田中を食った」と
キョロに責められる。
キョロが意地悪なんだか
赤ネコがバカなんだか、よくわからん。
(つづく)
次回は「ニコ先生」。
お楽しみに。
******
明後日は富士山マラソン。
雪が積もったらしいが、
無事開催できるようだ。
力まずしぶとく、行くぞ。
ではまた来襲。
買い物行くわよ。
バッサバッサ。
こんにちは、黒っぽいキョロです。
ウソです、ニコちゃんです。
寒いですね。
雪なんか降っちゃったし。
******
□1
UG5
「アンクル・ギャグの宴」
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
「赤っぽいネコ」
******
□1
うぃっと第51回公演
UG5「アンクル・ギャグの宴」
12/23-25
あさくさ劇亭にて。
------
昨日雪がやんだ浅草から上野へ歩いた。
空気がもう冬だね。
こんばんは、
うぃっとのボスのしなやかしなちゃんです。
32年前、劇団を旗揚げした。
路上でキスするカップルだった。
背中に世界を感じて立っていた。
その緊張感の中で育った。
アングラがまだ現役の時代で、
暗くて狭い饐えた臭いの小屋で
すし詰めになって観るのが
東京の小劇場の芝居だった。
奇怪で難解で超人的に猥雑で
理解や共感を求めて媚びない
先輩方に憧れと敬意を感じつつ、
自らは、生活感を持ちながら、
足の裏臭くない芝居を目指した。
≪ビンボーでカッコイイ≫
≪都会的で野生的で家庭的≫
時流の真ん中と逆張り、
両極端が交わるエッジに乗って、
わなを張る。
「ようこそ、わなへ」
日常もそうだった。
真面目でバランスがいい、
悪く言えば中途半端。
「クリスマスは教会に行こう」
そう言って誘っときながら、
ベッドの中でアーメンだ。
成人式もそんな感じ。
人の歩いた道は踏まないが、
外すこともなかった。
しばらくして、結婚した。
人の親になった。
あれから無事に30年。
どうだい、堅実だろ?
ギャンブルもせず、
社畜にもならず、
車や海外旅行に金も使わず、
特にモテたりもせず、
つつましく生きてきた。
というわけで、
アンクルギャグシリーズ第5弾。
UG5「アンクル・ギャグの宴」
MG5でもマンダムでもない。
結婚30周年パーティの余興に、
いろんな人や、牛や、ネコや、
サンマや鳥やヤギが来ました!
12/23(金)14:00/19:00
12/24(土)14:00/19:00
12/25(日)14:00
あさくさ劇亭 にて。
寒いし夜は早めにとか言わない。
夜はキッパリ19時。
潔く、19時。
公演情報
http://park10.wakwak.com/~wittokyo/stage.html
チケット
http://wittokyo.cart.fc2.com/
公演まであと4週間。
(つづく)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
21)赤っぽいネコ
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/21.html
------
赤ネコ:ドンドンドン。
やいやい、店開けろ
うし:なんですかぁ?
ネ:ここは焼肉屋か? 肉を食わせろ
う:すみません。 仕入れがまだなんですよー
ネ:なんだとーー、
店をかまえてるのに、肉を仕入れてないのかにゃーー
うーーん、腹が減った。
おまえが肉になれ
う:かんべんしてくださいよ
ネ:かんべんしてほしいのは、俺の方だがにゃー
お前が肉になれ
ネ:美味い肉を求めて、日本中を、世界中を食べ歩いた。
奪い合い、拝み倒し、時には騙したりもしながら。
腹いっぱい食って満たされた夜、
争いに負けて空腹で泣き寝入りした日、
食って食って食い続けて、時は流れた。
ある日、いつものように美味い肉にありついて、頬張っていた。
そこで突然 気がついた。
~俺が一番欲しかったのは、美味い肉ではなくて、
「この肉美味いね」と言い合える奴だった…~
ミャーー
俺には「美味いね」と共感できる友がいるのか?
ああ、なんか眠れなくなってきた。
ん? 何だこりゃ… 「旅行の友」
…おお、そうだよ。旅行の友だよ。
俺にはそいつが欲しかった。
よし、気に入った。 食うぞ。
(ふりかけをかけて食う)
------
○肉を食わせろ
なぜか焼肉屋の店員が牛である。
牛丼屋の時も牛だったりする。
実はこれらは赤ネコの妄想なのではないか。
肉が食いたいのと、牛への憎しみによる。
○お前が肉になれ
ストレートな表現だ。
だが、牛にそのままかぶりついても、
美味くはないと思う。
無理だろ。
○ネコには友達がいないのか?
キョロとサンマじゃ不足なのか?
肉への執着といい、欠乏感の強い奴だ。
十二支への執着といい、ないものねだりする奴だ。
○旅行の友
「旅行の友」という美味しい言葉に
単純に引っ掛かった赤ネコは、
友達に出会えたと思ってしまう。
旅行の友はふりかけである。
もっと言えば田中のふりかけである。
せっかく出会った友なのに、
ネコは食ってしまう。
ちなみに初演ではこの後、
「ネコさんは営業の田中を食った」と
キョロに責められる。
キョロが意地悪なんだか
赤ネコがバカなんだか、よくわからん。
(つづく)
次回は「ニコ先生」。
お楽しみに。
******
明後日は富士山マラソン。
雪が積もったらしいが、
無事開催できるようだ。
力まずしぶとく、行くぞ。
ではまた来襲。
祭りのあとのような虚脱状態から
なかなか抜けられない。
こんにちは、ニコちゃんです。
公演は来月だというのに、
今年も早々終えて、
人生も畳んでしまう勢いだ。
…これはこれで楽しむしかないな。
******
□1
UG5
「アンクル・ギャグの宴」
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
「分岐キー」
「CMです。」
******
□1
うぃっと第51回公演
UG5「アンクル・ギャグの宴」
12/23-25
あさくさ劇亭にて。
------
○飛行機に乗ってると、機長の挨拶が聞こえてくる。
「只今仙台上空を、高度何千m…」とか何とか。
機長が直接客席に顔出して挨拶するのもいいな。
「只今、自動運転中」
○新幹線も小田原を過ぎると、運転手がアナウンスしてくる。
「おい、運転手が出てきたぞ」
「一人ひとりに挨拶してる」
「運転は誰がやってるんだ?」
「児童運転中だから大丈夫です」
「キッザニアで練習したから大丈夫」
「大宮鉄道博物館で練習したから大丈夫」
「葛西の地下鉄博物館で練習したから大丈夫」
○トランプだけじゃない
「よし、カードを引くぞ」
「ちぇっ、ゲバラだ」
「俺はコバラだよ。
空いたり痛かったり面倒くせえんだよな。
具体的な場所がどこだかよくわからねえし」
「俺なんかオバマだよ。
もう終わりだ」
「ネコさんは焼肉だからエバラだにゃ?」
「でもって、勘定はジバラが払う」
○あーぷも優勝したことだし、
優勝旅行に呼んでもらえるかな?
解説は、あーぷの暗黒時代を築き上げた、
漢・萬田トモノリさんです。
○ハロウィンの後は
10月「トリorトリ」
↓
11月「お酉様」
チョーッ、バッサバッサ…
○この身を引きさ熊手~
やめろと言われても、今では遅すぎた。
熊手が8億円もするなんて、
もうみんな、とうに忘れてる。
○ひようたいこうか
♪ピヨピヨピヨピヨ ひよこの学校~
(つづく)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編・第19回
19) 分岐キー
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/19.html
------

赤ネコ:あ、ぶった。
サンマ:♪ぶったら豚によく似てる
キョロ:♪そういうお前もよく似てる
ネ:♪3年前から豚でした
ネ:あれ?
キ:♪ぶったら豚によく似てる って言われたら、
♪そういうお前もよく似てる って普通言うでしょ!
ネ:え?うちの方じゃ
♪ぶったら豚によく似てる って言ったら、
さらに追い討ちかけて
♪3年前から豚でした って言ってたよ。
ニコ先生:
話がループしてますね。
これはまずい。
分岐キーを押さないと。
分岐キー分岐キー…あった。
------
○話がループ
どこかで見たシーンだ。
5)ぶったら豚によく似てる
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/05.html
同じシーンに戻ってしまった。
このままではずっと繰り返すことに。
…元々初演では
「大会を知らず」→「ぶったら豚に」の順だった。
今回は
「戦時中にて」→「ぶったら豚に」が先に来た。
「戦時中にて」「大会を知らず」
今回は共に「サンバカが学校ごっこ」の設定だったので、
まあ、繰り返しにはなりやすいだろう。
「学校ごっこ」で
いずれもオチが
「体罰」??
安定のブラックだ。
電通にも負けねえ。
オヤジギャグは冴えないダジャレに過ぎないが、
アンクル・ギャグはその域に留まらない。
底知れぬ闇の奥で黒光りすることもある。
そもそも赤っぽいネコのキャラクターは、
ニコ先生の想像から出てきたものなので、
ニコ先生がループに気がついて直すというのは、
実に理に適った展開である。
( 22)ニコ先生 で紹介する予定)
え?
考えて書いたんじゃないのかって??
いや、全然気がつかなかったよ。
下のオチに繋げることしか考えてなかったww
↓ ↓
------
20)CMです。
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/20.html
------
アリ:ブーーーーン、キキーーーッ。
♪アリバイク寿司 アリ、アリ、
広告の弘法:「アリさんがバイクで、お寿司を運んでくれるよ」
ア:♪アリバイク寿司 アリリリリ、
弘:「完全犯罪もアウト」
ア:♪アリバイク寿司 アリリリリリリリリ
君も、食うかい?
弘:わが名は弘法大師・空海。
最近は広告の仕事で食っている。
チラシ・ポスターから看板書きまで、この私の右に出る者はいない。
はっ!
広告の弘法ぉーー、この一線にーーー!!!
ア:アリ?
弘:わ、私の右に出る者はぁーー、
ア:アリ?
♪TOKYO WANGAN ~
------
○分岐キー
=ブーーーーン、キキーーーッ。
これはダジャレな方のアンクル・ギャグ。
アリがバイクを止める効果音。
うちの女優はこういうことやらすと実に味があって、
この音はわれらの耳から離れなかった。
○アリと空海
おなじみのCM。
「興国の興亡、この一戦にあり」
=「広告の弘法、この一線にアリ」
うぃっとは小学生のお楽しみ会レベルだが、
小学生にしては大した教養である。
(つづく)
次回は「赤っぽいネコ」。
お楽しみに。
******
私が死んだら葬儀に人が集まる中を、
1週間ぶっ通しで、
私のしてきた仕事を映像で流し続けてほしい。
そのためには詳細な解説が必要だ。
毎年撮り貯めしないとな。
我に返り過ぎて、
土に還ろうとしてるニコ先生であった。
なかなか抜けられない。
こんにちは、ニコちゃんです。
公演は来月だというのに、
今年も早々終えて、
人生も畳んでしまう勢いだ。
…これはこれで楽しむしかないな。
******
□1
UG5
「アンクル・ギャグの宴」
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編
「分岐キー」
「CMです。」
******
□1
うぃっと第51回公演
UG5「アンクル・ギャグの宴」
12/23-25
あさくさ劇亭にて。
------
○飛行機に乗ってると、機長の挨拶が聞こえてくる。
「只今仙台上空を、高度何千m…」とか何とか。
機長が直接客席に顔出して挨拶するのもいいな。
「只今、自動運転中」
○新幹線も小田原を過ぎると、運転手がアナウンスしてくる。
「おい、運転手が出てきたぞ」
「一人ひとりに挨拶してる」
「運転は誰がやってるんだ?」
「児童運転中だから大丈夫です」
「キッザニアで練習したから大丈夫」
「大宮鉄道博物館で練習したから大丈夫」
「葛西の地下鉄博物館で練習したから大丈夫」
○トランプだけじゃない
「よし、カードを引くぞ」
「ちぇっ、ゲバラだ」
「俺はコバラだよ。
空いたり痛かったり面倒くせえんだよな。
具体的な場所がどこだかよくわからねえし」
「俺なんかオバマだよ。
もう終わりだ」
「ネコさんは焼肉だからエバラだにゃ?」
「でもって、勘定はジバラが払う」
○あーぷも優勝したことだし、
優勝旅行に呼んでもらえるかな?
解説は、あーぷの暗黒時代を築き上げた、
漢・萬田トモノリさんです。
○ハロウィンの後は
10月「トリorトリ」
↓
11月「お酉様」
チョーッ、バッサバッサ…
○この身を引きさ熊手~
やめろと言われても、今では遅すぎた。
熊手が8億円もするなんて、
もうみんな、とうに忘れてる。
○ひようたいこうか
♪ピヨピヨピヨピヨ ひよこの学校~
(つづく)
******
□2
「ニコ先生の人生相談 2」
解説編・第19回
19) 分岐キー
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/19.html
------
赤ネコ:あ、ぶった。
サンマ:♪ぶったら豚によく似てる
キョロ:♪そういうお前もよく似てる
ネ:♪3年前から豚でした
ネ:あれ?
キ:♪ぶったら豚によく似てる って言われたら、
♪そういうお前もよく似てる って普通言うでしょ!
ネ:え?うちの方じゃ
♪ぶったら豚によく似てる って言ったら、
さらに追い討ちかけて
♪3年前から豚でした って言ってたよ。
ニコ先生:
話がループしてますね。
これはまずい。
分岐キーを押さないと。
分岐キー分岐キー…あった。
------
○話がループ
どこかで見たシーンだ。
5)ぶったら豚によく似てる
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/05.html
同じシーンに戻ってしまった。
このままではずっと繰り返すことに。
…元々初演では
「大会を知らず」→「ぶったら豚に」の順だった。
今回は
「戦時中にて」→「ぶったら豚に」が先に来た。
「戦時中にて」「大会を知らず」
今回は共に「サンバカが学校ごっこ」の設定だったので、
まあ、繰り返しにはなりやすいだろう。
「学校ごっこ」で
いずれもオチが
「体罰」??
安定のブラックだ。
電通にも負けねえ。
オヤジギャグは冴えないダジャレに過ぎないが、
アンクル・ギャグはその域に留まらない。
底知れぬ闇の奥で黒光りすることもある。
そもそも赤っぽいネコのキャラクターは、
ニコ先生の想像から出てきたものなので、
ニコ先生がループに気がついて直すというのは、
実に理に適った展開である。
( 22)ニコ先生 で紹介する予定)
え?
考えて書いたんじゃないのかって??
いや、全然気がつかなかったよ。
下のオチに繋げることしか考えてなかったww
↓ ↓
------
20)CMです。
http://wittokyo.web.fc2.com/50_niko/20.html
------
アリ:ブーーーーン、キキーーーッ。
♪アリバイク寿司 アリ、アリ、
広告の弘法:「アリさんがバイクで、お寿司を運んでくれるよ」
ア:♪アリバイク寿司 アリリリリ、
弘:「完全犯罪もアウト」
ア:♪アリバイク寿司 アリリリリリリリリ
君も、食うかい?
弘:わが名は弘法大師・空海。
最近は広告の仕事で食っている。
チラシ・ポスターから看板書きまで、この私の右に出る者はいない。
はっ!
広告の弘法ぉーー、この一線にーーー!!!
ア:アリ?
弘:わ、私の右に出る者はぁーー、
ア:アリ?
♪TOKYO WANGAN ~
------
○分岐キー
=ブーーーーン、キキーーーッ。
これはダジャレな方のアンクル・ギャグ。
アリがバイクを止める効果音。
うちの女優はこういうことやらすと実に味があって、
この音はわれらの耳から離れなかった。
○アリと空海
おなじみのCM。
「興国の興亡、この一戦にあり」
=「広告の弘法、この一線にアリ」
うぃっとは小学生のお楽しみ会レベルだが、
小学生にしては大した教養である。
(つづく)
次回は「赤っぽいネコ」。
お楽しみに。
******
私が死んだら葬儀に人が集まる中を、
1週間ぶっ通しで、
私のしてきた仕事を映像で流し続けてほしい。
そのためには詳細な解説が必要だ。
毎年撮り貯めしないとな。
我に返り過ぎて、
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